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基本情報技術者試験とITパスポートどちらを受ければ良い?
ITパスポートと基本情報技術者試験は、どちらもIT入門者向けの試験として知名度や人気が高い資格試験です。受験者数はいずれも毎年10万人前後と、その人気ぶりがうかがえます。
しかし、どちらを受験すれば良いのかわからない、と迷っている方も多いのではないでしょうか。この2つの資格試験は似ているようですが、よく見ていくと明確な違いがあります。自身はどちらを受験すべきなのか、あるいは自社社員にどちらの受験を推奨すべきなのか、本記事を参考に確認しましょう。
基本情報技術者試験とITパスポートの違いを理解しよう
皆さんは基本情報技術者試験とITパスポート、この2つの資格試験の違いについてどこまで理解できているでしょうか?
どちらを受験すべきなのか、どちらが自身に向いているのかを知る上で、それぞれの違いについて理解しておく必要があります。これから、その違いについて見ていきましょう。
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想定されている受験対象者像の違い
ITパスポート試験と基本情報技術者試験は、それぞれ別の目的を持って実施されている試験です。ここでは迷っている方に向けて、各試験の受験対象者像について解説します。
◆ITパスポート試験 ITパスポート試験の対象者像は、「職業人及びこれから職業人となる者が備えておくべき、ITに関する共通的な基礎知識をもち、ITに携わる業務に就くか、担当業務に対してITを活用していこうとする者」とされています。業務上ITの技術を活用する人はすべて対象になると言えます。
【参考】:ITパスポート試験|試験情報
◆基本情報技術者試験 基本情報技術者試験では、「ITを活用したサービス、製品、システム及びソフトウェアを作る人材に必要な基本的知識・技能をもち、実践的な活用能力を身に付けた者」が対象とされています。ITエンジニアとしてシステムの設計・開発・運用などに従事する人に受験が推奨されます。
【参考】:基本情報技術者試験|試験情報
出題範囲の違い
ITパスポート、および基本情報技術者試験のA科目(旧:午前試験)では、大きく分類すると以下の3つの分野から出題されます。
・ストラテジ系(経営全般の知識) ・マネジメント系(IT管理の知識) ・テクノロジ系(IT技術の知識)
どちらの試験でも四肢択一式の出題形式で、IT関連の基礎知識が広く問われます。ただし、基本情報技術者試験はより専門分野寄りで、使われる用語や問題自体もやや難しくなります。
これに加えて基本情報技術者試験では、プログラミングやアルゴリズム、情報セキュリティなどに関して長文問題を中心に出題される科目B(旧:午後試験)があります。こちらは多肢選択式で、より専門的な知識が求められます。
【参考】:情報処理技術者試験・情報処理安全確保支援士試験 試験要綱Ver.5.2
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試験実施日や試験時間の違い
次に、ITパスポート試験と基本情報技術者試験の試験実施日と試験時間について解説します。
◆ITパスポート試験 ITパスポートの試験日程は概ね土・日で、都市によっては平日でも開催されており、大都市の会場では年間で最大60回程度実施されます。受験回数に制限はありません。試験結果は当日直ちに分かるので、不合格の場合は会場に空きがあれば、翌日以降に再受験の申込みができます。出題数は全部で100問、試験時間は120分です。
【参考】:ITパスポート_試験開催状況一覧 【参考】:ITパスポート試験|試験情報
◆基本情報技術者試験 基本情報技術者試験は2023年から、年間を通して受験できる通年試験になっています。これによって受験者は都合の良い日時に受験できるようになりました。科目A・科目Bの出題数・試験時間は以下の通りです。
