CCNAに独学で最短合格する方法は?おすすめ教科書も紹介【2021年版】
独学で合格
CCNAに独学で最短合格する方法は?おすすめ教科書も紹介【2021年版】
資格・試験
アンドエンジニア編集部
2021.11.07
この記事でわかること
CCNAはCISCO認定技術資格の初級レベル資格で、ネットワークに少しでも関わるエンジニアなら取得しておきたい資格。
CCNA資格を取得することでスキルの証明となり、就職・転職に有利、資格手当が支給されるなど、さまざまなメリットがある。
CCNAの独学には3つの方法があり、自らに合う勉強法で効率的、効果的な勉強をすることが合格の秘訣。

CCNA関連記事

CCNA資格を独学で取得しよう

資格

CCNA(Cisco Certified Network Associate)は、ネットワーク関係の最大手シスコ社が認定する、ネットワークエンジニアの初級レベルに相当する実質的な入門資格です。初級レベルとはいえ、その試験範囲は広範囲に渡り、決して易しい試験ではありません。

CCNAの取得によってネットワーク技術者として必要な知識やスキルが証明されるため、ネットワークエンジニアとして活躍をしていく上で大きな力になります。ここでは、CCNA資格を独学で取得する方法について徹底解説していきます。

新CCNAとは?

シスコ技術者認定資格は2020年2月24日から新体系に移行し、これに伴って、CCNAの試験範囲や内容も大幅に改定されています。 従来のCCNA試験は9分野に分かれ、分かりにくいという声も多くありましたが、改定によって試験が統一されてシンプルになった反面、出題範囲が増えており、難しくなったという反応もあります。 また、従来はシスコ技術者認定資格のエントリーレベル、CCT資格を取得していることがCCNAの受験条件でしたが、今回の改定によって誰でもいきなりCCNA受験が可能となり、取得ステップが縮まったことで受験ハードルが下がりました。

CISCOの資格区分

シスコ技術者認定資格は現時点で5ランクに分けられていますが、エントリーレベルのCCT資格は、日本語試験が廃止されたことで、日本ではCCNAが実質的な入門資格と言えます。

5.アーキテクト(CCAr) 4.エキスパート(CCDE・CCIE) 3.プロフェッショナル(CCNP、DevNet Professional、CyberOps Professional)  (シスコスペシャリスト認定取得) 2.アソシエイト(CCNA、DevNet Associate、CyberOps Associate) 《1.エントリー(CCT)※英語試験のみ》

CCNA資格の有効期限

シスコ技術者認定資格の有効期間は3年間で、3年経過すると自動失効します。これは1度取得すれば永久資格となるようなペーパー資格ではなく、資格保有者のスキル維持、スキルアップを図るのが目的であり、合理的な仕組みと言えます。 シスコ技術者認定資格を保持するには、3年以内に同一レベル以上の試験を受験し、最新スキルを確認して資格更新を行うことが条件です。

新CCNAの試験概要と難易度など

概要

CCNA資格の位置づけや概要は理解できたでしょうか?続いて、CCNA試験について、試験時間・出題範囲・難易度などを見ていきましょう。

試験時間・出題形式

新CCNA試験の概要は以下の通りです。年に1回、2回の頻度で行われる資格試験もありますが、CCNAは随時開催されるため、自分のベースで計画的に受験できる点は独学に有利と言えます。

▪試験時間:120分 ▪問題数:非公開 ▪出題形式:CBT方式(コンピュータテスト) ▪受験場所:会場受験とオンライン受験の選択可能 ▪合格点:非公開 ▪受験資格:特になし(但し13歳以上で、17歳までは保護者の同意が必要) ▪試験日:2021年の試験日は、下記の「ピアソンVUE」のサイトで確認できます。

出題範囲と配分

旧資格のCCNA試験は9科目に分かれていましたが、新資格では「200-301 CCNA」に統合され、シンプルになりました。出題範囲と出題配分は以下の通りですが、詳細は「200-301 CCNA」のリンク先で参照してください。

▪ネットワークの基礎:20% ▪ネットワーク アクセス:20% ▪IP コネクティビティ:25% ▪IP サービス: 10% ▪セキュリティの基礎:15% ▪自動化とプログラマビリティ:10%

