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ITパスポートの難易度は?合格率や必要な学習時間について解説
アンドエンジニア編集部
2021.04.28
この記事でわかること
ITパスポートの難易度は低め、合格率は50%
ITパスポートの出題範囲は、ストラテジ系、マネジメント系、テクノロジ系に分かれる
エンジニア経験者はITパスポート以外の資格も欲しい

ITパスポートの難易度

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ITパスポートの難易度は、比較的低めです。他のIT資格と比べても簡単に合格できるため、IT知識に自信がない人や、これからIT企業に入社したい人におすすめでしょう。ITパスポートの合格率・必要な学習時間・問題形式については、次の項目から解説していきます。

合格率

ITパスポートの合格率は、毎年50%前後です。ただ、社会人の合格率が63%なのに対し、学生の合格率は40%となっています。他のIT資格は合格率10%未満のものもあり、2人に1人受かるというのはかなり高い確率と言えます。

ITパスポートは、全部で1000点満点となっています。合計600点以上、分野別評価点が1000点中300点以上なら合格となります。問題は全部で100問あり、配点は問題によって異なります。1問10点という単純な決まりではないので注意が必要です。

必要な学習時間

ITパスポートに必要な学習時間は、約180時間と言われています。1日3時間学習に費やす場合、2ヶ月程度で合格できる計算です。2ヶ月で合格できるIT資格は珍しいでしょう。なお、既にIT関連の基礎知識がある人の場合、100時間程度の学習時間で合格できる可能性もあります。ITパスポートの合格を目指す方は、隙間時間を上手く活用し、学習を進めていきましょう。

問題はすべて4択

ITパスポートが簡単な理由の1つに、全問4択のマークシート方式というのもあります。記述問題はないため、解答時間が足りなくなることも少ないでしょう。また、試験は手書きではなくパソコンを使って解答する方式となっています。パソコンの画面に問題が出題され、マウスで1つずつ解答していきます。1度解答した問題の答えを修正したり、問題の表示倍率を変更したりすることも可能です。

ITパスポートの出題範囲

最適なRFP

ITパスポートの出題範囲について下記にまとめました。ITパスポートで出題される問題には大きく分けて3種類あります。ストラテジ系・マネジメント系・テクノロジ系です。これらの3つそれぞれどんな問題が出されるのか、詳しく解説していきましょう。

ストラテジ系

ストラテジとは、ITを使って企業戦略を行うことです。ITパスポートのストラテジ系の問題では、ITを駆使して企業課題をクリアしたり、経営戦略をマネジメントしたりする方法に関する問題が出されます。ITのみならず、幅広いビジネスの視点から問題を考える必要があるでしょう。また、情報処理技術に関する基礎用語の意味を問う問題も多く出されます。

企業活動とITの関わりについて知っているかが問われることが多く、これらに関する基礎知識がない場合、ストラテジ系の勉強に少し時間を使うことになるかもしれません。

マネジメント系

マネジメント系では、ソフトウェア開発の流れや環境設備の整え方に関する問題が出題されます。要件定義・簡易設計・詳細設計・開発・テスト・リリースの工程について理解し、どんなプロジェクトマネジメントが必要か知る必要があります。また、ソフトウェア開発における見積もりの出し方や、システム監査などについても出題されます。マネジメント系について学ぶことで、エンジニアになる前にシステム開発の基本的な流れを押さえることが可能です。

テクノロジ系

テクノロジ系では、プログラミングやアルゴリズムなどのIT技術全般についての問題が出されます。専門用語に関する知識だけでなく、コンピュータが実際にどう動いているかやコンピュータの構成要素についても知る必要があります。エンジニア未経験者にとっては、テクノロジ系に多くの学習時間を費やすことになるかと思います。逆にエンジニア経験者にとっては、既にある知識で対応できる問題が多く、そこまで苦戦はしないでしょう。

ITパスポートの学習方法

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ITパスポートの難易度は低いといえ、全く勉強せずに合格するには難しいです。特にエンジニア未経験者は、基礎からじっくり押さえていく必要があるでしょう。そこで、ITパスポートに合格するための学習方法をまとめました。これらの学習方法を実践すれば、合格に近づくことが可能です。

参考書を購入する

最もベーシックな勉強方法は、参考書を購入することです。ITパスポートは有名な試験のため、対策のための本が数多く売られています。中には専門用語に関して図やイラストを用いて分かりやすく説明しているものもあります。「そもそもパソコンってどうやって動いているの?」という方は、こういった本で基礎を押さえてから本格的な学習に挑みましょう。

