ネットワークエンジニアはやめとけ?その理由と将来性、向いている人も解説
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ネットワークエンジニアはやめとけ?その理由と将来性、向いている人も解説
転職ノウハウ
アンドエンジニア編集部
2023.02.02
この記事でわかること
ネットワークエンジニアは適切にデータを送受信するためのネットワーク基盤を作成する
ネットワークエンジニアが「将来性がない」と言われる理由は、クラウドサービスの普及が原因である
ネットワークエンジニアは未経験でも転職できる貴重な職種でキャリアパスも豊富

ネットワークエンジニアはやめとけ?

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ネットワークエンジニアが「やめとけ」「将来性がない」と言われる理由は、クラウドサービスが急激に普及しているためです。クラウドとは、インターネット環境を利用してアプリやデータベースなどのリソースを提供できるサービスの総称です。

クラウドサービスとは?種類やメリット・デメリットをわかりやすく解説

今後は多くの企業でクラウドサービスが普及し、自社でネットワークを構築してシステムを運用することが減少すると予想されます。

今までは社内でネットワークを構築し、自社で情報システムの保有・運用をする「オンプレミス」が多かったですが、クラウド化により自前の構築が不要となりつつあります。しかし、利用が減少している「オンプレミス」にも、以下のようなメリットがあります。

・自社独自でセキュリティ対策を行うことができる ・運用コストがあらかじめ決まっているため、予算を管理しやすい ・カスタマイズの自由度が高い

以上の理由より、クラウドではなくオンプレミスの環境を採用している企業も多いため、一概にネットワークエンジニアを「将来性がない」と言い切ることはできないでしょう。しかし、ネットワークエンジニアに必要とされるスキルは、今後変化すると予想されます。

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ネットワークエンジニアは未経験でも挑戦しやすい職種

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ネットワークエンジニアには「やめとけ」「将来性がない」などのネガティブな意見もありますが、未経験でも挑戦できるという大きなメリットがあります。

例えば、プログラマー・システムエンジニア等の職種は、プログラミングや要件定義などに関する高い専門知識が必要であるため、プログラミングスキルなどがない完全に未経験の方が転職するには、研修制度がかなり充実した企業でないと難しいかも知れません。

しかし、ネットワークエンジニアの仕事は未経験でもできることがいくつかあります。例えば、ネットワーク機器の設置作業・ネットワーク回線の運用や保守・ヘルプデスクなどです。特にネットワークエンジニアは人材が不足しているため、未経験でも転職できるところが多数あります。

仕事をしながらネットワークの基礎知識を身につけ、さらに専門的な知識を高めることができれば将来のキャリア形成にも役立ちます。ネットワークエンジニアからほかの業種への転職も可能なため、ネットワークエンジニアは将来性の高い職種と言えるでしょう。

そもそもネットワークエンジニアとは

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ネットワークエンジニアはインフラエンジニアの職種の1つです。「サーバーエンジニア」と比較されることが多いですが、ネットワークエンジニアは、ルーターやスイッチなどの機器を設置し、データや通信の送受信が適切に行えるような基盤を作ります。

サーバーエンジニアとは?転職する上で役に立つ資格や必要な知識を解説

ここでは、具体的にネットワークエンジニアはどのような仕事を担当するのか、また気になる年収についても解説します。

ネットワークエンジニアの仕事内容

ネットワークエンジニアの仕事内容として、大きく分けると「ネットワークの設計」「ネットワークの構築」「ネットワークの運用・保守」があります。それぞれについて、どういったことを担当するのかまとめました。

ネットワークの設計 インターネットに繋ぐだけではなく、ネットワークの経路をどのように設計し構築すれば、最も効率よく通信できるかを考えることも業務の1つです。そのため、ネットワーク構築に関する広い知識が必要です。使用する回線の費用やスケジュールなどを検討し、プロジェクト全体をとりまとめる立場を担う場合もあります。

