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「ITエンジニア本大賞2025」プレゼン大会レポート!ChatGPTからコミュニケーション論まで、注目の6冊を徹底解説
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「ITエンジニア本大賞2025」プレゼン大会レポート!ChatGPTからコミュニケーション論まで、注目の6冊を徹底解説

岸 裕介
2025.04.11
この記事でわかること
2025年のITエンジニア本大賞 プレゼン大会の全容
技術書&ビジネス書の各分野で最終選考に残った6冊の魅力
ChatGPTからキャリア論まで、エンジニアに役立つノウハウ

ITエンジニアが1年を振り返り、おすすめの本を選ぶイベント「ITエンジニア本大賞2025」のプレゼン大会が2月13日に開催されました。全国のエンジニアによるWeb投票で選出された技術書・ビジネス書の各ベスト10から、特に支持の高かった6冊について著者や編集者が登壇。それぞれの書籍の魅力を語りました。

技術書部門では、「この一冊で全部わかる ChatGPT & Copilotの教科書」「7日間でハッキングをはじめる本」「VTuberサプーが教える! Python 初心者のコード/プロのコード」の3冊が選出。

ビジネス書部門では「世界一流エンジニアの思考法」「ITエンジニア働き方超大全」「『何回説明しても伝わらない』はなぜ起こるのか?」の3冊が選ばれました。本記事では、AIからキャリア論、コミュニケーションまで幅広いテーマについて語られたプレゼン大会の模様をお届けします。

ITエンジニア本大賞2025 開催期間:2024年11月7日(木)~2025年2月13日(木) 技術書、ビジネス書全般。出版社や刊行年は問わず、この1年を振り返っておすすめしたい書籍。※過去の大賞受賞書籍は除く 主催:翔泳社

「この一冊で全部わかる ChatGPT & Copilotの教科書」(技術書部門)

「この一冊で全部わかる ChatGPT & Copilotの教科書」
「この一冊で全部わかる ChatGPT & Copilotの教科書」中島大介 (著), 西宏章 (監修)/出版社:SBクリエイティブ
中島さん
中島さん

私はプログラミング教育事業を運営する傍ら、YouTubeチャンネルを5年ほど続けています。最初にプログラミングを学んだのは、C言語の入門書でした。しかし変数や関数、ポインタなど、初心者には難しすぎる内容で完全に挫折しました。この経験から、初心者に寄り添った技術書を作りたいという思いが生まれ、本書の執筆につながっています。

中島さん
中島さん

本書には3つのこだわりがあります。1つ目は、フルカラーで大量のイラストを入れている点です。最近は本を読まない方も増えているので、イラストをたくさん入れた本を作りたいと考えました。編集者からはイラストが想定以上に多すぎると指摘されましたが、譲れないポイントとして全て採用してもらいました。

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中島さん
中島さん

2つ目は、読み物として面白い内容を目指した点です。ChatGPTの本は、プロンプト例が並んでいるだけの書籍が多いのですが、そうではなく、AIが文章生成する仕組みなどもわかりやすく解説しています。AIは日々進化していますが、基本的な理解があれば今後のさらなる技術革新にも対応できます。また、専門的な内容については慶應義塾大学の西宏章先生に監修いただき、信頼性の高い情報を提供しています。

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中島さん
中島さん

3つ目は、実用的なユースケースの提示です。ChatGPTの使い方として、英会話練習やレシピ作成、旅行の計画立てなどがよく紹介されますが、実際には使わないケースが多いと思います。そこで本書では、文章作成のコツや誤字脱字のチェック、Excelの関数など、実務で使える活用法を中心に紹介しています。

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中島さん
中島さん

AIの活用については、エンジニアが在籍する企業でさえ、まだ十分に使いこなせていないのが現状です。これからAIの活用が本格化する段階だからこそ、今が学び始めるベストなタイミングといえます。本書を通じて、より多くの方のAIリテラシーが高まることを願っています。

「VTuberサプーが教える! Python 初心者のコード/プロのコード」(技術書部門)

