サーバーエンジニアはきつい?その理由や将来性について徹底解説!
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サーバーエンジニアはきつい?その理由や将来性について徹底解説!
キャリア・働き方
アンドエンジニア編集部
2022.03.01
この記事でわかること
サーバーエンジニアがきついと言われる理由は、主に「障害対応」「夜勤・休日出勤」
サーバーエンジニアの将来性は充分に見込める
サーバーエンジニアは、クラウドサービスやセキュリティに関するスキルが今後求められる

サーバーエンジニアが「きつい」と言われる6つの理由

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サーバーエンジニアは、インフラエンジニアの職種の1つです。 サーバーエンジニアの主な仕事は、クライアントが要求するシステムのサーバー設計・構築から保守・運用まで幅広い業務内容です。例えば、扱うサーバーは、Webサーバー・DBサーバー・DNSサーバーなどが挙げられます。サーバーエンジニアは「きつい」「やめとけ」などと言われることが少なくありません。ここでは、サーバーエンジニアきついと言われる理由について詳しくご紹介します。

障害対応がきつい

サーバーの不具合やトラブルは、いつ発生するか予測が難しいです。そのため、組織で障害対応体制をきちんと練らなければなりません。例えば、金融システムのような24時間365日稼働しているサーバーに障害が発生した場合、夜間も休日も関係なく対応する必要があります。

よって、サーバー障害がいつ発生するか予測できない、という不安やストレスを抱きながら生活することになります。また、夜間や休日に関係なく障害対応することによって、生活リズムを崩しやすいのも、サーバーエンジニアがきついと言われる理由の1つと言えるでしょう。

サーバー監視がきつい

サーバーエンジニアの業務の中で特にきついと言われているのが、監視業務です。システムトラブルはいつ起こるかわからないため、サーバーを常に監視する必要があります。

監視業務は、サーバー開発工程の際にマニュアルを作成して、他会社のオペレーターに業務を任せることも少なくありません。しかし、サーバーの監視業務も、場合によってはサーバーエンジニアが担うこともあります。障害が起きなければほぼ仕事がないため、監視業務は退屈であることが多いです。また、夜勤や休日出勤もあるので、サーバー監視業務はサーバーエンジニアにとってきついと言われることが少なくありません。

夜勤・休日出勤がきつい

サーバーは常に安全に稼働していることが要求されるため、監視業務が必要です。また、サーバー開発で納期に間に合いそうにないときには、深夜帯や休日に仕事をしなければならないことも多いです。そのため、サーバーエンジニアには夜勤・休日出勤があります。

夜勤や休日出勤により、生活リズムが崩れたり、プライベートの時間が少なくなったりします。よって、夜勤や休日出勤がサーバーエンジニアにとってきついと言われる理由の1つと言えるでしょう。しかし、それだけ社会貢献性ややりがいのある仕事とも言えます。

サーバールームでの業務がきつい

サーバールームでの業務は、セキュリティに厳しかったり室温が低めに保たれています。特にサーバーは熱を放出するため、機械を冷却させなければなりません。そのため、サーバールームは常に寒い状態であることが多く、乾燥していることも少なくないので風邪を引くなど体調を崩してしまう可能性もあります。サーバールームでの業務が体質的に合わない人にとっては仕事がきついかもしれません。

不定休なのがきつい

サーバーエンジニアの仕事で監視や障害対応を担当する方は、不定休の場合があります。障害が発生しなければ、ある程度まとまって休みをとることは可能です。

しかし、システムリリース直後などで障害が多発することが多い場合には、休みの予定を立てにくい側面があります。カレンダー通りに休みたい方には、自由に休みを取れないサーバーエンジニアはきついと感じるでしょう。

IT知識を日々アップデートしなければならないのがきつい

IT技術の発展は早いため、サーバーエンジニアに限らずITエンジニアは常に知識のアップデートが必要です。例えば、近年ではクラウドサービスが急速に普及しています。AWSなどのクラウドサービスが登場したことにより、企業ではサーバー管理のアウトソーシングが増加傾向にあります。

