基本情報技術者試験は就職に有利か?メリットや役立つ職種も解説!
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基本情報技術者試験は就職に有利か?メリットや役立つ職種も解説!
資格・スキル
アンドエンジニア編集部
2022.02.17
この記事でわかること
基本情報技術者試験の資格が役立つ職種は、システムエンジニア・Webデザイナー・プログラマーなど
基本情報技術者試験の資格取得後は、上位資格である応用情報技術者試験に挑むのがおすすめ
基本情報技術者試験の資格取得後、転職希望者は求人サイトや転職エージェントに登録しよう

基本情報技術者試験は就職に有利?

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基本情報技術者試験とは、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が主催する国家試験の1つです。この試験は年齢制限などの受験条件がないため、大学生などの学生でも受験ができます。そのため基本情報技術者試験の資格が、就職に役立つかどうか気になる方は多いはず。ここでは、基本情報技術者試験の概要について詳しく紹介します。

基本情報技術者試験とは

基本情報技術者試験とはIPAが主催する国家試験であり、情報処理技術者試験の難易度の中ではレベル2に相当します。情報処理技術者試験の難易度はレベル1〜レベル4までに区分されており、レベル1はITパスポート試験、レベル3は応用情報技術者試験です。

基本情報技術者試験では、IT基礎・アルゴリズム・プログラミング・マネジメント・経営などITに関する幅広い問題が出題されます。この資格を取得すれば、ITに関する網羅的な基礎スキルを身に付けることが可能です。

試験は春と秋の年2回実施され、午前試験と午後試験の両方で60%以上の得点率を取得すれば合格できます。合格率は約40%程度で、比較的難易度が高いと言えるでしょう。

【参考】:基本情報技術者試験(FE) 【参考】:令和4年度春期試験案内書

基本情報技術者試験が必須の仕事はない

基本情報技術者試験の資格は「意味ない」と言われることも少なくありません。その理由の1つとして、基本情報技術者試験の資格には独占業務がないことが挙げられます。資格がなければ就くことができない薬剤師・看護師・施工管理技士などとは異なり、基本情報技術者試験の資格がなくてもIT業界で仕事を行うことが可能です。

また、IT業界では実務経験やスキルが評価される傾向にあります。特に転職の場合はより顕著に現れます。したがって「基本情報技術者試験の資格を取得しなければ就職できない」ということはほとんどありませんが、資格を取得すれば第三者にスキルを客観的に証明可能です。さらに資格取得するために勉強した経験は、就職先の実務で活かせることもあるでしょう。

基本情報技術者試験の資格が就職に有利な理由

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基本情報技術者試験の資格を取得しなければ就職できないという職種はほとんどありませんが、就職で有利になることも多いです。ここではその理由について詳しく紹介します。

学生の就職活動でITスキルをアピールできる

基本情報技術者試験は受験条件がないため、大学生など学生のうちに資格を取得することも可能です。IT系企業では、入社後にITの基礎スキルを習得させるために基本情報技術者試験を受験させることもあります。また、昇格・昇進条件として基本情報技術者試験の資格が利用されることも珍しくありません。

そのため学生のうちに基本情報技術者試験を取得していれば、就職活動でライバルよりも一歩有利に立つことができるでしょう。ただし新卒採用の場合、ポテンシャルを評価されることが多いため、ヒューマンスキルを磨いておくことも重要です。

IT業界へ転職する際のアピール素材の1つとなる

基本情報技術者試験の資格は、IT業界へ転職する際のアピール素材の1つになります。近年ではIT技術の発展やビジネス環境の変化、少子高齢化などの影響から、IT人材の不足が深刻化しています。例えば、経済産業省の商務情報政策局情報処理振興課が公表している資料によると、2030年には約79万人のIT人材が不足すると予想されています。

【参考】:経済産業省/IT分野について

フリーターなどの未経験からでもIT業界に就職することは不可能ではありませんが、IT業界では実務経験や実績が評価される傾向にあります。未経験の方はエンジニアとしての実務経験がないため、最低限でもIT関係のスキルをアピールできる資格を保有することが大切です。

その中でも基本情報技術者試験はITに関する網羅的な基礎スキルがあることを証明できるため、おすすめの資格の1つです。

基本情報技術者試験は大手企業から評価が高い資格

基本情報技術者試験の資格は大手企業から高い評価を得られる可能性が高いです。

スタートアップ企業やベンチャー企業では即戦力を必要としているため、技術力を重視する傾向にあります。一方、大企業では資格取得者を優先して採用することもあります。採用基準を明確にする必要があるため、資格という分かりやすい基準を採用しているのが理由の1つとして挙げられます。

資格取得によって大手企業から評価される可能性がありますが、転職の場合は実務経験や実績も確認されるため、資格だけで満足するのではなくスキルを磨き、経験を積むことが大切です。

基本情報技術者試験の資格が役立つ職種

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ここでは、基本情報技術者試験の資格が役立つ職種について詳しく紹介します。

システムエンジニア

システムエンジニアとはSEと略して呼ばれることも多く、システムの設計・開発・テスト・保守・運用など様々な業務を担うエンジニアを指します。クライアントからシステム要件をヒアリングしたり、品質・スケジュール・コストなどを管理したりなど様々なスキルが求められます。

システムエンジニアの仕事は多岐に渡るため、ITに関する幅広い知識が必要です。基本情報技術者試験の資格は、ITに関する網羅的な基礎スキルを習得できるため役立つ資格と言えるでしょう。