■科目A:試験時間90分・出題数60問 ■科目B:試験時間100分・出題数20問
【参考】:基本情報技術者試験 | 試験情報 | IPA 独立行政法人 情報処理推進機構
難易度や合格率の違い
ITパスポート試験と基本情報技術者試験では、難易度や合格率が異なります。ここでは、2つを比較してどのような違いがあるのかについて解説します。
◆ITパスポート試験 難易度はIPAのスキルレベル1、合格率は50%前後で国家資格としては最も易しいレベルです。ステップとしてはITパスポートを取得してから基本情報技術者試験に挑む、という流れが初心者におすすめです。
◆基本情報技術者試験 難易度はIPAのスキルレベル2、合格率は40%前後とやや難しくなります。科目A試験の難易度はITパスポートとさほど違いはありませんが、科目Bのアルゴリズムやプログラミングを難しいと感じる人が多いです。
ちなみに、ITパスポート試験では総合評価点が1,000点満点中600点以上かつ3項目別評価点がいずれも1,000点満点中300点以上であること、基本情報技術者試験では科目A・科目B試験ともに1,000点満点中600点以上であることが合格条件です。
【参考】:2.ITスキル標準とは -ものさしとしてのスキル標準|IPA 【参考】:応募者・受験者・合格者の推移表 平成21年度春期~|統計情報(全試験区分) 【参考】:情報処理技術者試験・情報処理安全確保支援士試験 試験要綱
合格に必要とされる勉強時間の違い
初学者でも取得しやすいおすすめの資格と言えど、日頃から勉強して知識をつけなければ合格はできません。ここでは、各試験ごとに勉強時間の目安について解説します。
◆ITパスポート試験 初学者の場合だと、必要な勉強時間は100時間程度と言われています。1日3時間程度勉強すると、1ヶ月程度です。
◆基本情報技術者試験 こちらは経験度合いによって変わりますが、一般的には初学者で200時間程度とされているため、1日3時間勉強しても2ヶ月程度の学習時間が必要です。ただし、現役プログラマーで科目Bのアルゴリズムやプログラミングに自信がある人なら、ITパスポートと同じく100時間程度の勉強で合格できるでしょう。
基本情報技術者試験・ITパスポートを受験するには
ここからは、基本情報技術者試験とITパスポートの受験の仕方について解説します。申し込みから合格証書の受け取りまで、一連の流れを頭に入れておきましょう。
実施方式はどちらもCBT方式
令和6年5月時点では、どちらの試験もCBT(Computer Based Testing)方式にて実施されています。CBTとはコンピューターを用いた試験の方式で、全国に設置された試験会場でPCを利用して受験します。
それぞれ公式の申し込みページから任意の会場と日時を選んで受験を申し込むことができます。初めてIPA主催の試験を受験する場合は、始めに利用者IDの作成が必要となります。
【参考】:【CBT】基本情報技術者試験(FE)| CBT-Solutions CBT/PBT試験 受験者ポータルサイト 【参考】:【ITパスポート試験】受験申込み
料金は共に7,500円
ITパスポートと基本情報技術者試験の受験料は、どちらも7,500円(税込)です。
ITパスポートの支払い方法は、クレジットカード・コンビニ支払い・バウチャーから選択できます。コンビニ支払いは、別途手数料187円が発生するので注意してください。バウチャー決済は大人数で受験予定の場合に利用すると良いでしょう。
基本情報技術者試験の支払い方法は、クレジットカード・コンビニエンスストア払い・銀行ATM(Pay-easy)での支払いから選択できます。コンビニエンスストア払い、Pay-easy払いは別途で手数料242円が発生するので注意してください。
Pay-easy払いについては、金融機関によって別途手数料等がかかる場合があるので確認が必要です。
