Copilotのプランや料金の違いは?概要やできることを解説
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Copilotのプランや料金の違いは?概要やできることを解説
アンドエンジニア編集部
2024.05.25
この記事でわかること
Copilotは、AIチャットシステムとして登場し、順次機能が追加されています
プランは個人向けの無料プランと有料プラン、法人向けプランが提供されます
Microsoft 365でCopilotを使用するには、Copilotの有償プランを契約します

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Copilotのプランや料金の違い

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Copilotは、AIアシスタントツールとして機能が順次拡張されています。当初は、AIチャットシステムとしてテキストプロンプトに対応していましたが、現在は音声や画像の機能、あるいはドキュメントの要約など多岐に渡る機能が提供されています。

ここでは、実際のCopilotのプランについて料金の違いを確認していきます。

【参考】:Microsoft Copilot

そもそもCopilotとは

Copilotとは、マイクロソフトが提供するAIチャットシステムです。従来のBing Chatを名称変更し、AIアシスタントを表現する「Copilot」にブランド変更しました。当初はプレビュー版として無償で提供されていましたが、現在は個人利用の無料版から有料版、あるいは法人向けプランと多岐に渡るプランが提供されています。

【参考】:Microsoft Copilot

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Microsoft 365でCopilotを使うには

Microsoft 365でCopilotを使うには、個人プランの「Copilot Pro」、一般法人向けや大企業向けの「Copilot for Microsoft 365」のプランでサポートされます。言い換えると、Microsoft 365でCopilotを使うには、いずれかの有償プランの契約が必要ということがわかります。

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Copilot for Microsoft 365でできること

Copilot for Microsoft 365では、無料プランの機能に加えてWord、Excel、PowerPoint、OneNote、OutlookのCopilot機能が提供されます。またライセンス契約に応じてTeamsにも対応できます。

この他にも、企業向けデータ保護や「Microsoft Copilot Studio」による「カスタム Copilot」の作成や、Copilot for Microsoft 365のカスタマイズに対応します。

一般法人向けには、別途Microsoft 365 Business Standard、あるいはMicrosoft 365 Business Premiumのライセンスが必要です。

【参考】:Copilot for Microsoft 365 【参考】:Microsoft Copilot Studio

Copilotの個人向けプランの種類と料金

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個人向けプランは、無料プランと有料プランが提供されます。無料プランで試してみてから、有料プランにアップグレードすることが可能です。ここでは、各プランの料金体系について解説していきます。具体的には、次に挙げる2種類の個人向けプランが提供されます。

【参考】:Microsoft Copilot

個人向け無料プランの「Copilot無料版」

Copilotの個人向け無料プランは、「Copilot無料版」と呼ばれており、「無料プラン」とも言います。料金は名称通り、無料です。このプランは個人向けに設定されており、誰でも利用することができます。

Microsoftアカウントは登録せずに利用できますが、履歴の保存などの機能はアカウントへのサインインが必要です。

【参考】:Microsoft Copilot 【参考】:Copilot

個人向け有料プランの「Copilot Pro」

Copilotの個人向け有料プランは「Copilot Pro」と言い、料金は月額3,200円です。これまではUS20ドルと表記されていましたが、2024年5月時点で日本円の表記が追加されています。このプランは有料サブスクリプションであり、Microsoftアカウントが必要です。

サブスクリプションを登録する前に、最初の1か月間は無料試用版を試すことができます。

【参考】:Copilot Pro

無料プランの「Copilot無料版」でできること

Copilotの無料プランでは、当初より提供されているチャットシステムが利用できます。無料で何ができるのか気になるところですが、テキストに加えて音声や画像検索にも対応します。またドキュメントやウェブページの要約も可能です。

さらに「カスタム Copilot」の使用や、画像生成のDesignerを含む、あらかじめ用意されている5種類の用途別Copilot GPTが利用可能です。

【参考】:Microsoft Copilot 【参考】:Copilot

有料プラン「Copilot Pro」でできること

Copilot Proは、無料プランに加えてGPT-4のピークタイムの応答性が確保されています。AI画像生成も迅速に処理されます。合わせて、ウェブバージョンのWord、Excel、PowerPoint、OneNote、OutlookでCopilot機能が提供されます。

なおデスクトップ版Microsoft 365でCopilotを使うには、別途Microsoft 365のライセンスが必要です。

【参考】:Copilot Pro

Copilotの法人向けプランの種類と料金

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個人向けのプランと同様に、法人向けプランもいくつか提供されます。法人向けプランは、さらに一般法人向けと大企業向けに分類されます。

Microsoft Copilotの紹介サイトから、「ビジネス向け」のタブをクリックすると、「Copilot for Microsoft 365」が紹介されています。ここで言う「ビジネス向け」とは、「Microsoft 365」のサブスクリプションモデルを指したもので、Microsoft 365と関連する企業向けサービスが提供されます。

【参考】:Microsoft Copilot 【参考】:ビジネス向けCopilot for Microsoft 365

法人向け「Copilot for Microsoft 365」の料金

「Copilot for Microsoft 365」の料金は、法人価格で、ユーザあたり月額4,497円の年間サブスクリプション、年払いで53,964円で提供されます。料金プランをもう少し詳しく見ると、Copilot for Microsoft 365のサブスクリプションは、一般法人(ビジネス)向け、大企業(エンタープライズ)向けに分かれます。

一般法人向けは、Microsoft 365 Business Basic、Business Standard、またはBusiness Premiumライセンスが別途必要です。大企業向けは、従業員300人以上の組織向けで、Microsoft 365 E3、E5、F1、F3、またはOffice 365 E1、E3、E5のライセンスが別途必要です。

【参考】:Microsoft Copilot 【参考】:ビジネス向けCopilot for Microsoft 365 【参考】:エンタープライズ向けCopilot for Microsoft 365 【参考】:まったく新しい生産性を Copilot for Microsoft 365 で引き出す

Copilotプランに関連するサービス

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Copilotプランに関連するサービスは、ロードマップにしたがって順次提供されています。また自社提供のほか、OpenAIはGitHubにも投資しており、サービス開発から利用まで多くをカバーしています。自社製品WindowsにもCopilot機能を搭載しており、詳細は以降で解説していきます。

【参考】:Microsoft Blog: Copilot の力をより多くの人々とビジネスに 【参考】:OpenAI 【参考】:OpenAI and Microsoft extend partnership 【参考】:GitHub Copilot 【参考】:GitHub Copilot の概要 【参考】:GitHub Copilot の課金について

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Copilot in Windowsの料金とできること

Copilot in Windowsは、マイクロソフトが自社Windowsに搭載を開始したOS搭載型のAIチャットシステムです。OSに組み込まれておりWindowsのライセンスがあれば追加費用なし(実質無料)で利用できます。

Copilot in Windowsでできることは、Copilotの機能に加えてメモ帳アプリやペイントアプリとの連携、ボリュームの調整やスクリーンショットの取得など、指示に基づいて「設定」アプリの画面を開くこともできます。

【参考】:Copilot in Windows 【参考】:Windows の Copilot へようこそ

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Copilotは用途に応じて料金プランを選択できます

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Copilotは、個人利用であれば無料プランから始めることができます。法人の場合は、オフィスツールのMicrosoft 365のサブスクリプション契約があれば、CopilotをWordやExcelで使用できます。このように、AIアシスタントの適用範囲は、目的や用途に応じて選択するのがおすすめです。

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