Pythonでできること・できないことは?活躍している分野を解説
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Pythonでできること・できないことは?活躍している分野を解説
アンドエンジニア編集部
2021.03.21
この記事でわかること
Pythonは機械学習や統計解析の分野で使われている
Pythonはモバイルアプリ開発やデスクトップアプリ開発ではあまり使われていない
Pythonは処理速度は遅い反面、習得が容易、ライブラリやフレームワークが豊富などのメリットがある

Pythonでできること

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Pythonでできることを紹介します。Pythonは、今流行している言語の1つです。中でも特にPythonが使われているジャンルを紹介します。もしこれらの開発に携わりたいなら、Pythonを学んでみても良いかもしれません。

機械学習

Pythonでできることの代表例が、機械学習でしょう。未来を変える技術であるとして、人工知能分野は注目を集めています。Pythonは機械学習用のライブラリが豊富であるため、機械学習に向いている言語と言われています。機械学習で必要な複雑な計算も、Pythonなら容易に行うことが可能です。数々のPythonで作られた、機械学習アプリケーションがリリースされています。

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統計解析

統計解析分野においても、Pythonはよく使われています。統計解析とは大規模なデータを分析し、何らかの有意義な結論を導き出すことです。たとえば、Twitterの書き込みを分析し、商品の良い口コミ・悪い口コミを集計して、商品改善に役立てるなどです。Pythonは数学ライブラリや統計解析ライブラリも豊富なため、統計解析も楽に行えます。統計解析を学ぶことで、データサイエンティストなどの仕事に就くことができます。

Webアプリケーション開発

Webアプリケーション開発でも、Pythonは使われます。たとえば、動画配信プラットフォームのYoutubeは、Pythonで作られています。Webアプリケーション開発は需要があるため、求人数が豊富です。なお、Pythonだけでなく、PHPやRubyもWebアプリ分野で活躍しています。その中でもPythonは、ソースコードが綺麗、読みやすいというメリットから、選択するWeb開発企業が増えています。

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スクレイピング

スクレイピングでもPythonがよく使われます。スクレイピングとはWebサイトからデータを取得し、エクセルなどに自動でまとめることです。スクレイピングを行うことで、自分が欲しい情報を取得できます。スクレイピングはプログラミング初心者でも実装可能ですので、Pythonを勉強をしている方は試しに作ってみると、Pythonの便利さがお分かり頂けるでしょう。Pythonは文字列を整形したり分割したりする関数も豊富であり、スクレイピングに向いている言語です。

ブロックチェーン技術開発

今流行りのブロックチェーン開発にも、Pythonは使われます。Pythonはデータの処理と管理に強いため、Pythonを選択するエンジニアは多いです。ブロックチェーン技術は仮想通貨などに使われており、世の中を改革する技術とまで言われています。

Pythonではあまりやらないこと

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ここまでPythonでできることを紹介しました。一方で、Pythonが苦手とする分野もあります。ここでは、Pythonではあまりやらないことを紹介します。あくまで事例が少ないだけで、これらの開発にPythonが使えない訳ではありません

モバイルアプリ開発

スマホで使えるアプリやゲームの開発には、Pythonはそこまで使われていません。Pythonがモバイルアプリに向いていないというより、もっと向いている言語が他に多数あるのです。たとえばAndroidアプリならKotlin、iOSアプリやらSwiftなどの言語が適しています。KotlinやSwiftは学習コストも少なく、バグを生み出しにくい構成になっており、人気が高いです。モバイルアプリ開発に携わるなら、こういった言語を習得すべきでしょう。

デスクトップアプリ開発

WordやExcelのようなデスクトップアプリの開発にも、Pythonはあまり使われません。Pythonにはtkinterというライブラリがあり、これを使うとデスクトップアプリが開発可能です。ただ、JavaやC#の方がより向いているとされています。これらの言語も人気が根強く、中々Pythonがシェアを獲得できていません。

ゲーム開発

Nintendo Switchのような家庭用ゲーム機の開発も、Pythonがそこまで適しているとは言えません。なぜならPythonは処理速度が遅く、特に3Dゲームを作るのが困難だからです。ゲーム開発ならC++などの言語が向いています。C++はPythonより処理速度が早く、処理数が多いゲームも開発可能です。