ここで注意すべきは、ネットワーク知識以外にAPIやプログラミングなどの知識が求められている点です。今や、ITシステムはネットワークが不可欠であり、システムエンジニアやプログラマーもネットワーク知識が求められます。ぜひ、そうした意識を持って勉強を進めてください。

試験申込み

シスコは受験関係の手続きをCBT試験運営ベンダーである「ビアソンVUE」に外部委託しており、CCNA資格の受験申込みは「ピアソンVUE」のサイトから行います試験は、全国のピアソンVUE公認試験会場、もしくは自宅や職場などのオンライン環境があるところで受けられます。オンライン受験では、PCにWebカメラが付いており、安定・安全性が確認できるインターネット環境が求められます。

【申込み】:「ピアソンVUE|シスコ技術者認定」

受験料

新CCNAの受験料は39,960円(税込)で、旧試験の受験料43,560円(税込)と比較して3,600円安くなりました。 受験料は「ビアソンVUE」の試験申込ページにてクレジットカード、事前に購入したバウチャーやプロモーションコードで支払いますが、試験当日に試験会場で現金で支払う方法も選択可能です。

新CCNAの難易度と勉強時間

シスコは合格ラインや合格率については一切公表していないため、難易度などは不明ですが、よく比較されるのが、IPAの基本情報技術者試験です。こちらはIPAの基準ではレベル2とされており、合格率は25%前後とやや難しい試験です。 基本情報技術者試験は、初心者では合格に必要な時間は200時間程度と言われていますので、CCNAも同程度の勉強時間が必要と考えて良いでしょう。1日2時間学習するとして、4カ月程度の学習期間が必要です。勉強プランをしっかり立て、着実に学習することが求められます。

CCNA資格勉強の独学のメリットとデメリット

メリデメ

CCNA資格取得方法としては、大別すると独学とスクール学習の2つの方法があります。ここでは、それぞれのメリット・デメリットを確認しておきましょう。この記事では独学をおすすめしていますが、スクールが向いていると思われた方はスクール学習を選択してください。

独学のメリット

独学の最大のメリットは、学習コストが圧倒的に安く済む点でしょう。CCNAは、受験するだけで4万円程度の費用が掛かるため、学習コストはできるだけ安く抑えたいところです。以下、独学のメリットを整理してみました。

▪学習コストが比較的安く済む(スクールでは20万円前後の費用)

▪自分都合やペースに合わせて学習できる

▪時間的な拘束がない

▪学習方法の選択肢が豊富にある

以上のように独学には多くのメリットがあるため、当記事では独学をおすすめしています。

独学のデメリット

独学では、すべて自分自身で学習ツールを選び、学習計画を立て、その進捗管理をしなければなりません。

▪教育カリキュラムに基づかない学習のため、自己管理を徹底しなければならない。

▪講師への質問ができにくいため、壁にぶつかった際に自己解決しなければならない。

これら自己責任が前提になるため、自己管理が苦手な方には向いていないことがデメリットでしょう。

CCNA合格向けた独学法

独学法

CCNA資格試験に独学で合格するためには、効率的・効果的な学習が欠かせません。ここでは、独学に役立つ学習法について解説していきます。以下に3つのパターンを紹介しますので、ぜひ独学の参考にしてください。

まずは練習問題で知識を確認

シスコの公式サイト、「CCNA Routing and Switching v3.0練習問題」に練習問題が公開されています。 練習問題を解くことで、自身のネットワーク知識の棚卸を行えるだけではなく、本試験の傾向をつかめるメリットがあります。実務経験のある方は自身のスキルチェックに、初学者の方は勉強成果の確認に利用すると良いでしょう。

このサイトはスマホやタブレットからアクセスが可能なため、スキマ時間や移動時間に利用できます。参考書と上手く併用してみてください。

参考書や試験対策本による独学

ネットワークの知識や経験がない初学者の方は、まずは初学者向けの参考書を一通り読み込み、どんな勉強をするのか、試験合格で求められる知識は何かについて、感覚をつかむことをおすすめします。

