情報処理安全確保支援士の難易度は?取得後のメリットや年収も解説
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情報処理安全確保支援士の難易度は?取得後のメリットや年収も解説
資格・スキル
アンドエンジニア編集部
2022.02.22
この記事でわかること
情報処理安全確保支援士試験は、情報処理技術者資格のなかで最高難易度のレベル4に分類される難関試験である
情報処理安全確保支援士を取得すると士業として仕事ができる
情報処理安全確保支援士を独学で勉強するには、参考書や対策講座が便利である

情報処理安全確保支援士試験は簡単?難易度は?

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ここでは情報処理安全確保支援士試験の難易度について紹介します。

情報処理安全確保支援士試験は難易度が高い

情報処理安全確保支援士(登録セキスペ)は、比較的難易度が高い難関資格として知られています。情報処理安全確保支援士は、情報セキュリティの専門的な知識・技能を活用して、企業の情報セキュリティの企画・開発・運用・評価などを行う専門技術者であり、その取得試験は高難易度です。

情報処理安全確保支援士試験の難易度が高いとされる理由は、出題範囲の広さと高度さです。試験は午前と午後で2つずつ、合計4つのパートに分かれています。午前は情報系の幅広い範囲の基礎的な知識が問われ、午後は情報セキュリティに関する高度な知識が求められる記述問題が出題されます。

とくに午後の記述式問題では、該当分野に関する深い知識・技能はもちろん、分かりやすい文章構成で回答する能力も必要です。情報セキュリティの概要だけでなく、企画開発から評価、インシデント発生時の具体的な対応に関する幅広く高度な知識・技能が要求される点が、高難易度の理由です。

【参考】:情報処理技術者試験・情報処理安全確保支援士試験 試験要綱

IT系資格全体における情報処理安全確保支援士の位置付けは?

情報処理安全確保支援士は、情報処理技術者試験のうち最高難易度のレベル4に分類される試験です。同じくレベル4の資格には、ネットワークスペシャリスト・データベーススペシャリストなど、それぞれの分野の専門家であることを証明する高難易度の資格が連なっています。

情報処理安全確保支援士と応用情報技術者はどちらがおすすめ?

1つ下のレベル3に応用情報技術者があり、情報処理に関する専門的な知識・スキルを認定するものです。難易度は情報処理安全確保支援士よりも低いので取得しやすい一方、士業である情報処理安全確保支援士と比べると専門性は及びません。取得後の業務に合わせて資格を選ぶとよいでしょう。

【参考】:応用情報技術者試験(AP)

情報処理安全確保支援士の合格率は?

情報処理安全確保支援士の合格率は、15〜20%程度で推移しています。基本情報技術者や応用情報技術者の合格率が20〜40%で推移している点と比較しても、難易度が高い試験であることが伺えます。受験者も初心者よりも情報セキュリティに関する実務経験のある人が多い傾向があります。

一方、同じレベル4に分類される資格の合格率は10〜15%程度の場合がほとんどです。したがって、最高難易度のレベル4のなかでは比較的合格しやすい資格であるといえます。それでも、実務経験者のなかで上位2割を目指す必要があるため、入念な準備が必要である点は変わりません。

【参考】:統計情報

情報処理安全確保支援士を取得する意味はない?

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情報処理安全確保支援士は情報セキュリティに関する専門的な知識・技術を証明する高度な資格ですが、取得する意義を疑問視する声もあります。ここでは、情報処理安全確保支援士を取得するメリットや、取得後の年収について紹介します。

情報処理安全確保支援士を取得するメリット

情報処理安全確保支援士を取得すると、情報セキュリティの専門家の士業として仕事ができます。企業においては情報セキュリティの専門家として重要な役割を担えるほか、情報セキュリティに関するコンサルタントとして独立も可能です。

さらに、情報処理安全確保支援士を取得すると、弁理士や技術士の試験を一部免除される点もメリットの1つです。関連する資格の取得を狙っている人は、受験する順番を計画時に考慮してみてください。

企業や職種によっては、年収が上がったり報奨金を得られたりするケースもあります。今後、情報処理安全確保支援士の重要性が高まるにつれて、こうした動きは活発化する可能性があります。年収の目安については次項で紹介します。

情報処理安全確保支援士とは?将来性・難易度・勉強時間などを解説!