「VTuberサプーが教える! Python 初心者のコード/プロのコード」
「VTuberサプーが教える! Python 初心者のコード/プロのコード」サプー(著)/出版社:技術評論社
サブ―さん
サブ―さん

VTuberのサプーです。普段はYouTubeでPythonのプログラミング情報を発信しています。多くの方がプログラミングを学びたいという思いで動画を視聴してくださって、現在では10万人以上のチャンネル登録者がいます。

サブ―さん
サブ―さん

Pythonは2024年のStack Overflowの調査で、最も使われているプログラミング言語の第3位に入っており、非常に注目されています。その理由の一つは、現在のAIのほとんどがPythonで作られているためです。AIを作れるエンジニアの育成には、Pythonの学習が必須となっています。

サブ―さん
サブ―さん

このような背景からPythonを学ぶ人は増えていますが、初心者から中級者へステップアップできる人は意外に少ないと感じています。本書の執筆前にYouTubeでアンケートを実施したところ、「プロのコードの書き方」に関する本を望む声が1位となりました。

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サブ―さん
サブ―さん

特に印象的だったのは、「Pythonの情報は超初心者向けか専門家向けかで二極化しているので、その間を埋める本が欲しい」というコメントでした。そこで本書では、プロらしい良いコードを書くためのテクニックやヒントを豊富に盛り込みました。

サブ―さん
サブ―さん

例えば、可読性を高めるテクニックとして、コードを意味のあるまとまり「関数」に切り分ける方法を紹介しています。多くの入門書では関数のメリットを「コードの再利用」という観点で説明しますが、実際には一度しか使わない処理でも、コードを整理する目的で関数化することがあります。そのことが直感的に理解できるように、次のような日本語の文章におけるブロック分けの例も使いながら説明しています。

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サブ―さん
サブ―さん

このようにブロック分けすると、理解しやすくなりますよね。その他にも本書では、ミュータブルなオブジェクト、テストコードの書き方、オブジェクト指向、型を意識したコーディングなど、プロフェッショナルな開発に必要なテクニックも詳しく解説しています。ここからは、この本を一緒に作ってくれた編集者の佐久未佳さんにバトンタッチします。

佐久さん(技術評論社/編集者)
佐久さん(技術評論社/編集者)

技術評論社の佐久未佳と申します。本書は技術書に慣れていない読者でも挫折することなく読み進められるよう、さまざまな工夫を施しています。本書をフルカラーにしたのもその一つで、そうした理由はコードの色分けを見やすく表現するためです。プログラマーの方々はエディター上での色分け表示に慣れていると思いますが、それをそのまま印刷すると意外と読みづらくなってしまいます。そこでデザイナーと協力し、いくつかのパターンを検討して、最も読みやすく伝わりやすい色使いを実現しました。

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佐久さん(技術評論社/編集者)
佐久さん(技術評論社/編集者)

これらの工夫の結果、初心者から中級者への橋渡しになればという目標を達成できたと考えています。より良いコードを書きたいと考えている方は、ぜひ本書を手に取っていただければと思います。

「7日間でハッキングをはじめる本 TryHackMeを使って身体で覚える攻撃手法と脆弱性」(技術書部門)

「7日間でハッキングをはじめる本 TryHackMeを使って身体で覚える攻撃手法と脆弱性」
「7日間でハッキングをはじめる本 TryHackMeを使って身体で覚える攻撃手法と脆弱性」野溝 のみぞう (著)/出版社:翔泳社
野溝さん
野溝さん

私は元々エンジニアではありませんでしたが、所属していた会社が情報漏えい事件の被害に遭ったことがきっかけで、セキュリティ対策を本業とするようになりました。

野溝さん
野溝さん

現在、セキュリティ人材は11万人不足していると言われ、セキュリティ関連の求人倍率は50倍という状況です。その中でセキュリティは重要だと認識されながらも、「売上に貢献しない」「面倒くさい」という印象を持たれがちです。しかし、実際には非常に興味深い分野なのです。

