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ネットワークエンジニアにおすすめの資格8選!取得の必要性やメリットは?
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ネットワークエンジニアにおすすめの資格8選!取得の必要性やメリットは?

アンドエンジニア編集部
2022.08.18
この記事でわかること
ネットワークエンジニアになるために資格は不要だが、資格取得によってスキルアップなどにつながる
ネットワークエンジニアにおすすめの資格は、ネットワークのほかにセキュリティやクラウドに関するスキルも証明できる
資格は自分のスキルや実務経験に合ったものを選ぶか、スキルアップを考えて選ぶことが大切

ネットワークエンジニアに資格は必要?

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インフラエンジニアの一種であるネットワークエンジニアになるには、特別な資格は必要ありません。国家資格を必要とする職種ではないため、ネットワークの知識とスキルがあればネットワークエンジニアとして仕事をこなすことができるでしょう。しかし、資格を取得することによってさまざまなメリットがあります。

まず、ネットワークエンジニアにはネットワークに関する高い知識とスキルが求められます。専門性の高い知識やスキルを身につけるためには、資格取得のための勉強が役に立ちます。日常業務だけでは補うのが難しい分野も、資格取得を通じて新たな知識やスキルを身につけることが可能です。

 

ネットワークエンジニアにおすすめの資格8選

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ここでは、ネットワークエンジニアにおすすめの資格一覧を紹介します。国家資格と民間資格合わせて8つ紹介しますので、参考にしてください。

ネットワークスペシャリスト試験

国家資格である情報処理技術者試験の1つであるネットワークスペシャリスト試験は、目的に合ったネットワークシステムの構築やネットワークシステムを維持するためのスキルが問われます。難易度は情報処理技術者試験の中で最も高いスキルレベル4に相当します。

本資格を取得することで、業務システムに対する要求を正しく理解しネットワークシステムの要求仕様を作成できるスキルや、ネットワーク関連企業(通信事業者、ベンダー、工事業者など)を活用し、ネットワークシステムの設計・構築・運用・保守ができるスキルなどを証明できます。

【参考】:ネットワークスペシャリスト試験-IPA 独立行政法人 情報処理推進機構

ネットワークスペシャリストの年収、仕事内容、メリットなど徹底解説

基本情報技術者試験

基本情報技術者試験も国家資格であり、ITエンジニアとしての基本的なスキルを証明できる資格となっています。ネットワークエンジニアの場合も、IT技術の活用やシステム設計・開発・運用の基礎知識は必要です。

問題はシステム開発、ネットワーク、データベース、セキュリティなど幅広い分野から出題されるため、各分野の基礎知識を身につける必要があります。また、開発者としてではなく利用者としての視点から出題される問題もあるため、ユーザの立場になって考えることも重要です。

【参考】:基本情報技術者試験-IPA 独立行政法人 情報処理推進機構

基本情報技術者試験のメリットやITパスポート試験との違いを解説!

応用情報技術者試験

応用情報技術者試験は基本情報技術者試験の上位資格に位置しており、IT技術はもちろん、管理、経営といった幅広い知識と応用力を証明できる資格となっています。システム開発やシステム基盤の構築などにおいて、高いパフォーマンスを発揮できることが証明できます。

ネットワークエンジニアの方にとっても、基本情報技術者試験に合格したあとに取得することをおすすめします。基礎知識だけでなく応用的な知識を有することで、より顧客の要望に合ったネットワークの構築や運用が可能になるでしょう。

【参考】:応用情報技術者試験-IPA 独立行政法人 情報処理推進機構

応用情報技術者試験は難しすぎる?その真偽やメリット、試験対策など

情報処理安全確保支援士試験

情報処理安全確保支援士試験は、主に情報セキュリティマネジメントに関する知識が問われます。また、試験に合格し登録手続きを行うことで、情報処理安全確保支援士(登録セキスぺ)の資格保持者になることができます。

ネットワークエンジニアにとって、セキュリティの知識は重要です。ネットワークの設計・構築の際に、サイバー攻撃などに対応するためのセキュリティ対策を講じる必要があります。そのため、セキュリティに関する高度な知識も持っていることが求められます。

【参考】:情報処理安全確保支援士試験-IPA 独立行政法人 情報処理推進機構

LPIC

LPICはLinuxの技術者認定資格です。多くのユーザーが利用するLinuxに関する民間資格であり、基礎からプロフェッショナルまで3つのレベルに分かれています。レベル1ではシステムやサーバの基本構造に関する知識が問われ、レベル2以降ではサーバ構築、システム管理といった応用的な知識が問われます。

なお、LPICは日本国内だけでなく海外でも通用する資格です。そのため、海外で活躍したいといったエンジニアの方にもおすすめの資格と言えます。ネットワークエンジニアの方にとっても、Linuxを使ったネットワーク構築において専門的なスキルを証明できる資格となっています。

LPICとは何か?勉強方法や3つの試験の難易度について解説!

【参考】:LPIの認定資格 | Linux Professional Institute

LinuCとLPICの違いとは?どちらの試験がおすすめか解説!

