ITパスポートとはどんな資格?メリットや難易度、合格率を解説!
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ITパスポートとはどんな資格?メリットや難易度、合格率を解説!
アンドエンジニア編集部
2023.04.28
この記事でわかること
ITパスポート試験とは、ITの共通的な知識を測る国家試験
ITパスポート試験では、経営戦略やリスクマネジメント、財務に関する知識を問う問題も出題される
ITパスポートは、ITを扱うすべての職種の方にとって有効な資格である

そもそもITパスポートとは

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ITパスポートとは、情報処理技術者試験の1つで、ITに関する基礎的な知識を有することを証明できる国家資格です。IT業界未経験者やITに関する知識を深めたい方が、はじめて取得する資格としておすすめです。

ITパスポート試験の勉強をすることによって、情報処理の基礎部分から学ぶことができます。ここでは、ITに関する基礎知識を深めたい方やITエンジニアを目指す方に対して、ITパスポート試験の詳細や取得する必要性について紹介します。

ITパスポートとはどんな資格?

前述の通り、ITパスポートとは情報処理技術者試験でITの基礎知識を証明する資格に位置しており、簡単に言えばIT技術を業務で扱う全ての社会人に向けた資格です。

情報処理技術者試験とは、情報処理に関するスキルと知識を証明するための国家資格の総称で、12の試験が4つのレベルに分類されています。ITパスポートは、レベル1に分類されています。

IT技術の発展に伴い、ITリテラシーなどの観点から情報処理に関する正確な知識が必要とされ、平成21年にITパスポート試験が新設されました。近年ではAI・ビッグデータ・IoT・クラウドのような、IT技術の正確な知識を身に付けることが求められています。

ITパスポート試験の資格を所有している方は、新しいIT技術を業務で正しく活用できる知識を有していると言えるでしょう。なお、正式名称は「ITパスポート試験」と言い、略称として「iパス」と呼ばれることもあります。

【参考】:ITパスポート

ITパスポート試験とは?メリットや試験詳細・学習方法を解説!

ITパスポートを取得するメリット

ITパスポートの資格を取得することで、基本的なIT知識とスキルを有する証明ができます。一部では「取得しても意味ない」と言われることもありますが、実際にはITエンジニアを目指す方にとって前提知識を持つために有効な資格です。

また、IT系の職種ではない方にとってもITパスポートの取得にはメリットがあります。例えば、営業職や事務職などの方がITパスポートで得た知識を基にIT技術を活用し、業務の効率化を図ることができます。基本的なITリテラシーを理解することは、すべての職種において業務の効率化の面で大きなメリットとなるでしょう。

さらに、ITパスポートではIT以外の分野の知識も深めることができます。経営戦略・リスクマネジメント・財務に関する知識を問う問題も出題されるため、IT以外の知識も同時に身に付けることができ、すべての職種の方におすすめです。

ITパスポートの取得に必要な勉強時間は?詳細や試験内容などを解説!
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ITパスポートの試験概要

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ITパスポートの受験資格や受験方法などの概要について、以下にまとめました。

・受験資格:なし(年齢、経験、国籍不問) ・試験時間:120分・問題数 :100問 ・受験方法:CBT方式(4肢択一) ・受験料 :7,500円(税込) ・開催場所:47都道府県(毎月開催)

上記の通り、ITパスポートを受験するために必要な条件はないので、年齢や国籍などに関係なく誰でも受験できます。試験はすべての都道府県で毎月実施されているので、受験者の都合に合わせて試験日時や会場を選択できるメリットがあります。

受験方法のCBT方式(Computer Based Testing)とは、コンピュータを利用して行われる試験方式を指し、PCに表示された試験問題をマウスとキーボードを利用して回答します。

なお、試験内容について、記述式問題は出題されませんが、計算問題が出題されるため時間が足りなくなる可能性もあります。1つの問題に多くの時間を割かないことがポイントです。

