ITパスポートとは?詳細や必要性、勉強方法について徹底解説!
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ITパスポートとは?詳細や必要性、勉強方法について徹底解説!
勉強方法
アンドエンジニア編集部
2021.04.19
この記事でわかること
ITパスポート試験とは「情報処理の促進に関する法律」に基づいている国家試験。
ITパスポート試験では、経営戦略やリスクマネジメント、財務に関する知識を問う問題も出題される!
ITパスポートの合格率はおよそ60%!

そもそもITパスポートとは

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ITパスポートとは国家資格の1つで、情報処理技術者試験の一環として、「情報処理の促進に関する法律」に基づいている国家試験です。IT業界未経験者やITに関する知識を深めたい方にとってはじめて取得する資格としておすすめでしょう。ITパスポートの試験勉強をすることによって、「情報処理」の基礎部分から学ぶことができます。ここでは、ITに関する基礎知識を深めたい方や、ITエンジニアへの1歩を踏み出したい方に対して、ITパスポートの詳細や、ITパスポートを取得する必要性について紹介します。

ITパスポートの概要

これまでにも説明しましたが、ITパスポートとは「情報処理技術者試験」のうち最も容易なレベルの資格であり、「情報処理の促進に関する法律」に基づいている国家資格の1つです。IT技術の発展にともない、ITリテラシーなどの観点から情報処理に関する正確な知識が必要ということで、平成21年よりITパスポート試験は新設されました。たとえば、近年では「AI」や「ビッグデータ」「IoT」「クラウド」のように新しいIT技術について正確な知識を身に付けることが社会的に求められています。ITパスポート試験の資格を所有している方は、新しいIT技術を業務で正しく活用できる知識をもっているといえるでしょう。なお、正式名称は「ITパスポート試験」で、略称として「iパス」と呼ばれることもあります。

ITパスポートを取得する必要性

ITエンジニアにとって、ITパスポートの資格を取得しても意味をなさないことが多いです。理由は、ITパスポート試験の内容は、ITエンジニアとして働く上で当然知っているレベルの知識であるためです。ただし、新卒でITエンジニアを目指している方は、ITパスポートを取得することで、応募した企業に対して入社する意志があるというアピールポイントになる可能性もあります。

一方、IT系職種ではない方にとって、ITパスポートは有効な資格といえます。たとえば、営業職や事務職などの方でも業務を効率化するために、IT技術を活用する機会は増加しています。基本的なITリテラシーを理解することは、すべての職種において業務をおこなう上で大きなメリットとなるでしょう。また、ITに関する知識は仕事の場合だけではなく私生活でも活かすことができる場面が多くあります。スマホやパソコンを利用している方などは、私生活でもITを活用する機会は少なくないでしょう。

ITパスポートでは、ITに関する分野ではない知識も深めることができます。ITパスポート試験では、経営戦略やリスクマネジメント、財務に関する知識を問う問題も出題されます。IT以外の知識も同時に身に付けることができるため、ITパスポートはすべての職種の方にとって有用な資格です。

ITパスポートの試験概要

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これまでに、ITパスポートの詳細や、ITパスポートを取得する必要性について解説しました。ここからは、ITパスポートの試験内容や難易度について紹介します。

ITパスポートの試験内容

まず、試験時間と問題数ですが、試験時間は120分、問題数は100問です。記述式問題は出題されません。しかし、計算問題は出題されるため、時間が足りなくなる可能性もあります。そのため、1つの問題に多くの時間を割かないことがおすすめです。

問題の出題形式は「CBT方式」が採用されています。なお「CBT」とは、「Computer Based Testing」の頭文字をとった略称です。つまり「CBT方式」とは、コンピュータを利用しておこなわれる試験方式を指します。受験者はコンピュータに表示された試験問題に対して、マウスとキーボードを利用して問題に対して回答していきます。ITパスポート試験は、4つの選択肢のなかから1つ回答する試験です。受験する際の条件ですが、特別ITパスポートを受験するために必要な条件はありません。年齢や国籍などに関係なく誰でも受験することができます。試験はすべての都道府県で毎月実施されています。また、受験者の都合に合わせて試験日時や会場を選択することができます。

ITパスポート試験の難易度

まず、試験の合格点と受験者の合格率について紹介しましょう。ITパスポートの合格点ですが、1000点満点中600点以上が合格ラインとなります。もう1つ合格に必要な条件があり、3つの分野別にそれぞれ3割以上取得しなければ不合格となります。なお3つの分野とは、「ストラテジ系」「マネジメント系」「テクノロジ系」です。「ストラテジ系」では、企業と法務や経営戦略、システム戦略に関する問題が出題され、「マネジメント系」では、開発技術やプロジェクトマネジメント、サービスマネジメントに関する問題が出題されます。そして「テクノロジ系」では、基礎理論やコンピュータシステム、技術要素などのIT知識に関する問題が出題されます。