LinuC

LinuCは日本のLPI-JAPANが提供する民間資格で、Linux技術者に求められるクラウド、オープンソースリテラシー、システムアーキテクチャの知識とスキルが証明できる資格です。これらはLinux技術者に限らずITエンジニアに必要なスキルであり、資格取得によって高いITスキルを証明できるでしょう。

LinuCは1~3のレベルに分かれており、レベル1はLinuxサーバの構築や運用、レベル2はLinuxシステムやネットワークの設計・構築、レベル3ではLinuxに関する高い専門知識が求められます。ネットワークエンジニアとしては、サーバの設計や構築スキルを証明できるレベル2を目指すと良いでしょう。

【参考】:Linux技術者認定 LinuC(リナック)とは | LPI-JAPAN

LinuCとは?LPICとの違い・難易度・試験日・勉強方法を解説

CompTIA Network+

CompTIA Network+は、ネットワーク業務に関するスキルを証明できる国際的な民間資格です。受験資格はありませんが、ネットワーク関連の業務に9ヶ月程度携わった人を対象としています。

資格を取得することで、ネットワークの概念、セキュリティ、オペレーション、トラブルシューティング、インフラストラクチャーの実務が可能との証明になります。実際の業務に必要な知識とスキルとなるため、ネットワークエンジニアにとって実用的な資格と言えるでしょう。

【参考】:CompTIA Network+ | CORE|CompTIA JAPAN (コンプティア 日本支局)

シスコ技術者認定

シスコはネットワーク機器メーカーとして世界的に知名度の高い企業で、シスコが提供するシスコ技術者認定資格もまた世界で通用する国際的な民間資格となっています。シスコのネットワーク製品は世界で広く普及しているため、民間資格とは言え世界標準レベルの資格です。

レベルはエントリー、アソシエイト、プロフェッショナル、エキスパート、アーキテクトの5つに分かれています。実務で通用するのはアソシエイト以降のため、基礎知識に加えて応用的な知識も必要です。

【参考】:トレーニング & 認定 - Cisco

CCNPとは何か?シスコ認定資格の中では中級レベル?

ネットワークエンジニアが資格を取得するメリット

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ネットワークエンジニアにおすすめの資格は数多くありますが、資格を取得することでどのようなメリットがあるのでしょうか。

スキルを対外的に証明できる

まず、自身のスキルを対外的にアピールできることが大きなメリットです。経験や実績も大切ですが、資格があれば客観的に高いスキルがあることを証明できます。ネットワークエンジニアとしての専門的なスキルを証明できれば、自身の市場価値を高めることが期待できるでしょう。

普段行っている仕事の理解度が高まる

資格を取得するためには試験勉強が欠かせません。試験勉強をすることにより、普段行っている仕事をより深く理解することができます。また、普段の業務とは違う分野であれば、新しい知識を獲得するきっかけにもなります。

さらに、理解度が高まることにより運用や構築から設計へのキャリアアップに繋げやすくなるでしょう。普段の業務では補えない部分の知識を身につけることで、上位工程の作業やほかの分野の作業についても理解を深めることができます。

【参考】:ネットワークエンジニアの求人|求人・転職エージェントはマイナビエージェント

ネットワークエンジニアの年収とキャリアパス

ネットワークエンジニアの年収は「マイナビエージェント職業別年収ランキング/職種図鑑」での平均年収は380万円、経済産業省2017年発表の「IT関連産業の給与等に関する実態調査結果」から近い職種のIT保守(顧客向け情報システムの保守・サポート)を参考にすると、平均年収592万円と分かりました。

国税庁2020年発表の民間給与実態統計調査における民間企業平均年収は433万円なので、ネットワークエンジニアは一般平均年収よりも、やや低めであることが分かります。

ネットワークエンジニアのキャリアパスとしては、ネットワークエンジニアから上位職であるネットワークスペシャリストやプロジェクトマネージャーセキュリティスペシャリストなどがあります。キャリアアップや、より条件の良い企業へ転職することで年収UPが期待できます。

【参考】:マイナビエージェント職業別年収ランキング/職種図鑑

※【平均年収 調査対象者】2020年1月から2020年12月の間でマイナビエージェントに登録いただいた方

【参考】:IT関連産業における給与水準の実態① ~ 職種別(P7)

【参考】:民間給与実態統計調査-国税庁

資格を取得してネットワークエンジニアとしてのスキルを高めよう

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ネットワークエンジニアにおすすめの資格は数多くあり、証明できるスキルや技術も資格によって異なります。自身のスキルや経験に合ったものを選ぶことで、よりスキルアップにつながりやすくなるでしょう。

また今後のキャリアアップを考えて、より難易度の高い資格に挑戦することもおすすめです。ネットワークエンジニアのキャリアアップ先の職種としては、プロジェクトマネージャーやネットワークスペシャリスト、セキュリティスペシャリストなどがあります。

しかし、自分のスキルや実績からより適した職種を見つけるのは正しい自己分析が必要で、難しいと感じることも多いでしょう。

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