ITパスポートはCBT方式?通常試験との違いや申し込み方法を解説

試験の出題範囲

ITパスポートの出題範囲は、ストラテジ系・マネジメント系・テクノロジ系の3分野に分けられています。

ストラテジ系では企業・法務・経営戦略・システム戦略に関する問題が出題され、マネジメント系では開発技術・プロジェクトマネジメント・サービスマネジメントに関する問題が出題されます。

テクノロジ系では、基礎理論やコンピュータシステム、技術要素などのIT知識に関する問題が出題されます。より細かくまとめると、以下の通りです。

【ストラテジ系】(経営全般:35問程度) ・企業と法務:企業活動、法務 ・経営戦略:経営戦略マネジメント、技術戦略マネジメント、ビジネスインダストリ ・システム戦略:システム戦略、システム企画

【マネジメント系】(IT管理:20問程度) ・開発技術:システム開発技術、ソフトウェア開発管理技術 ・プロジェクトマネジメント:プロジェクトマネジメント ・サービスマネジメント:サービスマネジメント、システム監査

【テクノロジ系】(IT技術:45問程度) ・基礎理論:基礎理論、アルゴリズムとプログラミング ・コンピュータシステム:コンピュータ構成要素、システム構成要素、ソフトウェア、ハードウェア ・技術要素:情報デザイン、情報メディア、データベース、ネットワーク、セキュリティ

試験の合格ライン

ITパスポートの合格ラインは1,000点満点中600点以上で、且つ3つの分野でそれぞれ3割以上正解する必要があります。

【総合評価点】 600点以上/1,000点(総合評価の満点)

【分野別評価点】 ・ストラテジ系:300点以上/1,000点(分野別評価の満点) ・マネジメント系:300点以上/1,000点(分野別評価の満点) ・テクノロジ系:300点以上/1,000点(分野別評価の満点)

【参考】:【ITパスポート試験】試験内容・出題範囲

ITパスポートの難易度は?合格率やおすすめの学習方法について解説

ITパスポートの難易度は高くない

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ITパスポート試験の難易度は高くなく、数あるIT試験の中では比較的合格を目指しやすい資格です。また、受験のハードルも低いので知識に自信はないけどIT系の資格が欲しい方や、学生の方にもおすすめです。

ITパスポート試験の合格率は約50%

ITパスポートの統計情報によると、令和4年12月度の合格率は50.7%であり、令和4年4月度から12月度の累計の合格率は52.8%となっています。

また、社会人と学生で分けたデータでは、令和4年12月度の合格率は社会人が53.7%、学生が40.4%でした。社会人は、ストラテジ系、マネジメント系の範囲であるビジネス用語や経営に関する知識などがアドバンテージになっている可能性があります。

【参考】:統計情報 試験結果

ITパスポート試験の合格率は?受験者層や難易度なども解説!

ITパスポート試験の応募者は増加傾向にある

ITパスポートの統計情報によると、令和4年12月度の応募者数は23,165名で、対前年同期比増減率は3.7%でした。

応募者数の年度合計は、令和元年117,923名、令和2年146,971名、令和3年244,254名となっており、年々増加していることが分かります。

ITパスポート試験は、小中学生の合格実績もあるように、広い世代で多くの人に受験されている試験と言えます。

【参考】:統計情報 統計資料

ITパスポートとよく比較されるIT試験

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ITパスポート試験はIT知識が問われる試験の1つですが、IT系の資格にはさまざまな種類があります。ここでは、ITパスポートとよく比較される、情報セキュリティマネジメント・基本情報技術者試験・MOSとの違いについて解説します。

情報セキュリティマネジメント

情報セキュリティマネジメントは、ITパスポート試験と同じくIPAが実施しているIT系の資格です。ITパスポートが社会人が身につけておきたいITスキルを問う試験に対し、情報セキュリティマネジメントはIT技術をより安全に使用するための知識が問われます。情報セキュリティマネジメントは、ITパスポートよりも専門的な内容が出題されます。

受験対象者のイメージとしては、ITパスポートは職種や役職関係なく全ての社会人向けの資格で、情報セキュリティマネジメントは企業のセキュリティ部門を担当する人向けです。