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pythonの言語としての特徴

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Pythonの言語としての特徴を紹介します。Pythonは機械学習や統計解析に向いていると解説しました。なぜそれらの開発に向いているのか、Pythonの特徴を知ることで分かってくるでしょう。

習得が容易

Pythonは習得が容易なのが特徴です。Pythonはスクリプト言語と呼ばれ、PHPやRuby、Perl同様に学習コストが低くなるよう作られています。また、Pythonは他人のソースコードが読みやすいことでも有名です。Pythonは他言語よりソースの規約が厳しく、誰が書いても同じようなコードになるからです。他人のコードが読みやすいと、チームでの開発をスムーズに行えます。こういった特徴があるため、Pythonは多くの企業で導入されています。

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処理速度が遅め

Pythonは処理速度が遅い言語です。なぜなら、Pythonはインタプリタ型言語であり、ソースを一行ずつ機械語に翻訳して実行するからです。反対にC言語やC++はコンパイラ言語と呼ばれており、ソースをまとめて翻訳するので処理速度が速いです。処理速度が遅いと、リアルタイム処理や素早い処理を要求される場面で、使いにくくなります

数学ライブラリが豊富

Pythonは、数学ライブラリが豊富なのも魅力です。numpyというライブラリを使えば、高度な計算も楽に行えるため、統計解析や機械学習分野で活躍します。他にも、データ処理・分析ができるpandasや、機械学習に関する様々な機能を保有するscikit-learnが便利です。機械学習は複雑な計算が必要であるため、「処理速度が遅いPythonは向いていないのでは?」と思われがちです。しかし、これらのライブラリは処理速度が速いため、その弱点を気にする必要はそこまでありません

優秀なフレームワークがある

Pythonには、優秀なフレームワークがあるのも特徴です。フレームワークとは、Webアプリを作るときに使う部品のようなものです。フレームワークにはWebアプリに必要や機能が予め備わっているため、それらを使えば開発コストを抑えることができます。たとえば、DjangoやFlask、Bottleなどが代表的なフレームワークです。 Webアプリ開発では完成品を顧客に見せた後、「ここはもっとこうして欲しい」と注文を受けることがあります。そのため、できる限りスピーディーに開発し、納期に遅れないようにしないといけません。フレームワークはそのための助けとなります。

pythonを学ぶ方法

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ここまで読んで、Pythonを学びたいと思った方もいると思います。そこで、Pythonを学ぶおすすめの方法をご紹介しましょう。

プログラミングスクールに通う

最も確実な方法は、プログラミングスクールに通うことです。スクールでは先生が学習スケジュールを組み、学習を管理してくれます。また、Pythonで分からないことがあれば、チャットやビデオ会議ですぐ質問可能です。また、転職サポートをしてくれるのもメリットです。Pythonを扱う企業の求人を紹介し、そこに採用されるための面接練習や職務経歴書添削まで行ってくれます。 ただ、エンジニア経験が2~3年ある人なら、そこまでスクールに通う必要性はないかもしれません。エンジニア未経験者なら、プログラミングスクールに通うのはおすすめです。

独学で学ぶ

エンジニア経験者におすすめなのは、独学でPythonを学ぶことです。Pythonはプログラミング言語の中でも比較的容易な方なので、独学はそこまで難しくありません。開発環境構築も簡単ですし、経験者が躓く箇所は少ないでしょう。 独学で学ぶ場合、Progateやドットインストールなどの学習サイトを使うのがおすすめです。これらのサイトは月額1,000円程度で利用可能で、書籍を買うよりもコスパが良いです。また、イラストや動画で分かりやすく解説してくれるのもメリット。まずは、独学で勉強してみましょう。もし難しいようであれば、プログラミングスクールの利用を検討すると良いです。

Pythonは機械学習や統計解析分野で特に活躍

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本記事では、Pythonでできること・できないことについて解説しました。どんな分野でPythonが使われているか、お分かり頂けたかと思います。Pythonは処理速度が遅い反面、ライブラリが豊富だったり、フレームワークが優秀だったり、メリットも多い言語です。 特に、機械学習分野で多く使われています。機械学習や統計解析は今ホットな分野であり、これらに関わるエンジニアやデータサイエンティストの年収は高くなっていくと予想されます。こういった仕事に就きたい方は、Pythonを学んでみるのをおすすめします。Pythonを学ぶ場合は、本記事で解説したやり方を参考にしてください。

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