Node.jsとは?JavaScriptとの違いや使い所を解説
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Node.jsとは?JavaScriptとの違いや使い所を解説
開発ツール
アンドエンジニア編集部
2021.10.04
この記事でわかること
Node.jsを利用すれば、JavaScriptをサーバサイドでも使うことが可能
Node.jsはスマホアプリやIoT開発でも使える
Node.jsを利用すれば、サーバサイドとフロントエンドで言語が統一できる

Node.jsの概要

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まずはNode.jsの基礎知識について解説します。Node.jsとはそもそも何か、Node.jsが使われる場面、Reactなどとの違いについてまとめました。Node.jsについて誤解している人は多いので、今1度基礎をおさらいしましょう。

Node.jsとは?

Node.jsはプログラミング言語ではありません。Node.jsはJavaScriptの実行環境の方を指します。Node.jsをインストールすると、JavaScriptをサーバサイドでも使うことが可能です。また、スマホアプリ開発やIoT開発にも利用することができます。Node.jsを使うことで、フロントエンドとサーバサイドで使う言語をJavaScriptで統一できるため、プログラマーの負担を減らすことが可能です。

サーバサイドとは?

サーバサイドとは、Webサイトの裏側の処理のことです。Webページはブラウザとサーバが通信を行うことによって表示されます。サーバサイドは、サーバ側で動くプログラムを指します。ユーザーがWebサイトのURLを入力したら、サーバ側のプログラムが動き、Webページを生成します。Webページに必要なデータをデータベースから習得する、などの処理を行います。Webページが表示されれば、サーバサイド側の役目は完了です。

サーバサイドではPHP・Python・Perlなどの言語を使うのが一般的でしたが、Node.jsの登場でJavaScriptもサーバサイドで動かせるようになりました。

フロントエンドとは?

フロントエンドはWebサイトの表側の処理のことです。ユーザーが直接触る部分の処理を担当します。たとえば、ユーザーがフォームに入力した際にメッセージを出力したり、Webページにアニメーションをつけたり、スクロールに合わせて表示内容を変更する、といった処理です。

フロントエンドは、ユーザーのブラウザ側で動作します。フロントエンドで使われる言語は、主にJavaScriptです。ブラウザはJavaScriptのコードを読み取り、コードに書かれた処理を行います。

Webアプリはサーバサイドとフロントエンドのプログラムが協力して動いています。

Node.jsとJavaScriptの違い

JavaScriptはプログラミング言語です。プログラミング言語は決められた法則に則って、処理を表すための言語のことです。一方でNode.jsは実行環境を指します。プログラミング言語で書かれたソースを読み取り、処理を行うためのものです。JavaScriptなどの言語はそれ単体では動作せず、必ず実行環境が必要です。

PHPやPythonを動かす場合、実行環境をインストールする必要があります。一方JavaScriptを動かす場合、特に実行環境を用意しなくても、ブラウザさえあれば動くでしょう。これは、ブラウザがJavaScriptの実行環境の役割を果たしてくれているからです。

ですが、JavaScriptをブラウザではなくサーバサイドで動かす場合は、実行環境を用意しないといけません。その実行環境がNode.jsです。JavaScriptとNode.jsは全く別物なため、注意が必要です。

Node.jsとReactの違い

ReactはJavaScriptライブラリの1つで、主にUIに関連する機能を提供します。よくフレームワークと間違えられますが、フレームワークはWeb開発で必要な機能を全て提供するものであり、UI関連のみ提供するReactはこれに該当しません。

Reactはライブラリですが、Node.jsはライブラリではなく実行環境です。ReactとNode.jsは全く性質が異なるものです。

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Node.jsの使いどころ

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Node.jsの使いどころについて解説します。Node.jsは現状どういった場面で活躍しているのかまとめました。Node.jsは意外と汎用性が広く、JavaScriptを様々な開発で使うことができます。1つ1つのNode.jsの使いどころについて詳しく解説します。

Webアプリ開発

1番の使いどころは、やはりWebアプリ開発でしょう。SNS・ECサイト・動画配信サイトなど多くのWebアプリが次々と登場しています。近年、家で過ごす時間が増えたため、Webアプリを使うユーザーも増えたと推測されます。Webアプリ開発は今後も伸びる市場でしょう。

スマホアプリ開発

Node.jsはスマホアプリ開発にも使えます。JavaScriptでスマホアプリ開発を行う際は、React Nativeを使うことが多いでしょう。React Nativeとは、iPhoneとAndroidの両方で動かせるフレームワークのことです。