また、IPAの4つに分類される難易度のうち、ITパスポートがスキルレベル1に対し、情報セキュリティマネジメントはスキルレベル2に相当するので、ITパスポート試験に合格した後に挑戦する試験と言えます。

【参考】:情報セキュリティマネジメント

基本情報技術者試験

基本情報技術者試験もITパスポートと同様、IPAが実施する国家資格の1つです。情報処理技術者試験制度の区分は、一般利用者(ITを利活用する者)向けの資格と、ITプロフェッショナル(情報処理技術者)に大別されます。ITパスポート試験は一般利用者向けの資格に対し、基本情報技術者試験はITプロフェッショナル向けの資格です。

基本情報技術者試験は情報セキュリティマネジメントと同様にスキルレベル2に相当しますが、「ITエンジニアの登竜門」と言われるほどITに特化した資格であるため、出題範囲も広く、一般的には基本情報技術者試験の方が難易度が高いとされています。

ITエンジニアとしての実力を証明するためにも、取得を推奨されており、資格を保有していることで企業によっては手当をもらえることもあります。

【参考】:基本情報技術者試験(FE)

基本情報技術者試験のメリットとは?概要とデメリット、活かせる職種を解説!

MOS

MOSとは、Microsoft Office Specialist (マイクロソフト オフィス スペシャリストITパスポート試験)の略で、Microsoft製品の利用スキルを問う資格です。MOSはIT系の資格とは違いますが、WordやExcelはどの職種もよく使用されるため、ITパスポートと同様、全ての社会人に取得が推奨されています。

難易度はITパスポートと同等程度か、ITパスポートの方が難しいとされていますが、ジャンルが異なるので人によって難しさの感じ方に差があるようです。

【参考】:MOS公式サイト-マイクロソフト オフィス スペシャリスト

ITパスポートを活かせる代表的な職種

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ここでは、ITパスポートを有効活用できる職種を紹介します。ITパスポート取得によって幅広いITの基礎知識を身に付けることができ、IT業界で有効活用できます。以下では、代表的な職種を紹介します。

テクニカルサポート

テクニカルサポートの仕事には、IT機器の操作方法がわからない方への説明や、故障の際の対応などがあります。ITに関する技術的な内容や仕組みを理解し、ユーザからの問い合わせに対応することが重要です。

取り扱うサービスや製品にもよりますが、テクニカルサポートはITに関する基礎知識を身に付けていることが望ましいでしょう。ITパスポートを保有していればITの基礎知識があることを証明できるため、テクニカルサポートの仕事に活かすことができます。

事務職

事務職の仕事は、書類作成・データ入力・電話対応・来客対応などです。また、事務職の中でも営業に特化した営業事務や、経理事務、学校事務などさらに細かい種類があります。

事務職は売り上げに直結する仕事ではありませんが、他の社員のサポートという重要なポジションです。また事務職ではパソコンを使うことが多いため、基本的なITリテラシーを有していることが求められます。ITパスポートを取得することでITの基礎知識を身に付けていると証明できるため、事務職にもITパスポートはおすすめです。

IT企業の営業職

まず営業職とは、自社のシステムやサービス、商品などを顧客の要望に沿って提案し、購入や契約に繋げる職種です。営業職の中でもIT企業の営業職では、販売の対象となる製品がソフトウェアやITサービスなどです。

そのため、ITに関する知識がないと顧客に最適な提案ができません。ITパスポートを取得することでITの基礎知識はもちろん、経営、リスクマネジメント、財務などの知識も身に付けることができます。ITパスポートは、営業職に必要な知識を補うのに効果的です。

実はITエンジニア職の中でも営業をメインとした職種があり、セールスエンジニアが該当します。セールスエンジニアは簡単に言えば営業のできるITエンジニアという職種なので、ITパスポートを取得すること、または取得する過程で得た知識などが役立ちます。