【参考】:基本情報技術者試験(FE) | CBT-Solutions CBT/PBT試験 受験者ポータルサイト 【参考】:受験申込手順
受験後の流れ
ITパスポート試験、基本情報技術者試験ともに、試験が終了すると画面上に採点結果が表示されます。また、受験月の翌月中旬頃に合格者の受験番号が公式サイトにて公表されます。経済産業大臣から交付される合格証書も、受験月の翌月中旬ごろに発送されます。
【参考】:【ITパスポート試験】試験当日(CBT試験)3-6.試験結果確認 【参考】:【ITパスポート試験】合格発表 【参考】:合格者受験番号一覧・合格発表日・合格証書発送日・官報公示日|情報セキュリティマネジメント試験、基本情報技術者試験(CBT方式
基本情報技術者試験には科目A免除制度がある
基本情報技術者試験には、「科目A試験免除制度」というものがあります。これは、情報処理試験を主催するIPA(独立行政法人情報処理推進機構)認定の講座を受講して、修了試験に合格することで科目A試験免除を得られるという制度です。
免除対象講座は専門学校・大学・通信/通学講座などで、1回当たりの費用は20,000円〜30,000円程度、年4回開催されています。終了試験の多くは基本情報技術者試験の過去問から出題される傾向があるため、過去問対策を行っていれば合格はそこまで難しくありません。
この免除制度を利用すると、本試験の科目B試験に集中できる、勉学エネルギーを科目B試験対策に向けられる、というメリットがあります。独学に不安を感じる人は検討してみるとよいでしょう。
【参考】:科目A試験免除制度 基本情報技術者試験(FE) | 試験情報 | IPA
免除制度の手続きの流れ
科目A免除制度の流れは、「カリキュラムの申請(免除対象講座)」→「実施講座の申請」→「実施講座の開講」→「修了試験実施の申し込み/修了試験の実施」→「修了認定者の決定・報告」です。
以下、流れについて公式サイトを参考に1つずつ説明します。
◆カリキュラムの申請(免除対象講座) 受講項目(100)に対応しているか、カリキュラムの内容が審査されます。不足している項目は教材の追加が必要です。また、審査手数料については35,000円かかり、約2ヶ月の審査期間を要します。
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◆実施講座の申請 実際に行う講座の期間・受験予定の修了試験(2会まで設定)をIPAに提出します。また、審査手数料は無料で承認までに約7日間(5営業日)かかります。
↓
◆実施講座の開講 実施講座の進め方は、通常授業と同様に校内での学習が可能です。
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◆修了試験実施の申し込み/修了試験の実施 IPAに修了試験実施の申請を行います。試験問題はIPAより提出され、試験実施は学校内で行われます。料金については、受験者1人あたり2,000円必要です。
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◆修了認定者の決定・報告 修了試験の採点は学校側で行われ、修了認定者はIPAへ報告されます。
【参考】:基本情報技術者試験(FE)の科目A試験免除制度のご案内
基本情報技術者試験とITパスポートのどちらを選ぶ?
ここまでで、基本情報技術者試験とITパスポート試験の違いについてご理解頂けたかと思います。では、受験する場合はどちらを選択すれば良いのでしょうか?ここでは1つの判断材料として提案しますので、ご自身に合うものを受験してください。
学生・非ITエンジニアならITパスポートがおすすめ
IT系の学部に在籍する大学生やITが得意な人を除く一般の学生、あるいはIT技術者以外の社会人なら、まずはITパスポート試験から受けると良いでしょう。
