ネットワークエンジニアはやめとけ?なぜそう言われるのか、実際はどうなのかを解説
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ネットワークエンジニアはやめとけ?なぜそう言われるのか、実際はどうなのかを解説
キャリア・働き方
アンドエンジニア編集部
2021.02.08
この記事でわかること
ネットワークエンジニアはデータの送受信が適切に行える基盤を作成する!
ネットワークエンジニアが「将来性がない」と言われる理由は、クラウドサービスの普及が原因である!
ネットワークエンジニアに今後求められる技術はクラウド化やセキュリティ技術

「ネットワークエンジニアはやめとけ!」といわれる理由について徹底解説

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本記事では「ネットワークエンジニアはやめとけ!」と言われる理由について紹介します。ネットワークエンジニアは他にも、「将来性がない」や「キツイ」と言われることがあります。それぞれについて解説していきましょう。

そもそもネットワークエンジニアとは

ネットワークエンジニアはインフラエンジニアの職種のひとつです。「サーバーエンジニア」と比較されることの多い職種となっています。ネットワークエンジニアは、ルーターやスイッチなどの機器を設置し、データや通信の送受信が適切に行えるような基盤を作る業務を行います。インターネットに繋ぐだけではなく、ネットワークの経路をどのように設計し構築すれば、最も効率よく通信できるかを考えることも業務のひとつです。

また、システム運用する際にネットワークを構築するためのケーブルやその他外部機器などを設定することもネットワークエンジニアが行うことでしょう。このようにシステム開発におけるネットワーク全般の業務に関わることがネットワークエンジニアの仕事となっています。

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ネットワークエンジニアが「将来性がない」と言われる理由

ネットワークエンジニアが「将来性がない」と言われる背景には、クラウドサービスが急激に普及しているということがあります。クラウドとは、インターネット環境を利用することでアプリやデータベースなどのリソースを提供できるサービスの総称です。よって今後は、多くのネットワーク機器を外部に委託するケースが増えていくことが予測されています。

これまでは自社でネットワーク構築することが多かったですが、クラウド化により自前の構築が必要がなくなりつつあると言えるでしょう。一方、自社の中で情報システムを保有し運用することを「オンプレミス」と言います。

「オンプレミス」にもメリットはあります。例えば、下記の3つが挙げられます。 ・自社独自でセキュリティについて対策を行うことができる ・運用する時に月にかかるコストは固定なため予算を管理しやすい ・カスタマイズの自由度が高い

以上の理由より、「クラウド」ではなく、「オンプレミス」の環境を採用している企業も少なくありません。そのため、一概にネットワークエンジニアを「将来性がない」と言い切ることはできないかもしれません。しかし、ネットワークエンジニアが必要とするスキルについては変化が求められていることが言えるでしょう。

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ネットワークエンジニアが「キツイ」と言われる3つの理由

ここでは、「ネットワークエンジニアはキツイ」と言われる理由について3つ紹介しましょう。

1.急を要するトラブル対応 ネットワークエンジニアはシステムが稼働しているネットワークに故障やトラブルが起きたとき、障害対応を迅速に行わないといけません。そのため、残業や休日出勤、急な呼び出しを求められることがあります。

また、障害からの復旧が困難な場合は、設計者や構築担当者に対応してもらう場合もあります。そのため、復旧作業のために深夜まで業務が続いてしまうこともあります。しかし、障害から復旧したときの達成感は大きいもので「やりがい」を感じられる仕事とも言えるでしょう。

2.勤務時間が不規則 ネットワークはインターネットをみるとわかるように、私たちの生活や仕事において必要不可欠であり、24時間365日、土日祝日に関わらず常に正常に動いていなければなりません。そのため、ネットワークを利用する人が少ない時間帯やシステムが停止している夜の時間に作業する場合も多いことから、夜勤の可能性があります。また、前述したように、ネットワーク障害が起きると、システムに大きく影響が出てしまうため、土日、祝日勤務の可能性も十分にあるでしょう。

以上のように、勤務時間が不規則になると大きく生活リズムも崩れてしまうことが多いです。規則正しい生活をしたい人には、ネットワークエンジニアの仕事はとても辛いものかもしれません。しかし、夜勤手当、休日手当、労働規則などの福利厚生が整っている会社では、給料が上がる可能性もあり、デメリットだけではないことは頭に入れておきましょう。

3.ミスが許されない 最初にも説明しましたが、ネットワークエンジニアは、インフラエンジニアの職種のひとつで、システムの最も基盤となる部分を作っていきます。例えば、メールシステムがあります。ネットワークが故障するとどうなるでしょうか?メールの送受信を行うことができないことになるでしょう。

よって、ネットワークエンジニアはミスが許されない仕事を請け負っており、常に論理的思考力が求められます。ルータやスイッチなど、常にネットワーク機械と向き合うため、生じる事象に対して論理的に対応する力が求められるでしょう。

以上のように、「ネットワークエンジニアはキツイ」理由を3つ紹介しましたが、現代の情報社会のシステムを守るための仕事ということでそれだけ「やりがい」や「社会貢献性」が高い仕事と言えるでしょう。

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ネットワークエンジニアに向いている人

ここまでに、ネットワークエンジニアが「ネットワークエンジニアはやめとけ!」といわれる理由について紹介してきました。ここからは、ネットワークエンジニアに向いている人の特徴について3つ解説します。

