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インフラエンジニアはきついのか?その仕事内容やスキル、将来性を解説!
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インフラエンジニアはきついのか?その仕事内容やスキル、将来性を解説!

アンドエンジニア編集部
2024.11.19
この記事でわかること
インフラエンジニアとは、通信システムの基盤を作る職種
インフラエンジニアは、仕事内容によってネットワークエンジニア・サーバーエンジニアなどに分かれる
インフラエンジニアは「きつい」と言われる側面があるが、その反面魅力とやりがいがある

インフラエンジニアとは

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まず、SIer会社の職種の1つがインフラエンジニアです。SIer会社とは、システム開発に関わる全般の業務を引き受ける企業のことを指します。インフラエンジニアについて簡単に説明すると、現代社会で使われている通信やシステムなどの基盤部分を作る職種です。

例えば、インターネットを通じてWebサイトや動画などを見ることがあると思いますが、その仕組みを作っているのが、インフラエンジニアの業務のひとつとなっています。

では、インフラエンジニアに関して、皆さんが感じている不安や悩みについてお答えしていきましょう。

SIer会社の職種の1つ

インフラエンジニアは、SIer会社の職種の1つです。SIer会社とは、システム開発に関わる全般の業務を引き受ける企業のことを指します。インフラエンジニアについて簡単に説明すると、現代社会で使われている通信やシステムなどの基盤部分を作る職種です。

例えば、インターネットを通じてWebサイトや動画などを見る際、その仕組みを作っているのがインフラエンジニアの業務の1つです。では、インフラエンジニアについて、皆さんが感じている不安や悩みについてお答えしていきましょう。

SIerとは?詳細や問題点、将来性についてわかりやすく解説!

インフラエンジニアの仕事内容

インフラエンジニアの仕事内容は、主にIT関連の設計・構築・運用がメインです。担当する技術領域によって内容が変わりますが、細かく分類すると、サーバ ・ネットワーク・セキュリティといったものに分かれ、それぞれに「サーバーエンジニア」「ネットワークエンジニア」といった専門職に枝分かれします。

また、システムエンジニア(SE)と仕事内容が似通うように思えますが、2つの違いはSEはそもそもITインフラ整備が整った状況でシステムを開発します。流れとしては、インフラエンジニアがインフラの構築を行い、完了したらSEがシステム開発に取り掛かるといったイメージです。

インフラエンジニアの職種3つ

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インフラエンジニアは業務内容によっていくつかの職種に分かれます。どのようなものがあるのでしょうか?ここでは、代表的な3つの職種を紹介するとともにそれぞれの仕事内容を紹介していきます。

ネットワークエンジニア

「ネットワークエンジニア」の仕事は、ルーターやスイッチなどの機器を設置し、データや通信の送受信が適切に行えるような基盤を作る業務を行います。インターネットに繋ぐだけではなく、通り道をどのように設計して構築すれば最も効率よく、通信できるかを考えることが重要です。

また、システム運用する際にネットワークを構築するためのケーブルやその他外部機器などの設定もネットワークエンジニアが行うことでしょう。

ネットワークエンジニアの将来性は?市場価値を高める方法を解説

サーバーエンジニア

「サーバーエンジニア」の仕事は、サーバに関しての設計・構築から保守・運用などの全般の業務を行います。顧客が求めるサーバを選定し、システムを運用する際に適するOSやミドルウェアをインストールしたり、構築したりします。最近ではクラウドサービスが発展し、物理サーバーの必要性が減少中です。

そもそも「クラウド」というのは、インターネットを利用してアプリやデータベースなどのリソースを提供できるサービスの総称となっています。例えば、皆さんが使っている「Gmail」などの「WEBメール」もクラウドサービスの1つです。

そのため、クラウドに関する知識やスキルを学ぶことも必要となってきています。しかし、まずは「オンプレミス」と呼ばれる、物理サーバーの構築や運用スキルを身に付けることから始めましょう。

サーバーエンジニアの将来性は?「きつい・やめとけ」の理由を解説

AWSエンジニア

「AWSエンジニア」の仕事は、クラウドの環境が普及しはじめたことから、「オンプレミス」から「クラウド」への移行する案件、「AWS」を用いて、要件定義・設計・構築・保守・運用する業務などが挙げられるでしょう。

そもそもAWSとはどういう意味でしょうか?AWSとは、「Amazon Web Services 」の略称で、Amazon社が提供しているクラウド型のサービスのことです。  

クラウドサービスの急激な発展と企業の導入に伴い、AWSエンジニアは需要の高い職種として注目されています。AWSのスキルをもった人材が不足していることから、現在仕事の応募求人も多いため、需要の高い職種なことがわかります。

DX時代を勝ち抜くエンジニアを目指してAWS移行に詳しくなろう!