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野溝さん
野溝さん

本書で扱う「ハッキング」とは、オフェンシブセキュリティと呼ばれる分野を指します。これは攻撃的な手段を用いてシステムの弱点を特定し、その対策を考える手法です。一種の予防注射のようなものとお考えください。ただし、日本国内では不用意にハッキングを行うと、悪意がなくても法律に触れる可能性があるため、学習環境の準備が大きな課題でした。

野溝さん
野溝さん

そこで本書では、イギリスのサービス「TryHackMe」の利用を提案しています。このサービスでは、クラウド上で脆弱性のあるサーバーを安全に立ち上げ、VPN経由で接続することで、隔離された環境でハッキングを学習できます。

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野溝さん
野溝さん

7日間のカリキュラムでは、パスワードの重要性やソフトウェアの更新など、普段セキュリティ研修で聞くような内容を実際に体験しながら学べます。基礎的な脆弱性の確認から始めて、最終的にはWordPressやActive Directoryなど、実務でよく使用されるソフトウェアへの実践的なハッキングまで段階的に学習できる内容となっています。

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野溝さん
野溝さん

新人の方でも、独学でも着実に成長できるようスモールステップで優しく解説しており、興味のある部分から始めることもできます。Amazonのレビューでも「脆弱性や攻撃手法を具体的に知ることができて楽しめた」「実践を通じてサイバーセキュリティの基礎を身につけることができた」という評価をいただいており、本書の目指した方向性が読者の皆様に受け入れられているようです。この本をきっかけに、ぜひエンジニアの皆さんにセキュリティの知識を深めていただければと思います。

本書は特別ゲストのManaさんによる「特別賞」を受賞。さらに、プレゼン大会を視聴されたみなさんによる最終投票で、「技術書部門大賞」にも選ばれました。投票理由や感想コメントの一部を抜粋します。

  • ハンズオン形式でハッキングを学べる貴重な本。攻め方を理解することで、より守り方が理解できる。
  • 類書の少ない分野で、初学者向けの本が出てきたのはとても大きい。
  • 職場の同僚たちとハンズオンで取り組みました。攻撃側の視点でセキュリティを捉えるきっかけになり、いい経験ができました。

「ITエンジニア働き方超大全 就職・転職からフリーランス、起業まで」(ビジネス書部門)

ITエンジニア働き方超大全 就職・転職からフリーランス、起業まで」
「ITエンジニア働き方超大全 就職・転職からフリーランス、起業まで」小野 歩 (著)/出版社:日経BP
仙谷さん(日経BP/編集者)
仙谷さん(日経BP/編集者)

本書の編集を担当した仙石誠と申します。普段はプログラミングの入門書や基本書を中心に企画・制作していますが、その中でITエンジニアとして働く際の入門書やガイドブックが不足していることに気づきました。そこで、豊富なキャリア支援経験をお持ちの小野さんにご相談させていただき、本書の企画が実現しました。ここからは、著者の小野さんのコメント映像を紹介します。

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小野さん(テックワークス)
小野さん(テックワークス)

テックワークスの小野歩と申します。本書を通じて、ITエンジニアの方々が理想の人生を実現するためのお手伝いができればと考えています。私自身、SIerのバックエンド開発からキャリアをスタートし、現在は独立してITスクールを中心としたキャリア支援事業を行っています。

小野さん(テックワークス)
小野さん(テックワークス)

これまで1000人以上のエンジニアのキャリア相談に携わってきましたが、多くの方に共通する課題がありました。それは、転職や就職がゴールになっていることや、数年後の方向性が見えないという悩みです。本書では、この課題に対する一つの答えとして、「キャリアビジョン」の大切さを強調しています。

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小野さん(テックワークス)
小野さん(テックワークス)

キャリアビジョンとは、この先自分がどうありたいか、人生の理想像を具体的に描くことです。これが明確になっていると、様々な場面での意思決定が容易になります。例えば、どの領域で働くか、収入とワークライフバランスをどのように捉えるのか、さらには結婚や家族との関係など、生活面での変化にも柔軟に対応できます。また、フリーランスへの移行を考える際も、適切なタイミングで決断することができます。

