ITエンジニアはきついがやりがいがある!その仕事内容や年収、求められるスキルを解説
マイクロサービスとDX
ITエンジニアはきついがやりがいがある!その仕事内容や年収、求められるスキルを解説
アンドエンジニア編集部
2021.08.07
この記事でわかること
人手不足、トラブル処理、スキル不足などがきついと言われる原因!?
ITエンジニアとして活躍するためには?
ITエンジニアには厳しさを超える程のやりがいがある!

ITエンジニアの仕事にはきつい側面もある

単純な処理を自動的に対応させる

ITエンジニアの仕事は需要が多く、将来性も高い職種と言われている一方で、「厳しい」「きつい」といった声も聞かれます。どんなエンジニアにも共通していることですが、納期に間に合わない場合、残業でこなすのが当たり前とされていることが多く、ITエンジニアも例外ではありません。

また特にIT業界はスキルに差があったり、案件に対する工数が読みにくかったりするため、納期に間に合わせるためにどうしても残業が多くなってしまうという実情もあります。マイナスなイメージの背景には、このような実態があるのでしょう。

ITエンジニアがきつい原因は

何が出来る

このように需要も将来性も高いITエンジニアがきついといわれる原因は、人手不足やトラブル処理、スキル不足などがあります。それぞれについてみていきましょう。

IT業界は人手不足である

IT技術が進歩する中で、IT業界全体は慢性的な人手不足といわれています。IT業界では常に技術が進化しており、様々な知識や経験が問われます。

ですが、ITエンジニアには経験が浅い人も多いことから業務に必要な知識やスキルが不足していたり、逆に古株のITエンジニアが最新の技術に対応できなかったりする場合もあり、クライアントや案件の数にI Tエンジニアの数が追いついていないのです。

そのため、1人当たりのエンジニアの稼働時間が多くなってしまっているという現状があります。経済産業省の2018年の調査によると、IT従事者は2018年で約101万人ですが、需要は22万人不足しているとの調査結果がでています。更に2030年には79万人が不足すると予想されています。(参考: みずほ情報総研

ITエンジニアは残業が多い

ITエンジニアの仕事は残業が多いといわれます。ITエンジニアにかかわらず、エンジニアの仕事は工数を読むのが難しく、計算通りに進まないことが多いです。このため納期に間に合わせるための残業が増え激務になることが多いです。

また、突発的なトラブルや障害が発生した場合は、ユーザーが使用しない時間帯である夜中に対応しなければならないこともあるでしょう。その場合も、残業は避けられません。

案件に対する技術不足

案件を処理するスキルが不足しているということも、残業が多くなってしまう原因として考えられます。案件の概要を確認した時点で対応できると引き受けてしまったものの、知識や技術が不足しているために処理や対応に時間がかかってしまう、という例もあります。

加えて、IT技術は日進月歩であり、新しい技術の導入が必要となることも多いです。そのためにITエンジニアは常にスキルアップが求められ、そのために勉強する時間も必要になります。

ITエンジニアは客先常駐が多い

客先常駐とは、「自分の会社ではなくクライアント企業に派遣されてそこで働く」という勤務形態です。ITエンジニアが担当する業務は、クライアントの社内システムや顧客情報に関するものなど、秘密情報に関わってくるものも多くあります。こういった業務に携わる場合、ITエンジニアはこの客先常駐の形態をとることが多いのです。

クライアントの業種の知識を得られたり、自社以外のエンジニアと関わることで人脈を広げられたりするといったメリットもあります。その一方で、クライアントとの契約内容にもよりますが、テストなどの単純作業を強いられたり、クライアントの都合に従わなければならず残業が続いたりすることもあります。

ITエンジニアの高い離職率

上記のような問題が原因となり、体調を崩したりメンタル面の不調を訴える人が後を絶ちません。健康問題で1ケ月以上求職・退職した正社員は、企業全体で23.5%ですが、IT関係は55.8%と高い結果になっています。 (参考:情報労連

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ITエンジニアの仕事がきついのを避けるには

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上述の通り、ITエンジニアの仕事は人手不足や知識・スキル不足、クライアントとのコミュニケーション齟齬(認識齟齬)が原因で、作業量が肥大化し、残業が当たり前となっていると言われています。

そんな業界で生きていく為には、知識やスキルを身につけることの他に、就職した会社や配属された部署の状況を把握することも大事です。また資格を取得し広範囲の知識を得る事で、様々な案件に対する柔軟な対応が出来るようになります。

企業選びも重要

企業規模が小さいとITにかかわる技術者も少なく、ITエンジニアの負担も大きくなります。しかし、担当する業務の範囲が大きくなり、広範囲のIT技術の取得も可能です。やりがいがあると感じる一方で、業務はきついと覚悟が必要でしょう。またITの下請け企業であると、顧客の仕様変更や納期などの無理な要求にも対応する必要があります。

