ウェブデザイナー必見!HTMLのおすすめ資格を比較解説します
HTML design
ウェブデザイナー必見!HTMLのおすすめ資格を比較解説します
資格・試験
アンドエンジニア編集部
2021.07.29
この記事でわかること
HTMLはウェブコンテンツで標準に用いられるハイパーテキスト記述言語です
HTMLはウェブコンテンツ作成を担当するデザイナーおよびクリエイターに必須の知識です
HTMLの資格取得によりスキルレベルを証明するとともに作業品質の高さが対外的に証明されます

HTMLとは?

HTML language

HTMLとは、ハイパーテキスト記述言語(HyperText Markup Language)を意味します。ハイパーテキストとは、複数の文書を相互参照するためのリンク(ハイパーリンク)機能を有する仕組みを指します。HTMLはハイパーテキストを記述するための言語仕様です。

ハイパーテキストはWeb(World Wide Web)で活用されていますので、ウェブ系システムで標準利用されています。現在はテキスト形式のみならずマルチメディアが活用されていますので、ハイパーメディアと言う方が実状に近いでしょう。

HTMLHTTP(Hypertext Transfer Protocol)通信プロトコルを用いて、ウェブサーバーとウェブクライアント間でコンテンツの通信を行います。コンテンツはHTMLで記述されますが、仕様はWeb Hypertext Application Technology Working Group(WHATWG)が策定しWorld Wide Web Consortium(W3C)で勧告されています。最新の仕様はHTML5です。現在、HTML 5.2まで勧告されています。 参考:HTML 5.2 W3C Recommendation

HTMLの資格取得の対象者は?

HTMLハイパーテキスト記述言語ですので、主にHTTP通信で用いられる記述言語です。そのため、ウェブ系システムのコンテンツには必須の記述言語です。このことから、ウェブデザイナーおよびウェブクリエイターには必要なスキルと言えるでしょう。

同様に、近年のアプリケーションではウェブ形式での表示機能を活用することが増えています。そのため、ウェブブラウザ―のフロントエンドとなる処理を担当するフロントエンドエンジニアにとっても資格取得の価値があると考えます。

HTMLの資格取得のメリットは?

現実的にはHTMLの資格取得は必須ではありませんので、誰でもHTMLを活用したウェブデザインを行うことができます。しかしながら、業務として作業を担当するケースでは、資格取得により作業品質が対外的に保証されますので、信頼度向上のメリットがあると言えます。

同様に、資格取得学習を通じて言語仕様を体系的に学ぶことが可能なため、高度なコンテンツ作成安定的に実施することが可能です。

おすすめのHTML資格は?

certification

HTMLに関する資格のおすすめは、次に挙げる資格です。 ・HTML5プロフェッショナル認定試験ウェブデザイン技能検定Webクリエイター能力認定試験

各資格にはそれぞれ特徴がありますので、以降で詳しく紹介していきます。

HTML5プロフェッショナル認定試験とは?

HTML5プロフェッショナル認定試験とは、エルピーアイジャパン(LPI-Japan)によって実施されている資格です。エルピーアイジャパンは、LinuC(Linux認定)OSS-DB(オープンソースDB認定)でも有名なオープンテクノロジー認定団体(特定非営利活動法人)です。

レベルに応じて2つの試験区分が用意されています。 ・レベル1(初級・中級レベル)  HTML5を使ってWebコンテンツを作成できるレベル  HTML5・CSS3を対象とする、ITSSレベル2相当 ・レベル2(中級・上級レベル)  動的コンテンツやシステム間連携アプリケーションを開発できるレベル  レベル1に加えてJavaScriptやマルチメディア・通信・パフォーマンスの要素が追加、ITSSレベル3相当  レベル1に合格している(かつACTIVEである)ことがレベル2の認定条件

試験は全国各地のテストセンター(ピアソンVUE)で随時実施されています。合格点は非公表ですが、7割程度の正答率で合格する旨が掲載されています。受験費用はともに16,500円(税込)です。

認定の優位性有効期限は5年間となっており、認定から5年以内の再認定または上位レベルの取得が求められます。再認定しない場合はステータスがACTIVEからINACTIVEに変更されますが、認定された事実に変わりはありません。 参考:HTML5プロフェッショナル認定試験

ウェブデザイン技能検定とは?

