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インフラエンジニアになるには?概要やメリット、ロードマップを解説
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インフラエンジニアになるには?概要やメリット、ロードマップを解説

アンドエンジニア編集部
2024.07.03
この記事でわかること
インフラエンジニアは、ITインフラの設計・構築・運用・保守を担当するエンジニアである
インフラエンジニアは未経験からでも目指せるが、ITの基礎知識やネットワーク関連の幅広い知識を学ぶ必要がある
インフラエンジニアになるには、必要とされるスキルや知識を押さえたロードマップに沿って継続的に学習すると良い

インフラエンジニアになるには?

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インフラエンジニアとは、企業や組織のITインフラの設計・構築・運用・保守を担当するITエンジニアです。ITシステムの基盤を支える存在として活躍しています。

近年、AWSやMicrosoft Azureなどのクラウドインフラも注目されており、インフラエンジニアになりたいと考えている方も多いと思います。インフラエンジニアになるにはどうすれば良いのでしょうか。

インフラエンジニアはきついのか?その仕事内容やスキル、将来性を解説!

インフラエンジニアへのロードマップを確認しよう

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インフラエンジニアにはネットワークに関する高度な知識や、ネットワーク機器の使用経験などの幅広いスキルが求められます。

そのため、インフラエンジニアを目指すには計画的な学習と継続的な努力が欠かせません。着実に実力を付けてインフラエンジニアになるためには、段階を踏んだ明確なロードマップを理解しておくことが重要です。

この記事では、インフラエンジニアに興味がある方のために、その仕事内容や必要とされるスキル、目指すためのロードマップ、勉強方法などについて説明します。

未経験でもインフラエンジニアを目指すことは可能?仕事内容も解説
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インフラエンジニアはどのような仕事?

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ここでは、インフラエンジニアの仕事内容について説明や、専門分野について説明します。また、インフラエンジニアの年収もあわせて確認しましょう。

インフラエンジニアの仕事内容

インフラエンジニアは、顧客の要望に応じてITインフラの設計・構築・運用・管理を行うことが仕事内容です。

設計では、顧客が求めるインフラへの要望に基づいて、インフラの詳細な仕様を設計します。例えば、適切なハードウェアとソフトウェアを選ぶか、どのように配置するか、OSやミドルウェアの設定内容をどうするかなど、構築に必要な内容を定義して設計書を作成します。

設計が終わったら、選定したネットワーク機器やソフトウェアを使って、インフラを構築します。物理的な機器の設置を行い、ネットワーク設定やセキュリティ対策も行います。

運用・保守の段階では、稼働しているインフラの監視とメンテナンスを行います。システムが安定して稼働するよう、障害が発生した場合のトラブルシューティングや、定期的なアップデート、セキュリティパッチの適用などを行います。

設計・構築は上流工程、運用・保守は下流工程と呼ばれます。インフラエンジニアになるとまず下流工程の運用・保守の業務を行い、経験を数年間積んだ後に上流工程に携わるという流れが一般的です。

インフラエンジニアの専門分野

インフラエンジニアとは、ITインフラに携わるエンジニアの総称で、その専門分野によってさらに職種が分かれます。ここでは、その中でも主な4つの専門職種を紹介します。

■ネットワークエンジニア ネットワークエンジニアは、顧客のコンピュータネットワークの設計や運用を担当します。ネットワークが途切れることなく、効率的に運用できるように業務を行っています。障害対応や定期的なメンテナンスも行います。

ネットワークエンジニアの仕事内容とは?目指す上で知っておくべきこと

■サーバーエンジニア サーバーエンジニアは、企業のサーバの設計や運用を専門とします。物理サーバだけでなく、仮想化環境やクラウドサーバの管理も行い、システムの安定稼働を確保します。

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■セキュリティエンジニア セキュリティエンジニアは、さまざまなサイバー攻撃からITインフラを守る専門家です。脆弱性診断やセキュリティ対策の実施、セキュリティソフトウェアの導入、セキュリティポリシーの策定などを行います。

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■クラウドエンジニア クラウドエンジニアは、クラウドサービスの選定や構築を行います。サーバーエンジニアやネットワークエンジニアの知識をベースに、AWSやMicrosoft Azureなどのクラウドサービスを利用してITインフラの運用を行います。