ネットワークの構築 システム運用する際に、ネットワークを構築するためのケーブルやその他外部機器などを設定することも、ネットワークエンジニアの仕事です。構築が終わったら設計通りにネットワークが動作するかチェックを行い、実際の運用に進んでいきます。

ネットワークの運用・保守 構築後は、実際の運用に入ります。ネットワークが正常に稼働し続けるかを監視し、定期的なメンテナンスや障害時の対応も行います。また、場合によっては機器を増やしたりネットワークのユーザを増やしたりなどもします。トラブル発生時には原因を究明し、できるだけ早い復旧ができるよう最善策を講じます。

ネットワークエンジニアの仕事内容とは?目指す上で知っておくべきこと

ネットワークエンジニアの年収

ここでは、ネットワークエンジニアの年収について解説します。

「マイナビエージェント職種図鑑」での平均年収は380万円、経済産業省2017年発表の「IT関連産業の給与等に関する実態調査結果」から近い職種のエンジニア/プログラマを参考にすると、平均年収592万円と分かりました。

国税庁2020年発表の「民間給与実態統計調査」における民間企業平均年収は433万円なので、ネットワークエンジニアは調査媒体によって平均年収の差があることが分かります。

ネットワークエンジニアとしてより高い年収を目指す場合は、実績やスキル向上を目指すことが1番の近道です。そのためには、後述する資格取得にチャレンジすることをおすすめします。

【参考】:マイナビエージェント職種図鑑 ※【平均年収 調査対象者】2020年1月~2020年12月末までの間にマイナビエージェントサービスにご登録頂いた方 【参考】:IT関連産業における給与水準の実態① ~ 職種別(P7) 【参考】:民間給与実態統計調査-国税庁

ネットワークエンジニアが「やめとけ」と言われる3つの理由

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ここでは、ネットワークエンジニアが「やめとけ」と言われる理由を3つ紹介します。

急を要するトラブル対応がある

ネットワークエンジニアは稼働中のシステムに関するネットワークに故障やトラブルが発生した際、迅速に対応する必要があります。そのため、残業や休日出勤、急な呼び出し等をされる場合があります。

障害からの復旧が困難な場合は、設計者や構築担当者に対応を依頼することもあり、作業が長引くケースも多いため、復旧作業のために深夜まで業務が続くこともあります。

しかし、そういったトラブルを解決していくことで問題解決能力を培ったり、実績に繋がったりもするため、やりがいに繋げやすくなります。

勤務時間が不規則

ネットワークは私たちの生活や仕事において必要不可欠なものです。24時間365日、土日祝日に関わらず常に正常に稼働している必要があります。そのため、ネットワークを利用する人が少ない時間帯やシステムが停止している夜の時間帯に作業する場合も多く、夜勤で仕事をすることもあります。

また前述したように、ネットワーク障害が発生するとシステムに影響が出るため、土・日・祝日勤務の可能性も十分にあるでしょう。

夜勤や深夜残業などが続き勤務時間が不規則になると、生活リズムが崩れやすくなります。規則正しい生活をしたい人や女性にとっては、ネットワークエンジニアの仕事はハードに感じるかもしれません。

ハードに感じた場合は、無理せず所属している企業に勤怠の相談をするか、難しい場合は待遇の良い企業への転職も検討しましょう。

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ミスが許されない

冒頭で説明したように、ネットワークエンジニアはインフラエンジニアの職種の1つで、システムの基盤となる部分を作っています。例えば、メールシステムのネットワークが故障するとどうなるでしょうか?メールの送受信を行うことができなくなり、業務に支障が出ます。

業務が止まるようなことはあってはならず、ネットワークエンジニアはミスが許されない大きなプレッシャーを抱えています。ルータやスイッチなど常にネットワーク機械と向き合うため、トラブル時にも冷静かつ論理的に対応する力が求められるでしょう。

