システムアーキテクトとは?年収と将来性を解説!
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システムアーキテクトとは?年収と将来性を解説!
キャリア・働き方
アンドエンジニア編集部
2021.02.04
この記事でわかること
システムアーキテクトは深い知識と実践能力が求められます
高い学習意欲と経験が資格取得の鍵です
資格取得により年収アップが期待でき、次のキャリア目標へのステップアップが可能です

システムアーキテクトとは?

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システムアーキテクトは、システム開発の上流工程において豊富な業務経験・知識に基づいて情報システムを設計しシステム開発を担当する上級エンジニアです。

システムアーキテクトの役割は?

システムアーキテクトは、情報システム戦略を具体化するために全体最適化の観点からシステムを設計します。同様に、対象となるシステムの要件を分析・整理しまとめていきます。加えて、システムの方式設計において情報セキュリティを確保し、要求される品質を確保したソフトウェア設計・開発、テスト、運用、保守を検討し、最適なシステムを開発していきます。

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システムエンジニアとの違いは?

システムエンジニア(SE)は主に、技術的な知見からシステムを担当していきます。その役割は主にプログラム開発を担当するプログラマ・開発エンジニアや、IT要件の専門家となるITスペシャリスト等に分類されます。一方でシステムアーキテクトは、全体の戦略からシステムの計画を立案し、情報システムを全体設計する役割を持ちますので、プロジェクトの責任がより大きくなります

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他の職種との違いは?

ITストラテジストは経営戦略からIT戦略を立案します。これに対しシステムアーキテクトは、情報システム戦略をシステム化するにあたりITストラテジストと連携しシステム方式を決定していきます。

プロジェクトマネージャーは、全体あるいは個別に設定されたプロジェクトを指揮し、経済性・安全性・確実性を考慮しながらシステムのプロジェクトを推進します。一方でシステムアーキテクトは、プロジェクトを進めるためにプロジェクトマネージャーと連携し、計画・実施・評価を進めていきます。

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求められる能力は?

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システムアーキテクトは、求められる業務と役割を円滑に遂行するために、以下のような知識や経験・能力が要求されます。

会社の情報システム戦略を理解していること

会社の戦略から立案された情報システム戦略を正しく理解し、情報システム全体構想に基づいた業務モデルや情報システム設計を検討することが求められます。

業種固有の業務・アプリケーションを理解していること

業種ごとのプロセスを理解し、業界ベストプラクティスを取り込んだり、システム方式や開発手法の選定が求められます。同時にソフトウェアパッケージの選定やカスタマイズの知見が求められます。

IT技術を理解していること

情報システムの基盤となるハードウェア、OS、データベース、ミドルウェア、ネットワーク、セキュリティの各要素技術を理解しており、適切なアーキテクチャの選定とリスク低減策の策定が求められます。同時に、保守保全の観点での業務運用に踏み込んだ設計と評価を担当します。

また、システムの最適化や開発品質向上のためにサービス連携を検討したり、APIやスクリプトの利用や開発のために高度なプログラミング能力が求められます。

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コミュニケーション能力が高いこと

システムアーキテクトは全体戦略をITストラテジストと連携し、プロジェクト進捗をプロジェクトマネージャーと連携します。そのため、開発チームや開発者、並びに協力会社とのコミュニケーションを円滑に実施することが求められます。コミュニケーション方法としては、仕様書・進捗管理・提示報告の他、緊急時の文書・口頭連絡等、多岐に対応することが求められます。

システムアーキテクト資格を取得することで何が変わる?

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情報処理技術者試験のシステムアーキテクト試験(SA)に合格すると、国家資格に合格したシステムアーキテクトとして公的・対外的に認知されます。これにより、さまざまな効果が得られます。

自身のスキルの証明

システムアーキテクトは情報処理推進機構(IPA)が認定する国家資格の取得者です。したがって自身の保有する知識と豊富な経験を公的・対外的に証明することができます。その結果周りの見る目が変わることが感じられるはずです。

対応満足度の向上

システムアーキテクトの設計は国家資格に認定された知識と経験に基づいた高品質な設計となります。依頼側と受け側のコミュニケーションを滞りなくすることにより、安心・安全なシステム設計を行う技術者として広く認知されています。

信頼できる相談者として認知度アップ

システムアーキテクトの資格取得者は何かあった際の相談先として依頼を受けることがあります。それは能力が公的・対外的に認知されているためです。そのため全体管理を任されたり、社内外の交渉役に任命されることも多いです。結果的に管理職への昇格等も選択肢として期待できるでしょう。

システムアーキテクトの年収は?

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上述のように、国家資格の取得者であるシステムアーキテクトは、システム開発における上級エンジニアであり、高度な業務に携わる職種です。ここでは、そんなシステムアーキテクトの年収について見ていきます。

システムアーキテクトの年収の相場は?

経済産業省の調査によるとシステムアーキテクトの年収はおよそ500-1,000万円となり、ITアーキテクト区分で平均778.2万円となります。プログラマ・開発エンジニアおよびITスペシャリストからのステップアップとして最適でしょう。

参考:経済産業省 IT関連産業の給与等に関する実態調査結果

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次へのステップアップは?

さらに高い年収が期待できるプロジェクトマネージャーやコンサルタントへのステップアップが期待できます。プロジェクトマネージャーを目指す技術者は情報処理技術者試験のプロジェクトマネージャーの試験合格を目指しましょう。コンサルタントは多種多様なキャリアパスが想定できますが、情報処理技術者試験のITストラテジスト試験合格が近道です。

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システムアーキテクトのメリットは?

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システムアーキテクトは高品質なシステム設計を行う専門家です。ここでは、システムアーキテクトのメリットをご紹介します。

システムアーキテクトは市場価値が高い

システムアーキテクト資格取得者は高度なスキルを保有する証明となりますので、職場での上位職へのチャレンジや重要なプロジェクトを任されたりすることが増えるでしょう

他社への転職時に採用基準として自身の差別化ポイントとしてアピールすることが可能となります。結果として職種の選択肢が増え、年収アップの期待が高まります

副業が認められることも

システムアーキテクトの資格取得者は資格手当が支給されるケースがあります。さらにコンサルティングやWebサービス等では、対外的に知識吸収と経験を高めるために資格取得者に副業を認めるケースがあります。この傾向は政府の副業推進によりさらに進むでしょう。

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システムアーキテクトは将来性が高く、幅広い分野で活躍できる

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今後デジタルトランスフォーメーション(DX)が進むことにより、企業のIT活用が進んでいきます。特にAIや機械学習にはそれに適した設計が必要となります。同時にIT活用を進めるにあたり専門家の助言が求められ、システムアーキテクトの需要がさらに高まるでしょう

需要が高まることにより求人需要が高まりますので、年収アップが期待できます。また、資格取得により自身の学習意欲とその達成により満足度が高まります。その結果、ITストラテジストやプロジェクトマネージャーへ挑戦したり、キャリア選択の幅が一段と広がります

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