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クラウドエンジニアとサーバーエンジニアの違いとは?転職方法も解説
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クラウドエンジニアとサーバーエンジニアの違いとは?転職方法も解説

アンドエンジニア編集部
2025.02.07
この記事でわかること
サーバーエンジニアはオンプレミスのサーバー領域を担当するため、ハードウェアに直接触れる職種
クラウドエンジニアはオンラインで完結するため、リモートワークがしやすい
求められるスキルや働き方などの違いを理解して転職する職種を選ぼう

クラウドエンジニアとサーバーエンジニアの違いとは?

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未経験からインフラエンジニアに転職したい場合、サーバーエンジニアなどのオンプレミスか、クラウドエンジニアのどちらかを選択することになります。しかし、オンプレミスとクラウドの違いがはっきりイメージできていない場合は、どちらを選択すべきか迷ってしまうのではないでしょうか。

今回は、クラウドエンジニアとサーバーエンジニアの違いや転職方法について紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

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クラウドエンジニアとサーバーエンジニアの違い4選

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クラウドエンジニアとサーバーエンジニアはどちらもインフラエンジニアに属する職種ですが、求められるスキルや仕事内容、働き方、収入など多くの違いがあります。ここでは、主な4つの違いについて紹介します。

クラウドエンジニアの転職・求人情報を見る >
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求められるスキルと仕事内容の違い

サーバーエンジニアはサーバーをラックに設置して電源を投入したり、他の機器とケーブルで接続したりといったハードウェアを取り扱います。その他にも、OS設定やソフトウェアのインストールなどの、コマンドライン・GUI操作といったスキルも求められます。

一方、クラウドエンジニアはWebブラウザやコマンドラインで操作できる仮想的な環境を取り扱うため、ハードウェアの操作は必要ありません。しかし、クラウド環境はインターネット上に存在するため、オンプレミスと比較してセキュリティの重要性が高く、従量課金制なためコスト管理を厳格にする必要があるなどの違いがあります。

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働き方の違い

サーバーエンジニアはハードウェアを扱う性質上、サーバーが設置されているデータセンターやサーバールームでの作業が必要です。そのため、フルリモートでの勤務は難しいと言えます。

一方、クラウドエンジニアはハードウェアを扱わないため、フルリモートの勤務が可能です。

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将来性の違い

近年では、スタートアップ企業を中心にAWSをはじめとしたクラウドサービスのシェアが伸びており、クラウドエンジニアの需要が高まっています。

一方、従来のオンプレミス型のITインフラも、カスタマイズ性の高さやランニングコストの少なさ、セキュリティの高さなどから根強い需要があり、サーバーエンジニアの需要もなくなることはありません。

また、オンプレミスからクラウドへの移行プロジェクトや、クラウドとオンプレミスのメリットを両立させるハイブリッド環境プロジェクトも少なくありません。

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年収の違い

サーバーエンジニアとクラウドエンジニアはどちらもインフラエンジニアに属するため、年収も近いレンジにあると言えます。所属する企業や担当するプロジェクトによっても年収に差がありますが、ここではサーバーエンジニアを例に挙げて平均年収を紹介します。

「マイナビエージェント職種図鑑」によると、サーバーエンジニアの平均年収は429万円(※2025年1月執筆時点)と算出されています。また、経済産業省2017年発表の「IT関連産業の給与等に関する実態調査結果」における「エンジニア/プログラマ」の平均年収を参考にすると、592万円でした。

国税庁2020年発表の「民間給与実態統計調査」における民間企業平均年収は429万円なので、クラウドエンジニアやサーバーエンジニアは国内の平均年収と同等か、それより高い年収が設定されていると言えます。

また、プロジェクトリーダーなどの上流工程のポジションに就くことで更なる年収アップが見込めるでしょう。

【参考】:マイナビエージェント 職種図鑑 ※【平均年収 調査対象者】2020年1月~2020年12月末までの間にマイナビエージェントサービスにご登録頂いた方 【参考】:IT関連産業における給与水準の実態① ~ 職種別(P7) 【参考】:民間給与実態統計調査-国税庁

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未経験から転職するロードマップ

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未経験からクラウドエンジニアやサーバーエンジニアになる方法は人それぞれですが、ここでは資格を取得したり、技術を身につけたり、研修のある企業に転職したり、という王道のロードマップを紹介します。

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関連資格を取得する

未経験から転職するための第1歩は、関連資格を取得することです。資格は、取得すれば技術が身に付くというものではありませんが、一定の知識を持っていることを証明してくれるもので、未経験から転職する際には特に評価されるポイントになります。

サーバーエンジニアを目指すならLinuC、クラウドエンジニアを目指すならクラウドベンダーに応じた認定資格の取得を目指しましょう。クラウドベンダーの認定資格はAWSであれば「ソリューションアーキテクト アソシエイト(SAA)」を取得するのがおすすめです。

【参考】:LinuC 【参考】:AWS Certified Solutions Architect - Associate

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技術を身につける

資格を取得しただけでは、知識はあっても実技は身に付いていません。並行して操作やコマンドにも慣れておいた方が戸惑いなく実務に取り組め、面接でも自信を持って受け答えできるようになります。

サーバーエンジニアを目指す場合は実機が高価なため手に入れるのが難しいですが、VirtualBoxなどを活用して仮想サーバーを構築して操作してみるといいでしょう。

【参考】:Oracle VirtualBox

一方、クラウドエンジニアはアカウントさえ作成すれば実務と同等のサービスを操作できるため、公式のチュートリアルやネット上のチャレンジ記事などを参考にして操作に慣れておきましょう。

研修のある企業に転職する

資格を取得し、手を動かして技術を練習していたとしても、企業は即戦力になる経験者のエンジニアを採用する傾向が強いため、未経験採用の求人数は比較的少なく、転職には大きなハードルがあります。

研修制度がある企業であれば、未経験者を採用した上で教育によって経験不足を補う仕組みを備えているため、学習意欲の高い人材は未経験者でも採用される確率が高いでしょう。

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クラウドエンジニアとサーバーエンジニアの違いを理解して職種を選ぼう

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クラウドエンジニアとサーバーエンジニアはどちらもインフラエンジニアに属する職種ですが、サーバーエンジニアが従来のオンプレミス型システムでハードウェアを取り扱うのに対して、クラウドエンジニアはインターネット上でクラウド環境を扱います。

フルリモートワークがしたい場合はクラウドエンジニアが適しており、ハードウェアを扱う経験を得たい場合はサーバーエンジニアを目指すのがいいでしょう。職種を決めたら資格を取得し、実機の操作を経験して研修制度がある企業に応募してみましょう。

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