Javaを本で学ぶ!独学におすすめの参考書6選と選び方を紹介
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Javaを本で学ぶ!独学におすすめの参考書6選と選び方を紹介
勉強方法
アンドエンジニア編集部
2022.08.02
この記事でわかること
Javaは汎用性と信頼性の高さからあらゆる分野で活用されている
Javaはオブジェクト指向言語であり、オブジェクト指向を理解することがJavaの習得には必要
Javaの学習では、本は必要な情報が体系的にまとめられ、網羅性が高く学習漏れを防げる

Javaを本で学ぶ

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JavaはSun Microsystemsによって1996年にリリースされて以来、さまざまな分野や場面で利用されている汎用的なプログラミング言語です。誕生から20数年が経過しても、その人気は高く、初めてプログラミング言語を学ぶ方で第1言語にJavaを選ぶ方も少なくありません。

ここでは、Javaを基本から学びたい方、応用力を身に付けたい方におすすめの本を紹介します。

【参考】:Java | Oracle

Javaを本で学ぶメリット

Javaは難易度が高い言語と言われています。実際にPythonなどでは1行の記述で済むものが、Javaでは数行必要になり、構文は複雑で覚えるのに時間を要します。そのため独学は難しく思われがちですが、本ならではの次のようなメリットがあります。

▪必要な情報が体系的にまとめられていて網羅性が高い ▪通勤時間、休憩時間などのスキマ時間でも学べる ▪自分のライフスタイルや自分のペースに合わせて学べる ▪スクールや有料サイトと比べて経済的

本を選ぶ際のポイント

以上のように本で学ぶメリットは多くありますが、デメリットもありますので、本を選ぶ際には次の点に気を付けるようにしてください。

▪発行日が古いものや中古本などは内容が古いことがあるため、なるべく発行日が新しいものを選ぶようにします。

▪網羅性を重視して分厚い本を選び勝ちですが、挫折しないよう最初は読める量に絞ることも必要です。たとえば、最初は満遍なく目を通せるようページ数の少ない薄めの本で学び、一通り目を通したら、参考書として常に使えるボリュームのある本を入手するのがよいでしょう。

▪本だけに頼り過ぎず、無料学習サイトや、分からない時に質問ができる質問サイトなどを併用するとさらに学習効果は上がります。

そもそもJavaとは

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Javaはよく知られたプログラミング言語ですが、間違って理解していることもありますので、改めてJavaの概要や特徴を理解しておきましょう。

Javaとは

JavaはC言語をベースに開発されたプログラミング言語で、Google社が開発に利用している3大プログラミング言語(Java・C++・Python)の1つとしても知られています。

Javaのキャッチフレーズは「Write once、 Run anywhere」ですが、その言葉通りにWindowsやMac、Linuxなど、どんなOSの下でもプログラムを動かせます。

それは、Javaを動かすための実行環境としてJVM(Java仮想マシン:ソフトウェア)があり、JVMが対象のOSに合わせたコードに変換して動かしてくれるからです。

このように、プラットフォームに依存せずどんな環境でも動作するJavaは、サーバー・家電・スマホ・パソコンなどあらゆる環境で動く点が大きな特徴です。こうした点から、Javaは開発から20数年を経過しても根強い需要があります。

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Javaの特徴

ここではJavaの主な特徴について、簡単に触れておきましょう。

▪オブジェクト指向 オプジェクト指向という概念はなかなか理解しにくいため、Javaなどプログラミングを学ぶ際の1つのハードルになってしまいがちですが、Javaはオブジェクト指向言語の代表格ともいえる存在です。

オブジェクト(Object)とは「モノ」ですが、オブジェクト指向言語では、プログラムで扱うモノの属性や動作を予め定義しておき、それを操作するという考えでプログラミングを行います。そのため、プログラミング作業が合理的で、メンテナンスがしやすくなり、共同作業やソースコードの再利用がしやすくなります。

▪ガベージコレクション プログラムは実行時にメモリーを利用し、利用したメモリーはプログラムで解放(掃除)をする必要があります。Javaでは使ったメモリーの掃除はJava自体が行ってくれるため、プログラマーはこれを意識しなくとも済み、プログラムがシンプルになります。

▪高い信頼性 Javaはリリースされてから20数年が経過し、世界中で最も多く利用されているプログラミング言語であるため、完成度が高く安心して利用ができます。この信頼性の高さから、金融系の基幹系システムからスマホアプリの開発まで、さまざまな分野で活用されています。

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Javaで何ができる?

Javaは苦手なものが少なく、さまざまな用途で使用できます。大きなところでは、AmazonやGoogleの基幹システムから、小さなものではクレジットカードのICチップに使われています。

Webアプリ・Android系スマホアプリ・ATMのプログラム・カーナビゲーション・組込み家電・IoT機器など、Javaで開発されたものはあらゆる分野において、無数に存在しています。

Javaで実現が難しいものを挙げると、iOSのアプリ開発があります。iOSのアプリ開発では、主にSwiftやObjective-Cが主に利用されています。

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初学者におすすめのJavaの本

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ここからは、Javaの初学者や入門者向けにおすすめの本を3冊紹介をしていきます。それぞれ、おすすめのポイントを解説していますので、本を選ぶ際の参考にしてみてください。