1.知的好奇心がある人 ネットワーク技術は日々刻々と変化しているので、ネットワークエンジニアは新しい知識・スキルを身に付けることが求められます。例えば、これまで培った知識が通用しなくなる時代が来ることもありえます。そのため、日々勉強を続け、新しい知識やスキルを吸収していくことが苦ではない人はネットワークエンジニアに向いていると言えるでしょう。

2.慎重な人 これまでに紹介したように、ネットワークエンジニアの仕事はミスが許されません。そのため、実際にシステムを運用する前のテスト工程では、検証を何度も繰り返します。どんな些細なエラーも見落とさない慎重さがある人はネットワークエンジニアに向いていると言えるでしょう。

3.忍耐力や我慢強さがある人 ネットワークエンジニアは、要件定義・設計・構築・テスト・運用・保守と多岐にわたる工程をミスなく進めていく必要があります。そのため、多くの業務を担当するネットワークエンジニアは、忍耐力が必要です。さらに、障害対応や夜勤シフトなどにも耐えるだけの我慢強さも必要です。よって、忍耐強さや我慢強さがある人もネットワークエンジニアの適性として重要と言えるでしょう。

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ネットワークエンジニアの将来性

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ここまでは、「ネットワークエンジニアはやめとけ」と言われる理由やネットワークエンジニアに向いている人の特徴について紹介してきました。そこで、ネットワークエンジニアの「将来性がない」ということは一概に言えないことがわかりました。ここからは、ネットワークエンジニアの需要や将来性、今後の展望、必要なスキルについて解説しましょう。

クラウドに関わる仕事が増加

前述の通り、AWSやAzureといったクラウド型サーバーの普及によって自前のサーバーからそれらに移行する企業が増加し、従来のネットワークエンジニアの仕事は減少しています。代わってネットワークエンジニアに求められているのは、このクラウドに関する知識や技術を用いた仕事です。例えば様々なクラウド型サーバーやクラウドサービスのどれが自企業にとって最適なのかを提案したり、実際にそれらを構築・運用したりすることがクラウド時代のネットワークエンジニアが活躍できる領域です。

これらを踏まえ、長期的にネットワークエンジニアとして働いていこうとしている場合、従来のネットワークエンジニアのスキルだけでなく、クラウドや仮想サーバー、その周辺のセキュリティといった様々な分野についての知識・技術を身に付ける必要があります。このような意識を持って仕事をこなしていくことで、ネットワークエンジニアとしての将来は大きく開けるでしょう。

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ネットワークエンジニアの今後の展望

前述したように、ネットワークエンジニアの需要と将来性はあります。では、今後の展望についてはどうでしょうか。まずネットワークエンジニアのキャリアプランについて紹介しましょう。

ネットワークエンジニアを目指す人のキャリアプランとして下記のように挙げられます。

・要件定義や設計など上流工程を担当するネットワークエンジニア ・セキュリティエンジニア ・プロジェクトマネージャー

上記以外にもITコンサルタント、社内SE、ネットワークの知識・経験を活かして他の業種へ転職などさまざまなキャリアが考えられるのがネットワークエンジニアの魅力でもあるでしょう。

ネットワークエンジニアの今後求められるスキル

「ネットワークエンジニアは将来性がない」と言われる理由を説明したときに述べましたが、ネットワークエンジニアに求められるスキルは変化しています。ここからは、これからのネットワークエンジニアに求められる必要なスキルを紹介しましょう。

1.クラウド化に関するスキル ネットワークエンジニアとして、「オンプレミス」に関する専門知識をまず身に付けるつけることは言うまでもなく大切です。一方、クラウドサービスを利用する企業が急激に増えているため、これまでに説明したように、クラウドに関するスキルが求められています。クラウドサービスで最も有名なのが、「AWS」と呼ばれる「Amazon社」が提供しているクラウド型のサービスです。「AWS」の経験やスキルをもっている人材は重宝されるでしょう。

2.セキュリティスキル こちらも先ほど説明したように、「セキュリティエンジニア」という職種があるように、現在の情報化社会ではセキュリティについて重要視され始めています。ハッカーと言われるサイバー攻撃を受けても、正常にシステムが稼働できるように、ファイヤーウォールや認証の設定などのセキュリティ対策を取り入れていくことが大切です。また、セキュリティスキルは日々刻々と変化していくため、常に怠らず、セキュリティの勉強や知識を取り入れていく必要があります。

3.コミュニケーション能力 システムエンジニアの職業はチームでプロジェクトを進めていきます。ネットワークエンジニアも同様です。そのため、チームの間で認識齟齬を生まないこと、そして協調性のあるコミュニケーション能力が求められます。コミュニケーションスキルは、顧客と打ち合わせしてネットワークシステムの提案や企画をする際も必要とされます。コミュニケーションスキルがあるとスムーズに仕事を進めていくことが可能でしょう。

以上のように、ネットワークエンジニアに求められるスキルは変化しており、それに対応していく人材が今後重宝されていくことになるでしょう。

ネットワークエンジニアはやめとくべきか?

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ネットワークエンジニアは人材不足しており、需要はある職種です。しかし、「将来性がない」と言われる理由があるように、クラウド化、セキュリティ技術など時代が求める技術に対応していく必要があります。

「ネットワークエンジニアはやめとけ」と言われるように、ネットワークエンジニアの仕事は大変なことも多いです。しかし、それを上回るほどの「やりがい」や「社会貢献性」という魅力がネットワークエンジニアにはあります。

ネットワークエンジニアを目指す方は、今後求められるセキュリティ技術やクラウド技術を意識し、スキルを磨いていくことが大切です。

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