サーバーエンジニアとして活躍できる資格5選と効果的な勉強方法
マイクロサービスとDX
サーバーエンジニアとして活躍できる資格5選と効果的な勉強方法
資格・試験
アンドエンジニア編集部
2021.08.08
この記事でわかること
サーバーエンジニアのニーズは常に高い
仕事に活かせるスキルをアピールできる資格は多い
専門知識は忙しくても継続できれば習得できる

サーバーエンジニアの主な仕事内容

python application

システムエンジニアの中で様々なシステムを搭載するサーバを構築したり管理を行っていくのが、サーバーエンジニアの主な仕事となっています。

新たなサーバを構築する

構築業務はシステムなどを搭載するサーバを設計からスタートしていき、予算などを考慮しながら作業を進めていきます。WindowsなどのOSをインストールするところからスタートし、求められる使用用途に合わせて必要なソフトウェアを導入していきます。

サーバーエンジニアは最初に設計を任されることもあります。例えば、必要なOSやCPUやメモリなどのスペックを決めていきます。目指すシステムがどのくらいリソースを必要とするか検討するとともに、障害発生などで稼働できない状況を踏まえて、同じようなサーバを複数構築するケースもあります。

使用用途もホームページや社員が共有で使用するファイルを格納するサーバなど多岐にわたります。処理スピードなどを考慮しながら作っていくとともに、コストを検討しなければなりません。設計内容が固まった後は設置場所も考慮しつつ、サーバを組み立てていきます。構築後は処理能力などの検証を行いながら、問題ないことを確認したところでリリースとなります。

リリースしたサーバを運用する

サーバを構築して様々な検証を事前に行った後、ユーザなどへ開放して利用してもらうことになります。サーバーエンジニアは障害を起こさずに円滑にシステムを利用してもらうため、監視やシステムのアップデートなどの運用作業を担当することもあります。具体的には、リリースしたサーバの稼働状況を監視したり、障害発生時にはログ解析や収集を行ったりしながら、原因を突き止め改善していきます。

運用テストと受入テストの違いとは? 相違点を理解してシステムの品質を高めよう!

またシステムでメーカー側のサポート期限の切れたOSやソフトウェアなどのバージョンアップなどを行う作業も、サーバーエンジニアの仕事として重要です。保守業務としてバージョンアップなどを行う際には、既存のソフトウェアと同じような機能を持っているか調べながら対応していきます。そして負荷などの検証を経て、リリース後も正しく動作することを証明した後にソフトウェアなどを導入していきます。

そして期間を決めながら、サーバのバックアップなどを行うこともあります。障害発生などでデータ復旧が必要となった時には、事前に取得しているバックアップを活用しなければなりません。定期的に実施することによって、システムを維持させることができます。

サーバーエンジニアはきつい?その理由や将来性について徹底解説!

サーバーエンジニアのニーズ

software setup

システムの基盤となるサーバをOSなどを導入して管理していくサーバーエンジニアのニーズは各企業で高く、新規プロジェクトを立ち上げる時だけでなくリリース後も障害対応などで必要とされます。ある程度高い収入を期待できる分、知識をしっかりと持っておくことが必要です。

セキュリティ関連の知識は必要

サーバーエンジニアのニーズが高い理由の1つに、昨今システムに対する外部からの侵入や攻撃が恐れられている点があります。必要なデータなどを守るため、サーバーエンジニアはセキュリティの強化を構築時に設計し検討しなければなりません。

セキュリティについては、ソフトウェアなどを導入するか、OS内部のセキュリティを活かすかを考えるのがポイントです。もし外部メーカーのセキュリティに関するソフトウェアなどを導入する時には、コスト面などの調整も必要です。

ライセンス料やサポート関連の体勢を整える必要もあり、コストは時に大きくかかってしまうことがあります。またサーバを構築する上で、正しく稼働するかチェックを事前に行う必要もあります。様々な検証をクリアしながら、セキュリティについて常にアップデートできるネットワークの構築も行わなければなりません。