ITパスポートは社会人として身に付けておきたいITの基本知識を習得することが目的となっているので、取得しておくと非IT系でも就職・転職・キャリアアップなどにおいても有利です。
昨今はあらゆる業界で企業のIT化が進んでいるので、DXを推進したい、情報の取り扱いなどにおいてコンプライアンスを徹底したい、といった企業は、社内教育の一環としてITパスポートの取得を推奨するのもおすすめです。
ITエンジニアなら基本情報技術者試験がおすすめ
ITエンジニアを目指している、あるいはITエンジニアとして企業に勤めている人なら、基本情報技術者の資格取得を狙うと良いでしょう。基本情報技術者試験はITエンジニアの登竜門とも言われており、ITエンジニアとしての基礎を固めることができるからです。
一般企業の情報システム部門以外に勤務する人であればITパスポートの取得で十分なケースもありますが、ITエンジニアとして従事するのであればより専門的な知識が必要になります。そのため、ITパスポートのみではさほど大きなメリットは期待できません。
ITエンジニアとしての就職・転職を考慮すると、専門的なITスキルの基礎力を証明できる基本情報技術者資格が有利だと言えます。
両方取得するのもあり
この2つの資格試験は両方受験するのもおすすめです。ITパスポートと基本情報技術者試験は出題範囲が重複している部分も多く、先にITパスポートを取得していれば基本情報技術者試験の対策になります。
ただし、ITパスポートの内容が簡単に感じる、より専門的な資格が欲しいためITパスポートはいらない、と考えている人はITパスポートを取らずに基本情報技術者試験に挑むのも良いでしょう。
順番としては、ITパスポートを取ってから基本情報技術者試験にチャレンジするのが正攻法ですが、IT系の学部出身・既に実務経験があるなど、ある程度のITスキルを持っている人であれば、最初から基本情報技術者試験を受けてもそれほどハードルは高くないでしょう。
資格を活かしたキャリアプランとは
資格試験は明確な目的が必要であり、資格取得はあくまでも目的達成に向けた1つの手段です。
皆さんは何のために基本情報技術者試験やITパスポート試験を受験しますか?「就職に有利」というのは企業に就職するという1つの目的達成のための手段ですが、企業に就職するのは初めの一歩です。その後のキャリアプランも見据えて、今一度自身が資格試験を受ける意味について考えてみましょう。
ITパスポートを選択する人
ITパスポートはIT技術者向けの資格ではないので、非IT系企業で部門のIT推進リーダーとなるといった目標であれば、ITパスポートの資格が活きます。
また、履歴書に「ITパスポート取得」と書いた場合、面接で「あなたはなぜITパスポートを取得したのですか」と質問を受ける可能性もあるでしょう。「就職に有利」という理由でITパスポートを受験する人は多いですが、ここで面接官の心に響く回答ができなければ、ITパスポートの威力は半減します。
自分は何のためにITパスポートを取得するのか、就職した企業で資格をどう活かすのか、しっかり答えを見つけておきましょう。
基本情報技術者を選択する人
基本情報技術者試験を受ける方の多くは、一般教養としてではなくITエンジニアという目標を抱いて受験されることでしょう。しかし、ITエンジニアと一言でまとめても、そこにはさまざまな職種があります。
具体的にはWeb系のエンジニア・データベース系・システム開発系・運用や、保守系のエンジニア・プロジェクトマネージャー・セキュリティスペシャリスト、あるいはシステムコンサルタントなどです。
「ひとまずは基本情報技術者試験に受かり、その先のことは受かってから考える」という人も少なくないかもしれませんが、将来目標はできるだけ持っておきましょう。
自らの明確な将来目標を持っている人は、持っていない人より受験に力が入ります。自ずと合格の確率も上がるでしょう。
資格取得は待遇や年収に影響する?