過去問を解いていく

エンジニア経験者の場合、参考書を買わずいきなり過去問を解いて学習するのも手です。既に基礎が固まっている人にとって、過去問は最適な教材と言えるでしょう。過去問を解けば、時間配分や問題の傾向なども次第に分かってきます。

過去問は本としてまとめられているものを購入しても良いですし、「ITパスポート過去問道場」というサイトで無料で解くことも可能です。ITパスポート過去問道場では、選択肢をランダムに並べ替えたり、分野を指定したりすることもできます。隙間時間に学習するなら、最適と言えるでしょう。

過去問は3年分(計6回)ぐらいは遡って解きましょう。3年分を繰り返し解けば合わせて600問も覚えることになり、着実に合格へと近づくでしょう。

参考:ITパスポート過去問道場

通信講座を利用する

独学がどうしても難しい方は、通信講座を利用するのも手です。例えば「Udemy」では、ITパスポートに関する講座も行われています。先生が分かりやすく解説してくれるため、ややこしい専門用語も理解しやすくなります。忙しくても効率的に学習できるのが、通信講座のメリットでしょう。

通信講座は未経験者の方にはおすすめですが、経験者の方にはそこまで必要ないかもしれません。ITパスポートはあまり難しい試験ではないため、過去問を解くだけでも十分合格が可能だからです。ただ、1から勉強をやり直したいという方はおすすめです。

参考:Udemy

ITパスポートは取得しても意味がないのか

基本ステップ

ITパスポートは取得しても意味がないと言われることもあります。確かにITパスポートは他の資格に比べ取得が簡単で、評価されにくい印象を持つ方も多いでしょう。しかし、果たして本当に意味がないのでしょうか。これについてまとめてみました。

エンジニア未経験の方には意味がある

エンジニア未経験者の方にとっては、ITパスポートは意味があると考えます。ITパスポートを通じて、IT系の専門用語やコンピュータに関する基礎知識を押さえられるからです。クライアントとの会議でも専門用語が分かれば、話についていきやすくなります。また、パソコントラブルが発生したときも、エンジニアの力を借りず自分で解決できるかもしれません。

面接に関しては、ITパスポートを取ったからといってそこまで有利にはなりません。ただ、ITに関する意欲があることはアピールできます。ITパスポートを取得する上でどんな勉強をしてきたか、それによってどんな知識を得たかを面接で話すと、より効果的なアピールになるでしょう。このように、エンジニア経験者にとってはITパスポートは意味のある資格です。

エンジニア経験者は他のIT資格も狙いたい

エンジニア経験者の場合、ITパスポートだけ取得しても、そこまで実務で役立つことはないでしょう。ITパスポートで問われるのは、ITに関する初歩的なことだけだからです。例えば、ITパスポートのプログラミングに関する問題が解けても、実際にアプリが開発できる訳ではありません。

基礎知識の復習、という意義はありますし、ITパスポートが全く意味がないとは言えません。ただ、エンジニアとして活躍したいなら、他のIT資格取得も目指すと良いでしょう

エンジニア経験者におすすめのIT資格

エンジニア経験者におすすめのIT資格は「基本情報技術者試験」です。基本情報技術者試験はプログラマーやシステムエンジニアとして働くための知識を持っていることを試される資格です。アセンブラプログラムの穴埋め問題など、ITパスポートに比べ難しい問題が出されます。

もっと難しいIT資格には「応用情報技術者試験」というものもあります。応用情報技術者試験は、高度IT人材となるために必要な知識が問われる資格です。記述問題も一部あり、問題の難易度も上がっていきます。

参考:基本情報技術者試験

参考:応用情報技術者試験

エンジニア経験者はITパスポートだけでなく他の資格も取得するのがおすすめ

エンジニアの幅を広げよう

本記事では、ITパスポートの難易度について解説しました。ITパスポートの合格率や出題範囲などが、お分かり頂けたかと思います。ITパスポートは基本情報技術者試験や応用情報技術者試験に比べると、合格難易度は低めです。出題範囲は幅広いものの、ITに関する基礎を問う問題が中心であるため、そこまで長時間の学習を必要としません。

そのため、IT知識に自信がない方は、まずはITパスポートから挑戦すると良いでしょう。ただ、ITエンジニアとして更に評価されるためには、ITパスポートよりも難易度の高い資格も取得した方が良いです。本記事が、ITパスポートの受験を考えている方にとって、有意義なものとなれば幸いです。

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