サーバーエンジニアはクラウドサービスなどの新しいスキルを身に付けなければ使えない人材扱いとなってしまいます。そのため、トレンド技術などの新しい知識の勉強が好きでない方には、サーバーエンジニアはきついかもしれません。

サーバーエンジニアになる4つのメリット

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サーバーエンジニア職のデメリットについて解説しましたが、メリットももちろんあります。現代社会において欠かせない仕事であるためやりがいを感じられ、IT分野に興味のある方なら楽しいと感じられることも多いです。加えて、以下のような4つのメリットがあります。

スキルに応じた年収アップが見込める

サーバーエンジニアの平均年収は転職サイトの調べによると438万円で、技術系(IT/通信)職種では平均的に位置します。しかし、サーバーエンジニアに限らずエンジニアの世界は実力主義のため、スキルや経験を積むことで年収アップが見込めます。また、チャンスがあれば報酬のいい大手企業への転職も可能です。

他のエンジニア職への転身も可能

サーバーエンジニアに求められるスキルは他のエンジニア職においても武器になるため、他のエンジニア職に転身することが可能です。サーバーエンジニアとして必要な知識を幅広く身につけておくことで、将来性も広がります。

学歴に関係なくチャレンジできる

先述したとおりエンジニアの世界は実力主義です。そのため、サーバーエンジニアにおいても学歴に関係なくチャレンジできます。スキルを磨くことで確実に可能性を広げられるため、興味・関心がある人にとってチャレンジする価値のある職種です。

未経験でも転職できる

サーバーエンジニア職は、20代でポテンシャルが高ければ未経験で採用される傾向にあります。また、30代以降であっても必要な知識を身につけていれば採用される可能性があります。いずれにしても、未経験からサーバーエンジニアを目指すなら、スクールや独学などで知識や技術を身につけることが必須です。

サーバーエンジニアの将来性

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続いて、気になるサーバーエンジニアの将来性について解説します。AWS・Azureなどのクラウドサービスの普及に伴い、サーバーエンジニアの需要が減少すると思われるかもしれませんが、サーバーエンジニアは今後も将来性がある職種です。

職業情報提供サイトによると、クラウドサービスの普及に伴い、物理的にサーバーを設置する業務は減少していると記載されています。しかし、クラウド技術を活用したIoT・フィンテックなどの新しい分野でITインフラが要求されるようになっています。よって、業務内容は変わってきていますが、ITインフラの根幹を担うサーバーエンジニアは一定の需要があるため、サーバーエンジニアの将来性は期待できると言えるでしょう。

【参考】:厚生労働省-システムエンジニア(基盤システム)

また、クラウドサービスの中でも市場シェア率が高いAWSを使いこなせるサーバーエンジニアは、将来的な市場価値が高いです。他にもサーバーエンジニアの将来性がある理由の中には、少子高齢化やIT人材不足が挙げられます。2019年に経済産業省が公表した、「IT人材需給に関する調査」によると、2030年には78.7万人程度のIT人材が不足すると予測されています。

【参考】:経済産業省-IT 人材需給に関する調査

サーバーエンジニアの将来性は?「きつい・やめとけ」の理由を解説

サーバーエンジニアに必要なスキル・資格

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サーバーエンジニアはやりがいや社会貢献性の高い仕事で、将来性も充分にあります。しかし、サーバーエンジニアはさまざまなスキルを身に付ける必要があります。ここでは、サーバーエンジニアに必要なスキルについて詳しくご紹介します。

サーバーエンジニアとして活躍できる資格5選と効果的な勉強方法

OSを使いこなすスキル

サーバーエンジニアにとって、OSを使いこなすスキルは必要不可欠です。サーバーエンジニアは、サーバーの設計・構築・保守・運用を行うエンジニアです。サーバーの種類は多く、どのサーバーにもOSをインストールするため、OSに関するスキルを身に付ける必要があります。OSの代表例として、Linux・UNIX・Windowsなどが挙げられます。