スッキリわかるJava入門 第3版

Javaの基礎から、苦手な人が多いオブジェクト指向まで、スッキリ分かる解説と、300点近いイラストを駆使した人気のJava入門書の改訂版です。

Javaに関するさまざまな疑問を解消しながら、付録の仮想開発環境のWebサービス「dokoJava v2」を利用して、実際にコンソールプログラムを動かしながら、自然にJavaプログラムスキルが身に付いていきます。面倒なインストールや開発環境の設定を飛ばして、すぐにプログラミングを試したい方にもおすすめです。

▪著者:中山 清喬、 国本 大悟  ▪監修 :株式会社フレアリンク ▪ページ数:768ページ ▪出版社:インプレス ▪発売日:2019/11/15

【参考】:スッキリわかるJava入門 第3版

Java新入門 学習環境BlueJでスイスイ

本書は初学者向けにJavaの統合開発環境「BlueJ」を使いながら、Javaの基礎から丁寧に解説しています。

Javaの開発環境構築には複数のファイルのダウンロード、インストールが必要ですが、初心者にはやや難しいため、ここで挫折する人もいます。「BlueJ」を利用すれば簡単にJavaの開発環境を構築でき、Javaに触れることができます。すぐにJavaに触れてみたいという方におすすめです。

▪著者:深瀬 欽正 ▪ページ数:447ページ ▪出版社:リックテレコム ▪発売日:2019/07/26

【参考】:Java新入門 学習環境BlueJでスイスイ

新わかりやすいJava オブジェクト指向徹底解説

本書はオプジェクト指向がよく分からないという方に向けて執筆されています。わかりやすい図版や、先輩ネコと新人ネコの楽しいやり取りを見ながら、Javaのオブジェクト指向について理解を深めることができます。

オブジェクト指向の基本となるインスタンスやメンバ、コンストラクタの仕組みなどについて丁寧に解説されており、さまざまな気付きを得られます。Javaオブジェクト指向に重きを置いたJava解説本なので、Javaのオブジェクト指向が分かりにくい、曖昧に覚えてしまった人におすすめです。

▪著者:川場 隆  ▪ページ数:704ページ ▪出版社:秀和システム ▪発売日:2018/03/31

【参考】:新わかりやすいJava オブジェクト指向徹底解説

応用力をつけたい人におすすめのJavaの本

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Javaの基礎を身につけ、簡単なプログラムであれば書けるという初級クラスの方や応用力を身に付けたい、実践で活用したい中級から上級者の方におすすめの本を3冊紹介します。

独習Java 新版

本書は「手を動かしながら覚える、実行して結果を確認する」という手順を繰り返しながら、Javaプログラミングに必要な言語仕様から、標準ライブラリ・コレクション・オブジェクト指向・スレッド・マルチスレッド処理など、サンプルプログラムによる例示で丁寧に解説されています。

また理解度テストによってJavaの文法を完全にマスターできます。独習で基本から応用までしっかり習得したいという方におすすめです。

▪著者:山田 祥寛 ▪ページ数:624ページ ▪出版社:翔泳社 ▪発売日:2019/05/15

【参考】:独習Java 新版

スッキリわかるJava入門 実践編 第3版

本書は、初学者向けに紹介した『スッキリわかるJava入門 第3版』の実践編です。最新のJava17に対応しており、新機能のRecordなどの取り込み以外に、GitやMavenなどのツール類の活用方法についても具体的・実践的に解説しています。

実践編の名の通り、開発現場で必須となる知識を広く取り上げていますので、Javaの基本文法やオブジェクト指向概念について理解している方におすすめです。

▪著者:中山 清喬 ▪監修:株式会社フレアリンク ▪ページ数:728ページ ▪出版社:インプレス ▪発売日:2021/04/20

【参考】:スッキリわかるJava入門 実践編 第3版

みんなのJava OpenJDKから始まる大変革期!

Javaは誕生以来、何度も大きな変革期が訪れています。たとえば、JDK(Java Development Kit)の開発の中心がOracleからコミュニティに移行し、それに伴ってJava EEもJakarta EEに移行しています。

そうした大きな変化の特徴を捉え、Javaの開発や運用をどう進めるべきか、第一線で活躍するエンジニアたちがわかりやすく解説をしています。本書はすでにJavaの基本知識を習得し、Javaの最新動向を踏まえた開発や運用の方法を学びたい中級者から上級者におすすめです。

▪著者:きしだ なおき、吉田 真也、山田 貴裕、蓮沼 賢志、阪田 浩一、前多 賢太郎  ▪ページ数:192ページ ▪出版社:技術評論社 ▪発売日:2020/03/13

【参考】:みんなのJava OpenJDKから始まる大変革期!

Javaエンジニアとして活躍の場を広げよう

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ここまで、人気のプログラミング言語Javaの概要と、Javaの独学におすすめの本を紹介してきました。

Javaはその汎用性と信頼性の高さから、あらゆるプラットフォームで採用され、私たちの生活にも密接しているプログラム言語です。そのため、基幹系システム・パソコン・スマホアプリ・Webアプリ・組み込み家電・IoT機器・カーナビなど、あらゆるところで幅広い需要があります。

こうした背景から、Javaは引き続き安定需要が見込まれるため、エンジニアの皆さんにはぜひ習得してほしい言語の1つです。

Javaの習得難易度は高めですが、スキマ時間に参考書を活用して効率よく習得に努めれば、エンジニアとしての仕事の幅は広がり、活躍機会も増えるでしょう。この記事を参考に、Javaの習得に挑戦されることを期待しています。

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