Java Silverの難易度は高い?未経験でも合格するためのポイントを解説
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Java Silverの難易度は高い?未経験でも合格するためのポイントを解説
アンドエンジニア編集部
2023.11.22
この記事でわかること
Java Silverは難易度が低いわけではないが、基礎力を身につけられるので受験はおすすめ
Java Silverに合格するには専門の参考書を購入し、やり込むのが近道と言える
Java Silverを通じて得たスキルは、Webシステム開発やAndroidアプリ開発に活かせる
Javaのスキルを活用できる企業選びなら、IT業界に精通した専任アドバイザーのいるマイナビIT エージェントの利用がおすすめ

Java Silverの難易度が気になる人は多いと推測される

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Java Silverは公式サイトで合格ラインは掲載されているものの、合格率に関しては非公開です。そのため、Java Silverの難易度が気になる方は多いのではないでしょうか。

IT資格にはさまざまなものがあり、未経験者向けのものからベテラン向けのものまであります。未経験者がベテラン向けの資格に挑むと、難しすぎて途中で勉強を挫折してしまう可能性もあります。そのため、IT資格を受験する際はまず難易度を確認することが大切です。

【参考】:Java SE 11 認定資格 | オラクル認定資格制度 | Oracle University

Javaの資格は?おすすめ資格のレベルや難易度・学習方法を解説!

Java Silverの難易度は低いわけではない

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Java Silverは未経験者にもおすすめできるIT資格ですが、難易度は決して低いというわけではありません。なぜならJavaの基礎文法だけでなく、プロジェクトで発生する問題への対応策に関する問題も出題されるためです。

単にJavaの文法を丸暗記するだけでなく、実践的なスキルを身につける必要があります。Java Silverを受験する際はこの点に注意しましょう。

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Java Silverを受験する前に知っておきたいこと

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Java Silverを受験する前に知っておきたいことについて解説します。そもそもJavaとは何か、Java Silverはどういう試験なのか、Javaエンジニアの平均年収についてまとめました。

そもそもJavaとは?

Javaは実務で使われているプログラミング言語の1つです。汎用性が高く、特に業務システムや基幹システム、スマホアプリ開発で多く使われています。

Javaの大きな特徴の1つに、オブジェクト指向で書けるというものがあります。オブジェクト指向で書けることで、大規模なシステムのコードも分かりやすい構造にすることが可能です。

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Java Silverとは?

Java SilverはOracle社が運営するIT資格で、正式名称は「Oracle Certified Java Programmer, Silver SE 11 認定資格」です。Java SilverではJavaでアプリ開発を行うための知識を問われます。受験料は37,730円(税込)、出題形式は選択問題、試験時間は180分です。

Oracle社はSilverの他にBronze、Goldという資格を運営しています。難易度はBronze、Silver、Goldの順ですが、Bronzeに合格しなくてもSilverを受験することが可能です。

Javaエンジニアの年収

Javaエンジニアに絞った年収情報はないため、参考としてJavaを活用するプログラマーの平均年収のデータを記載します。

プログラマーの年収は「マイナビエージェント 職種図鑑」での平均年収は344万円、経済産業省2017年発表の「IT関連産業の給与等に関する実態調査結果」から近い職種のSE・プログラマ(ソフトウェア製品の開発・実装)を参考にすると、平均年収568万円と分かりました。

国税庁2020年発表の「民間給与実態統計調査」における民間企業平均年収は433万円なので、マイナビの調査および民間企業平均年収を考慮すると、平均程度といえるでしょう。

Javaはプログラミング言語の中でも汎用性が高く、多くの会社で使われています。当然給与の高い会社・低い会社があるため、Javaエンジニアとして高い給与を得たい場合、転職先をよく吟味する必要があるでしょう。

【参考】:マイナビエージェント 職種図鑑 ※【平均年収 調査対象者】2020年1月~2020年12月末までの間にマイナビエージェントサービスにご登録頂いた方 【参考】:IT関連産業における給与水準の実態① ~ 職種別(P7) 【参考】:民間給与実態統計調査-国税庁

Java Silverの難易度はどのくらい?