ITパスポート取得後は上位試験の基本情報技術者試験にチャレンジするなど、転職や就職でさらに有利に働く資格を目指しましょう。

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IT職の場合、さらに上の資格取得を目指す

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IT職の場合、ITパスポートの取得にとどまらず、さらに上位レベルの資格試験に挑戦することをおすすめします。試験勉強を通して知識・技能の向上が見込まれ、資格を取得した際には自らのスキルを証明することができて、キャリアアップにも役立つからです。

IPAが実施する情報処理技術者試験のうち、以下の3つの試験は、共通的知識または基本的な知識・技能を有することを測ります。そして、次のレベルが応用的な知識・技能を測る応用情報技術者試験です。

■共通的知識、基本的知識・技能(レベル1、2) ・ITパスポート試験 ・情報セキュリティマネジメント試験 ・基本情報技術者試験

■応用的知識、技能(レベル3) ・応用情報技術者試験

さらに、高度な知識・技術を測る試験が、以下の8つです。IT職での専門性を高め、キャリアアップを目指す場合は、このレベルの資格取得をおすすめします。

■高度な知識・技能(レベル4) ・IT ストラテジスト試験 ・システムアーキテクト試験 ・プロジェクトマネージャ試験 ・ネットワークスペシャリスト試験 ・データベーススペシャリスト試験 ・エンベデッドシステムスペシャリスト試験 ・IT サービスマネージャ試験 ・システム監査技術者試験

【参考】:情報処理技術者試験一覧

応用情報技術者試験は意味ない?難易度・メリット・勉強方法を解説!

ITパスポートの受験の流れ

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続いては、ITパスポート試験を受験をする際の流れについて紹介します。

試験に申し込む

まず、公式サイトで利用者IDとパスワードを登録します。利用者IDとパスワードはマイページにログインするために必要なため、忘れないようにしましょう。次に、登録した利用者IDとパスワードを入力し、メニューから受験申込を選びます。

続いて、希望の地域・試験会場・試験日・試験開始時間を選択します。最後に支払い方法を選択すれば、受験の申し込みは完了です。注意点として、受験票はメールで送付されるため、確認票を自身でダウンロードして試験当日に持参しましょう。

なお、印刷やダウンロードできない場合は、受験番号・利用者ID・確認コードの3点があれば受験できます。

受験当日の流れ

試験開始の30分前から受付が開始されます。会場の受付では確認票と本人確認書類を提示し、受付が終了したら試験会場へ案内されます。受験用のPCに受験番号・利用者ID・確認コードを入力してログインすると、試験が開始されます。

試験が終了すると即時に採点されて試験結果が分かります。翌々月の月初に公式サイトで正式に合格発表がありますが、不合格の場合は通知されません。合格証明書が発送されるのは合格発表からおよそ1週間後です。

ITパスポート試験の試験日は?申し込み方法と注意点についても解説

ITパスポートに合格するための勉強方法

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参考書などから解説文と例題を使って知識をインプットし、実際に問題を解いてアウトプットすることで知識を整理・定着させるようにします。ここからは、実際にITパスポート試験に合格するために必要な勉強方法について詳しく紹介します。

過去問を勉強する

ITパスポート試験に限った話ではありませんが、試験対策において有効なのは過去問に取り組むことです。ITパスポート試験の過去問は、公式サイトより問題と解答をダウンロードできます。

【参考】:ITパスポート試験過去問題(問題冊子・解答例)

ITパスポート試験において、過去問を用いて勉強するメリットは2つあります。1つ目は試験問題の傾向に慣れることができる点、2つ目は同試験では過去問と同じ問題が出題されやすい傾向がある点が挙げられます。

問題文の数字の箇所だけ書き換えられている問題もあり、過去問を解いていれば比較的スムーズに解ける問題もあります。

上記の公式サイト以外にも、ネット上には様々な過去問を掲載しているサイトがあります。それらも併せてうまく活用し、効率的な学習を行いましょう。

参考書を用いる

ここでは、ITに関する知識や経験がある場合において、参考書を用いた勉強方法をIT経験者と未経験者に分けて紹介します。

ITに関する知識や経験がある場合これまでITに関する勉強や経験があったとしても、試験内容のテクノロジ系以外ははじめて参照する用語も多いでしょう。

試験範囲を網羅した参考書を活用し、知らない分野がないかチェックすることが大切です。知らない用語が試験で出題された場合、答えられないことが多いため注意してください。

