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Java Silverの参考書はどう選ぶ?おすすめ書籍と試験概要も解説!
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Java Silverの参考書はどう選ぶ?おすすめ書籍と試験概要も解説!

アンドエンジニア編集部
2023.01.15
この記事でわかること
Java SilverはOracle社が主催する信頼度の高いJavaプログラマ認定試験である
Java Silver対策勉強の定番書籍には、参考書の「紫本」、問題集の「黒本」「白本」がある
Java Silverを取得することでJavaスキルを持つことが証明でき、転職に有利になる場合もある

Java Silver におすすめの参考書

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Java Silverは、Oracle社が主催するJavaプログラマを対象とした資格試験「Java SE 11」の中で、2番目の難易度の資格です。取得することでJavaプログラマーとしての能力を証明できるため、キャリアアップや転職のために受験を考える方は多いと思います。

資格試験の勉強方法で重要なものの1つが、参考書や問題集を活用して勉強することです。特に、多くの受験者に支持されている書籍は、分かりやすくてためになるものが多く、スムーズに試験勉強を進める助けとなります。

今回はJava Silverの受験を検討している方のため、Java Silverの試験概要や、どのような参考書・問題集を使えばいいかについて解説し、おすすめの対策用書籍をご紹介します。

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Java Silverとはどのような資格か

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ここでは、まずJava SE 11がどのようなものなのか、また、その中でJava Silverがどのような位置付けなのかを説明します。

Java SE 11とは

Java SE 11は、Oracle社がJava開発者の知識とスキルを認定するために実施している資格試験です。一般企業が主催するベンダー試験の1つですが、世界的に知られるベンダーであるOracle社が行なっていることから、高い知名度と信頼度を誇る資格です。

Java SE 11は、Bronze、Silver、Goldのランクに分かれており、BronzeはJavaを初めて学ぶプログラマ、Silverは初級プログラマ、Goldは中級〜上級プログラマ向けの資格として知られています。

Javaはバージョンごとにサポート期間が存在します。以前のJavaプログラマ認定試験としてJava SE 7やSE 8がありましたが、新しいJavaのバージョンに対応した試験として、2019年6月からJava SE 11が開始されました。

Java Silverの位置付け

Java Silverは、正式名称を「Oracle Certified Java Programmer, Silver SE 11 認定資格」といいます。試験番号は「1Z0-815-JPN」です。

Javaでアプリケーションを開発を行える基本的なプログラミング知識を持ち、上級者の元で開発を行う能力を持つことを認定する資格で、開発初心者向け資格という位置付けとされています。

日常的に活用するプログラミングスキルに加えて、様々なプロジェクトで発生する状況に対応できる能力も評価される内容です。

【参考】:Java SE 11 認定資格 | オラクル認定資格制度 | Oracle University 1. 概要

Java Silverの試験概要

Java Silver試験の基本的な情報は以下の通りです。

■受験料:37,730 円(税込) ■出題形式:選択問題 ■試験時間:180 分 ■出題数:80 問 ■合格ライン:63 % ■受験日:テストセンターで受験するCBT方式のため、基本的に毎日実施されており、テストセンターで受験可能な日から希望日を選択可能 ■受験場所:全国のテストセンターから希望の場所を選択可能

【参考】:Java SE 11 Programmer I (1Z0-815-JPN) 試験 | Oracle University

Java Silverの対策勉強方法とは

Java Silverの合格を目指すための試験勉強方法としておすすめなのが、参考書や問題集などの書籍を使用して学習することです。参考書を使って知識をインプットし、問題集で学んだことをアウトプットすることを繰り返すことで、知識が定着します。

書籍で勉強するメリットは、持ち運んで時間や場所を問わずどこでも勉強できる点です。また、重要な箇所には自分で手書きメモを書くことができるのも良い点です。

さらに、書籍に加えて学習サイトや動画講座などを活用して知識を補強するのも良いでしょう。同じ内容を様々な教材で多角的に勉強することは、より理解を深めるのに役に立ちます。分かりにくい内容も学習サイトなどで異なる書き方で説明されていれば、すんなり理解できることもあります。

Java Silverを役立てられる仕事とは

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Javaは幅広い開発現場で使用されるプログラミング言語です。Java Silverの取得は、Javaを使用する様々な開発現場に役立てられるでしょう。ここでは、Javaを使った仕事にどのようなものがあるか解説します。

Web系アプリケーション開発

JavaはOSなどのプラットフォームに依存せず、Webシステム構築に役立つフレームワークやAPIも多いことから、WebアプリケーションやWebシステムの開発に活用されています。

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基幹システム開発

Javaは、企業や官公庁などの基幹系システムの開発に多く採用されています。Javaは歴史が長く、その信頼性や堅牢性が、安定稼働を求める基幹系システムにマッチするためです。Javaのシステム開発案件は数が多く、常に優秀なJavaプログラマーが求められています。

IoTシステム開発

JavaはIoTシステム開発にも利用されます。IoTシステム開発にはPythonがよく用いられますが、セキュリティ面が強いJavaも、多くのIoT製品で採用されています。

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Java Silverを活用できる職種の年収とは

Java Silverを取得して活用できる主な職種であるプログラマの年収は「マイナビエージェント 職種図鑑」での平均年収は344万円、経済産業省2017年発表の「IT関連産業の給与等に関する実態調査結果」から近い職種のSE・プログラマ(ソフトウェア製品の開発・実装)を参考にすると、平均年収568万円と分かりました。

国税庁2020年発表の「民間給与実態統計調査」における民間企業平均年収は433万円なので、プログラマは一般平均年収よりも、やや低めからやや高めであることが分かります。

