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JavaScriptとは?特徴や何ができるのかを初心者向けに解説
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JavaScriptとは?特徴や何ができるのかを初心者向けに解説

アンドエンジニア編集部
2024.08.20
この記事でわかること
JavaScriptは、Webサイト上で主にWebページに動きをつけるため使われる言語である
JavaScriptはバックエンドでも使用でき、スマホやゲームアプリの開発にも使われている
JavaScriptの需要は高く、今後もさまざまな開発分野で必要とされると考えられる

JavaScriptとは?

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JavaScript(読み方:ジャバスクリプト)は、Webサイト上で主にWebページに動きをつけるために使用されるプログラミング言語です。例えば、動きのあるバナー広告やページ内での写真のスライドなどを可能にしています。

JavaScriptが登場するまでのWebページは動きがなく、例えると電子ブックのような姿をしていました。そのWebがTVのように動きのあるものに変わったのは、JavaScriptによる功績が大きいと言えます。

JavaScriptは主にWebで用いられるプログラミング言語ですが、Webサイト側とWebサービスの相互連携を円滑にするためにも活用されています。

【参考】:JavaScript

JavaScriptの歴史

JavaScriptの始まりは20年以上前まで遡ります。JavaScriptは、1995年にイギリス人プログラマのブレンダン・アイク氏が創り出しました。当時ブレンダン氏は、Webブラウザで有名なネットスケープコミュニケーションズ社に在籍していました。

このネットスケープ社が開発したブラウザソフトの『Netscape Navigator』(通称ネスケ)に実装されていたのがJavaScriptでした。

JavaScriptの名前の由来ですが、同じくプログラミング言語であるJavaから来ているようです。JavaScriptはJavaの開発から4年ほど遅れて登場し、当時は「LiveScript」と命名されていましたが、Java人気にあやかったのか、JavaScriptに改名しました。

以降、Webページに動きを与えるJavaScriptは注目を浴び、Webページの作成にはHTMLと共に必要不可欠の言語として浸透しました。2010年以降にはサーバサイド側の実行環境の整備が行なわれ、現在ではWebサイトに動きを加えるためだけではなく、バックエンドのシステムやアプリ開発などでも使用することが可能です。

JavaScriptとJavaの違い

JavaScriptとJavaはプログラミング言語という点では同じですが、全く異なる性格を持つ言語です。名前がよく似ているため、同じファミリーのように思われがちですが、この2つは別ものであり、親戚関係にもありません。

JavaScriptは主にWebサイトの画面で文字や画像にさまざまな動きを与えるフロントサイドで活用しますが、Javaは主にシステムの土台を作る裏方を担当するサーバサイドで活用します。Javaはあらゆるマシンで動く汎用言語で、会社の業務システムの構築やAndroidアプリなどもJavaによって作られています。

なお、前述の通り元々JavaScriptはLiveScriptという名で開発が始められ、その後名称が現在の「JavaScript」に変更されたため、JavaScriptを略す場合はJavaではなく「JS」を用いることが多いです。

JavaScriptとJavaの違いは?質問されたときの説明方法

JavaScriptにはどんな特徴・メリットがある?

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プログラミング言語にはさまざまな種類があり、開発したいものや目的に合わせて適切な言語を選ぶ必要があります。では、このJavaScriptにはどのような特徴やメリットがあるのでしょうか。

JavaScriptの特徴とは?何ができるのか、メリット・デメリットも解説

ブラウザで動きを加えられる唯一の言語

JavaScript最大の特徴は「ブラウザで動きを加えることができる唯一のプログラミング言語」であることです。

ブラウザで動きを加えられるということは、ユーザのアクションに応じて内部処理が行えるということになります。この機能はWebサービスを運用していく上で欠かせません。JavaScriptは、現代のWebサービスにとって最も重要な役割の1つを担っていると言えるでしょう。