情報処理安全確保支援士取得後の年収

情報処理安全確保支援士の年収は公表されていませんが、一般的なIT企業の処遇に関する資料から推測できます。情報処理安全確保支援士は、情報セキュリティのエキスパートとして、年収750万円程度が目安となるでしょう。

そのほかの情報処理技術者の年収と比較すると、上記の情報処理安全確保支援士の年収目安は高めの水準です。したがって、情報処理安全確保支援士の資格取得により、年収が上がるケースも考えられます。

【参考】:IT関連企業の処遇について

情報処理安全確保支援士の年収や疑問点、適する職業などを徹底調査!

情報処理安全確保支援士を独学で取得するには?

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情報処理安全確保支援士は独学での取得を目指せます。ここでは、参考書を使う方法と対策講座を受講する方法について解説します。

情報処理安全確保支援士の参考書を使う

情報処理安全確保支援士試験に向けた勉強に役立つ参考書は、数多く販売されています。広大な試験範囲を網羅的に学べる教科書のようなものから、過去問を中心に反復練習ができるものまで、自身の習熟度に合わせて選択できます。

広い分野において深い理解が必要であることから、合格するには出題範囲の体系的な理解が必要です。情報セキュリティに関する知識が浅い場合は、教科書タイプの参考書で勉強する方法がおすすめです。

情報処理安全確保支援士試験の対策講座を受講する

参考書で勉強するほかに、情報処理安全確保支援士試験の対策講座を受講する方法も有効です。参考書よりもコストがかかる場合が多いですが、なかなか1人では勉強が進まない人は対策講座の受講も検討してみてください。

オンラインセミナーやオンデマンドで視聴できる動画講座など、さまざまな種類の対策講座が公開されています。講師に質問できるものもあるため、参考書だけでは理解ができなかった部分の解消にも役立つでしょう。

情報処理安全確保支援士合格後の実施事項

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情報処理安全確保支援士試験に合格後は、登録や更新などの実施が必要です。ここでは、合格後の実施事項について説明します。

情報処理安全確保支援士はすぐに登録しないと失効する?

情報処理安全確保支援士に合格した人が士業として情報処理安全確保支援士を名乗るには、登録が必要です。登録自体は年に2回、4月と10月に実施できるため、合格後すぐに登録しないと失効するようなことはありません

登録しないことのメリットとしては、登録料や更新料などの各種コストがかからない点が挙げられます。一方、登録していない期間は士業として資格を名乗れないため、対外的に情報セキュリティのスペシャリストであることをアピールできません。

【参考】:情報処理安全確保支援士(登録セキスペ)になるには

情報処理安全確保支援士は3年毎に更新が必要

登録しないと情報処理安全確保支援士を名乗れないとはいえ、登録するとさまざまな責務が発生する点には注意が必要です。たとえば、登録から3年経つと資格の更新が必要であり、更新費用と関連する研修を受講するための費用が発生します。

会社からの指示で登録する場合は資格の維持費用を会社が負担する例もありますが、3年間で14万円程度の維持費用を個人が負担するのは大変です。状況に応じて資格が必要なタイミングで登録するなど、コスト削減には工夫が必要です。

登録後に受講する必要がある講習については、公式の案内を確認しておきましょう。リモートで受講できるものから指定の場所で受講する必要があるものまでさまざまです。費用も講習によって異なるため、自身が受ける講習の費用と受講期限についてはしっかり把握しておきましょう。

【参考】:情報処理安全確保支援士(登録セキスペ)の受講する講習について

情報処理安全確保支援士は試験合格の後に登録や更新が必要って本当?

情報セキュリティのスペシャリストである情報処理安全確保支援士を目指そう

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情報処理安全確保支援士は、情報セキュリティに関する専門的な知識・技能を有するスペシャリストであることを証明する資格です。専門性を問われる分高難易度の資格で、合格率も高くありません。一方、士業として仕事ができるなど、取得によるメリットも大きな資格であるといえます。

情報処理安全確保支援士試験に合格するためには、情報セキュリティに関する広大な出題範囲を深く理解しておく必要があります。参考書や対策講座を通じた体系的な学習が必須といえるでしょう。難易度は高いですが、取得価値の大きい情報処理安全確保支援士にぜひ挑戦してみてください。

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