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Windows 11のコントロールパネルはどこ?格納場所と表示方法
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Windows 11のコントロールパネルはどこ?格納場所と表示方法

アンドエンジニア編集部
2024.08.21
この記事でわかること
Windows 11のコントロールパネルは「Windows ツール」に格納されている
Windows 11のコントロールパネルの表示方法には、スタートメニューや直接指定など複数の方法がある
Windows 11のコントロールパネルは、ピン留めやデスクトップへの貼り付けが可能

Windows 11のコントロールパネルはどこ?

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Windows 11では、従来の「Windows システム ツール」がなくなっています。しかし、コントロールパネルが廃止された訳ではありませんのでご安心ください。ここでは、Windows 11におけるコントロールパネルの格納場所や、変更の経緯を解説します。

Windows11は使いにくい?そう言われる理由や使いやすくする方法
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Windows 11のコントロールパネルの格納場所

Windows 10のコントロールパネルは、「Windows システム ツール」にありました。しかし、Windows 11ではフォルダレイアウトが整理され、管理ツールやシステムツールのツール類は「Windows ツール」にまとめられています。

Windows 11では、この「Windows ツール」の中にコントロールパネルが格納されています。

「設定」に置き換わりつつあるコントロールパネル

Windows 7まで、OS設定や機能管理はコントロールパネルに集約されていましたが、Windows 8で「PC設定」という新たな項目が登場し、PC設定とコントロールパネルが併用されるようになりました。

その後、Windows 10では、コントロールパネルにあった多くの機能が「設定」に移行しWindows 11に至っています。徐々に「設定」へと機能が置き換わりつつあるものの、現状はコントロールパネルでしか扱えない項目も残されています。

コントロールパネルを表示する4つの方法

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コントロールパネルを起動するには、格納先の「Windows ツール」を表示させるか、直接コントロールパネルを実行する方法があります。具体的な起動方法は、以降で解説していきます。

方法1|スタートメニューから表示する

最初にお伝えするのは、スタートメニューから表示させる方法です。手順としては、次の図をご覧ください。まず「スタート」をクリックし、「すべてのアプリ」をクリックします(①②)。続いて項目に表示される「#」や「C」「G」「M」などの文字をクリックします(③)。

ここで使用頻度が高いアプリについては、項目に「よく使うアプリ」という表示がされますので、その場合もクリックすることができます。

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【図】:「スタートメニュー」からコントロールパネルを表示する

項目をクリックすると下の図の通り、アルファベットや数字の一覧が表示されます。ここで「W」をクリックすると、Wから始まるアプリが表示されます(④)。ここで「Windows ツール」をクリックすると登録されているツールが表示されます(⑤)。

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【図】:「スタートメニュー」からコントロールパネルを表示する(続き)

Windows ツールには次の図のように、Windows11で使用するツールがまとめて格納されています。Windows 10の時の「Windows システムツール」に相当します。ここで、コントロールパネルをダブルクリックすると、コントロールパネルが表示されます(⑥⑦)。

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【図】:「Windowsツール」からコントロールパネルを表示する
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方法2|検索ボックスから検索して表示する

ここでは、検索ボックスを使用してコントロールパネルを表示する方法を紹介します。下の図の通り、検索ボックスをクリックし、検索ウィンドウを表示します(①)。

ここで入力欄に”コントロール”や”control”、”cp”などの検索キーワードを入力します(③)。下側に候補が表示されますので、コントロールパネルの表示を確認し、「開く」をクリックします(④)。

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【図】:検索してコントロールパネルを表示する

ここでは検索ボックスを使用しましたが、「スタートメニュー」の上部にある検索の入力ボックスから入力する場合も、同様の操作手順でコントロールパネルを表示させることができます。

方法3|エクスプローラから表示する

コントロールパネルは、エクスプローラから表示させることも可能です。まず最初に次の図のように、エクスプローラを表示し入力ボックスをクリックします(①)。ここで、”control”などと入力すると検索結果が表示されます(②)。続いて「Enter」キーをクリックすると、コントロールパネルが起動します。

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【図】:エクスプローラからコントロールパネルを表示する
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方法4|「ファイル名を指定して実行」から表示する

これもシンプルな方法ですが、「スタート」を右クリックし(①)、「ファイル名を指定して実行」をクリック(②)することで入力ボックスが表示されます。そこで”control”と入力する(③)と、コントロールパネルを表示できます。

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【図】「ファイル名を指定して実行」からコントロールパネルを表示する

同様に、「Windows」+「R」キーでも入力することができます。この手順は入力ボックスが表示されるだけですので、ここでは図解を省略します。

コントロールパネルをさらに使いやすくするには

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コントロールパネルを起動するために、いちいち「Windows ツール」を表示させたり、コントロールパネルを直接指定したりすることは何かと不便です。ここでは、利用頻度の高い利用者向けに表示を工夫する方法を紹介します。

タスクバーにピン留めする

タスクバーは、Windowsの操作に必要なアプリをピン留めすることで、スピーディに起動することができます。コントロールパネルも、タスクバーにピン留めすることができます。

まずは次の図をご覧ください。「Windows ツール」を表示したら、、コントロールパネルを選択し、右クリックしてメニューを表示します(①)。ここで「タスクバーにピン留めする」をクリックすると、タスクバーにはコントロールパネルがピン留め表示されます(③)。

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【図】:コントロールパネルをタスクバーにピン留めする

タスクバーのピン留めを解除する

タスクバーのピン留めが不要になったら、タスクバーの該当アイコンを右クリックし、メニューから「タスクバーからピン留めを外す」をクリックすることで、登録を解除することができます。再度必要であれば、同等の作業でピン留めを行ってください。