ネットワークエンジニアのメリット3つ

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ここでは、ネットワークエンジニアのメリットを3つ紹介します。大変なことも多いネットワークエンジニアですが、メリットも多数あります。大変なこと・メリット含めて両方把握し、転職の際の参考にしてください。

未経験でも転職できる

プログラマーやシステムエンジニアなどと違って、ネットワークエンジニアはエンジニア自体が未経験の方でも転職しやすい職種です。ネットワークエンジニアの仕事には、未経験でもできることがいくつかあります。

例えば、ネットワーク機器の設置作業・ネットワーク回線の運用や保守・ヘルプデスクなどは、プログラミングのスキルがなくても業務を行えます。簡単な作業をしながらネットワークの基礎知識を身につけ、将来的には回線の設計・仮想環境の構築などといった難しい業務を担当することも可能です。

もちろん、ITエンジニアとしてはプログラミングのスキルは今後必要になってくる場合もあるため、業務と並行しながら少しずつ学習していきましょう。

キャリアパスが豊富

未経験からでも挑戦しやすいネットワークエンジニアですが、キャリアパスが豊富にあることも魅力です。未経験からネットワークエンジニアとしてスタートし、将来別の職種にチャレンジすることもできます。

ネットワークの知識・経験を活かすことで、さまざまな職種に転職が可能です。ネットワークエンジニアのキャリアパスには、以下のような職種があります。

要件定義や設計など上流工程を担当するネットワークエンジニアセキュリティエンジニアプロジェクトマネージャーITコンサルタント社内SE

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クラウドの知識をつけることで長期的なキャリア構築が可能

AWSやAzureといったクラウド型サーバの普及によって、自前のサーバからクラウド型サーバに移行する企業が増加しています。クラウド化に伴い、ネットワークエンジニアはクラウドに関する知識や技術を用いた仕事が求められるでしょう。

例えば、様々なクラウド型サーバやクラウドサービスから自社に最適なものを提案したり、実際にそれらを構築・運用したりすることが挙げられます。

AWSとは?メリットや何がすごいのか、初心者にもわかりやすく解説
クラウドエンジニアを目指す方必見!Azureを分かりやすく紹介!

クラウドに関する知識・技術を習得すれば、長期的にネットワークエンジニアとして働くことが可能です。また仮想サーバやセキュリティといった様々な分野の知識・技術も、自身のキャリアアップに役立ちます。長期的にキャリアを構築できることは、移り変わりが激しいIT業界では貴重な職種と言えます。

【参考】:アマゾン ウェブ サービス(AWS クラウド)- ホーム 【参考】:クラウド コンピューティング サービス | Microsoft Azure

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向いている人・求められるスキル・おすすめの資格

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ここでは、ネットワークエンジニアに向いている人の特徴・求められるスキル・ネットワークエンジニアにおすすめの資格について解説します。ネットワークエンジニアのメリット・デメリットのほかにも、自分がネットワークエンジニアに向いているかどうかや、必要なスキルについても把握しましょう。

向いている人の特徴3つ

ネットワークエンジニアに向いている人には、「知的好奇心がある人」「慎重な人」「忍耐力や我慢強さがある人」などの特徴があります。以下でそれぞれどういった特徴なのか詳しく見ていきましょう。

知的好奇心がある人 ネットワーク技術は日々変化しているので、ネットワークエンジニアは新しい知識・スキルを身につけることが求められます。これまで培った知識が通用しない時に備えて、日々勉強を続けて新しい知識やスキルを吸収するのが楽しいと感じることができる人は、ネットワークエンジニアに向いていると言えるでしょう。

慎重な人 前述したように、ネットワークエンジニアの仕事はミスが許されないため、実際にシステムを運用する前のテスト工程では、検証を何度も繰り返します。どんな些細なエラーも見落とさない慎重さがある人は、ネットワークエンジニアに向いています。