インフラエンジニアは「キツイのか」

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インフラエンジニアについて「きつい」「やめとけ」という言葉をよく聞きます。その理由は、「夜勤の場合がある」「急を要する障害対応」の2つの不安要素があるためです。この2つについて具体的に解説します。

夜勤の場合がある

サーバやネットワークは、私たちの身の回りの生活や仕事の業務において必要不可欠なものなので、常に正常に動いている状態を作り出さなければなりません。インフラエンジニアは、顧客がネットワークを利用している時間帯である日中での作業ができないことがあります。システムが稼働していない夜の時間帯に作業をする場合があるため、夜勤が発生します。

生活リズムが崩れやすくなる点が「きつい」と言われる理由です。しかし、夜勤手当が出る会社もあるため、デメリットだけではありません。体調を崩しやすい方や規則正しい生活が送りたい方にはきついと感じる職種かもしれません。

急を要する障害対応

サーバやネットワーク機器のトラブルは、いつ起こるかわかりません。24時間365日稼働しているシステムの場合、常に監視を行う必要があります。この点からも夜勤が発生する理由の1つになっています。

「障害がいつが起こるかわからない」というのは、急に呼び出されることがあるということです。例えるなら、救急車が稼働するときを思い浮かべるといいでしょう。病人が発生したら、直ちに向かいますよね。

急に呼び出しがあるため、その構えをする必要があるという意味で、インフラエンジニアがきついと言われている理由の1つとなっています。しかし、裏を返すと、社会貢献性が高い仕事ということにもなります。

インフラエンジニアは未経験でもなることができるのか?

インフラエンジニアになるには、特別な資格が必要ありません。また、人材が不足している状況で、需要が多くあります。もちろん、エンジニアということで技術的なスキルは今後必要となりますが、未経験からも、興味さえあれば、採用されやすいことが多いです。

特に、SIerなどの企業の新卒採用では、IT知識をもっている人だけでなく、「未経験者」や「文系出身者」も大量に採用しています。

インフラエンジニアに向いている人3選

ここでは、インフラエンジニアにはどのような人が向いているのかをポイントを3つにまとめました。

1.IT機器が好き人 インフラエンジニアはサーバ機器やネットワーク機器といったハードウェアに触れることが多い職種です。自分でパソコンを組み立てるのが好きな人には大変おすすめな職種です。

2.論理的思考ができる人 設計・開発・保守には論理的な思考が欠かせません。インフラエンジニアに限ったことではありませんが、論理的思考ができる人も向いているといえます。

3.細かいミスに気づける人 ITインフラは小さなミスやズレによってシステムが正しく動作しないことがあります。ほんの些細なミスに気づける人でないとインフラエンジニアは務まりません。

インフラエンジニアになるための3つのスキルとおすすめの資格

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仕事内容について紹介してきましたが、では、インフラエンジニアになるためにはどのようなスキルが必要でしょうか?

ここからは、インフラエンジニアになるために必要なスキルと、それらを身に付けるためにおすすめの資格について紹介します。

①サーバーとネットワークなどのインフラの知識や技術

インフラエンジニアになるには、前提としてネットワークとサーバーに関する深い知識とスキルが必要です。その中でも、インフラエンジニアとして欠かせないのが、「Linux」に関する知識や操作技術です。これは仕事をするにあたって求められる最も初歩的なスキルといえるでしょう。

さらに、ITインフラにおけるひと通りの作業工程の知識、システムトラブルが起きたときの障害対応スキルなどがあると重宝される人材になれるでしょう。

②プログラミングスキルが必要

前述の通り、インフラエンジニアが構築するサーバーのOSは「Linux」が最も主流で有名です。

コンピュータには、処理を実行するための核となる「カーネル」というものがありますが、0と1からなる言語しか理解することができません。そのため、シェルスクリプトを作成する必要もあり、プログラミングスキルが必要です。シェルスクリプトとは、ユーザからのコマンドを受け付けてカーネルに処理をさせ、結果を表示するためのシェルが理解できるコマンドを列挙したものとなります。

しかし、最近は従来のシェルスクリプトだけではなく、他の軽量プログラミング言語についての知識やスキルも必要になってきています。軽量プログラミング言語とは、学ぶのが比較的簡単と言われている言語のことで、Ruby・Python・PHPなどが挙げられるでしょう。

