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Copilotの使い方まとめ!ブラウザやアプリで使う方法を図解入りで解説
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Copilotの使い方まとめ!ブラウザやアプリで使う方法を図解入りで解説

アンドエンジニア編集部
2024.05.22
この記事でわかること
Copilotはブラウザで使うのが一般的ですが、アプリやモバイルでも使えます
Copilotは、AIアシスタントのチャットボットで、プロンプト領域に質問して回答を得ます
画像生成やオフィスツールでの利用など、用途が拡大しており利用価値が高いと判断できます

【Copilot関連記事】

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Copilotの使い方

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「Microsoft Copilot」は、マイクロソフトが開発提供するチャットボット機能です。自然言語に対応しており、生成AIを活用しています。従来は「Bing Chat AI」と呼ばれていましたが、AIアシスタントを想起する「Copilot」に名称変更しています。

ここでは、Microsoft Copilotの実際の使い方を解説します。

【参考】:Microsoft Copilot

チャットボットとは?種類やメリットと効果的な選び方を解説
自然言語処理とは?注目される理由やできることをわかりやすく解説

Copilotの利用方法

Copilotの利用方法は簡単で、ウェブブラウザあるいはアプリに表示されるプロンプト入力領域に、質問や指示を入力するだけです。詳細は以降で図解しますが、画面に「何でも聞いてください」や「何でも尋ねてください」と表示されている部分に、質問を入力するだけで回答を得ることができます。

【参考】:Microsoft Copilotの概要

Microsoft Copilotとは?最新AIチャット機能を紹介

Copilotを使ってみる

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Copilotを利用するには、CopilotあるいはBingのウェブサイトから利用することができます。ブラウザやアプリ、Windows11に搭載されている「Copilot in Windows」などから利用します。ブラウザは、Edgeをはじめ、Google ChromeやMozilla Firefoxなど多くのブラウザに対応を拡大しています。

【参考】:Microsoft Copilot 【参考】:Copilot 【参考】:Bing/Chat

ブラウザからCopilotを使うには

Copilotを使うには、ブラウザを使うのが一般的な方法です。ブラウザは、普段使用しているEdge、Google ChromeやMozilla FirefoxなどからCopilotのサイトを開くだけです。

Copilotのリンク先は、以下の通りです。

【参考】:Copilot

Copilotのサイトを開くと次のような画面が表示されるので、必要に応じてアカウントにログインします(①)。「何でも聞いてください」と表示されるプロンプト領域に質問を入力し(②)、「改行」または送信ボタンをクリックします(③)。

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 【図】:Copilotのサイトを開く

ここでは、「なぜ、日本の四季は美しいのですか?」と質問してみます。回答は、次の通りです(①)。

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 【図】:Copilotの回答結果

上の例は質問が単純であるため、回答が多めに表示されます。回答を打ち切る場合は、「応答を停止して」のボタンをクリックすると表示が停止します(②)。

Copilotはサインインせずに利用することもできますが、履歴を残す場合はアカウントにサインインします。

EdgeからCopilotを使うには

Edgeは、マイクロソフトが提供するブラウザで、一般的なブラウザにさらにCopilot機能を追加しています。ここでは、追加機能を中心に紹介します。

Edgeブラウザの右上を見ると、Copilotのアイコンが組み込まれています(①)。このボタンをクリックすると、ブラウザ画面の右側にCopilotの表示がポップアップしてきます(②)。通常はCopilotのURLを指定する必要がありますが、Edgeの場合はワンボタンで表示が可能です。

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 【図】:Edgeの追加機能を使う

なお、Copilot表示領域の上部には「新しいタブでリンクを開く」アイコンがあり、別のタブに全画面表示させることも可能です。

【参考】:Edge での Copilot

Copilot in WindowsからCopilotを使うには

Windows11 23H2以降に実装される、「Copilot in Windows」を使うと簡単にCopilotが使えます。

下の図のように、Windowsスクリーンの右下にCopilotアイコンが見えます(①)。そのアイコンをクリックすると、右側にCopilotが表示されます(②)。表示を見ると、Edgeの機能をWindowsに埋め込んだようなイメージです。

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 【図】:Copilot in Windowsを使う

実装される「Copilot in Windows」はプレビュー版ですが、このプレビューとは、地域別の段階的な提供や、順次フィードバックを受け付けるために設けたものです。Windows Updateで勝手にインストールされる機能ですが、使わない手はないでしょう。

【参考】:Copilot in Windows 【参考】:Windows の Copilot へようこそ 【参考】:Copilot in Windowsの場合

Windows Copilotが新登場!優秀なAI機能の概要を解説

モバイル版CopilotからCopilotを使うには

モバイル版Copilotは、「Microsoft Copilot」の紹介ページの「Copilotアプリをダウンロード」から入手します。アプリは「App Store」あるいは「Google Play」から「Copilot」と検索し、直接インストールすることもできます。

「Copilotアプリをダウンロード」は、以下のリンク先に表示されます。

【参考】:Microsoft Copilot

インストール後、アプリを起動します。ここで、「サインイン」するか「チャットに進む」をクリックすると(①)、Copilotの画面が表示されます(②)。2回目以降は、直接チャット画面が表示されます。

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 【図】:モバイル版Copilotを使う

モバイル版Copilotには、ブラウザ版と1点違いがあることに気づきます。

画面中央に「GPT-4を使用する」というスライドボタンが表示されており(①)、ここを「オン」状態にすると、高性能なGPT-4を利用することができます(②)。

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 【図】:モバイル版CopilotのGPTを変更する

【参考】:Microsoft Copilot 【参考】:Copilot モバイル版

OpenAIのGPT-4とは?ChatGPTの進化版について解説!