忍耐力や我慢強さがある人 ネットワークエンジニアは、要件定義・設計・構築・テスト・運用・保守と多岐にわたる工程をミスなく進める必要があり、多くの業務を担当するため忍耐力が求められます。さらに、障害対応や夜勤シフトなども苦にならない我慢強さもネットワークエンジニアとしての適性には必要でしょう。

求められる3つのスキル

ネットワークエンジニアが求められるスキルには、「クラウド化に関するスキル」「セキュリティスキル」「コミュニケーションスキル」の3つが挙げられます。それぞれ詳しく見ていきましょう。

クラウド化に関するスキル ネットワークエンジニアとして、まずオンプレミスに関する専門知識を身につけることが重要です。一方、クラウドサービスを利用する企業が急激に増えているため、前述したようにクラウドに関するスキルが求められています。

クラウドサービスで最も有名なのが、「AWS」と呼ばれるAmazon社が提供しているクラウド型のサービスです。AWSの経験やスキルをもっている人材は重宝されるでしょう。

【参考】:AWS

セキュリティスキル こちらも前述したように、セキュリティエンジニアという職種があることからも、現在の情報化社会ではセキュリティが重要視されています。ハッカーからサイバー攻撃を受けても正常にシステムが稼働できるように、ファイアウォールや認証の設定などのセキュリティ対策を取り入れることが大切です。

また、セキュリティスキルは日々変化しているため、常にセキュリティに関する勉強をして知識をアップデートする必要があります。

コミュニケーションスキル システムエンジニアの職業はチームでプロジェクトを進めます。ネットワークエンジニアも同様であるため、チームの間で認識齟齬を生まないことや、協調性のあるコミュニケーションスキルが求められます。

コミュニケーションスキルは、顧客との打ち合わせでネットワークシステムの提案や企画をする際にも必要です。コミュニケーションスキルがあると、スムーズに仕事を進めることが可能でしょう。

おすすめの資格

ここでは、ネットワークエンジニアにおすすめの資格として、「基本情報技術者試験」「ネットワークスペシャリスト試験」「情報処理安全確保支援士試験」をご紹介します。それぞれどういった試験なのか、以下にまとめました。

基本情報技術者試験 IT系を活用したシステムやソフトウェアを作るために基礎的な知識や、技能・実践的能力を持つことを証明する国家資格であり、「ITエンジニアの登竜門」と言われる試験です。未経験・経験者問わず、毎年多くのエンジニアが受験しています。スキルレベル2に位置し、難易度としてはIT系資格の中では比較的易しめの方でしょう。

【参考】:基本情報技術者試験(FE)

ネットワークスペシャリスト試験 国家資格の1つであり、目的に適した堅牢なものから大規模なものまで多様なネットワークシステムを構築し、運用できるネットワークの技術やスキルを持つことを証明する試験です。難易度は最も高いスキルレベル4に位置しますが、多くのネットワークエンジニアが挑戦する試験です。

【参考】:ネットワークスペシャリスト試験

情報処理安全確保支援士試験 IPAが主催している国家資格の1つであり、情報セキュリティの導入・開発から、保守・管理、インシデント発生時の対応まで幅広い知識・技能が問われます。この試験に合格し、登録申請を行うことで情報処理安全確保支援士と名乗ることができます。通称「登録セキスペ」とも呼ばれます。難易度は最も高いスキルレベル4に位置します。

【参考】:情報処理安全確保支援士

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ネットワークエンジニアは挑戦しやすく、キャリアパスも豊富

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「ネットワークエンジニアはやめとけ」と言われるように、ネットワークエンジニアの仕事は大変なことも多いですが、それを上回る「やりがい」や「社会貢献性」という魅力がネットワークエンジニアにはあります。

ネットワークエンジニアには、従来のオンプレミスの技術だけでなく、クラウド化やセキュリティ技術といった技術に対応する必要があります。ネットワークエンジニアの人材は不足しているため、スキルを磨いて資格取得などを目指すことで、高いスキルを持った人材として重宝されるでしょう。

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