ITに関する知識や経験がない場合、まずは初心者向けの参考書や勉強サイトを活用して、出題範囲の全体の概要を理解することからはじめましょう。経験者の場合と同様に、知らない用語については網羅的な学習が欠かせません。

また、IT未経験者の場合は計算問題に苦戦しやすいですが、出題内容はある程度決まっているため、正確に計算方法を理解することで対策できます。

以上のようにまずは参考書を参照し、知らない部分があったら徹底的に勉強しましょう。おすすめの参考書については、次項で紹介します。

ITパスポートの勉強におすすめの参考書3選

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ここでは、ITパスポートの勉強におすすめの参考書を3つピックアップしました。それぞれどういった部分が優れている本なのか、1つずつ紹介します。

よくわかるマスター 令和4-5年度版 ITパスポート試験 対策テキスト

本書は教育機関で教科書として採用されるなど、ITパスポートの学習において高い信頼性と分かりやすさが評価されている1冊です。2022年4月から適用されているシラバスVer.6.0に沿った目次構成なので、体系的に学習できます。

また、約3,000もの用語をカバーしており、シラバスVer.6.0に記載されている用語例についても解説しているので、必要な知識を習得できます。初めて学習する方やそうでない方にも、試験対策としておすすめしたい本です。

▪著者:株式会社富士通ラーニングメディア ▪ページ数:437ページ ▪出版社:FOM出版 ▪発売日:2021/11/22

【参考】:よくわかるマスター 令和4-5年度版 ITパスポート試験 対策テキスト

【令和4年度】いちばんやさしいITパスポート 絶対合格の教科書+出る順問題集

本書は、ITパスポート試験に短期間で一発合格したい方に向けた参考書です。特に、IT知識が全くない初めての方でも理解できるように1つずつがとても丁寧に解説されているのが特徴で、初心者の方からも高く評価されています。

また、過去問を徹底研究し、頻出される問題に絞って練習問題を掲載しているため、効率的に試験対策が行えます。こちらは読者特典として「読者専用サイト」を設けており、分からない箇所の疑問や質問に対して回答を得られるサービスが付いています。

▪著者:高橋 京介 ▪ページ数:512ページ ▪出版社:SBクリエイティブ ▪発売日:2022/02/17

【参考】:【令和4年度】いちばんやさしいITパスポート 絶対合格の教科書+出る順問題集

2023年度版 ニュースペックテキスト ITパスポート

本書は、ITパスポート試験で出題される重要な用語の解説を中心に、効率的な試験対策を目的とした参考書です。

試験の特徴として、重要用語の意味や特徴をしっかりと抑えることが肝心なので、本書で洗い出されている合格レベルの重要用語を理解し、合格に必要な実力を身に付けることが大切です。

また、過去問の掲載はもちろん、オリジナルの問題集も掲載されているので、試験を超える充実したアウトプット演習が行えます。インプットをしっかりと行いたい方におすすめの1冊です。

▪著者:TAC株式会社(情報処理講座) ▪ページ数:488ページ ▪出版社:TAC出版 ▪発売日:2022/12/20

【参考】:2023年度版 ニュースペックテキスト ITパスポート

ITパスポート試験におすすめな問題集20選!試験概要も紹介

ITパスポートの試験概要と勉強方法を理解して合格を目指そう!

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ITパスポートでは、ITに関する知識以外の問題も出題されることにも注意しましょう。ITの基礎知識から経営やマネジメントに関する問題まで幅広く出題されるため、参考書や過去問を活用して慎重に試験対策をしてください。

ITパスポートは、IT業界だけではなく、すべての業界で活躍するために役立つ資格です。ITに関する基礎知識を深めたい方や、ITエンジニアへの1歩を踏み出したい方におすすめです。

しかし、ITエンジニアには様々な職種があるため、自分のスキルや経験に合った職種を選ぶのは難しいこともあるでしょう。

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