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インフラエンジニアの年収とは

インフラエンジニアの中でも代表的なネットワークエンジニアの年収を紹介します。

「マイナビエージェント職種図鑑」での平均年収は380万円(※2024年5月執筆時点)、経済産業省2017年発表の「IT関連産業の給与等に関する実態調査結果」から近い職種のIT技術スペシャリスト(特定技術(DB・NW・セキュリティ等))を参考にすると、平均年収758万円と分かりました。

国税庁2020年発表の「民間給与実態統計調査」における民間企業平均年収は433万円なので、インフラエンジニアは一般平均年収と比べて、やや低めから高めまで、幅があることが分かります。

インフラエンジニアとして高い年収を得るためには、経験を積んでスキルアップし、上流工程に携わることが必要です。また、クラウド、セキュリティ、ネットワークなどの専門知識を学ぶことも重要です。

【参考】:マイナビエージェント職種図鑑 ※【平均年収 調査対象者】2020年1月~2020年12月末までの間にマイナビエージェントサービスにご登録頂いた方 【参考】:IT関連産業における給与水準の実態① ~ 職種別(P7) 【参考】:民間給与実態統計調査-国税庁

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インフラエンジニアのメリットとは

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インフラエンジニアとして働くことのメリットとして、IT化やDX化が進む社会で高い需要があること、多様なキャリアパスを描けること、ITインフラを支えるというやりがいがあることなどが挙げられます。

需要が高く将来性がある

近年、社会におけるIT化やDX化が進んでいることから、クラウドサービスやIoT、AIなどの利用が急速に拡大しています。これらの技術を支えるためには、安定したITインフラが必要です。

一方で、IT人材の不足も懸念されていることから、ITインフラの安定稼働を担うインフラエンジニアは、今後も高い需要があるものと考えられ、将来性がある職種と言えます。

また、オンプレミスインフラからクラウドインフラへの移行を行う企業も多く、クラウドインフラに対応できるスキルを持つインフラエンジニアは特に重宝されるでしょう。

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多岐にわたるキャリアパスを描ける

インフラエンジニアのメリットの1つとして、多様な専門分野のプロフェッショナルとしてのキャリアを選べることが挙げられます。

クラウドエンジニアやセキュリティスペシャリストなど多岐にわたるキャリアパスがあり、自分の興味がある分野、得意な分野で活躍できるでしょう。

インフラエンジニアのキャリアパスとは?おすすめの職種や役立つ資格

ITインフラを支えるというやりがいがある

インフラエンジニアは、企業の業務に欠かせないITシステムの稼働を確保する、重要な役割を担っています。企業におけるさまざまなIT戦略も、ITインフラが正常に稼働することを前提に運用されます。

ITインフラの安定稼働を通じて、顧客企業や、その提供サービスの利益を受ける社会全体に貢献しているという満足感を得ることができるでしょう。

インフラエンジニアを目指すロードマップとは

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ここでは、インフラエンジニアを目指すための具体的な学習ロードマップについて説明します。基礎知識の習得から実践的なスキルの習得、入門者向け資格試験の活用、そして実際の仕事探しまでのステップを順を追って解説します。

基礎知識を身につける

インフラエンジニアを目指すためには、まず必要な基礎知識を身に付ける必要があります。

まずは、インフラエンジニアに必要なITの基本要素であるハードウェア、OS、ソフトウェアなどについて、幅広く学習しましょう。

そして、インフラエンジニアとして求められるサーバやネットワークなどについても基本的な知識を学ぶ必要があります。

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実践的スキルを身につける

インフラエンジニアになるには、知識だけではなく実践的スキルを身に付けることも必要です。

自宅でも、自分で構築可能なサーバ環境やルータなどを活用して、実践的に学べることは多くあります。物理サーバや仮想サーバの設定、運用、ミドルウェアの操作など、具体的なスキルを磨きましょう。実際にサーバや機器を操作することで、参考書などで学ぶだけよりも知識が定着しやすくなります。