ウェブデザイン技能検定とは、国家検定制度としてインターネットスキル認定普及協会(特定非営利活動法人)により運営されています。試験合格により名称独占であるウェブデザイン技能士を、名刺・ホームページ等へ表示することができます。

レベルに応じて3つの試験区分が用意されています。 ・1級(上級レベル)  2級合格後2年の実務経験を有する者、または所定の教育を受けた者・所定の実務経験を有する者が受験可能  学科: 7,000円 / 実技: 25,000円(非課税) ・2級(中級レベル)  3級合格者、または所定の教育を受けた者・所定の実務経験を有する者が受験可能  学科: 6,000円 / 実技: 12,500円(35歳以上)または7,000円(非課税) ・3級(初級レベル)  ウェブ作成および運営業務従事者が受験可能  学科: 5,000円 / 実技: 5,000円 (35歳以上)または3,000円(35歳未満)(非課税)

2級及び3級の試験は、大都市を中心に年間4回(5月・8月・11月・2月)の実施がされています。1級は学科(11月)・実技(2月)がそれぞれ年1回実施となります。100点満点のうち70点以上が合格です。 参考:ウェブデザイン技能検定

Webクリエイター能力認定試験とは?

Webクリエイター能力認定試験は、サーティファイが運営している資格認定です。

レベルに応じて2つの試験区分が用意されています。 ・スタンダード(初級レベル)  HTML5・CSSを中心とした実技問題  モデル学習時間 24時間  受験費用 5,900円(税込) ・エキスパート(初級・中級レベル)  HTML5・CSS・JavaScriptを中心とした実技問題並びに知識問題  モデル学習時間 38時間  受験費用 7,500円(税込)

全国各地のパソコンスクールで、随時実施されています。スタンダード・エキスパートともに65%の正答率で合格です。実際はモデル学習時間は短めですので、多くの受験者から合格の報告が挙がっています。受験資格・年齢とも不問なため、最初からエキスパートを受験することが可能です。 参考:Webクリエイター能力認定試験

HTMLの目的別おすすめ資格は?

ここでは目的別にHTMLの資格を整理してみました。資格取得の優先順位に応じて参考にしてください。

すぐにでも何らかの資格を取得したい方 この場合は試験実施回数が多く、難易度がそれほど高くない資格を選択するのが得策です。そのため、「HTML5プロフェッショナル認定試験 レベル1」並びに「Webクリエイター能力認定試験 スタンダード」「同 エキスパート」をおすすめします。

Webクリエイター能力認定試験受験の場合は上位であるエキスパートに手が届く可能性が高いので、エキスパートに挑戦してみましょう。

じっくり挑戦したい方 この場合は試験区分がより上位までカバーしている資格の取得をおすすめします。そのため「HTML5プロフェッショナル認定試験 レベル2」「ウェブデザイン技能検定 2級」に挑戦するのが良いでしょう。

前提条件として、HTML5プロフェッショナル認定試験・ウェブデザイン技能検定ともそれぞれ下位資格に合格することが求められます。しっかりと資格取得の準備を進めましょう。

国家検定資格を取得したい方 この場合はウェブデザイン技能検定が唯一の候補となります。合格した級に関わらず、ウェブデザイン技能士を名乗ることができます。3級・2級までは比較的容易に合格できるため、まずは2級を目指して3級取得の準備を進めましょう。

なお、1級は実務経験を求められますので長期的な目標となります。1級を目指す方は、並行して「HTML5プロフェッショナル認定試験 レベル2」についても学習を進めることで相乗効果が期待できます。

受験のサンプル問題は?

受験に際し各試験団体からサンプル問題が提供されています。参考にしてみてください。

HTML5プロフェッショナル認定試験 参考:HTML5プロフェッショナル認定試験レベル1 サンプル問題 参考:HTML5プロフェッショナル認定試験レベル2 サンプル問題

ウェブデザイン技能検定 参考:ウェブデザイン技能検定 練習問題 参考:ウェブデザイン技能検定 過去問題の公表

Webクリエイター能力認定試験 参考:Webクリエイター能力認定試験 サンプル問題

受験の参考書は?

受験に際し、各試験団体から参考書並びに参考情報が提供されています。参考にしてみてください。

HTML5プロフェッショナル認定試験 参考:HTML5プロフェッショナル認定試験 参考資料ダウンロード 参考:HTML5プロフェッショナル認定試験 学習教材のご紹介(HTML5認定教材) 参考:HTML5プロフェッショナル認定試験 HTML5道場

ウェブデザイン技能検定 参考:ウェブデザイン技能検定 参考書籍等

Webクリエイター能力認定試験 参考:Webクリエイター能力認定試験 問題集 参考:Webクリエイター能力認定試験 対応書籍 参考:Webクリエイター能力認定試験 推薦書籍

ウェブデザインの品質を高めるために資格取得に挑戦しましょう

Web quality

HTMLコンテンツデザインは資格がなくても実施することができます。しかしながら、HTMLの規格も今後改定されたり、新しい動的コンテンツやモバイル用途に進化したりすることが予想されます。そのため、最新テクノロジーに追従するためにも必要とされる技術の知識向上が求められます。資格取得者は対外的に作業品質の高さが証明できますので、多くのメリットがあります。ぜひ、目指すキャリア形成のために資格取得を進めましょう。

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