ITエンジニアのスキルを磨く

当たり前ですが、作業効率や質の向上を目指す為には、スキルを磨くことが必要不可欠です。自分の業種以外も幅広く、IT技術を知っておくことでトラブルにも素早く対応できます。

未経験のITエンジニアでも学ぶ姿勢があればきつくない

きついとされるITエンジニアの仕事ですが、未経験の方の中には将来性に魅力を感じる方もいるでしょう。前述の通り、ITエンジニアはスキルを磨けば作業効率や対応能力が上がり、自身の負担が少なくなることが多くあります。未経験で1から学ぶ場合は、プログラミングスクールに通ったり、オンラインスクールを利用して在宅で学びながら、スキルを積み重ねていくのがおすすめです。次の「ITエンジニアに必要な知識・技術的能力、スキル」セクションでは、その詳細を説明します。

ITエンジニアの種類と、それぞれに必要な知識・スキル

certification

ITエンジニアにはさまざまな業種があり、そのそれぞれに必要な知識・スキルが異なります。業種が異なるとはいえ関連性があるものも多く、互いの知識・スキルを得ることで、仕事の質を向上させることも可能です。

プログラマー

プログラマーは、C言語やJavaといったプログラミング言語を使ってソフトウェアや、システム、アプリなどつくる仕事です。世の中のITサービスの多くはこのプログラマーが作成したプログラムによって成り立っており、IT業界の根幹を担う重要な役割ともいえるでしょう。

プログラマーに必要なものは、コンピューターに関する基本的な知識や、プログラミング言語の知識です。現在、C言語やJva、Ruby、PHPなど、さまざまなプログラミング言語が存在し、それらを複数取得することで自分のスキルの証明になり、さまざまな案件に対応できることからキャリアアップにも繋がります。

下記の様に資格試験は多くあり、いつ勉強を始めても遅いということはないので、キャリアアップを目指している方はぜひ参考にしてみてください。

C言語プログラミング能力試験Oracle 認定 Java資格PHP技術者認定試験Ruby技術者認定試験Python3エンジニア認定基礎試験

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ネットワークエンジニア

ネットワークエンジニアは、ネットワークの構築に関する開発や保守、点検を行います。システムがうまく動くように、ネットワークを構築するエンジニアです。サーバーやDNS、メールなどのネットワークの知識が必要です。他にはプログラミングの知識も必要です。

ネットワークを構築する為には、まずLAN系での無線LAN、イーサネット、TCP/IPインターネット系ではサーバー、DNS、メール等の知識が必要です。知識だけではなく、クライアントに適したネットワークを構築するために、要望を引き出したり正しく理解したりするコミュニケーション能力や、それらを論理的な考え方でまとめる能力が必要となってきます。

下記の資格は、ネットワークを構築するために必要となる総合的なスキルの証明となるでしょう。

ネットワークスペシャリスト試験

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システムエンジニア

システムエンジニア(SE)はコンピューターのシステム開発において、要求分析から要件定義、設計、開発、テストまで関わる仕事です。プログラミングの技術以外に顧客とのコミニュケーションスキルも必要とされます。

下記の資格は、システム開発の管理やシステム設計などに関するものであり、マネジメントに携わるなどキャリアアップに繋がるものとなります。

プロジェクトマネージャー試験ITサービスマネージャー試験エンベッドシステムスベシシャリスト試験システムアーキテクト試験ITストラテジスト試験システム監査技術者試験

システムエンジニア(SE)とは?仕事内容や年収、必要スキルを解説!

サーバーエンジニア

サーバーエンジニアは、サーバーの設計、構築や保守・管理を担当するエンジニアです。データの保存やシステムの運用を行っているサーバーを管理するほか、より良い運用を実現する為にサーバーの構築やアプリケーションの選定などを行います。

サーバーエンジニアの資格はベンダー資格(ITサービスに関連する製品を製造・販売する企業やメーカーが、自社製品に関する知識・スキルを一定水準以上有していることを認定する資格)なので、自分が携わる業務に合わせた資格を取得することをおすすめします。

下記は、サーバーエンジニアの資格として代表的なシスコ社の認定資格です。一般的に、CCNAは初級者向け、CCNPは中級者向けとされています。

CCNA(Cisco Certified Network Associate)CCNP(Cisco Certified Network Professional)

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ITエンジニア全体に必要なスキル

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上述の通り、ITエンジニアにはさまざまな種類がありますが、その全てで必要なスキルが存在します。

コミュニケーション能力

ITエンジニアは仕事の内容にもよりますが、クライアントや社外のエンジニアなど多くの関係者と協力して仕事を進める必要があります。プロジェクトが発足すると内部・外部問わず人と接触するので、自分の意見を伝えつつ、相手の意見を正確に理解できるコミュニケーション能力が必要となります。

また、IT知識が乏しいクライアントの場合は専門用語を解るように説明し、改善策や提案などを納得してもらう必要もあります。

論理的思考力

ITエンジニアがプログラムやシステムを作る場合に必要なのは、論理的思考(ロジカルシンキング)です。システム開発では、クライアントの要望を聞き、コストや性能の面でさの最適な仕様やプロジェクト計画を作成することが、成功につながります。

またトラブル発生時には、その問題の究明と対応のために、何が発生したのかを順序立てて把握し、事象を切り分けることが大切です。これらに役立つのが論理的思考力であり、これを養っていくことで、ITエンジニアとして大きく成長できるでしょう。

年収はどのくらいになる?