入門者向けの資格試験取得を目指す

インフラエンジニアの業務を行うのに、資格を取得する必要はありません。しかし、入門者向けの資格試験に挑戦することで、体系的な知識を習得し、スキルを効率的に高めることができます。

資格の勉強を通じて、ネットワークやサーバ、セキュリティなど、インフラの基礎から応用までを広く学ぶことができるでしょう。

また、資格を取得することで、インフラエンジニアとして一定の知識を持つことが証明できるため、就職・転職活動においてもアピールポイントになります。

インフラエンジニアにおすすめの資格10選!メリットや必要なスキルも解説

インフラエンジニアの仕事を探す

インフラエンジニアになるための基礎知識を学んだら、実際にインフラエンジニアの仕事を探しましょう。

まずは、サーバーエンジニアなどのサーバー関連業務で求人を探すとよいでしょう。サーバーエンジニアは、ハードウェアやOS、ネットワークなど、インフラエンジニアに必要な基本的な知識とスキルを広く習得することができます。

実際の業務経験で機器に触れながら経験を積むことで、スキルを磨き、キャリアを積み上げることができます。

インフラエンジニアの求人状況は?転職に必要なスキルも解説
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未経験からインフラエンジニアになる方法

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ここでは、未経験からインフラエンジニアになるための具体的な方法について説明します。未経験者がインフラエンジニアを目指せる理由やおすすめの勉強方法、そして必要なスキルについて詳しく解説します。

未経験でもインフラエンジニアを目指せる理由

インフラエンジニアの求人では、経験者を求めるものが多いです。しかし、未経験から目指すことも十分可能です。

IT業界全体でIT人材が不足している傾向にある中で、インフラエンジニアの需要も高まっていることから、企業は未経験者でも採用し、教育・研修を通じてスキルを身につけて、インフラエンジニアとして活躍してもらう動きが広がっています。

20代、30代の比較的若い人材の方が有利ではあるものの、それ以上の年齢でも、しっかりと学習して必要な知識を身に付ければ、未経験からでもインフラエンジニアとして働くことは可能です。

未経験者におすすめの勉強方法

まずは、インフラエンジニアの基礎知識を身につけるために、書籍を利用して学習しましょう。インフラエンジニアの入門書を通して、インフラエンジニアの全体像を把握することが大切です。

また、手軽に情報収集ができるWebサイトを活用するのもおすすめです。インターネット上には豊富な学習コンテンツもあり、動画で分かりやすく学べる講座もあります。

1人で学習するのが苦手な場合は、ITスクールを活用する方法もあります。カリキュラムに沿って専門家から直接学ぶことができ、分からないことがあってもすぐに相談できる環境が整っています。

インフラエンジニアに必要とされる知識は幅広く、すぐに身に付けられるものではありません。自分に合った勉強方法で、継続した学習を行いましょう。

インフラエンジニアに必要なスキル

インフラエンジニアにとって、Windows、Linux、UnixなどのOSの基本知識が必要です。各OSのインストール手順や初期設定、プロセス管理、リソース監視などの知識はしっかりと押さえておきましょう。

また、ルーターやスイッチなどのネットワーク機器の基本操作、TCP/IP、DNS、DHCP、HTTP/HTTPSなどの基本的な通信プロトコルの理解などの、ネットワーク関連のスキルが必須です。

近年は、セキュリティに関する意識も高まっており、サイバー攻撃からシステムを守るための基本的なセキュリティ技術の知識も必要とされます。

さらに、今後はクラウドインフラの活用もさらに広がることが予想されるため、クラウドサービスの基本概念や、AWS、Microsof Azureなどの設定などのスキルも重宝されるでしょう。

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着実に勉強してインフラエンジニアを目指そう

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ここまで、インフラエンジニアの概要やメリット、目指し方など、インフラエンジニアになるために必要な情報について説明してきました。

インフラエンジニアとして求められる幅広い知識を身に付けるために、計画的な学習と実践を繰り返し、自分のペースで目指しましょう。ある程度学習したら、未経験からでも応募可能なインフラエンジニアの求人を探して転職することをおすすめします。

しかし、1人で転職活動を行うのは、思ったより大変かもしれません。自分の希望に合った企業を探して応募し、職務経歴書や面談の準備も行わなければなりません。

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