JavaScriptとは?人気のJavaScriptを5分で学ぶ
JavaScript
JavaScriptとは?人気のJavaScriptを5分で学ぶ
プログラミング言語
アンドエンジニア編集部
2021.07.25
この記事でわかること
JavaScriptは、Webサイト上で主にWebページに動きをつけるための言語だったが、今は広範囲に使われるようになっている
JavaScriptはOSやマシン環境への依存度が低く、ハイブリッド言語とも呼ばれ、スマホやゲームアプリの開発にも使われている
フロントエンドエンジニアを目指すなら、JavaScriptは必須言語として積極的に習得しよう

JavaScriptとは?

JacaScriptとは

JavaScript(ジャバスクリプト)は、Webサイト上で主にWebページに動きをつけるために使用される言語で、例えば動きのあるバナー広告や写真のスライドなどのページを可能にしています。JavaScriptが登場するまでのWebページは動きがなく、例えると電子ブックのような姿をしていました。そのWebがTVのように動きのあるものに変わったのは、JavaScriptの存在のおかげです。

JavaScriptは主にWebで用いられるプログラミング言語ですが、Webサイト側とWebサービスの相互連携を円滑にするためにも活用されています。

JavaScriptは人気のプログラミング言語

プログラミング言語人気ランキング2020(日経×TECH)によると、「普段使用しているプログラミング言語ランキング」で、JavaScriptはC/C++、Pythonに次ぐ3位にランクインしています。世界ではPythonと並ぶほどの人気言語で、U/Iが重視される今、益々その必要性が増しています

JavaScriptの歴史と名前の由来

JavaScriptは、1995年にイギリス人プログラマのブレンダン・アイク氏が創り出しました。当時ブレンダン氏は、Webブラウザで有名なネットスケープコミュニケーションズ社に在籍していました。このネットスケープ社が開発したブラウザソフトの『Netscape Navigator』(通称ネスケ)にJavaScriptが実装されていたのです。以降、Webページに動きを与えるJavaScriptは注目を浴び、Webページの作成にはHTMLと共に必要不可欠の言語として浸透していきました。

JavaScriptの名前の由来ですが、JavaScriptはJavaの開発から遅れる事4年で登場しています。当時のJavaScriptはLiveScriptと命名されていましたが、Java人気にあやかって、途中からJavaScriptに改名しました

JavaScriptとJavaとの違い

JavaScriptとJavaとは名前がよく似ているため、同じファミリーのように思われがちですが、この2つはまったくの別ものであり、親戚関係にもありません。

JavaScriptは主にWebページに動きを与えるために用いられるのプログラミング言語ですが、Javaはあらゆるマシンで動く汎用言語です。また、Javaは主にサーバー側で動くプログラミング言語ですが、JavaScriptは主にクライアント側(端末側)で動くという点でも異なります。

JavaScriptエンジニアの年収

人気のJavaScriptですが、JavaScriptエンジニアの年収を調べたところ、何と日本では言語別年収ランキングのトップという結果が出ました。最も使っているプログラミング言語と年収の関係(日経×TECH)によると、JavaScriptエンジニアの平均年収は663万円で、給与所得者の平均年収441万円(2018年)を大きく上回っています

JavaScriptの特徴やメリット

特徴など

JavaScript自体は単独で使うのではなく、HTMLやCSSなどと組み合わせて使い、Webブラウザ上でアニメーションのような動きのある動作をさせることができます。また、近年にはNode.js(ノード・ジェイエス)という、サーバーサイドでも動くJavaScriptが普及してきました。では、このJavaScriptの特徴について確認しておきましょう。

非同期通信機能によりWebアクセスで快適な動作を実現

サーバサイド側の言語だけでWebサービスを作った場合、データベースへの入力データの登録や、データベースの情報を参照する際にはWebページの読み込みという動作が発生し、レスポンスの低下を強いられます。JavaScriptの「Ajax」(「Asynchronous JavaScript + XML」)を使うと、Webページの読み込み動作を必要とせずにデータベースにアクセスすることが可能で、快適な動作を実現することができます。

JavaScriptはサーバー側でも活用できる

JavaScriptは主にクライアント側で使う言語だという認識が一般的でしたが、2010年代前半に登場した「Node.js」というJavaScript用のフレームワークを用いることで、サーバ側でもJavaScriptによる開発が可能となりました

「Node.js」はサーバーへの大量の同時接続に対応できるアプリケーション開発を目的として設計されたJavaScript環境で、サーバーへの同時接続端末台数10,000台という従来にあった問題が「Node.js」によって解決されています。

開発効率や保守性を大幅に向上させるフレームワークが充実

登場してから25年以上の歴史と、多くのユーザーによって活用されたことから、JavaScriptには開発の効率や保守性を大きく向上してくれるReactやVue.jsなどのフレームワークが充実しています。