なお、JavaScriptの使い方ですが、単独で使うのではなく、HTMLやCSSなどと組み合わせて使います。JavaScriptがHTMLやCSSに指示を出すという形で、Webブラウザ上でアニメーションのような動きのある動作を可能にします。

ブラウザで実行できるため環境構築が必要ない

プログラミング言語を利用するには、環境構築を必要とする場合がほとんどでしょう。しかし、JavaScriptは環境構築が不要なので、ブラウザさえあれば実行することができます。

その理由として、ブラウザにJavaScriptの実行環境が搭載されていることが挙げられます。JavaScriptは、Internet Explorer・Microsoft Edge・Google Chrome・Firefox・Safariなど、ほとんどのブラウザで実行可能です。

ブラウザでJavaScriptを有効にする方法は以下の通りです。スマホでは予めJavaScriptが有効になっていることが多いですが、オフにしてしまった場合は、以下の手順で設定を行いましょう。

【Chromeの場合】 1.パソコンで Chromeを起動し、[設定]をクリック

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【図】:Chromeメニュー 設定を選択 

2.[プライバシーとセキュリティ]をクリック

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【図】:Chromeメニュー プライバシーとセキュリティ

3.[サイトの設定]をクリック

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【図】:Chromeメニュー サイトの設定

4.[JavaScript]をクリック

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【図】:Chromeメニュー コンテンツ表示画面

5.[サイトが JavaScript を使用できるようにする]を選択

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【図】:Chromeメニュー Javascript設定画面

その他のブラウザで JavaScript を有効にするには、以下のリンクを参考にしてください。

【参考】:ブラウザで JavaScript を有効にする - Google アド マネージャー ヘルプ

【iPhoneの場合】 1.ホーム画面の「設定」アプリから「Safari」を選択

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【図】:iPhone 設定メニュー Safariアイコン選択 

2.詳細を選択

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【図】:iPhoneのSafariのメニューから「詳細」を選択 

3.「JavaScript」をオンにする

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【図】:SafariのJavaScript のトグルスイッチの操作画面 

【Androidの場合(Chrome)】 1.ブラウザ画面右上、赤枠部分をタップ

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【図】:Androidスマホ Chromeの初期画面 

2.「設定」を開き「サイトの設定」をタップ

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【図】:Androidスマホ Chromeの設定画面よりサイトの設定を選択 

3.「JavaScript」をタップ

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【図】:Androidスマホ Chromeのサイトの設定画面から[JavaScript]を選択

5.タップで「JavaScript」をオンにする

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【図】:Androidスマホ Chromeの[JavaScript]トグルスイッチの操作画面 

フロントエンドとバックエンドどちらでも使える

JavaScriptは元々フロントエンド開発の言語として利用されてきましたが、先ほども少し触れたように、2010年代前半に登場した「Node.js」というJavaScript用のフレームワークを用いることで、サーバ側でもJavaScriptによる開発が可能となりました。

Node.jsは、サーバへの大量の同時接続に対応できるアプリケーション開発を目的として設計されたJavaScript環境で、サーバへの同時接続端末台数10,000台という従来の問題がNode.jsによって解決されています。

JavaScriptというプログラミング言語1つで、フロントエンドからバックエンドまで開発を行うことができるのは、非常に利便性が高いです。

フロントエンドとは?バックエンドとの違いや使う言語について解説
Node.jsとは?JavaScriptとの違いや使い所を解説

開発効率を向上させるフレームワークが豊富

登場してから25年以上の歴史と、多くのユーザによって活用されてきたことから、JavaScriptには、開発の効率を大きく向上してくれるフレームワークが充実しています。

フレームワークとは、アプリケーションを開発する際に土台として機能させるソフトウェアのことを指します。さまざまなプログラミング言語に用意されているアプリケーションの雛形ともいえるでしょう。

JavaScriptは多くの開発で利用されてきたため、さまざまな用途に応じたフレームワークを有しています。ユーザインターフェース構築に用いられるReactやVue.jsなどはその代表格です。

【参考】:React 【参考】:Vue.js

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JavaScriptの注意点・デメリットは?

