ITパスポートのメリットは?デメリットや活用方法も解説!
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ITパスポートのメリットは?デメリットや活用方法も解説!
資格・スキル
アンドエンジニア編集部
2022.10.02
この記事でわかること
ITパスポートは、IT化社会で必要とされるIT知識を証明するのに有用な資格の1つ
ITパスポートはIT以外にも、経営やマネジメントに関する知識が身に付く資格
ITパスポートは次の上位資格取得に向けた足掛かりとなる資格であり、取得するのが望ましい

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ITパスポートとは

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ITエンジニアの方であれば、ITパスポートについて知っている方も多いでしょう。実際にITパスポートの資格を取得した方もいるのではないでしょうか。

この記事では、ITパスポートの資格取得を検討されている方や、取得はしたが資格をどう活かせば良いのか分からないという方へ向けて解説します。ぜひ参考にしてください。

【参考】:ITパスポート試験-情報処理推進機構

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ITパスポートは人気の国家資格試験?

ITパスポートは2009年に試験が開始された国家資格で、平成21年の開始以来、令和4年3月度までの応募者数累計は148万8538人となっています。

また令和3年度の応募者の勤務先別人数では、IT系企業が3万6177人、非IT系企業が12万6416人、学生が6万3268人となっています。非IT系企業からの受験者がIT系を上回っていることからも、あらゆる人が受験している資格であることがわかります。

なお、これは昨今のDX化の流れが大きく影響している可能性があります。

【参考】:ITパスポート応募者数累計記事

ITパスポートとは?詳細や必要性、勉強方法について徹底解説!

ITパスポートと初級シスアドの違い

初級システムアドミニストレータ試験(初級シスアド)は、ITパスポートが誕生した2009年より以前にあった資格です。ITパスポートは情報処理技術者試験の中では入門編として位置付けられており、初級シスアドの後継資格と言われています。

初級シスアドはユーザ側のシステム推進リーダーを対象者としていましたが、内容が基本情報技術者の内容と重なっており、どちらかと言えば基本情報技術者試験へのステップになる位置にありました。

これは主催者側の意図とは異なるものでした。そのため、初級シスアドはITを利用するユーザ側の試験であるITパスポートと、ITを利用し管理する基本情報技術者に分けられ、消えていったと言われています。

基本情報技術者試験のメリットやITパスポート試験との違いを解説!

ITパスポートとMOSはどちらが良い?

ITパスポートとMOS(Microsoft Office Specialist)はどちらも人気の高い資格ですが、どちらを選択すれば良いのか迷う人もいるでしょう。両者を端的に説明すると、ITパスポートはIT全般に関する資格で、対象者はエンジニア系、ITサポート系が主です。

MOSはOffice製品の取り扱い資格で、対象はオフィスワーカー、ITサポート系です。

ITパスポートの難易度

令和4年6月度のITパスポートの合格率は54.8%となっています。試験年度によって合格率が異なりますが、概ね50%以上の合格率となっています。情報処理推進機構(IPA)が主催するIT資格の中では、最も合格率が高い資格試験です。

半数以上の合格率となっており、一般的に見ても高い合格率となっています。しかし、出題範囲が広くIT以外の問題も出題されるため、計画的に学習を進め合格に向けて努力することが大切です。

【参考】:ITパスポート試験結果-令和4年6月度

ITパスポート試験の合格率は?受験者層や難易度なども解説!

ITパスポートの出題内容

ITパスポート試験の試験時間は120分で、4肢択一式の問題が計100問出題されます。出題分野はストラテジ系(企業と法務・経営戦略・システム戦略)が約35問、マネジメント系(開発技術・プロジェクトマネジメント・サービスマネジメント)」が約20問、テクノロジ系(基礎理論・コンピュータシステム・技術要素)」が約45問です。出題範囲の詳細は公式ホームページで確認してください。

【参考】:ITパスポート試験(IP)

ITパスポートを受けた方が良い人は?

ITパスポートを受けた方が良い人は、ITパスポートを取得することでメリットを得る人です。ITパスポートの資格を取得してメリットを得られる人は、以下の通りです。

1.IT知識が乏しく業務が効率的に進まないと感じる人

2.ITに関わる取引先との商談や社内会議に関わる人

3.資格取得で手当がもらえるなど、処遇が良くなる人

4.新たにリスクマネジメント部門や監査部門に配属された人

5.非IT系出身だが、IT系部門のマネージャーを任された人

上記以外に、ITエンジニアの方でも1から体系的にITの基本を学びたいという人には最適の資格試験です。なお、ITコンサルタントやプロジェクトマネージャーといったITの専門家や管理職の方がITパスポート資格を取得しても、得るものは少ないでしょう。

ITパスポート資格取得のメリット・デメリット

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ここでは、ITパスポートの資格取得に関するメリットを紹介します。なお、資格取得にデメリットは基本的にありませんが、人によってはITパスポートの効果があまりない場合もあります。以降で詳しく説明します。

ITパスポートのメリット

1.国家資格のため認知度が高い

 ITパスポートはITの基礎知識があることを公的に証明できるため、就職や転職の際にITの基礎知識をアピールするのに効果的です。また取得したITパスポートの資格は一生保証されます。