また、インフラエンジニアの業務の効率を上げるために、プログラミング言語でコード化することで、業務を自動で実行する仕組みが導入され始めており、インフラ構成管理ツール(IaC)が注目を集めています。したがって、今後はインフラエンジニアも、プログラミング言語の知識も必要となっていくでしょう。

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③コミュニケーション能力

まず、インフラエンジニアは個人で仕事をすることができません。そのため、チームで業務を行うことが一般的となるため、チームメンバーの間で認識齟齬を生まないような適切なコミュニケーションが求められるでしょう。

また、要件定義のフェーズ(クライアントの要望を元にどのようなシステムが必要かを考える段階)では顧客が求めていることを明確にヒアリングしなければなりません。保守のフェーズでは障害の状況についてわかりやすく顧客へ伝える必要もあります。

チーム作業が多いことから、助け合いを行うことができるのもインフラエンジニアのいいところです。積極的にコミュニケーションを取りましょう。

インフラエンジニアのおすすめな資格

インフラエンジニアにとっておすすめな資格としては、下記の通りです。

・ネットワークエンジニア:CCNA、CCNP、CCIE ・サーバーエンジニア:LPICレベル1、LinuCレベル1 ・AWSエンジニア:AWS認定資格

インフラエンジニアの仕事をするにあたって、特にCCNAとLinuCレベル1は最低限取得しておきたい資格です。資格取得を目的とすることで、勉強のモチベーションを上げてスキルアップを狙いましょう。

インフラエンジニアの3つの魅力

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仕事内容や必要なスキルについて紹介してきました。では、ここから垣間見える「インフラエンジニア」の魅力について3つ紹介しましょう。

①IT業界でも高水準の平均年収

2019年9月〜2020年8月の1年の間に、転職サイトのデータを元に算出した平均年収を紹介していきます。

インフラエンジニアの2つの職種の平均年収を下記に紹介します。

・サーバーエンジニア:463万円 ・ネットワークエンジニア:455万円

技術系(IT/通信) 全体の平均年収は438万、地方別にみて最も年収が高い、関東の全職種の平均年収は429万円となっています。そのため、インフラエンジニアは、IT技術職また全職種の中でも高水準の年収です。スキルを磨いていくことでさらに年収アップを期待できるでしょう。

フリーランスエンジニアになるメリット・デメリット、年収や将来性

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②仕事がなくならない

「インフラ」という名がつくように、現代社会ではインターネットなしでは社会が成り立たないほど当たり前の存在です。そのため、仕事がなくなることは考えられません。

インフラエンジニアとして知識やスキルを身につけていれば、人手不足なことも後押しし、需要は限りなくあるため、たとえ会社が潰れたとしても、転職やフリーランスとしても生きていくことができます。

③キャリアパスの方向性が様々

インフラエンジニアには具体的にどのようなキャリアパスがあるのでしょうか?大きくわけて、「プロジェクトマネージャー」と「ITアーキテクト」が考えられます。他にも「ネットワークエンジニア」から「サーバーエンジニア」への転職であったり、「ITコンサルタント」「データサイエンティスト」を目指したりする人もいます。

ここでは、代表的な「プロジェクトマネージャー」と「ITアーキテクト」の仕事についてさらに深堀して紹介しましょう。

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プロジェクトマネージャー

プロジェクトマネージャーになるには、管理能力・問題解決力・コミュニケーション力などのスキルを身に付けていくことが大切です。平均年収は、664万円です。

ITアーキテクト

ITアーキテクトになるには、業務内容が多岐に渡るため、システム全体の設計に関わる広範囲の知識を身に付ける必要があります。また、プロジェクトマネージャー同様に、マネジメント能力も必要です。平均年収は、約584万円です。

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市場価値が高く、やりがいのあるインフラエンジニアになろう

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インフラエンジニアは「きつい」と言われる側面もありますが、それを超える「魅力」や「やりがい」があります。SEの人材不足が懸念される中、その中でもインフラエンジニアは希少価値が高く、スキルを一段一段磨いていけば、市場価値が高いエンジニアになることができます。

インフラエンジニアの仕事は、IT技術の発展に伴い、今後需要はさらに拡大すると考えられます。

現在の動向として、多くの企業が「オンプレミス」から「クラウド」へのサービスを移行しようとしているため、「AWS」のサービスが今後は注目されていくでしょう。そのため、インフラエンジニアの中でも現在は「AWSエンジニア」が最も求められている人材と言えるでしょう。インフラエンジニアの仕事に興味をもたれた方は、ぜひ目指してみてはどうでしょうか。

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