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小野さん(テックワークス)
小野さん(テックワークス)

本書では理論的な説明だけでなく、できる限り多くのケーススタディを紹介しています。キャリアビジョンがしっかりしていたからこそ良い選択ができた事例や、逆にキャリアビジョンが不明確だったために苦労した事例なども掲載しています。これらの実例を通じて、エンジニアの皆様がご自身のキャリアビジョンを構築する際の参考にしていただければと思います。

「世界一流エンジニアの思考法」(ビジネス書部門)

「世界一流エンジニアの思考法」
「世界一流エンジニアの思考法」牛尾 剛 (著)/出版社:文藝春秋
山本さん(文藝春秋編集者)
山本さん(文藝春秋編集者)

文藝春秋の山本浩貴と申します。本書は、マイクロソフトで活躍されている牛尾剛さんが、ソフトウェア開発の最前線で一流の同僚たちから得た学びをまとめた一冊です。発売以来、「仕事の考え方が激変した」「黒船襲来レベルのカルチャーショック」「グローバル水準のマインドセットが学べる」など、大変ありがたい評価をいただいてきました。

「世界一流エンジニアの思考法」(文藝春秋)
山本さん(文藝春秋編集者)
山本さん(文藝春秋編集者)

一点特筆すべきは、本書は「弱点を抱えた人」や「壁にぶつかる人」すべてをエンパワーするものだということです。ADHDで仕事に困難を覚えてきた牛尾剛さんが40代で見出したこの方法論は、仕事を高める本質が才能や能力ではなく、「考え方」と「チームビルディング」にあることを力強く示しています。ここからは、著者の牛尾さんのコメント映像を紹介します。

牛尾さん
牛尾さん

こんにちは。「世界一流エンジニアの思考法」の著者、牛尾剛と申します。私はこれまでずっとプログラマーとして仕事をしてきましたが、日本では思うように成果を出せませんでした。

世界一流エンジニアの思考法」(文藝春秋)著者 牛尾 剛さん
「世界一流エンジニアの思考法」(文藝春秋)著者 牛尾 剛さん
牛尾さん
牛尾さん

しかし、40代でマイクロソフトに入社し、世界トップクラスのエンジニアたちと働く機会を得て、状況が大きく変わりました。そこで優秀な同僚たちを観察し、そこで学んだことを自分のためにブログに書き留めていたところ、現在の担当編集者である山本さんの目に留まり、この本の執筆につながりました。

牛尾さん
牛尾さん

日本とグローバルな開発現場では大きな違いがあり、その違いが生産性に大きく影響していると感じています。具体的な例をお話しします。マイクロソフトに入社したばかりの頃、それまで日本企業でしか働いた経験がなかった私の上司は、フランス人のダミアンでした。私以外は全員が外国人という環境で、初めての英語での仕事に必死に取り組んでいました。

牛尾さん
牛尾さん

しかし、忙しさでどうにもならなくなり1on1でダミアンに相談したところ、「牛尾にとって今一番重要な仕事は何だ?」と聞かれました。そこで私が「DevOps ハッカソンだ」と答えると、驚くことに「それ以外の仕事は一切やらなくていい」と言われたのです。日本では考えられないアドバイスでしたが、ダミアンは優秀な上司だったので、言われた通りに実践してみました。

牛尾さん
牛尾さん

その結果、私はチーム内で圧倒的な成果を出し、顧客満足度でもNo.1を達成することができました。おそらく、他の仕事に時間を割いていたら、この成果は出せなかったでしょう。このように、アメリカの開発現場では日本とは異なる考え方があり、それが生産性にも大きく影響していると実感しています。

牛尾さん
牛尾さん

これらの経験は、私のマイクロソフトでの10年間の集大成として本にまとめていますので、興味のある方はぜひ手に取っていただければと思います。

本書は、特別ゲストのラファエル・ヴィアナさんによる「特別賞」を受賞しています。選考理由として、「エンジニアのハイパフォーマンスという概念を、個人の能力や生産性だけでなく、より広い視点から捉え直している点が興味深い」ということが挙げられました。