令和3年2月15日現在において、令和2年4月から令和3年1月までで算出した合格率は59.9%です。たとえば、ITパスポートの1つ上位の資格である基本情報試験の場合、20%から30%程度の合格率であるため、ITパスポートの合格率は比較的高いといえるでしょう。

ITパスポートに受かるための勉強方法

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これまでに、ITパスポート試験の詳細や試験内容について解説しました。ここからは、実際にITパスポート試験に合格するために必要な勉強方法について詳しく紹介しましょう。

参考書を用いた勉強方法の紹介

ここでは、ITに関する知識や経験がある方の場合とない場合にわけて、参考書を用いた勉強方法を紹介します。

1.ITに関する知識や経験がある場合 ITに関する知識や経験がある方の場合、これまでにITに関する勉強や経験があったとしても、試験内容の「テクノロジ系」以外ははじめて参照する用語も多いでしょう。試験範囲を網羅した参考書を活用して、知らない分野がないかチェックすることが大切です。知らない用語については試験で出題された場合、答えることができないことが多いため注意してください。

2.ITに関する知識や経験がない場合 ITに関する知識や経験がない方の場合、初心者向け参考書や勉強サイトを活用して、ITパスポート試験で出題される範囲の全体の概要を理解することからはじめましょう。これまでにも説明しましたが、知らない用語については注意が必要です。またITに関する知識や経験がない方の場合、計算問題に苦戦する人も少なくないでしょう。しかし、計算問題として出題される問題はある程度決まっているため、正確に計算方法を理解することさえできれば、得点源となる可能性もあります。

以上のようにまずは参考書を参照し、知らない部分があったら徹底的に勉強しましょう。

過去問を勉強する

参考書をある程度マスターすることができたら、次のステップとして過去問に取り組みます。過去問は公式サイトより問題と解答をダウンロードすることが可能です。

過去問を用いて勉強をおこなう理由は2つあります。1つ目はITパスポート試験の問題の傾向に慣れるためです。2つ目の理由としては、ITパスポートの試験では、過去問とまったく同じ問題が出題されることが挙げられます。「過去問を勉強するだけで合格した」という事例も存在するので、ぜひ過去問を用意してください。問題文の数字の箇所だけ異なるなど、部分的に問題が書き換えられている場合もあるため、問題文については注意してよく読むことも重要です。

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ITパスポートの受験の流れ

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これまでに、ITパスポートに合格するための勉強方法について紹介しました。続いては、ITパスポート試験を受験をする際の流れについて紹介します。

試験に申し込む

まず公式サイトより「利用者ID」と「パスワード」を登録します。これらはマイページにログインするために必要となるので忘れないように保存しておきましょう。次に、登録した利用者IDとパスワードを用いてメニューから「受験申込」を選びます。そして「希望の地域」「試験会場」「試験日」「試験開始時間」を選択します。最後に、支払い方法を選択することで、受験の申し込みは完了です。注意点として、受験票はメールで送付されるため、確認票を自身でダウンロードして試験当日に持参しましょう。なお、印刷することやダウンロードできない場合は、「受験番号」「利用者ID」「確認コード」の3点を控えていれば受験することができます。

ITパスポート試験の試験日は?申し込み方法と注意点についても解説

受験当日の流れ

試験開始の30分前から受付が開始されます。会場の受付では、確認票と本人確認書類を提示する必要があります。その後試験をおこなう会場へ案内されます。そして受験用のPCに「受験番号」「利用者ID」「確認コード」の入力をおこないログインすることで、試験を開始します。試験が終了すると、即時に採点がおこなわれ、試験結果が出力されます。なお、試験後に結果が表示されるほか、翌々月の月初に公式サイトで正式に合格発表がおこなわれます。不合格の場合は通知はありません。合格証明書が発送されるのは合格発表からおよそ1週間後となります。

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ITパスポートは、ITに関する基礎知識を深めたい方や、ITエンジニアへの1歩を踏み出したい方におすすめの資格です。またITパスポートでは、ITに関する知識以外の問題も出題されることにも注意しましょう。合格率は60%程度と比較的高いため難易度はそれほど高くないですが、試験対策は参考書や過去問を活用して慎重におこないましょう。

ITパスポートは、IT業界だけではなく、すべての業界で活躍するために役立つことができる資格です。キャリアアップや上位の資格を目指す場合にもITパスポートで得た知識は踏み台となるでしょう。

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