ITパスポート試験の合格率は?受験者層や難易度なども解説!
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ITパスポート試験の合格率は?受験者層や難易度なども解説!
勉強方法
アンドエンジニア編集部
2021.05.06
この記事でわかること
ITパスポート試験の合格率は、50%程度
ITパスポート試験の合格率は学生の受験者数が40%程度占める
ITパスポート試験の合格率は、学生よりも社会人のほうが高い傾向にある

ITパスポート試験の合格率と受験者層

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ITパスポート試験は、ITの基礎知識を証明したい場合に取得するのがおすすめな試験です。ITに関する試験の中では最も簡単と言われている試験でもあります。そこで、ITパスポート試験の合格率などの難易度について気になりますよね。ここでは、ITパスポート試験の概要・受験者層・合格率について詳しくご紹介します。

ITパスポート試験とは

ITパスポート試験とは、独立行政法人情報処理推進機構であるIPAが主催している試験です。ITパスポート試験は情報処理技術者試験の1つであり、国家試験でもあります。ITパスポートを取得することによって、ITに関する基本的な知識を習得することが可能です。これからIT業界へ就職や転職を考えている方やIT業務に関わる方にとっては、取得しておいた方がいい資格といえるでしょう。

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ITパスポート試験の受験者層

現在では、年間10万人以上の方がITパスポート試験を受験しています。令和元年度の試験の受験者数は103,812人でした。内訳は社会人が60%、学生が40%です。基本情報技術者試験の場合の学生の割合は30%、応用情報技術者試験の場合の学生の割合は10%なため、ITパスポート試験の受験者は学生の方が多い傾向にあります。

学生の中でも高校生の受験者が多く、ITパスポート試験の資格を取得していることで、大学入試で優遇措置が取られることや単位認定されることなどが理由として挙げられます。また、大学時代にITパスポート試験に合格することで、受験料を補助してもらえたり報奨金などが支給されたりするというメリットもあります。就職する際のアピールとしてITパスポート試験の資格を取得する方も多いでしょう。他の試験と比べても学生の受験者の割合が高いといえます。 [参照:ITパスポート試験]

ITパスポート試験の合格率

ITパスポート試験の合格率は50%程度といわれています。令和2年4月から令和3年2月までで算出したITパスポート試験の合格率は59.5%で、内訳として社会人の合格率は65.5%・学生は48.1%です。ITパスポート試験の合格率は、学生よりも社会人の方が高い傾向にあります。

[参照:[ITパスポート試験 試験結果]

ITパスポート試験ではITに関する知識だけではなく、ビジネスや経営に関する問題も出題されるため、実務経験のある社会人のほうが深い知識を身に着けていることが理由として挙げられます。そのため、学生がITパスポート試験について勉強する場合、ビジネスや経営に関する分野の勉強に重点をおくことが大切です。

ITパスポート試験の難易度

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具体的なITパスポート試験の合格ラインは、どのようになっているのでしょうか。ここでは、ITパスポート試験の合格基準と基本情報技術者試験と比較したITパスポート試験の難易度について詳しく解説します。

ITパスポート試験の合格基準

ITパスポート試験では、IRT方式で計算される評価点が合格ラインです。IRT方式とは、解答した結果より評価点を計算するやり方です。実施された試験によっての難易度の差を減らすために利用されています。つまりITパスポート試験は、いつ受験したとしてもフェアな試験となるよう配慮されています。

問題は100問ですが、IRT方式のため1問10点と簡単な配点では計算されません。合格基準は総合評価点が1000点満点中600点以上かつ、3つの分野別の評価点がそれぞれ30%以上の取得が必要です。なお、3つの分野とは「ストラテジ系」「マネジメント系」「テクノロジ系」です。

ストラテジ系の分野では、企業と法務・経営戦略・システム戦略に関する問題が35問ほど出題されます。マネジメント系の分野では、開発技術・プロジェクトマネジメント・サービスマネジメントに関して20問ほど出題されます。そしてテクノロジ系の分野では、基礎理論・コンピュータシステム・技術要素などのIT知識に関する問題が45問ほど出題されます。テクノロジ系の分野がいわゆるITに関する問題です。一方、ストラテジ系とマネジメント系の分野がビジネスや経営に関する問題です。

ITパスポート試験と基本情報者試験の比較

ITパスポート試験の上位資格として、基本情報技術者試験が挙げられます。ITパスポートと同様で、IPAが実施している情報処理技術者試験の1つです。情報処理技術者試験では、難易度を4つのレベルに分けています。