Webデザイナー

Webデザイナーとは、Webサイトのデザインを行う職種を指します。クライアントの要件に従い、Webデザインを作成するスキルが求められます。また、Adobe PhotoshopやIllustratorなどのデザインソフトを使いこなすスキルも必要です。基本情報技術者試験ではWebデザインに関わる問題はほとんど出題されませんが、Webデザイナーの仕事はIT基礎が土台となるため、基本情報技術者試験の資格が役立ちます。

プログラマー

プログラマーとはシステムエンジニアが作成した仕様書をもとに、プログラミング言語を使用してコーディングを行うエンジニアを指します。プログラマーには、プログラミングスキルやシステム開発の工程に関する知識などが要求されます。

また、プログラマーは論理的思考力も必要です。これらの基本的なスキルは、基本情報技術者試験の勉強で習得可能です。そのためプログラマーを目指している方にとって、基本情報技術者試験はおすすめの資格の1つです。

基本情報技術者試験の資格を取得後に行うべきこと

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基本情報技術者試験の資格を取得して満足してしまう方もいますが、重要なのは資格取得後の行動です。ここでは、基本情報技術者試験の資格取得後に行うべきことについて詳しく紹介します。

上位資格を目指してスキルアップする

既にIT業界で働いている方や就職先が決まっている方は、基本情報技術者試験の資格を取得したら上位資格を目指してスキルアップを行いましょう。基本情報技術者試験の上位資格として、応用情報技術者試験が挙げられます。

応用情報技術者試験は基本情報技術者試験と同様で、春と秋の年2回試験が実施されます。午前試験と午後試験の両方で60%以上の得点率を取得すれば、資格を手に入れることが可能です。試験は、午後試験で記述式の問題が出題されます。また合格率は約40%程度であるため、比較的難易度が高い資格と言えるでしょう。

応用情報技術者試験の資格を取得すれば、ITに関する応用的なスキルを持っていることを証明できます。そのため基本情報技術者試験の取得後は、まず応用情報技術者試験の資格取得を目指すのがおすすめです。その他に実務で活かせるベンダー資格の取得を目指すのも良いでしょう。

求人サイトや転職エージェントに登録する

基本情報技術者試験の資格を取得してIT業界に転職を目指す場合には、求人サイトや転職エージェントに登録しましょう。求人サイトや転職エージェントに登録すると、資格や職歴などをもとに企業側からアプローチが来るというメリットがあります。ほとんどが無償で利用できるのもメリットの1つです。

また、求人サイトの場合は豊富な求人数の中から自分に合う企業を探すことができるため、自分のペースで転職活動を行えます。転職エージェントの場合はアドバイザーが付いてくれることもあり、自己分析・履歴書添削・面接対策などのサポートを行ってくれます。自分のニーズに合わせて、求人サイトや転職エージェントを利用して転職活動を行ってください。

以下のような求人サイトを参考に、自分のスキルと照らし合わせた求人を検索してみましょう。

【参考】:マイナビAGENT

基本情報技術者試験の勉強方法

ここでは、就職に向けて基本情報技術者試験を効率的に学ぶための方法を解説します。多くの受験者たちが行っているのが、過去問掲載サイトと参考書の活用です。今回は、おすすめの学習サイトと参考書を紹介します。

過去問掲載サイトで出題傾向を知る

基本情報技術者試験に限らず、IT系の試験を勉強するには、とにかく過去問をひたすら解くことです。これまでの過去問を掲載している以下のような無料の学習サイトがあるため、そのようなサービスを存分に活用してください。

【参考】:基本情報技術者試験ドットコム

基本情報技術者試験を取得した後にチャレンジしたい応用情報技術者試験の過去問が、運営するIPAの公式サイトより「問題冊子・配点割合・解答例・採点講評」として掲載されています。参考程度に目を通してみてください。

【参考】:IPA/過去問題(問題冊子・配点割合・解答例・採点講評)

合格に強い参考書

基本情報技術者試験に合格するためにおすすめな参考を3つご紹介します。

令和04年 イメージ&クレバー方式でよくわかる 栢木先生の基本情報技術者教室」 近年の出題傾向を分析し、出題頻度の高い問題が多数掲載されている参考書です。イラスト・図解・例え話によって理解しやすくインプットしやすい解説がされています。また、全ての問題に正解率を掲載するなどより試験対策がしやすいのが特徴です。楽しく学習し、試験に1発合格したい方におすすめです。

2022年度版 ニュースペックテキスト 基本情報技術者」 本書は、2022年度最新版の情報が詰まった参考書です。オールカラーで見やすく、試験合格に必須のテーマに絞った内容なため、試験に欠かせないアルゴリズムについても合格に必要な項目のみを掲載しています。午後の表計算問題にも対応しているため、効率よく学習したい方におすすめです。

【令和4年度】 いちばんやさしい 基本情報技術者試験 絶対合格の教科書+出る順問題集」 過去問を徹底研究し、頻出される問題を厳選した参考書です。暗記が苦手、集中力が続かない人でも挫折しにくい書き方が特徴で、安心して学習を進められます。また、「読者専用サイト」を設けることで、分からない箇所の疑問や質問に回答するサービスが特典として付いています。初心者の方におすすめの1冊です。

基本情報技術者試験の資格を取得して就職や転職を成功させよう!

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これまでに、基本情報技術者試験の資格は就職に役立つのかについて解説しました。IPAが主催する国家試験であり、ITの基礎スキルをアピールする際におすすめの資格の1つです。試験には受験条件がなく、大学生でも受験できるため、学生のうちに資格を取得すれば、就活で役に立つ可能性が高いです。

基本情報技術者試験の資格が役立つ職種として、システムエンジニア・Webデザイナー・プログラマーなどが挙げられます。IT業界に転職を考えている場合は、資格取得後は求人サイトや転職エージェントに登録し、資格をアピールして就職や転職を成功させましょう。

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