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特徴・メリットからもわかるように、JavaScript は利便性が高く使いやすい言語です。しかし、注意すべき点もあります。JavaScriptのデメリットとしては以下の2つが挙げられます。

ブラウザによって動作が変わる可能性がある

JavaScriptはブラウザ上で動作するプログラミング言語であるため「Internet Exploler」「Microsoft Edge」「Google Chrome」など、使用しているブラウザによって動作や挙動が変化する可能性があります。

ブラウザ上の動作にはJavaScriptのバージョンやブラウザの種類・バージョンが関係してきます。異なるブラウザ上で同様の動作にするためには、ブラウザの種類やバージョンなどに配慮してプログラミングのコーディング作業を行わなければなりません。

それぞれのブラウザで同じように動かすには、コーディング作業の他にテストも実施する必要があります。その分工数や時間を有してしまいます。

処理速度が他の言語と比較して遅い

JavaScriptを使用して行われるプログラミングの実行には、「解析」「解釈」「変換」というプロセスが必要です。そのため処理スピードが他のプログラミング言語と比べ遅い傾向にあります。

こういった対策として、機能を必要最小限にすることやコードの量を少なくすることが挙げられます。またJavaScriptを読み込むタイミングを変更するのも1つの方法です。

JavaScriptを使って何ができる?

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ここまでJavaScriptとはどういうものかについて解説してきました。ここからは、JavaScriptを使ってできることについてわかりやすく解説します。JavaScriptを使うと何ができるのか、その用途について見ていきましょう。

JavaScriptの用途やできることを初心者向けに紹介!

動的なWebサイトを作れる

これまでにも触れましたが、JavaScriptを使用することでWebサイトに動きを加えることが可能となります。視覚表現や文章構造などを記述するための言語であるマークアップ言語の「HTML」や「CSS」のみでも、Webサイトは十分に作成することができます。

しかし、JavaScriptを用いることでアニメーションなどをWebサイトに追加することもでき、ユーザビリティにも配慮したより魅力的なWebサイトの作成が実現できます。

■JavaScriptで動きのあるページを作ってみよう ではここで、試しにJavaScriptを使って、動きのあるWebページを作ってみましょう。以下のテキストをメモ帳などのテキストエディタにコピペし、適当なファイル名を付けて、拡張子をhtmlで保存します。

次に、そのファイルをChromeやEdgeなどのブラウザで開いてみると、リアルタイムに時間を表示してくれるWebページを確認できます。

<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<title>サンプル</title>
</head>
<body>
<em><div id=T1></div></em>
<script>
window.onload = function() {
 setInterval(function() {
  var dd = new Date();
   document.getElementById("T1").innerHTML = dd.toLocaleString();
 }, 1000);
}
</script>
</body>
</html>

Webアプリを作れる

JavaScriptを使ってWebアプリを開発することもできます。Webアプリを開発する際は、先に触れた「Node.js」を用いてJavaScriptをWebサーバ上で動作させます。画面をデザインした後で、Javascriptを使って動的な処理を実装していきます。

Webアプリの開発でも、フレームワークの代表格として挙げたReactやVue.jsがよく使われます。これらのフレームワークを使うことで、アプリの構造化などをスムーズに行えます。Javascriptを使っているWebアプリとしては、「Netflix」などが挙げられます。

スマホアプリを作れる

近年、HTML5や新たなプラットフォームの出現によって、JavaScriptはAndroid・iOSを問わずスマホアプリの開発ができるようになりました。スマホ用のアプリは、ネイティブアプリとも呼ばれています。

JavaScriptを使ったネイティブアプリの開発環境としては、「React Native」「Appcelerator」「Monaca」「Titanium」などが挙げられます。日々さまざまなスマホアプリがJavaScriptなどを活用して誕生しており、代表的なものでは「Instagram」のスマホアプリ版でJavaScriptが使われています。