Copilotをさらに使いこなす

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Copilotは検索情報の要約や翻訳、プランニングなど多くの用途に対応します。多くの用途に対応するのは手軽で良いですが、必要な回答を得るには的確な指示をプロンプト入力するのが良いでしょう。回答の精度を上げるには、自身の立場や背景、目的などを伝え、回答の仕方や文字数などを与えます。

冒頭で、「なぜ、日本の四季は美しいのですか?」と質問しました。ここでは、使用目的を明確にして次のように質問してみます。

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 【図】:使用目的を明確にして質問をする

すると、以下のような回答が得られました。

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 【図】:使用目的を明確にした場合の回答

このように、使用目的に応じて回答が最適化されていることがわかります。Copilotの効果的な利用を促進するために、マイクロソフト自体も報道向けイベントにおいてプロンプトの効果的な使い方を紹介しています。

【参考】:Microsoft Copilot 【参考】:Copilotの機能 【参考】:マイナビ TECH+: マイクロソフト直伝、効果的なプロンプトを書く3つのコツとは?

プロンプトエンジニアリングとは?具体例や応用手法も徹底解説

用途に応じて3つの会話のスタイルを使い分ける

Copilotの特徴として、用途と目的に応じた会話のスタイルを選べることが挙げられます。具体的には会話のスタイルは、用途に応じて設定される「よりバランスよく」「より創造的に」「より厳密に」の3つの分類から1つを選択します。

ここでは、「会話のスタイルを選択」に表示される3つから1つを選び(①)、プロンプト領域に質問を入力し(②)、「改行」または送信ボタンをクリックします(③)。

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 【図】:会話のスタイルを選択する

「よりバランスよく」の回答 「よりバランスよく」の回答は、「漢字を使わずにひらがなで」と追加した指示をくみ取った回答ではありません。内容は妥当ですが、小学生が漢字の説明をすべて理解するのは容易ではありません。回答の詳細は、次の図で確認しましょう。

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 【図】:「よりバランスよく」の回答

「より創造的に」の回答 「より創造的に」の回答は、「漢字を使わずにひらがなで」をくみ取ったものです。しかしながら、ひらがなを多用しているため大人には若干読みにくい文章です。実際の回答は、次の通りです。

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 【図】:「より創造的に」の回答

「より厳密に」の回答 「より厳密に」の回答は、指示に忠実です。分かりやすくまとめてあり、子供から大人まで理解しやすい回答を得ることができました。

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 【図】:「より厳密に」の回答

以上の結果から会話のスタイルは1つに決めずに、違いを比べながら適切な回答を得るのが有効でしょう。

用途に特化したCopilotを使ってみる

Copilotは、用途に応じて最適化された「カスタム Copilot」を使用することができます。「カスタム Copilot」を作るには「Microsoft Copilot Studio」を用い、用途別Copilot GPTとして利用できます。

無料プランの場合でも、5種類の用途別Copilot GPTを使用することができます。あらかじめ登録されているものは、プランにかかわらず使用できます。

次のように、画面右上に表示されている「自分の Copilot GPT」を見ると、Copilotの他に、「Designer」、「Vacation planner」、「Cooking assistant」、「Fitness trainer」があることが分かります。

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 【図】:「自分の Copilot GPT」の表示

「Designer」は、プロンプトの指示に従って画像を生成するツールです。「Vacation planner」は旅行の計画支援用、「Cooking assistant」はレシピ提供などの料理用、「Fitness trainer」はエクササイズ用に学習されています。

【参考】:Microsoft Copilot Studio

Designerを使ってみる

ここでは、画像を生成するDesignerを使ってみます。Designerを使うには、「自分の Copilot GPT」に表示される「Designer」をクリックします。

「Designer」をクリックすると、Designer画面が表示されます。使うには赤枠で囲んだプロンプト領域にほしい画像の情報を入れるだけです。

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 【図】:Designerを使ってみる

ここでは、「空を飛ぶペガサスが、こちらを見て微笑んでいます。」と入力します(①)。指示文を送信すると、数秒後には画像生成が始まり、以下のような画像を得ることができます(②)。

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 【図】:Designerで画像を生成する

この画像を入手するには、サインインが求められますので、あらかじめアカウントにサインインしておくと良いでしょう。

Copilotの使い方は簡単で利用価値が高い

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Copilotの使い方は、AIチャットボットのプロンプト領域に質問を入力するだけです。慣れてくると質問(指示文)が明確になり、どんどん使い勝手が良くなります。Microsoft 365 向けのCopilotである「Copilot for Microsoft 365」も提供を開始し、オフィスツールでもCopilotが活用できます。

このようにCopilotは使いやすく、画像生成や文章の要約など、多方面の作業効率化が期待できるため、利用価値が高いと言えるでしょう。

「Microsoft 365 Copilot」を発表!使い方や搭載されるAI機能とは
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