2.ITの基本的な知識が身に付き仕事に活かせる

 企業のIT化が急速に進んでおり、ITパスポート取得で得た知識を仕事に活かせる機会が増えています。

3.上位資格取得への第一歩となる

 IT系の公的資格は数多くあります。ITパスポートの資格取得は、上位資格取得を目指す上でITの基礎知識を身に付けることに役立ちます。

4.資格取得に補助金や手当が支給されることがある

 大学や専門学校ではITパスポートの資格取得を推奨しているところがあり、学費の一部免除といった優遇措置を受けられます。企業でもITパスポート資格取得に対して手当などを出す企業もあります。

ITパスポートのデメリット

ITパスポート資格を取得することのデメリットは基本的にありません。しかし、IT業界でエンジニアが転職する際に、保有資格がITパスポートだけだと高いITスキルをアピールするのが難しい場合があります。

実績や経験でITスキルを判断されることもありますが、保有している資格によって企業への印象が変わることもあります。ITパスポートの資格を取得したあとは、上位資格の取得を目指すことをおすすめします。

今後もITエンジニアとしてスキルアップを目指す方は、ITパスポートを通過点として捉え、基本情報技術者・応用情報技術者、または他の高度情報資格の取得を目指しましょう。

応用情報技術者試験は難しすぎる?その真偽やメリット、試験対策など

ITパスポート取得で年収は上がる?

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資格を取得することで手当が出る場合もありますが、ITパスポートを取得することで年収アップに繋がるのでしょうか?以降で詳しく説明します。

ITパスポート資格だけでは年収は上がらない

ITパスポートは大学で言えば一般教養に該当し、ITの基礎知識を証明する資格となっています。そのため、ITパスポート自体に特別なステイタスがあるわけではなく、ITパスポートの取得が直接年収アップに繋がるわけではありません。

しかし、ITパスポートをITエンジニアの登竜門と考えれば、ITパスポートが将来の年収アップへの足掛かりになる可能性もあります。

ITパスポート資格で手当が付く例も

一部の企業では、資格取得に対して受験料負担の名目で一時金や手当を出すところもあります。企業によっては、ITパスポートを(公的)資格取得のファースト・ステップと考え、一時金や手当を支給するところもあります。

このような制度によって社員のモチベーションが高まり、会社全体のレベルアップに繋がります。

ITパスポートは将来のスキルアップへの足掛かり

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ITエンジニアとして、ITパスポート資格とどう向き合えば良いのか、どう活用するのかという疑問について回答します。

資格取得はキャリアアップにつながる

ITパスポートではITの知識に加え、マネジメント・経営・法務などの知識が求められます。IT以外の知識を身に付けることでITエンジニアとしてのスキルの幅が広がります。

経営・法律・コンプライアンス・セキュリティなどの知識を学ぶことで、初級エンジニアから中級エンジニア、プロジェクトのサブマネージャーへと活躍の範囲を広げることに繋がるでしょう。

ITエンジニアの方は既にITパスポートに相当するスキルを有している方も多いですが、IT以外のスキルを身に付けられるITパスポートは、ITエンジニアの方にもおすすめできる資格の1つと言えるでしょう。

ITパスポートを活かせる職種

ITパスポートを有効活用できる職種を紹介します。ITパスポート取得によって幅広いITの基礎知識を身に付けることができ、IT業界で有効活用できます。以下で代表的な職種を紹介します。

1.テクニカルサポート テクニカルサポートの仕事には、IT機器の操作方法がわからない方への説明や、故障の際の対応などがあります。ITに関する技術的な内容や仕組みを理解し、ユーザからの問い合わせに対応することが重要です。

2.事務職 事務職の仕事は、書類作成、データ入力、電話対応、来客対応などです。また、事務職の中でも営業に特化した営業事務や、経理事務、学校事務などさらに細かい種類があります。事務職ではパソコンを使うことが多いため、基本的なITリテラシーを有していることが求められます。

3.IT企業の営業職 営業職の中でもIT企業の営業職では、販売の対象となる製品がソフトウェアやITサービスなどになります。そのため、ITに関する知識がないと顧客に最適な提案ができません。ITパスポートを取得することでITの基礎知識はもちろん、経営、リスクマネジメント、財務などの知識も身に付けることができます。

IT系資格の土台となる

ITエンジニアにとっては、ITパスポートの取得はゴールではなく、スタートラインです。ITパスポートの取得は、次の資格取得へのステップとなります。ITパスポートを取得したら、次は基本情報技術者試験を目指しましょう。

難易度はITパスポートより上がりますが、出題範囲はITパスポートで学んだことが活かせる内容が多くあります。

ITパスポートを取得してスキルアップを目指そう

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ITパスポートを取得するメリットは多くあり、非IT系企業に努める方はもちろん、ITエンジニアの方にもおすすめできる資格です。ITパスポートはITの基礎知識だけでなく、マネジメントや経営といった幅広い知識を身に付けることができます。

マネジメントや経営に関する知識を身に付けることで、キャリアアップや他の職種にキャリアチェンジする際に役に立つでしょう。なお、キャリアアップやキャリアチェンジの際は自分の経験やスキルに合った企業を選ぶことも大切です。

しかし、数多くの企業から自分に合った企業を選ぶには困難なこともあるでしょう。

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