反対にOS内部のセキュリティを活用する時には、外部攻撃を受けないかチェックをしながら稼働を検証していきます。その後他のサーバはソフトウェアなどと連携が常にとれるか、サーバーエンジニアは負荷などを測定しながら判断していくことになります。

いずれの方法でもセキュリティ面でアップデートを行いながら正しく稼働するようにチェックし、リリース後は障害が発生しないように稼働させなければなりません。

年収は20代からでも期待できる

各企業でニーズが高く、とりわけ新規で導入したいときにはサーバーエンジニアのニーズは高まります。そんな中で20代からサーバーエンジニアは活躍の場があり、上司のサポートなどを受けながらスキルアップとともに仕事を行うことができます。市場価値として平均年収をみると20代でも400万円を常に超えるため、エンジニアの中でもニーズは高いといえるでしょう。

またサーバーエンジニアは男女問わずに年収は高く、格差もなくスキルアップを行えれば収入も期待できる職種といえるでしょう。技術などは最先端の内容を求められるため、常に学習しながらスキルアップすることが重要です。企業でも認められる制度を多く設けているので、チャレンジしながら収入を得ていくといいでしょう。 ・サーバーエンジニアとは?将来性・年収・必要となる資格を解説 ・セキュリティエンジニアに必要なスキル

多様化しているエンジニアの働き方について分かりやすく解説!

仕事に活かせる資格5選

システムなどに活用され注目されるGO言語

サーバーエンジニアとして活動していく中で、資格試験に合格すると、仕事に対する専門知識を持っていると認められます。就職後企業での評価が上がることもあるので、積極的に資格を取るといいでしょう。国家資格からベンダーが提供している資格もあるので、非常に多岐にわたります。その中でもサーバーエンジニアとして価値が上がる、代表的な資格を5つみていきます。

情報処理技術者試験

情報処理技術者試験国家資格として認められており、多くの人が受験しています。それはシステムエンジニアだけでなく、情報処理を主に学んでいる学生などで、取得すると基本的なパソコン関連の基礎知識を持っていることを証明してくれます。 様々な情報処理技術者試験は年2回実施されていますが、ボーダーライン以上の点数を得ると合格することができます。また上位資格を所有すれば、年収アップなどにつなげることも可能です。 ・情報処理技術者試験

基本情報技術者試験の難易度は高いのか?資格取得のメリットを解説!

MCP

Microsoftが提供する、OSの中でも活用されているWindows関連のシステムに関する資格がMCPとなります。バージョンや導入するソフトウェアで資格は分かれており、基本的な知識を問われる内容から専門的な内容まで問われることがあります。該当する資格を取得すると、サーバーエンジニアとしてWindows関連のスキルを持っていると評価されます。 ・Microsoft認定資格プログラム(MCP)

LPIC/LinuC

OSの中で昨今システム上Windowsと人気を二分しているのがLinuxで、世界各国で活用されています。Windowsと比較してコストがかからず、負荷も軽いため注目されています。その資格として20年以上前からLPICが誕生し、国際的にも認められています。日本でも注目されており、昨今国内独自のLinuCが誕生しました。 いずれも3段階のレベルで取得できるようになっており、上位に行くとより専門的な知識を持っていることになります。 ・Linux技術者認定試験(LPIC) ・Linux技術者認定資格(LinuC)

Linuxエンジニアとは?詳細や仕事内容、必要なスキルを解説!

CCNA・CCNP

サーバーエンジニアとしてネットワークの知識も重要で、世界各国で認められている資格がCCNAです。大半のサーバはネットワーク経由で外部、もしくは内部のシステムと連結しています。ルーターやスイッチなどの機器を活用しますが、スタンダードとなっているのがCisco社製の製品となっています。

設定などを行う知識を資格としても提供しており、取得するとネットワーク構成を作り上げる知識を証明することとなります。合格点などは他の資格と比べると難易度が高く設定されていますが、合格するとスキルアップが証明され年収アップにつなげやすいです。 ・CCNA(Cisco Certified Network Associate) ・CCNP(Cisco Certified Network Professional)