ネットワークの基礎知識がある、多少の実務経験がある方は、やや難易度は上がりますが、1ランク上のテキストと問題集で徹底的学習しましょう。この条件に従って、以下おすすめの参考書を紹介します。

1.初学者の方に 『1週間で CCNAの基礎が学べる本 第3版 (徹底攻略)』

▪著者:宮田 かおり ▪出版社:インプレス ▪発売日:2021年4月13日 ▪価格:2,640円(税込) ▪ページ数:336ページ

主に独学で合格を目指す初学者の方が、無理なく短期間で基礎を学ぶのに適した参考書です。新CCNA試験に対応しており、合格メソッド満載で模擬テストもあるので、試験の下準備に適したおすすめの教科書です。

2.基本知識や実務経験がある方に 『シスコ技術者認定教科書 CCNA完全合格テキスト&問題集[対応試験]200-301 』

▪著者:林口裕志、浦川晃 ▪監修:中道 賢 ▪出版社:翔泳社 ▪発売日:2020年06月24日 ▪価格:4,268円(税込) ▪ページ数:888ページ

教科書と問題集が1冊に詰まった、新CCNA対応の参考書です。ある程度の実務経験がある方、ネットワークの基本知識がある方に適しています。この1冊を徹底的に習得すると合格の可能性は大きく高まるでしょう。

試験対策の練習問題が付いていますので、練習問題が全問正解するまで反復するとともに、間違えた個所、理解不足の個所はテキストに戻って理解を深めましょう。

オンライン学習を利用した独学

参考書や問題集を利用した独学法を紹介しましたが、他にオンライン学習を利用した独学法があります。ほぼ無料で利用可能な学習サイトをご紹介しますので、ぜひお試しください。

1.『CCNAイージス』 『CCNAイージス』は、CCNA試験合格に照準を絞ったWeb教科書サイトです。CCNAの出題範囲について完全無料で学べます。各章ごとに練習問題があり、移動中やスキマ時間を利用して効果的な学習ができます。

2.『Ping-t』 『Ping-t』はIT系資格に関するオンライン学習サイトです。有料サイトですが、ユーザー登録をするだけで、CCNA関係のコンテンツや練習問題を無料で利用できます。またモバイル専用サイトの利用も可能なため、スマホやタブレットで移動中やスキマ時間に勉強したい方には適しています

独学を成功させるために

ノウハウ

ここまでCCNAの独学法について紹介してきましたが、最後に独学を成功させる秘訣を2つご紹介します。

成功者や仲間の声に耳を傾ける

独学では頼る相手がいないため、挫折しそうにすることがあります。そんな時に力になるのが成功者や仲間の声です。SNSでは、CCNA資格取得に向けて頑張る人の体験談や、試験に合格した方の成功談を拝見することができます。参考になる話を閲覧することができますので、ぜひ参考にしてみてください。

独学には強い意志と自己管理を!

独学を成功させるポイントは、強い意志を持ち、しっかりした実行計画とその進捗管理です。独学は制約が少ない分だけ、甘えが出てしまい、安易な方向に流れがちです。しっかりとした将来設計、キャリアパスを描き、目標に突き進んでいく姿勢が求められます。 ネットワーク分野やフルスタックエンジニアとして活躍する自身の将来像を描き、その実現をモチベーションとして、自己管理を行ってください。ここで紹介した独学法を確実に実践し、数カ月後には必ずCCNAの資格取得を実現させましょう。ご健闘をお祈りします。

気になる人のTwitterをフォローしよう!
アンドエンジニア公式LINEでは
新着記事やエンジニアに役立つ情報をお届け!
日々のキャッチアップをお手伝いします!
マイナビITエージェント

編集部オススメコンテンツ

eyecatch_visual_coder
Adobe製品を使わない"デザイナー"?「ビジュアルコーダー」が考える、自己満足で終わらないWebデザインとは
三角
2020.06.16

アンドエンジニアへの取材依頼、情報提供などはこちらから

お問い合わせ・情報提供
この記事をシェア
Twitter
Facebook
LINE
Hatena

編集部おすすめコンテンツ

アンドエンジニアへの取材依頼、情報提供などはこちらから

Powered by マイナビ AGENT