ITパスポート試験はレベル1にあたり、基本情報技術者試験はレベル2にあたります。また、レベル3にあたるのが基本情報技術者試験の資格を取得した後に受験が推奨される「応用情報技術者試験」です。さらに、レベル4は「システムアーキテクト試験」「データベーススペシャリスト試験」など専門的な試験が挙げられることから、基本情報技術者試験は、ITパスポート試験より難易度が高いことが分かります。また、ITエンジニアにおける登竜門の試験ともいわれています。

令和元年度の秋期における基本情報技術者試験の合格率は、28.5%でした。合格率は20%〜30%の間で推移しています。ITパスポート試験は毎月実施されているのに対して、基本情報技術者試験は年に2回しか試験が実施されていません。また、ITパスポート試験は1回試験のみですが、基本情報技術者試験は午前と午後の2回試験があります。ITパスポート試験の難易度は比較的容易であることがいえるでしょう。

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ITパスポート試験に合格するための勉強時間・勉強方法

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ここでは、ITパスポート試験に合格するための勉強時間と勉強方法について詳しくご紹介します。

ITパスポート試験に合格するための勉強時間

ITパスポートに合格するために必要な勉強時間は、知識の程度によって異なります。勉強時間の目安は、100時間〜150時間程度です。一般的に、ITパスポート試験に合格するための必要な勉強期間は3ヶ月程度といえるでしょう。情報系の学生やIT関係の社会人の場合、効率よく学習を行えば勉強時間は30時間程度で合格することも可能です。また、ITエンジニアの場合は上位の資格である基本情報技術者試験から受験するのもよいでしょう。

ITパスポート試験に合格するための勉強方法

IT知識が少ない場合でも、IT知識がすでにある方の場合でも、勉強の流れは同じです。

まず参考書やの勉強サイトを活用して、試験に出題されている問題の概要を把握しましょう。ITパスポート試験では用語に関する問題が多く出題されるため、初めて見た用語は1つずつ丁寧に覚えてください。

参考書や勉強サイトなどで基礎知識を勉強した後は、過去問を利用して実際の問題に取り組みましょう。過去問は、下記のURLのサイトからダウンロードすることができます。

[参照:ITパスポート試験 過去問]

間違えた問題は重点的に復習を繰り返すことで知識を定着させることが可能です。また、過去問を利用するとITパスポートの出題形式に慣れることができます。さらにITパスポート試験では、過去問と同様の問題や似た問題が多く出題されます。過去問で合格点を安定して取れるようになってから、実際の試験に臨みましょう。

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ITパスポート試験を受験する際の注意点

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ここでは、ITパスポート試験を受験する際に、注意すべき点について解説します。

受験日を設定する

ITパスポート試験では、47都道府県で毎月実施されています。まず受験日を定めることで、目標を明確化することが可能です。設定した受験日から逆算して勉強スケジュールを立てられます。受験日を定めることで、強制力が働きモチベーションも高まるでしょう。勉強時間は3ヶ月程度必要であることから、3〜4ヶ月後の試験に申し込むことをおすすめします。なお、勉強期間を長く設定するとモチベーションの維持が困難となってしまうかもしれません。

ITパスポートはCBT方式の試験

ITパスポートは、パソコンを利用して解答するCBT方式の試験です。CBTとは、「Computer Based Testing」の略称です。パソコンの画面に出題される問題に対して、4つの選択肢の中から1つを選択し、マウスとキーボードを活用して解答します。パソコンの画面は表示倍率を変えることもでき、試験問題について前後の問題に移動することもできます。

ITパスポート試験の試験日は?申し込み方法と注意点についても解説

ITパスポート試験の合格率は比較的高い!

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これまでに、ITパスポート試験の概要・受験者層・合格率・難易度について紹介しました。また、ITパスポート試験に合格するための勉強時間・勉強方法・試験に受験する際の注意点も解説しました。ITパスポート試験の特徴として、学生の受験者数が多いことやIRT方式で評価点を算出していることが挙げられます。

ITパスポート試験の合格率は50%程度で、毎月試験は実施されています。上位の資格である基本情報技術者試験の合格率は25%程度で、年に2回しか実施されないことから、ITパスポート試験の方が難易度は低めです。ITパスポート試験に合格するための勉強時間は人それぞれですが、平均は3ヶ月程度で合格できます。IT知識を今すぐ身に着けたい方は、ITパスポート試験に挑戦してみてはいかがでしょうか。

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