スマホアプリを含むアプリ開発を担うアプリケーションエンジニアの需要は増しています。JavaScriptは近年人気のあるスマホのゲームアプリにも使用することができるプログラミング言語です。アプリ開発について気になる方は求人情報をチェックしてみることをおすすめします。

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JavaScriptの具体的な活用シーン

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JavaScriptはWebサイトのみならずWebアプリやスマホアプリの開発にも使えることがわかりましたが、具体的にはどのようなシーンでJavaScriptが活用されるのでしょうか?よく使われる活用シーンを紹介します。

文字のアニメーション

JavaScriptを使うことで、Webページ上の文字に、色が変わる、タイピング表示など動きを付けた表示にする、といったアニメーションを追加できます。こうした動きを付けたデザインにすることで、ユーザーを効果的に惹きつけることができます。

JavaScriptを使えば、任意の文字にさまざまなアニメーションを付与して、魅力的なページを作成できるでしょう。また、文字だけでなく、背景や画像にアニメーションを加えることもできます。

自動スクロールやスライドショー

「↑」のボタンを1クリックするだけでページトップに戻れたり、画像欄で自動で次の画像に切り替わったりするWebページも多いです。このような自動スクリーンやスライドショーの機能も、JavaScriptを用いて作られています。

自動スクロールはユーザーの利便性向上に、スライドショーは視覚的な情報を効率的に伝達するのに役立ちます。Webページの要素を自動で動かすことで、クオリティの高い画面に仕上げることができるのです。

イベント処理

JavaScriptはブラウザ上でのマウスやキーボードなどによるユーザの操作に対して、さまざまな処理を行うことができます。「○○ボタンをクリックする」に対して「○○を実行する」という処理を行う、といった具合です。これをイベント処理と言います。

検知することができるユーザの操作として「マウスの移動」「Webページの遷移」「クリックやダブルクリック」「画面のスクロール」などが挙げられます。具体的には、以下のようなイベント処理がよく使われます。

■あるボタンをクリックするとポップアップでお知らせが表示される ■ボタンを押すと隠れていたメニューが表示される ■マウスのカーソルを合わせると項目が表示される ■画像(写真)にカーソルを合わせると拡大表示される ■入力フォームでの入力内容のチェック

入力フォームにおいては、例えばユーザーアカウントを新規に登録する画面で、ユーザーが入力した情報をチェックし、「そのアカウントはすでに使われています」「〇〇は必須項目です」といったメッセージの表示をすることが可能です。

非同期通信

非同期通信とはネットワークなどで接続されているコンピュータの間で、送信者のデータを送信するタイミングと受信者のデータを受信するタイミングを合わせずに通信を行う通信方式のことを指します。

JavaScriptを使用することでこの非同期通信を実現でき、Webサイトを更新せずとも表示している内容を更新することが可能です。「Ajax」(Asynchronous JavaScript + XML)という技術により、Webページの読み込み動作を必要とせずにデータベースにアクセスし、快適な動作を実現することができます。

ユーザはWebサイトを読み込む時間に敏感で、Webサイトが表示・更新されるまでの速度が遅いとストレスを感じたり、別のサイトへ移動したりしてしまいます。サーバサイド側の言語だけでWebサービスを作った場合、Webページの読み込みという動作が都度発生し、レスポンスの低下が発生します。

そこで、JavaScriptを利用して非同期通信を行うことで、Webサイトの表示に関するユーザのストレスを減らすことができます。ストレスなく閲覧可能なWebサイトにすることができれば、閲覧数の増加やサイト自体の評価の向上を狙うこともできます。この技術は、「Gmail」や「X(旧Twitter)」でも使われています。

Ajaxとは?HTTP通信の基本からAjaxの利用法まで解説!

JavaScriptエンジニアになるには?