ReactはFacebookが開発したフレームワークで、Facebook自体もReactで構築されています。Reactを用いるとJavaScriptによる開発よりも遥かに効率的で、現在では最も多く使われるJavaScriptフレームワークです。

JavaScriptで何ができるのか

何が出来る

JavaScriptの概要や特徴について述べてきましたが、続いてJavaScriptを使うと何ができるのかということについて見ていきましょう。

動的なWebサイトを作れる

これはJavaScriptの最大の特徴でもありますが、JavaScriptは世に知られた言語の中では唯一、Webサイトに動きを付けることができます。静的なWebサイトを作るだけなら、HTMLとCSSが作れますが、動きのあるWebサイトを作るにはJavaScriptが欠かせません。また、裏側でデータの処理などを行う場合には「PHP」が必要です。

▮JavaScriptで動きのあるページを作ってみよう

ではここで、試しにJavaScriptを使って、動きのあるWebページを作ってみましょう。以下のテキストをメモ帳などのテキストエディタにコピペし、適当なファイル名を付けて、拡張子をhtmlで保存します。次に、そのファイルをChromeやEdgeなどのブラウザで開いてみると、リアルタイムに時間を表示してくれるWebページを確認できます。

<!DOCTYPE html>

<html>

<head>

<title>サンプル</title>

<script>

window.onload = function() {

  setInterval(function() {

    var dd = new Date();

    document.getElementById(T1).innerHTML = dd.toLocaleString();

  }, 1000);

}

</script>

</head>

<body>

<div id=T1></div>

</body>

</html>

イベント処理を作れる

イベント処理とは、イベント:「○○ボタンをクリックする」に対してアクション:「〇〇を実行する」に導く一連の流れのことです。WebページにJavaScriptを用いると、例えばユーザーアカウントを新規に登録する画面で、「そのアカウントはすでに使われています」といったイベントの表示をすることが可能です。

スマホアプリも作れる

JavaScriptはWebページに動きを付けたり、双方向のWebサービスを作ったりする際に利用されますが、それ以外にはスマホアプリを作ることができます

しかも、HTML5や新たなプラットフォームの出現によって、JavaScriptはAndroid・iPhoneを問わずスマホアプリの開発ができるようになりました。これは、ハイブリッドアプリとも呼ばれています。

JavaScriptの将来性

将来性

JavaScriptエンジニアの求人は大変多く、それだけ旺盛な需要があることが分かりますが、JavaScriptには将来性があるのでしょうか?JavaScriptエンジニアを目指す方の中には将来の心配をしている方もいるでしょう。先に結論から述べると、JavaScriptエンジニアには将来性があります。ここでは、JavaScriptの需要と将来性の見通しについて考察していきます。

JavaScriptの需要

■フロントエンド開発 JavaScriptでは動的なWebページが作れますが、Webの利用が当たり前になった今日、U/Iに優れたWebサイトの構築は必須で、JavaScriptエンジニアに対する需要はさらに高まっています

■Webアプリの開発 Webアプリの開発でもJavaScriptは良く利用されています。サーバー側の開発では、サーバーサイド言語としてRubyやPHPなどとの併用も可能で、開発サイドから高い支持を得ています。

■スマホアプリ開発 JavaScriptはプラットフォームに依存せず動作することから、開発コストを抑え、生産性を高められるためにスマホアプリの市場でも需要が高まっています

■ゲームアプリの制作 JavaScriptはゲームアプリの開発効率を高められるライブラリやフレームワークが豊富にあり、ゲーム開発にもよく利用されています。しかもゲーム市場はスマホに移行してきており、スマホアプリの開発と相まって、これからも高い需要が見込まれています。 

JavaScriptに関する資格

JavaScriptに関係する資格試験としては、よく知られたものとして以下の2つの資格試験があります。

1.『CIW JavaScript Specialist JavaScriptに関する世界的な資格です。出題が英語のため、ある程度英語が分かる必要がありますが、海外でも通用する資格であり、外資系のIT企業などに就職する際は有利でしょう。

2.『HTML5プロフェッショナル認定試験 JavaScriptはHTMLやCSSと組み合わせて使うため、HTMLのスキルが必要です。この認定試験はHTML5に加えて、JavaScriptに関する知識も問われます。レベル1から2まであり、レベル1では基礎知識が問われ、レベル2ではWebアプリや動的Webコンテンツの開発に関する能力が問われます。

JavaScriptエンジニアを目指して

フロントエンドエンジニアは旺盛な需要に支えられ、高年収が期待できる職種です。フロントエンドエンジニアを目指す方は、HTML+CSSに加え、JavaScriptの習得が必須です。

DXブームも相まって、Webを通じたU/Iがさらに求められており、フロントエンドエンジニアへの期待や需要は益々高まっていくことでしょう。この記事を読まれて、JavaScriptに興味を抱いたエンジニアの皆さんには、JavaScriptの習得を強くおすすめします。

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