Progateコースを受講したら、すべきこととは?
Progateを受講した後、次のステップとして何をしたらいいのか迷ってしまう方も多いでしょう。確かにProgateは非常に便利なプログラミングの学習ツールですが、 あくまで基本的な部分を抑えているコースがほとんどですので、実践的な内容は自分で手を動かす必要があります。
本記事ではProgateを受講した後、具体的にどのような勉強をすべきか紹介します。さらに、今後の勉強に役立つ情報も併せて紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
【参考】:Progate
開発ができるようになるために必要なこと
ここからは、実際にエンジニアとして開発ができるようになるために、何が必要なのか紹介します。 今後、エンジニアへの転職を目指している方や、実際にアプリケーションを作れるようになりたい方は、ぜひ参考にしてください。
アウトプットの練習が必要
Progateの受講をすると、基本的な文法や各言語の特徴などを学習できます。ただし、これらの知識をインプットした後は、必ずアウトプットの練習が必要です。
頭の中では分かっているつもりでも、実際にコードを記述できるかどうか、というスキルは別物になるため、必ずアウトプットの練習をしましょう。アウトプットの具体的な方法については、後述にて紹介していますので、そちらも参考にしてください。
より実践的な知識を身につけよう
Progateで基本的な知識を学習した後は、実践的な知識を習得する必要があります。実践的な知識というのは、例えば環境構築の方法や、ソース管理の方法、テキストエディタの使い方などが挙げられます。
このような知識は、実際に自分で手を動かさないと身につきません。初回は時間がかかるかもしれませんが、徐々に使い方に慣れていきます。
エンジニアになるとこのような実践的なスキルも求められます。エンジニアとして活躍したい方は、こちらもチャレンジしてみましょう。
問題解決能力
エンジニアとして開発するためには、問題解決能力も必要です。実際に、自分が手を動かして開発していく途中、想定通りにうまくいかないこともあるでしょう。このような時に、自分なりに調査をして問題を解決する力が求められます。
また、問題解決能力を身につけるためには、実際に開発などをしてみることをおすすめします。
Progateが終わったらすべきこと
エンジニアとして開発ができるようになるためには、実践的な練習などが必要だと分かりました。ここからは、Progateが終わったら具体的に実践すべきことを紹介します。
テキストエディタでサンプルコードを記述する
まずは、サンプルコードのコーディングをしましょう。インターネットや書籍などには、たくさんのサンプルコードがあります。
それらのサンプルコードを真似しながら開発すれば、正しい文法を理解できます。さらに、実際にそれらのコードを正しくコーディングできれば、きちんと動かすこともできます。対象のコードがどういった動きをするのか、実際に手を動かしながら学ぶことができます。
デバッグとテストの方法を学ぶ
次に、デバッグとテストの方法を学びましょう。デバッグとはコードの中でミスや、仕様と異なる動きをしていないかバグを発見する作業です。バグを発見した時には、そのコードを自分で修正して正しい動きに直しましょう。
デバッグが終わると、次はテストを行います。テストを行う際にはテストケースなどを考えて、実際にユーザが使用する場面を想定して、不具合なくシステムが動作するか確認します。
これらの作業を行うことで、より実践的なエンジニアリングの手法を学ぶことができます。
システム開発を行う
さらに、余裕のある方はシステム開発を行いましょう。システム開発の流れを学ぶことで、コードの記述以外に、エンジニアに求められる知識も身につきます。
例えば、実際のシステム開発の案件では、どんな機能を持ったシステムなのかを考えて仕様書に記載します。さらにその仕様書から、どういったデータベースを利用するかなどの設計をします。そこから、実際にプログラムの構築を検討してから、実際にシステムを構築し始めます。
個人が練習として開発する時には仕様書などを詳しく記載する必要はありませんが、どんな機能を持たせるかなどは、自分で調べる必要があります。このような作業をすることで、プログラミング以外に必要な知識を習得できます。
Progateで特定のプログラミング言語のみを学習した方は、システム開発を通して他の周辺知識も学習してみましょう。
また、システム開発の流れを学ぶ方法として、Progate Pathがあります。
Progate Pathは、株式会社Progateが2022年11月よりリリースしたプログラミング学習サービスです。