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ITエンジニアは需要が多いですが、給料は他の業種と比べて良いのでしょうか。ITエンジニアは時代の最先端を担う仕事とも言われているため、給料も高いと思えるかもしれませんが、実際はどうでしょう。ここでは、現実の年収と他業種と年収を比較してみました。

ITエンジニアの年収

ITエンジニアの平均年収は452万円。全部の職種の中では4番目の高さです。全体の職種の2020年の平均年収は409万円なので平均値よりは高いです。年代別にみると20代は372万円、30代で511万円、40代で616万円、50代は691万円と高く30代以降は平均年収より高いという結果となっています。 (参考:doda平均年収ランキング

フリーランスエンジニアになるメリット・デメリット、年収や将来性

他のIT業種と比較して年収は?

IT業界の中では4番目です。1番目は経営コンサルタントで601万円、2番は企画管理系で516万円、3番目は製造技術系で461万円に次ぐ4番目で452万円です。業種全体の平均年収は409万円なので他の業種と比較すると高いと言えます。

エンベデッドシステムスペシャリストとは?年収と将来性を解説!

ITエンジニアへの就業状況

今後必要とされるIT技術ですが、現在就業数はどの様になっているのでしょうか。経済産業省のデータでは増加傾向で、2000年の時点では78万人ですが、2010年には90万人に増加しています。以下の経済産業省のサイトでは詳細を年代別に詳しく説明しています。 (参考:経済産業省

今後のITエンジニアの働き方は

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ITエンジニアの働き方も年々変わってきています。企業もITに力をいれて投資を行ってますので、需要は益々増えてくるでしょう。

社内でのシステムエンジニアで働く

現在、多くの企業がシステムエンジニアの採用を増加している傾向にあります。外部にシステム開発を依頼するよりコストも安く済ませられ、秘密の保持もでき、継続して運用も任せられるというメリットがあるからです。企業に勤めれば収入も安定し、キャリアパスに沿ったキャリアアップも見込めます。

フリーランスで働く

また、ネット回線を使って在宅でITエンジニアとして契約する方法もあります。今、クラウドソーシングサービス(企業とフリーランスのITエンジニアをマッチングするサービス)を活用している企業が増えています。フリーランスは自由に時間を使うことができ、自分のスキルに応じた仕事を請け負うことができるのです。

フリーランスであっても年収は会社員平均より高いという結果もあるため、企業でITスキルやコミュニケーションスキルを磨き、将来的にフリーになるというキャリアプランも十分考えられます。 (参考:PRTimes

多様化しているエンジニアの働き方について分かりやすく解説!

ITエンジニアの将来性は

software libraries

現在、殆どの企業ではIT技術が利用されており、さらにその技術は益々進歩と革新を続けています。そのため今後ITエンジニアも益々需要が高まることでしょう。下記にIT技術の採用が増えていくと思われる事例を上げます。

企業のリモートワークの拡大

コロナによる影響も大きいですが、企業に出勤しなくてもリモートワークで業務をこなせる仕事が多いです。リモートワークには、システムエンジニア、サーバーエンジニアとネットワークエンジニアが必要となります。

リモートで働くエンジニアの実態やメリット、デメリットについて紹介

5Gなど更に進歩する情報サーピスの増加

情報サービスは容量の大きさとスピードが大切です。5Gの利用で豊富なデータ量を活かしたサービスが増え、それを処理するにはITエンジニアの仕事です。

AIの利用による自動化が各分野で進む

色んな方面で人力を助ける為のAIが進化しています。ロボット化も同様ですが、稼働する為のIT技術がますます必要とされます。

AIによる自動運転の増加

人の手を必要としない自動運転が増えています。人の目に頼らない物を感知するAI技術とそれを伝えて反応するプログラムを作るIT技術が活躍します。

AIプログラマーとは?その年収や市場性について解説!

厳しさもあるがそれを超える魅力がある

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ITエンジニアの仕事が厳しいことをご理解していただけましたでしょうか。世の中では最新技術を用いた新しい案件が次々と増えています。今後IT技術はますます必要とされることに間違いありません。それに応じてITエンジニアの需要もますます増加するでしょう。ITエンジニアとしての仕事を通して会社や社会の役に立ちたいという方は、求められるスキルや能力を身に付けましょう。また、より良い仕事環境で働く為にも、自分の思い描くキャリアプランに沿ったスキルを身につけましょう。

女性エンジニアの実態や悩み、メリット・デメリットを徹底解説!
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