「『何回説明しても伝わらない』はなぜ起こるのか? 認知科学が教えるコミュニケーションの本質と解決策」(ビジネス書部門)

『何回説明しても伝わらない』はなぜ起こるのか? 認知科学が教えるコミュニケーションの本質と解決策」
「『何回説明しても伝わらない』はなぜ起こるのか? 認知科学が教えるコミュニケーションの本質と解決策」 今井 むつみ (著)/出版社:日経BP
宮本さん(日経BP/編集者)
宮本さん(日経BP/編集者)

本書の編集を担当した宮本と申します。コミュニケーションの問題は、多くの方が日々直面している課題ですが、コミュニケーションが問題となる本質的な原因についてはあまり理解されていません。例えば、皆さんは日常業務でこんな経験はありませんか?

  • 上司の言うことが以前言っていたことと違う
  • 説明した内容と全く違う理解をされる
  • 厳守と伝えた締切が守られない
宮本さん(日経BP/編集者)
宮本さん(日経BP/編集者)

私たちが日々直面するこうしたコミュニケーションの問題の多くは、実は「スキーマ」の違いが原因なのです。ここで著者の今井むつみ先生から、この「スキーマ」について詳しくご説明いただきたいと思います。

今井むつみ先生
今井さん(慶應義塾大学教授/認知心理学者)
今井さん(慶應義塾大学教授/認知心理学者)

慶應義塾大学の今井むつみと申します。私は長年、人間の認知と学習のメカニズムについて研究してきました。「スキーマ」とは、私たち一人一人が持っている知識の体系や物事のとらえ方のことです。例えば、ITエンジニアとクライアントでは、同じシステム開発についても持っているスキーマが大きく異なります。同じITエンジニア同士でも、経験や専門分野が違えば、スキーマは異なるのです。

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今井さん(慶應義塾大学教授/認知心理学者)
今井さん(慶應義塾大学教授/認知心理学者)

私たちは「伝わらない」とき、「説明の仕方が悪かった」もしくは「相手の理解力が足りない」と考えがちです。しかし、単に言い方を変えても、スキーマの違いが解消されない限り、本当の理解には至らないのです。

宮本さん(日経BP/編集者)
宮本さん(日経BP/編集者)

例えば、「猫」という言葉一つとっても、ある人はかわいいキャラクターを思い浮かべ、別の人は不潔なイメージを持つかもしれません。このように、基本的な言葉でさえ、人によって異なる意味を持つことがあるのです。

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宮本さん(日経BP/編集者)
宮本さん(日経BP/編集者)

本書では、このようなスキーマの違いを乗り越えるにはどうすればよいのか、認知科学の知見に基づいて効果的なコミュニケーションの方法を提案しています。「話せば分かる」という考えは、時として幻想かもしれません。しかし、お互いのスキーマを理解し、それをすり合わせていく方法を知ることで、より良いコミュニケーションが可能になるのです。

本書はプレゼン大会を視聴された方による最終投票で「ビジネス書部門大賞」にも選ばれています。投票理由や感想コメントの一部を抜粋します。

  • プライベートや仕事で日々感じている、同じ言葉でも捉え方が異なり、行動が変わってくることを解説してくれた本。納得しかない。
  • ディスコミュニケーションの原因を相手個人のせいにするのではなく、構造的に解き明かしている点が素晴らしいです。
  • コミュニケーションによってプロジェクトの進行が阻害されることは本当に多い。必要な本だと思う。

今回ご紹介した「ITエンジニア本大賞2025」の6冊は、いずれも多くのエンジニアに支持されている名著といえるでしょう。ぜひ一読して、日々の業務に生かしていただければと思います。

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ライター

岸 裕介
大学卒業後、構成作家・フリーランスライターとして、幅広いメディア媒体に携わる。現在は採用関連のインタビュー記事や新卒採用パンフレットの制作に注力しながら、SaaS企業のマーケティングにも携わっている。いま一番関心があるのは、キャンプ場でワーケーションできるのかどうか。
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