資格を取得して就職・転職に挑む人にとっては、資格取得による待遇や年収への影響も気になるところです。ここでは、基本情報技術者資格を取った場合を例として、考察していきます。
基本情報技術者試験の受験者層の1つとして、ITエンジニアのキャリアのスタート地点でもあるプログラマーが挙げられます。
プログラマーの年収は「マイナビエージェント職業別年収ランキング/職種図鑑」での平均年収は344万円(※2024年5月執筆時点)、経済産業省2017年発表の「IT関連産業の給与等に関する実態調査結果」から近い職種のエンジニア/プログラマを参考にすると、平均年収592万円と分かりました。
国税庁2020年発表の民間給与実態統計調査における民間企業平均年収は433万円なので、プログラマは一般平均年収よりも低いこともあれば、高いこともあることが分かります。
年収を左右する要素の1つは、その人のスキルです。そして、スキルを上げる方法の1つが資格取得です。資格を取得することでスキルが上がり、かつスキルの客観的証明ができることから、好待遇が実現する可能性が高くなります。企業によっては資格手当を受け取れることもあります。
【参考】:マイナビエージェント職業別年収ランキング/職種図鑑 ※【平均年収 調査対象者】2020年1月~2020年12月末までの間にマイナビエージェントサービスにご登録頂いた方 【参考】:IT関連産業における給与水準の実態① ~ 職種別(P7) 【参考】:民間給与実態統計調査-国税庁
上位資格にもチャレンジしよう
IPAはITパスポートや基本情報技術者試験以外にも、多くの資格試験を提供しています。基本情報技術者試験に合格したら、よりレベルの高い試験にもチャレンジしてみましょう。
代表的な試験としては、基本情報技術者試験の1つ上の上位資格である応用情報技術者試験があります。また、その他にも分野別の資格試験が用意されています。
【参考】:試験区分|IPA 【参考】:応用情報技術者試験(AP)
より高難度の試験、専門的な試験であるほど、転職などにおいても大きなアドバンテージがあります。さらに、転職エージェントを利用すれば資格を活かした転職活動をサポートしてくれるため、そのアドバンテージを最大化できるでしょう。
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ITパスポート・基本情報技術者試験の勉強方法
ITパスポートと基本情報技術者試験には、試験の内容自体に違いはあるものの試験対策の仕方は似ています。試験範囲を確認して、必要な知識を頭に入れて、過去問を解くことが大筋の流れです。
また、使用する教材や学習計画を決める際には、学習経験や実務経験の有無などを根拠にするよりも、1度過去問を解いてみて、現在の自分の実力を根拠にした方が良いでしょう。
試験勉強に使える教材
ITパスポートと基本情報技術者試験の対策に使える教材には、以下のものがあります。
・参考書、問題集 ・過去問 ・動画配信サイト、学習サイト ・資格教室
参考書は、それぞれの試験の出題範囲に合わせた知識が体系的にまとめられているため、実務経験の有無に関わらず、試験対策には参考書による学習が一般的です。それに加えて過去問を何度も解くことで、出題傾向などを把握するとともに知識の定着を行います。
動画配信サイトや学習サイトには、IT知識が豊富な方によるIT知識の解説や、試験経験者による最短で合格するコツや問題の解き方などの情報が出ているため、参考にすることができます。
また、独学では「学習計画が立てられない」「理解できないところをどうにかしたい」といった不安がある場合には、資格教室に通う方法も良いでしょう。
基本情報技術者試験の科目Bの試験範囲に注意
2023年4月より基本情報技術者試験の科目B試験の範囲が1部変更されました。これまで必須解答としていた、情報セキュリティとデータ構造及びアルゴリズム(擬似言語)の2つの分野を中心にした構成に変更されます。
内訳としては、20問のうち「アルゴリズムとプログラミング」(旧「データ構造およびアルゴリズム」)分野が16問、情報セキュリティ分野が4問です。
また、個別プログラム言語(C、Java、Python、アセンブラ言語、表計算ソフト)による出題は、普遍的・本質的なプログラミング的思考力を問う擬似言語による出題に統一されるなど、大きく変更されます。
よって今後受験を予定されている方は、変更に伴った勉強を行う必要があります。特に参考書などを利用して独学する場合は、新しい試験範囲に対応しているものかどうかよく確認しましょう。
【参考】:情報処理技術者試験における出題範囲・シラバス等の変更内容の公表について
自身の将来像を明確にしてスキルアップ計画を
本記事ではITパスポートと基本情報技術者試験の違いについてや、受験するにあたっての手続きの流れなどについて解説しました。
資格取得には、目標を設定すると勉強の励みになります。将来どのような人物となり、どう活躍したいか明確なビジョンを描いてみましょう。このビジョンがないと、資格試験に受かればそれで終わりということになりかねません。
しかし、ビジョンはあっても資格の具体的な活かし方がよくわからない、資格を活かせる企業の選び方がわからないという人もいるでしょう。
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