OSを使いこなすスキルは多種多様です。設計・インストール・パラメーター設定などの構築・テスト・トラブルシューティング・チューニングなどが挙げられます。

クラウドサービスに関するスキル

サーバーエンジニアとして今後活躍するためには、クラウドサービスのスキルを身に付ける必要があります。クラウド技術を利用することによって、コスト削減や調達スピードの上昇などが期待できます。総務省が公表している、「令和2年版情報通信白書」の調査では、2019年時点で60%以上の企業でクラウドサービスが利用されているということが分かりました。

【参考】:総務省-令和2年版情報通信白書 第2部 基本データと政策動向

したがって、今後はさらなるクラウドサービスの普及が予想されており、オンプレミスからクラウドへの移行案件の増加が見込まれます。クラウドサービスのスキルを身に付けると、市場価値の高いサーバーエンジニアになれるでしょう。

具体的には、以下のような知識・スキルです。

・パブリッククラウドに関する知識(AWS・GCP・ Microsoft Azureなど)

・クラウドサービスの3つの提供形態への理解(SaaS・PaaS・IaaS)

※SaaS(サース)はソフトウェアを、PaaS(パース)はアプリケーションソフトが稼働するためのクラウドプラットフォームを、IaaS(イアース)はITインフラを提供するクラウドサービス

セキュリティに関するスキル

IT技術の発展に伴い、サイバーセキュリティの重要性が高まっています。特にクラウド化やIoT化などの技術の変化によって、標的型攻撃やIoT機器の脆弱性に対する攻撃など、攻撃対象も変わってきています。

【参考】:総務省-IoT・5G セキュリティ総合対策 2020

今後のサーバーエンジニアは、セキュリティに関しても注意を払って、サーバーの設計・構築する必要があります。また、セキュリティ技術は他の技術と比較して移り変わりが激しいため、常に新しい知見にアップデートすることが大切です。

知識の証明・習得に役立つ資格3選

資格の取得はスキルの証明になるだけでなく、新たな知識の習得にもつながります。また、未経験からサーバーエンジニアを目指す場合、資格を取得すれば履歴書に記載できるため資格取得は大切です。ここではサーバーエンジニアにおすすめの資格を3つ紹介します。

・LinuC(Linux技術者認定資格)(https://linuc.org/)

LinuC(リナック)は、サーバーエンジニアにとって必須のサーバーOS「Linux」に関する知識やスキルを証明できる資格です。3つのレベルが設けられていて、上位レベルを取得するには下位レベルの合格が必須となっています。

・MCP(マイクロソフト認定資格)(https://docs.microsoft.com/ja-jp/learn/certifications/)

MCPはマイクロソフト製品に関する知識やスキルを証明できる資格で、技術内容によって細分化されています。現在のところWindowsサーバーに特化した資格はありませんが、「Azure Fundamentals」や「Azure Administrator Associate」の中でWindowsサーバーに関する問題が出されることがあります。クラウドサービス「Azure」の知識も深められるため、おすすめの資格です。

・CCNA(https://www.cisco.com/c/ja_jp/training-events/training-certifications/certifications/associate/ccna.html)

CCNAはネットワークの基礎やアクセス、IP接続、セキュリティの基礎などの知識やスキルを証明できる資格です。資格は世界共通基準で知名度も高いため、ネットワークエンジニアに限らずサーバーエンジニアも取得しておくとスキルのアピールにつながります。

受験資格はありませんが、「1年以上のシスコソリューションの実装および管理経験」「基本的な IP アドレス指定の知識」「ネットワークの基礎に関する深い理解」を推奨条件としています。

CCNAとは?詳細や試験概要、勉強方法について徹底解説!

サーバーエンジニアにはやりがいや社会貢献性の魅力がある!

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ここまで、サーバーエンジニアがきついと言われる理由や将来性、必要なスキルについて解説しました。サーバーエンジニアがきついと言われる理由で多いのは、夜勤や障害対応があることが挙げられます。しかし、ITインフラを支える大切な役割をサーバーエンジニアは担っており、やりがいや社会貢献性の魅力がある仕事とも言えます。

今後のサーバーエンジニアは、クラウドサービスやセキュリティに関するスキルを習得すれば、市場価値の高いエンジニアになれるでしょう。

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