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ここまでの解説で、JavaScriptを使ったWeb開発やアプリケーション開発に興味を持った人もいるかもしれません。では、JavaScriptのスキルを身に付けてJavaScriptエンジニアになるには、どのようなことが必要なのでしょうか?

JavaScriptの勉強方法

JavaScriptの習得におすすめな勉強方法は、「プログラミングスクールに通う」「学習サイトの活用」「参考書の活用」が挙げられます。

プログラミングスクールは講師に直接指導してもらうことで、その分スキルが向上しやすい特徴があります。また、近年さまざまなプログラミング言語を学習できるサイトが増えているので、スクールに通うコストをカットしたい・もっと気軽に学習を進めたい人には、学習サイトの活用がおすすめです。

参考書はスクールに通う場合でも1冊は手元に置いておくと便利です。ここではJavaScriptのおすすめ参考書を1冊紹介します。

・「図解!JavaScriptのツボとコツがゼッタイにわかる本 プログラミング実践編」 この本はカードゲームのポーカーの作成を通じてJavaScriptの基礎を学んでいく参考書です。オブジェクト・クラス・モジュール・ライブラリの用法や、設計力が身につきます。特典でサンプルプログラムがダウンロードできます。

▪著者:中田 亨 ▪ページ数:316ページ ▪出版社:秀和システム ▪発売日:2022/08/18

【参考】:図解! JavaScriptのツボとコツがゼッタイにわかる本 プログラミング実践編

JavaScriptの本おすすめ15選!選び方や勉強方法は?
JavaScript入門者・中級者におすすめの技術本8選!

JavaScriptに関する資格取得もおすすめ

JavaScriptについて勉強する際、資格取得を目標にするのもおすすめです。資格試験の勉強をすることで体系的に知識・スキルが身に付くだけでなく、資格を取得できれば客観的なスキル証明として自身のアピールポイントになります。

JavaScriptに関係する資格試験としては、よく知られたものとして以下の2つの資格試験があります。

1.「CIW JavaScript Specialist」 JavaScriptに関する世界的な資格です。出題が英語のため、ある程度英語が分かる必要がありますが、海外でも通用する資格であり、外資系のIT企業などに就職する際は有利でしょう。

【参考】:CIW JavaScript Specialist

2.「HTML5プロフェッショナル認定試験」 JavaScriptはHTMLやCSSと組み合わせて使うため、HTMLのスキルが必要です。この認定試験はHTML5に加えて、JavaScriptに関する知識も問われます。レベル1から2まであり、レベル1では基礎知識が問われ、レベル2ではWebアプリや動的Webコンテンツの開発に関する能力が問われます。

【参考】:HTML5プロフェッショナル認定試験

JavaScriptおすすめ資格4選!資格の特徴や難易度を解説

JavaScriptエンジニアの年収

JavaScriptはWebサイトのフロントサイドを担当するため、活用する職種としてフロントエンドエンジニアやWebエンジニアなどが挙げられます。ここでは、年収例としてフロントエンドエンジニアを参考に見てみましょう。

フロントエンドエンジニアの年収は「マイナビエージェント職業別年収ランキング」での平均年収は385万円(※2024年8月執筆時点)、経済産業省2017年発表の「IT関連産業の給与等に関する実態調査結果」から近い職種のエンジニア/プログラマを参考にすると、平均年収592万円と分かりました。

国税庁2020年発表の「民間給与実態統計調査」における民間企業平均年収は433万円なので、フロントエンドエンジニアは調査媒体によって年収にバラつきがあることが分かります。

フロントエンドエンジニアは、年齢やスキルによって年収の幅が大きく変化する職種です。「マイナビエージェント職業別年収ランキング」によると、30代のフロントエンジニアの平均年収が457万円なので、スキルを磨いていくことで年収アップが期待できます。

また、JavaScriptのみならず、さまざまな言語を扱えるようになることで、より高収入が期待できる職種へのキャリアアップも可能です。キャリアアップのために資格を取得したり、キャリアアップのために転職を検討したりする方法もおすすめです。

【参考】:マイナビエージェント職業別年収ランキング ※【平均年収 調査対象者】2020年1月~2020年12月末までの間にマイナビエージェントサービスにご登録頂いた方 【参考】:IT関連産業における給与水準の実態① ~ 職種別(P7) 【参考】:民間給与実態統計調査-国税庁

JavaScriptに将来性はある?