現状スマホアプリ開発では、SwiftやKotlinが人気のため、Node.jsはそこまで使われてはいません。とはいえ、Web・iPhone・Androidの3種類を1つの言語で開発できるのは、見逃せない特徴と言えるでしょう。

IoT関連の開発

Node.jsはIoT関連の開発にも使えます。IoTとはInternet Of Thingsの略であり、「物がネットに接続できる」ことを意味します。たとえば、ネットに繋がるエアコンが既に多く販売されています。ネットに接続することで、エアコンをスマホから操作する、などが可能です。他にも、冷蔵庫や電子レンジなどIoT家電は多くあります。

IoTは今後も伸びる市場であり、それが開発できるNode.jsも将来性が期待できます

大規模開発をする場合はTypeScriptがおすすめ

Node.jsはJavaScriptだけでなく、TypeScriptの実行環境としても使えます。TypeScriptはJavaScriptの代替言語として知られています。JavaScriptと違い、型を指定する必要があり、その分エラーのチェックを厳密にできるメリットがあります。特に大規模開発では、エラーチェックが厳密にできる特性は効果を発揮します。反対に、小規模で素早い開発をしたい場合は、型の指定がいらないJavaScriptの方が向いているでしょう。

Node.jsのメリット・デメリット

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続いて、Node.jsのメリット・デメリットを解説します。Node.jsは利便性が高く、多くのWeb開発企業で導入が進んでいます。一方でNode.jsにはデメリットも存在します。良い面と悪い面を両方理解した上で、Node.jsを使うか考えましょう。

Node.jsのメリット

1番のメリットは、サーバサイドとフロントエンドで言語が統一できることでしょう。どちらもJavaScriptで開発できれば、PHPやPythonなどの言語を使わなくてよくなり、プログラマーの負担が減ります。また、企業側もサーバサイドとフロントエンドで別々にプログラマーを雇う必要がなくなり、コスト削減が可能です。

JavaScriptは長年現役で使われている言語であり、「JavaScriptなら極めている」というエンジニアも多いでしょう。JavaScriptがサーバサイドでも使えれば、そういったエンジニアの活躍の場が広がります。

また、Node.jsは非同期処理ができるのも魅力です。通常プログラムは、複数のタスクがある場合、上から順番に1つずつ実行します。上のタスクが終わらないと、下のタスクを実行できないため、タスクが多いと処理に時間がかかってしまいます。

非同期処理ができると上のタスクを実行中に下のタスクも進められるため、処理時間が削減できるでしょう。これによってWebサイトの表示スピードも上げることができ、ユーザーが使いやすいサイトが実現します。特に、大量のデータを処理しないといけない場面では、非同期処理ができることで表示速度は大きく変わります。

Node.jsのデメリット

Node.jsのデメリットは、対応しているサーバが現状少ないことです。対応していないサーバの場合、仮想環境を作ってそこでNode.jsを動かす、などといった手間がかかります。とはいえ、Node.jsのデメリットはこのぐらいであり、基本的にはメリットの方が多いでしょう。

Node.jsの学び方

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最後に、Node.jsの学び方をまとめました。Node.jsを習得するには何をすべきなのか、おすすめの方法を解説します。本記事を通じてNode.jsに興味を持った方は、ぜひこれらの方法で勉強してみてください

参考書を購入する

最も一般的な勉強方法は、参考書を購入することです。参考書ならNode.jsの基礎を漏れなく網羅しており、安心して学習を進めていけます。初心者向けの分かりやすく解説された良書も多くあるので、自分に合ったものを1つ選んでみましょう

オンライン講座を活用する

Node.jsを学ぶには、オンライン講座を活用するのもおすすめです。たとえば、UdemyなどのサイトではNode.jsの講座を受けられます。Udemyは初心者向けから上級者向けまで幅広い講座を揃えています

Node.jsは今後流行る可能性あり!ぜひ習得しよう

初心者におすすめの言語、JavaScriptとは?

本記事ではNode.jsについて解説しました。Node.jsは何なのか、ご理解頂けたかと思います。Node.jsはサーバサイドでもJavaScriptを動かせるため、開発効率が大きくアップするはずです。今後Node.jsを導入する企業は増えると推測されます。JavaScriptを習得済みの方は、今のうちにNode.jsも習得すると活躍の場が広がるでしょう。

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