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Java Silverの難易度に関する詳細を解説します。他のJava SE 11試験と比べてJava Silverはどの程度難しいのかについても説明します。

SE 11 認定資格は難易度が3段階に分かれている

Oracle社のSE 11 認定資格は難易度別にBronze、Silver、Goldの3種類があります。公式サイトにはそれぞれの試験の対象者は次のように書かれています。

  • Bronze:言語未経験者向け
  • Silver:開発初心者向け
  • Gold:中上級者向け

BronzeではJavaでのオブジェクト指向プログラミングの基礎知識があるか、Silverでは上級者の指導のもとJavaによるアプリ開発ができるか、Goldでは設計者の意図を理解し独力で開発できるか、が問われます。

【参考】:Java SE 11 認定資格 | オラクル認定資格制度 | Oracle University

Java Silverの難易度

Java SilverはSE 11 認定資格の中では中間難易度です。合格するには単にJavaの文法やオブジェクト指向の概念を理解するだけでなく、アプリ開発に必要な基礎知識を有する必要があります。

公式サイトには「開発初心者向け」と書かれているため、企業で手厚い研修制度が用意されている場合を除いて、Javaエンジニアとして転職するなら最低でもSilverまでは合格したいところでしょう。

JavaScriptの入門!その概要や文法の基礎について解説!

Java Silverの試験対策

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Java Silverは初心者でも合格できる資格ですが、難易度が低いというわけではなくしっかり試験対策を行う必要があります。Java Silverに合格するためのポイントを解説します。

専用の参考書を購入する

Java Silverは公式サイトで過去問が公開されていませんので、代わりにJava Silver専用の参考書を購入して勉強することをおすすめします。「徹底攻略Java SE 11 Silver問題集」という参考書はJava Silverを受験するならぜひ購入したい一冊です。

本書では、Java Silverの試験範囲が網羅されており、何周も解くことで合格へと近づくことができます。巻末には、本番の試験と同じ構成の総仕上げ問題が掲載されているため、実際の試験のつもりで解くことが可能です。

▪著者:志賀 澄人 ▪ページ数:608ページ ▪出版社:インプレスブックス ▪発売日:2019/10/18

【参考】:徹底攻略Java SE 11 Silver問題集[1Z0-815]対応

Javaを本で学ぶ!独学におすすめの参考書6選と選び方を紹介

実際にコードを書きながらパターンを覚える

上記の参考書などを使ってJavaを勉強する際は、実際のコードを書いてみることをおすすめします。コードを自分の手で書いた方が記憶に定着しやすいためです。

また、コードを実行した結果エラーが発生したら原因を自分で調べてみることで、エラー解決方法も学ぶことができます。

Javaを効率的に独学で学習する方法とは?おすすめの勉強方法を紹介

研修制度が整っている企業で知識を付ける

企業のなかには研修制度が整っている場合もあり、未経験から知識をつけながら働くことも可能です。このように研修制度が整っている企業であれば、独学で学ぶよりも実際に業務を経験しつつ知識をつけ、資格取得を目指すことも可能です。

さらに、資格取得支援制度を設けている企業では、Java Silverに合格したら報奨金が出る可能性もあります。このような利点があるため、研修制度が整った企業に転職するのはおすすめです。

未経験からITエンジニアを目指すなら、研修制度が整っており、かつ資格取得支援制度を設けている理想の企業を探してくれる転職エージェントの活用をおすすめします。

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Java Silverの資格を活かせる仕事

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続いて、Java Silverの資格を活かせる仕事について解説します。Java Silverを受験しようか迷っている方は参考にしてください。

Webシステム開発

JavaはWebシステム開発に多く使われています。特に給与管理システムや顧客管理システムといった業務システム開発で活躍しています。業務システムを導入することでIT化を推進しようとしている企業は多いです。

システム開発とは?ITエンジニアを目指す上で必須の基本知識を解説!

Androidアプリ開発

Androidにインストールして使えるゲームやツールなども、Javaで開発することが可能です。スマホは1人1台は持つのが当たり前となった時代のため、スマホアプリ開発も需要があります。ただし、同じスマホでもiPhoneのアプリはJavaでは開発できないので注意が必要です。

Androidエンジニアとは?必要なスキルと未経験から目指すロードマップ

Java Silverの資格を活かせる職場に未経験から転職するには?

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本記事ではJava Silverの難易度について解説しました。Java Silverは難易度が低いわけではないものの、Javaの基礎から実務での対応まで学べるため未経験者にもおすすめです。

しかし、Java Silverに合格するだけでは、必ずしもJavaエンジニアに転職できるわけではありません。Java Silverを通じてどんなスキルを得たのか、面接で上手くアピールできないと内定獲得は難しいでしょう。

特に未経験者の場合、IT企業の面接で何を話せば良いか分からない、という方が多いのではないでしょうか。

そこで利用を推奨するのがマイナビIT エージェントです。 

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アドバイザーは企業側と直接連携を取れるので、求人票に載っていない情報も確認することができます。こちらで、働き方などをしっかり確認の上、応募企業を選んでいくのが良いでしょう。

未経験からのキャリアチェンジは心身ともに本当に大変だと思います。少しでもご自身の負担を減らすべく、エージェントサービスを活用して、失敗のない転職活動に臨んでいただければ幸いです。

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