Java Silverの勉強方法を解説！出題範囲やおすすめ勉強サイトも紹介

Java Silverの勉強方法が分からない人は多い

Java Silverを取得したいものの、勉強方法が分からない方は多いのではないでしょうか。Java Silverは過去問が公開されていないため、何を基準に勉強すれば良いか迷う場合もあるでしょう。人によっては、Javaのすべてを勉強しないといけないのでは？と考えてしまう場合もあるかもしれません。

Javaは長年に渡り活躍し続けた言語のため、多くの機能追加やライブラリ開発が行われています。そのため、最初から最後まで勉強すると多くの時間がかかってしまいます。Java Silverに合格することを目先の目標とするなら、勉強範囲をできるだけ絞った方が良いでしょう。

Java Silverは問題集を中心に学習すると良い

Java Silverは過去問が公開されていませんが、専門の問題集が販売されているため、それらで試験範囲を確認して学習するのが効率的です。問題集を繰り返し解き、完璧に理解できるようになれば、Java Silverに合格できるレベルの知識を身につけることができます。

複数の問題集を購入するよりも、1〜2冊をやり込んだ方が学習が散漫になりにくいためおすすめです。具体的にどの問題集が良いかについては、後ほど詳しく紹介します。

Java Silverに向けて勉強する前に知っておきたいこと

ここでは、Java Silverに向けて勉強する前に知っておきたいことについてまとめました。Java Silverの出題範囲やJavaエンジニアの年収について解説します。

公式サイトを元に、Java Silverの出題範囲についてまとめました。

• Javaテクノロジと開発環境についての理解
• 簡単なJavaプログラムの作成
• Javaの基本データ型と文字列の操作
• 演算子と制御構造
• 配列の操作
• クラスの宣言とインスタンスの使用
• メソッドの作成と使用
• カプセル化の適用
• 継承による実装の再利用
• インタフェースによる抽象化
• 例外処理
• モジュール・システム

全体を通して、Java文法やオブジェクト指向に関する理解が十分か確かめられます。詳しい出題範囲に関しては、Java Silver専門の問題集を確認すると良いでしょう。

【参考】：Java SE 11 Programmer I (1Z0-815-JPN) 試験 | オラクル認定資格制度 | Oracle University

Javaエンジニアに絞った年収情報はないため、参考としてJavaを活用するプログラマーの平均年収のデータを記載します。

プログラマーの年収は「マイナビエージェント 職種図鑑」での平均年収は344万円、経済産業省2017年発表の「IT関連産業の給与等に関する実態調査結果」から近い職種のSE・プログラマ（ソフトウェア製品の開発・実装）を参考にすると、平均年収568万円と分かりました。

国税庁2020年発表の「民間給与実態統計調査」における民間企業平均年収は433万円なので、マイナビの調査では民間企業平均年収よりもやや低く、経済産業省ではやや高いという結果が出ています。

一口にJavaエンジニアといっても、勤める企業や本人の技術力などによって年収には差があります。Java Silverを取得しスキルアップを図ることは、年収を上げるための第一歩と言えるでしょう。

【参考】：マイナビエージェント 職種図鑑 ※【平均年収 調査対象者】2020年1月～2020年12月末までの間にマイナビエージェントサービスにご登録頂いた方 【参考】：IT関連産業における給与水準の実態① ~ 職種別（P7） 【参考】：民間給与実態統計調査-国税庁

Java Silverの勉強方法

ここでは、Java Silverの出題内容に合わせた勉強手順を解説します。この手順に沿うことで、無理なく試験対策を行えるでしょう。また、Java Silver対策におすすめの問題集も2冊紹介します。

まずはJavaの開発環境を構築する必要があります。Javaの文法を1から学習する場合、自分でソースコードを書いて実行結果を確認してみる方が記憶に定着しやすく、効率的なためです。他言語を経験している方なら、1時間程度で開発環境を構築することができます。

Javaの開発環境を構築する際は、なるべく最新の情報を参考にすることをおすすめします。インストーラーの仕様が変わるなどして、構築方法が昔と少し変わっている可能性もあるためです。

続いて、Javaの基本文法を習得していきましょう。四則演算や条件分岐、ループ処理などはもちろん、classの作成やカプセル化などオブジェクト指向関連も学ぶ必要があります。

Javaの基本文法に関しては、学習サイトを使って習得するのが効率的です。今はネットでプログラミングを学べる便利なサイトが多くあります。おすすめのJava勉強サイトについては、こちらの記事で紹介しています。

Javaを効率的に独学で学習する方法とは？おすすめの勉強方法を紹介

Javaの基礎が固まったらJava Silver対策を取っていきましょう。おすすめは「オラクル認定資格教科書 Javaプログラマ Silver SE11」です。本書はJava Silverの試験範囲の要点が初心者にもわかりやすく解説されています。

本書で試験範囲を確認しつつ、Javaのスキルを高めていきましょう。

▪著者：山本 道子 ▪ページ数：560ページ ▪出版社：翔泳社 ▪発売日：2019/11/18

【参考】：オラクル認定資格教科書 Javaプログラマ Silver SE11

仕上げに「徹底攻略Java SE 11 Silver問題集」を購入すると良いです。本書にはJava Silverの練習問題が多く掲載されています。1問ごとに深く解説がされており、解説を読み込むことで試験合格へと着実に進むことが可能です。

▪著者：志賀 澄人 ▪ページ数：608ページ ▪出版社：インプレスブックス ▪発売日：2019/10/18

【参考】：徹底攻略Java SE 11 Silver問題集

Javaを本で学ぶ！独学におすすめの参考書6選と選び方を紹介

Java Silverの資格を活かせる仕事

資格を通じてキャリアアップを図りたいと考える方も多いのではないでしょうか。ここでは、Java Silverの資格を活かせる仕事についてまとめましたので、今後のキャリアを考える参考にしてください。

Javaは特に業務系システムで使われている言語です。Java Silverを取得することで、業務系のシステムエンジニアへのキャリアアップを視野に入れることができます。

プログラマーを何年か続けており、そろそろシステムエンジニアにキャリアアップしたい方にもJava Silverはおすすめです。

システムエンジニア（SE）とは？仕事内容や年収、必要なスキルを解説！

JavaはAndroidアプリ開発にも多く使われています。現在他分野で開発を行っているもののAndroidアプリ開発に興味がある方は、Java Silverを通じてJavaの基礎力を高めると良いでしょう。

アプリケーションエンジニアになるために身に付けるべきスキルとは？

Javaを扱っているIT企業は多くあり、中には高年収を期待できる求人もあります。転職によるキャリアアップを目指すなら、自分のスキル・実績にあった企業を探してくれる転職エージェントの活用をおすすめします。

Java Silverを活かせる仕事へのキャリアアップを目指すなら

本記事ではJava Silverの勉強方法について解説しました。Java Silver対策を行うなら、今回紹介した2つの問題集を購入することをおすすめします。問題集に沿って学習することで着実にステップアップすることが可能です。

また、Java Silverは他のエンジニア職へ転職する際にも役立ちます。キャリアアップしたい方もJava Silver受験をおすすめします。

しかし、Java Silver資格を活かせる企業の探し方が分からないという方も多いのではないでしょうか。さらに、Java Silverを取得するだけでJavaエンジニアとして働けるレベルに到達できるか不安という方もいるでしょう。転職する前に自分のスキルレベルを客観的に判断することは大切です。

そこでぜひご活用いただきたいのがマイナビIT エージェントです。 

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