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JavaScriptを扱えるエンジニアの求人は大変多く、それだけ需要があることが分かりますが、JavaScriptにはこの先も将来性があるのでしょうか?

フロントエンドエンジニアやアプリケーションエンジニアなどの、JavaScriptを扱うエンジニアを目指す方の中には将来の心配をしている方もいるでしょう。ここでは、JavaScriptの需要や将来性の見通しについて考察します。

JavaScriptは人気のプログラミング言語

プログラミング言語の中でもJavaScriptは比較的プログラミング初心者の方でも始めやすく、人気のある言語の1つです。

TIOBEによる2024年7月度のプログラミング言語検索ランキングを表す「TIOBE Index for July 2024」によると、JavaScriptは6位にランクインしています。近年C言語の人気や注目度が高まっていますが、Webサイトを作成する上では欠かせないプログラミング言語であるJavaScriptは、長い期間人気をキープしています。

【参考】:TIOBE Index - TIOBE

JavaScriptの需要

ここでは、JavaScriptには具体的にどのような需要があるのかを1つずつ紹介します。

■フロントエンド開発 JavaScriptでは動的なWebページが作れますが、Webの利用が当たり前になった今日、U/Iに優れたWebサイトの構築は必須です。

■Webアプリの開発 Webアプリの開発でもJavaScriptは良く利用されています。サーバ側の開発では、サーバサイド言語としてRubyやPHPなどとの併用も可能で、開発サイドから高い支持を得ています。

■スマホアプリ開発 JavaScriptはプラットフォームに依存せず動作することから、開発コストを抑え、生産性を高められるためにスマホアプリの市場でも需要が高いです。

■ゲームアプリの制作 JavaScriptはゲームアプリの開発効率を高められるライブラリやフレームワークが豊富にあり、ゲーム開発にもよく利用されています。

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初心者がJavaScriptでゲーム開発はできる?作り方を解説!

Javascriptは今後も高い需要が予想される

JavaScriptは現時点でも需要のあるプログラミング言語ですが、今後もその需要は高まっていくと言えます。その理由として、JavaScriptが大多数のWebサイトで使用されているプログラミング言語であることや、JavaScriptの代わりとなるプログラミング言語が登場していないことが挙げられます。

また、DXの影響やスマホの普及により、JavaScriptを活かせる職種であるフロントエンドエンジニアやアプリケーションエンジニアの需要が高まっています。ゲーム市場もスマホに移行してきており、スマホアプリの開発と相まって、これからも高い需要が見込まれています。

需要の高まりはJavaScriptの将来性に直結します。Javascriptは、さまざまな場面で活用される高い将来性をもったプログラミング言語であると言えるでしょう。

JavaScriptの特徴を理解してフロントサイドで活躍しよう

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この記事では、JavaScriptとはどういうもので何ができるのか、具体的な活用シーンや将来性などを交えてわかりやすく解説しました。

JavaScriptはWebサイトに動きを加えられるという他にはない特徴を持ったプログラミング言語ですが、Webサイトだけでなくアプリケーションの開発などさまざまな場面で使用されています。DXブームも相まって、その需要は今後も高まっていくと考えられます。

JavaScriptはプログラミング言語の中でも比較的習得しやすい言語とされているので、初心者にもおすすめです。しかし、習得したスキルをキャリアに活かすには、どういった企業に身を置くかが重要です。転職を検討している場合は、自分の希望に合う求人選びが肝になります。

そこで利用を推奨するのがマイナビIT エージェントです。

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