Web上に開発環境が構築されているProgateとは異なり、自身で開発環境を構築し、Progate Pathが用意したカリキュラムをこなしていくというもので、仕様書を基に用意されたコードを修正したり、自身で書いたコードのテストや、デプロイといったエンジニアの実務を学べるため、システム開発の流れを体験・学ぶのに最適なサービスと言えるでしょう。
クラウドサービスを活用する
実践的な知識を身につけるために、クラウドサービスを利用するのもおすすめです。クラウドサービスで有名なサービスとしては、AWSやAzure、Google Cloudなどがあります。
これらのサービスを利用すると、インフラの基本的な知識や、サービス管理の方法を学習できます。
これらのクラウドサービスは、エンジニアのプロジェクトでも実際に利用するサービスです。エンジニアを目指している方や、アプリケーションなどを開発する方は、ぜひ利用してみましょう。
【参考】:AWS公式 【参考】:Azure公式 【参考】:GCP公式
勉強に役立つ情報を活用しよう
Progateが終わった後にどのような勉強をすべきか理解できたところで、ここからは勉強に役立つ情報を紹介します。独学で勉強していると、問題が起きた場合、解決するまでに時間がかかってしまいがちです。
問題の解消に悩んでいる方は、本記事で紹介する情報なども活用しながら、スムーズに学習を進めてください。
ドキュメントを読む
プログラミング言語や、何かしらのツールを利用する時には、ドキュメントを読むようにしましょう。公式サイトには、ドキュメントが用意されていることが多いです。
このドキュメントの中には、基本的な文法から、機能の一覧や使い方が記載されています。さらに、バージョンアップや不具合が起きた時に、それらの情報も公開していますので、ぜひ公式サイトは定期的に確認してください。
さらに、公式サイトの中にはチュートリアルなどを用意しているサイトもあります。例えばPythonは公式サイトでチュートリアルを掲載しており、基本的な関数やモジュール、入力と出力などの方法を公開しています。
このように、各サイトを確認すると有用な情報が掲載されていますので、ここからさらに知識を深めるのもおすすめです。
【参考】:Python ドキュメント 【参考】:Python チュートリアル
ネットや書籍で情報を集める
前述にて、実際にエンジニアには問題解決能力が必要だと説明しました。この時、すぐに理解できる問題が起きれば対処は容易ですが、必ずしもそうではないこともあります。
このような時は、インターネットや書籍を活用しましょう。例えばインターネットを活用する場合、エラーコードをコピーして検索すると、対処法が分かることもあります。
また、書籍でもよくあるエラーと解決法を記載している本がありますので、このような情報を活用して問題を解決しましょう。
上記の調べ方は、実際にエンジニアになった際にも役に立ちます。なぜなら、実際の開発現場でもエラーが起きた際、同様の方法で問題を解消することが多いため、エラーが起きたらすぐ調べる癖をつけておくことをおすすめします。
経験者からアドバイスをもらう
プログラミング学習をすでにしている方や、エンジニアから実際にアドバイスをもらうこともおすすめです。特に、現役のエンジニアが身近にいる場合、最近のトレンドを学んだり、コードレビューをお願いしたりすることができます。
特にコードレビューをしてもらうと、自分のコードの記述方法に無駄がないか確認できます。さらに、より便利なメソッドや関数を知る機会にもなり、より深いプログラミングの知識を身につけられます。身近に相談できる相手がいる場合は、ぜひコードを見てもらいましょう。
Udemyなどのオンライン動画を活用する
オンライン講座のプラットフォームであるUdemyでは、さまざまなIT技術に関する講座が用意されています。Udemyの特徴は動画で講座を行なってくれることです。書籍で独学することに苦手意識のある方や、動画で学習したい方は、特におすすめのサービスです。
これらのコースを活用することで、より幅広い知識やスキルを習得できるでしょう。
【参考】:Udemy
Progate受講後は、実践的な知識を身につけスキルアップしよう
Progateの受講をすると基本的な知識を習得できます。ただし、エンジニアとして活躍したい方や、コードがスラスラ書けるようになるためには、より実践的な知識を身につける必要があります。
本記事で紹介したような勉強方法を実践して、エンジニアとしてスキルアップを目指してください。また、その際には、前述にて紹介したような勉強に役立つ情報も活用して、効率的に学習を進めましょう。
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