CCNAの試験日を決める上で注意したいポイントを徹底解説
2020年に改定されたCCNAに合格するために必要な勉強時間

ITIL

サーバーエンジニアは構築だけでなく、運用も必要な職種となります。その上でシステム監視などでベストエフォートを決めて、ビジネスなどでもダメージを受けず安定した状態をキープすることができます。その考え方を把握するとともに、必要な知識を持っていることを証明するのがITILです。

資格を持っていると運用関連の基本的な考え方を身に着けていると証明してくれることもあり、契約などを検討する際にもベストエフォートを明確に決めることができます。特に障害発生などの考え方や管理方法も身につくので、より安定したサーバ稼働を継続させることに貢献することができます。 ・ITIL

忙しくても効率的な勉強方法はある

study

サーバーエンジニアは時として不定期もしくは昼夜問わずに仕事を行うこともあり、多忙を極める時期もあります。そんな中でも効率よく勉強を行うことによって、短期間で資格取得につなげていくことができます。

参考書で学習する

様々な参考書が本屋だけでなく電子書籍でも販売されるようになり、購入し集中して勉強できるようになりました。種類も多く、資格によっては何十種類もの参考書を見かけることでしょう。初めて受験する時は資格試験の申し込み方法なども記載されている参考書も多数販売されているので、自分に合うものを決めることが重要です。

Webサイトで学習する

資格によってはインターネットを活用して勉強できるようになっており、コストも抑えながら勉強を行うことができます。 無料で問題集を提供しているサイトも多く、勉強した成果をチェックすることも可能です。移動中にスマートフォンなどで勉強することも可能なので、場所を問わずに学習することができることでしょう。

仮想マシンを作って学習する

どうしても参考書や問題集などで勉強を進めるのが難しいという時は、実際にサーバを作りながら学ぶ方法もあります。最近仮想マシンといわれる、自宅のパソコンの中で実体のないOSなどが実機と遜色ないサーバを作ることができるようになりました。勉強する際に必要なソフトウェアなどを導入することもできるため、実際に作りながら勉強したいという人に向いています。

仕事内容から学習する

どうしても忙しいという時には、参考書などからキーワードなどを抽出して仕事で同じような内容が出ているかチェックしましょう。どのようなメカニズムになっているかなど知識をつけていくことができるため、仕事をしながら勉強することができます。

大切なのは継続すること

様々な資格取得に向けた勉強方法がありますが、挫折してしまうことも少なくありません。難しいだけでなく、忙しくなってしまうと参考書などを読む機会も減ることでしょう。しかしサーバーエンジニアとしてスキルアップする上で、モチベーションだけは失わずに知識などをつけていくことが重要です。忙しくても継続して勉強できるよう、モチベーションなどを保てる環境を作ることも重要です。

サーバーエンジニアはアプリなどを導入していく職種と異なり、システムの基盤を作り上げていくことになります。使用用途をしっかりと把握しながら構築を行うとともに、リリース後も安定して稼働できるように運用を進めていきます。

その中でも専門的な知識を求められるとともに、自分自身のスキルアップとともに資格を取得するケースも出てきます。非常に多い資格の中でも、サーバーエンジニアとしてOSやネットワークの基本的な資格を選ぶとともに、忙しい中でも活用できるツールを駆使しながら短期間で取得していくといいでしょう。

サーバーエンジニアはきつい?その理由や将来性について徹底解説!
気になる人のTwitterをフォローしよう!
アンドエンジニア公式LINEでは
新着記事やエンジニアに役立つ情報をお届け!
日々のキャッチアップをお手伝いします!
マイナビITエージェント

編集部オススメコンテンツ

ITパスポート
ITパスポートは不要な資格か?メリット・デメリット、活用について
アンドエンジニア編集部
2022.03.17

アンドエンジニアへの取材依頼、情報提供などはこちらから

お問い合わせ・情報提供

アンドエンジニアへの取材依頼、情報提供などはこちらから

Powered by マイナビ AGENT