Javaは様々な分野や職種の現場で活用されるプログラミング言語です。より高度なスキルを持ち、専門性の高い分野で活躍するJavaプログラマーは、より高収入となる傾向があります。

【参考】:マイナビエージェント 職種図鑑 ※【平均年収 調査対象者】2020年1月~2020年12月末までの間にマイナビエージェントサービスにご登録頂いた方 【参考】:IT関連産業における給与水準の実態① ~ 職種別(P7) 【参考】:民間給与実態統計調査-国税庁

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Java Silverの試験対策におすすめの定番書籍

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ここでは、Java Silverの対策用書籍として、多くの受験者から支持されている定番の参考書や問題集について解説します。多くの受験者に支持されている書籍は、使いやすく、対策に役立つものであると言えます。

Java Silver対策の定番書籍には、「紫本」と呼ばれる参考書、「黒本」「白本」と呼ばれる問題集があり、これらを中心として対策勉強を行うことをおすすめします。

オラクル認定資格教科書 Javaプログラマ Silver SE11(試験番号1Z0-815)

通称「紫本」と呼ばれるJava Silver対策参考書です。2019年の出版ではありますが、現在も現役で多くの受験者に活用されている参考書です。

紫本の大きな特徴は、実際に動作を確認できるサンプルコードがネットで提供されていることです。コードを動かしながら勉強することができるため、ただ本を読むだけよりもずっと効率よく勉強内容が身に付きます。

模擬試験も2回分付いてくるので、解いてみて間違えた部分を重点的にもう一度学び直すのも効果的です。

▪著者:山本 道子 ▪ページ数:560ページ ▪出版社:翔泳社 ▪発売日:2019/11/18 【参考】:オラクル認定資格教科書 Javaプログラマ Silver SE11(試験番号1Z0-815)(山本 道子)|翔泳社の本

徹底攻略Java SE 11 Silver問題集[1Z0-815]対応

通称「黒本」と呼ばれるJava Silver用の定番問題集です。こちらも2019年出版ですが、現行のOracle Silver SE 11の試験内容を網羅した内容で、現在でも多くの受験者が活用している問題集です。

黒本の特徴は、実際の試験問題の再現率が高いという点です。つまり、試験に出る問題にかなり似通った問題を練習として解いて勉強することができます。試験範囲の各分野に対する丁寧な解説も載っているため、Java Silverの受験に必要な知識を十分身に付けることができます。

▪著者:志賀 澄人 著/株式会社ソキウス・ジャパン 編 ▪ページ数:608ページ ▪出版社:インプレスブックス ▪発売日:2019/10/18 【参考】:徹底攻略Java SE 11 Silver問題集[1Z0-815]対応 - インプレスブックス

オラクル認定資格教科書 Javaプログラマ Silver SE11 スピードマスター問題集(試験番号1Z0-815)

通称「白本」と呼ばれるJava Silver対策問題集です。試験対策には多くの問題を解いて、間違えた部分をもう1度勉強することが大切です。白本は掲載されている問題数が多く、問題をたくさん解いて学習するのに役立ちます。

白本にも分かりやすい図解が掲載されており理解を助けてくれますが、何度も繰り返し問題を解いて、どうしてもわかない箇所は他の参考書などでも知識を補強しながら勉強していくことで、Java Silverの十分な対策ができるでしょう。

▪著者:日本サード・パーティ株式会社 ▪ページ数:448ページ ▪出版社:翔泳社 ▪発売日:2020/01/16 【参考】:オラクル認定資格教科書 Javaプログラマ Silver SE11 スピードマスター問題集(試験番号1Z0-815)(日本サード・パーティ株式会社)|翔泳社の本

Java Silver取得のメリットとは

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試験の合格のためには、様々な参考書や問題集を活用した対策勉強はもちろん、合格へのモチベーションも重要です。ここでは、Java Silverを取得することのメリットについて説明します。

Javaプログラマーとしての信頼が得られる

Java Silverは、世界的に有名なベンダーであるOracle社が主催する資格試験です。そのため信頼度も高く、Java Silverを取得していれば対外的にJavaのスキルがあることを証明できます。

会社の評価アップや転職に有利になる場合がある

会社によっては、Java Silverを取得することで資格手当が支給されたり、担当できる現場が増えたりする場合もあるでしょう。所属する会社の制度に、Java Silver取得によりメリットがあるかどうかを確認しておきましょう。

また、Javaの開発スキルがあることを証明できるJava Silverを保持していれば、Javaプログラマーを求めている会社に転職する場合、有利になる可能性は高いでしょう。

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Javaの知識を体系的に学ぶことができる

Java Silverに合格するには、Javaアプリケーション開発に必要な基本的なJavaプログラミング知識が問われます。試験範囲の内容についてしっかりと勉強して理解する必要があるため、試験勉強を通してJavaの知識の土台を築くことができます。

【参考】:Java SE 11 Programmer I (1Z0-815-JPN) 試験 | Oracle University

Java Silverの取得でJavaエンジニアとしてステップアップしよう

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ここまで、Java Silverの試験概要やおすすめの参考書・問題集、資格取得のメリットについて解説してきました。試験勉強を通して知識を身につけ、Java開発者としてステップアップを目指せます。興味がある方はぜひ挑戦してみてください。

また、Javaプログラマーとして転職を考えている方にも、Javaの技術を証明できるJava Silverの取得はおすすめです。

しかし、Java Silverを取得できても、転職活動には困難が多いものです。特に、1人での転職活動では、せっかく取得した資格を活用できる企業を探し、面談対策を行うのは大変なものです。

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