Windows11のタスクバーは移動できない?便利なカスタマイズ方法を紹介

スタートメニューにピン留めする

「スタート」をクリックして表示される「スタートメニュー」の一覧にピン留めすることも可能です。スタートメニューにピン留めしておけば、スタートをクリックしただけでアイコンが表示されるので便利です。

まずは、上記で紹介した方法2の「検索窓から検索して表示する」の手順通りにコントロールパネルを検索して、表示されたアイコンを右クリックし、「スタートにピン留めする」を選択します。

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【図】コントロールパネルをスタートメニューにピン留めする

その後、再度スタートメニューを開くと、コントロールパネルのアイコンが2ページ目の最下部にピン留めされています。

なお、ピン留めされたアイコンは、ドラッグ&ドロップで好きな場所に移動できます。また、右クリックで表示されるメニューから先頭に移動させることも可能なので、使用頻度が高い場合は1ページ目に移動しておきましょう。

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【図】スタートメニュー一覧の最下部にピン留めされる

スタートメニューのピン留めを解除する

ピン留めが不要になった場合は、スタートメニュー一覧のアイコンを右クリックし、「スタートからピン留めを外す」をクリックすることで解除可能です。

デスクトップに表示する

タスクバーと並んで多用されるのが、デスクトップアイコンです。通常デスクトップでは、ショートカットを作成して使用しますが、コントロールパネルにはあらかじめデスクトップアイコンが用意されています。

具体的な表示方法ですが次の図のように、デスクトップの空きスペースを右クリックしメニューを表示します(①)。ここでメニューから「個人用設定」をクリックすると「設定」アプリの「個人用設定」が表示されます(②③)。続いて表示メニューから「テーマ」をクリックします(③)。

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【図】:コントロールパネルをデスクトップに表示する

「テーマ」が表示されたら、次の図の通り「デスクトップアイコンの設定」をクリックします(③④)。

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【図】:コントロールパネルをデスクトップに表示する(続き)

続く「デスクトップアイコンの設定」の操作方法は、次の図をご覧ください。

「デスクトップアイコンの設定」では、あらかじめ「コンピュータ」「ごみ箱」「ユーザーのファイル」「コントロールパネル」「ネットワーク」のチェックボックスが用意されています(①)。ここでは「コントロールパネル」をチェックし、「OK」をクリックするとデスクトップにアイコンが表示されます(②③④)。

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【図】:デスクトップアイコンの設定

デスクトップの表示をやめる

デスクトップアイコンが不要になったら、表示をやめることができます。前述の手順に従って「デスクトップアイコンの設定」で表示指定のチェックボックスを確認し、「コントロールパネル」のチェックを外して「OK」をクリックします。

Windows 11 デスクトップアイコンの表示やカスタマイズ方法

Windows11のコントロールパネルをさらに理解する

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コントロールパネルは、Windows 11の表示レイアウトの見直しにより「Windows ツール」にまとめられています。ここでは、Windows 11におけるコントロールパネルの役割に加え、「コントロールパネル」と「Windows ツール」の実装についても解説していきます。

Windows11におけるコントロールパネルの役割

Windows11のコントロールパネル内には、8つの項目があります。それぞれの機能を簡単に紹介します。

・システムとセキュリティ

 Windows Updateやネットワーク保護など、システム全体及びセキュリティに関わる設定を行えます。

・ネットワークとインターネット

 Wi-FiやVPN、インターネットオプションなどの設定を行えます。

・ハードウェアとサウンド

 プリンターやキーボード、オーディオデバイスといったハードウェア関連の設定が行えます。

・プログラム

インストール済みのプログラムをアンインストールしたり変更したりできるほか、Windowsの機能の有効化と無効化も行えます。

・ユーザーアカウント

パスワード変更に加えて、管理者や標準ユーザーの変更など、パソコンのアカウントに関する全ての設定が行えます。

・デスクトップのカスタマイズ

Windowsの視覚効果やタスクバーの調整、フォルダの表示方法変更など、主にデスクトップのカスタマイズに関わる設定が行えます。

・時計と地域

日付や時刻、タイムゾーンの設定に加えて、地域と言語の設定を行えます。

Windows11の時計の使い方!設定やカスタマイズ方法を解説

コントロールパネルの実体

コントロールパネルの実体は、次のファイルです。システムの実行プログラムとして動作します。

C:\Windows\System32\control.exe


場所が分からなくなったら、上記実行ファイルを直接指定したりショートカットを作成したりして使用することもできます。作成したショートカットファイルは削除することができます。くれぐれも、元の実行ファイル自体を削除することのないよう、ご注意ください。

Windows ツールの実体

「Windows ツール」の実体は、次のフォルダにあるプログラムのショートカットです。

c:\ProgramData\Microsoft\Windows\Start Menu\Programs\Administrative Tools


このフォルダの中には、”C:\Windows\System32”にある実行プログラムのショートカットが格納されています。システムツールの格納領域ですので、むやみにショートカットファイルを削除することは避けるのが良いでしょう。

もし「Windows ツール」にアイコンが表示されなくなった場合などは、このフォルダを確認してください。誤って削除してしまったり消失してしまったりした場合は、このフォルダにショートカットファイルを保存することでアイコン表示が復活します。

Windows 11でショートカット作成は難しい?手順や変更・削除方法も解説

コントロールパネルをカスタマイズして生産性向上を目指そう

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コントロールパネルは、タスクバーにピン留めしたりデスクトップの表示させたりと、表示のカスタマイズが可能です。ここまでの説明で、Windows 11のツールの格納先と使い方、表示設定の方法が理解できたと思います。使用頻度の高いアプリやツールは、操作しやすいようにカスタマイズすることをおすすめします。

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