プログラミングを趣味として始めるのは難しい?
これまで全くプログラミング言語に触れたことのない方が、いきなりプログラミングにチャレンジするのは無謀だと感じる方もいるかもしれません。
結論から言うと、プログラミングを趣味として始めるのはそれほど難しくありません。ただし、初めから難易度の高いものにチャレンジしてしまうと、途中で挫折する可能性もあります。
そのため、本記事ではプログラミングを趣味として始める方法や、どういったことができるのかを紹介します。未経験でこれから勉強を始める方はぜひ参考にしてください。
プログラミングを趣味にしてできること
プログラミングを趣味として始めたい方は、物作りが好きという方が多いでしょう。プログラミングを趣味にすると、さまざまなものを作ることができます。例えばゲーム、Webサイト、スマートフォンのアプリケーション、ツールなどが挙げられます。
またプログラミングを趣味として、何かを作る際には、挫折せずに成果物を作り上げることが非常に大切です。そのため、まずは自分の作りたいものを探してみましょう。
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プログラマーについて
プログラミングを趣味にしたい方の中には、将来的にプログラマーとして活躍したい方も多いでしょう。そこで、ここではプログラマーの仕事内容や年収について触れます。職業としてプログラミングをしてみたい方は、ぜひ参考にしてください。
プログラマーの仕事内容
プログラマーはシステムやサイト、ゲームなどの開発を行います。さらに開発した成果物がきちんと動くかテストを行ったり、場合によっては設計したりもします。
さらに、万が一バグが見つかった場合は、コードからバグを発見して修正します。
プログラマーの年収
プログラマーの年収は「マイナビエージェント職種図鑑」での平均年収は344万円(※2023年7月執筆時点)、経済産業省2017年発表の「IT関連産業の給与等に関する実態調査結果」から近い職種のプログラマを参考にすると、平均年収592万円と分かりました。
国税庁2020年発表の「民間給与実態統計調査」における民間企業平均年収は433万円なので、プログラマーは一般平均年収よりも、やや低めであることが分かります。
しかし、プログラマーとして開発経験を積めば、スキルアップや他の職種へのスキルチェンジも可能でしょう。未経験からの転職の場合、まずはスキルを磨いてから、より年収の高い職種を目指すことをおすすめします。
【参考】:マイナビエージェント職種図鑑 ※【平均年収 調査対象者】2020年1月~2020年12月末までの間にマイナビエージェントサービスにご登録頂いた方 【参考】:IT関連産業における給与水準の実態① ~ 職種別(P7) 【参考】:民間給与実態統計調査-国税庁
趣味としてプログラミングを始める方法
ここからは、趣味としてプログラミングを始める方法を紹介します。本記事では、大まかな流れを紹介しますが、作りたいものによっては追加の手順が必要です。
例えば、Webサービスやゲームを作る時はサーバサイドの開発が必要な場合があります。そのため、どのような知識が必要になるか整理しつつ、プログラミングにチャレンジしましょう。
作りたいものや目的を決める
まずは、何を作りたいのか決めましょう。モチベーションを維持するためにも、基本的には自身が作りたいものを開発することをおすすめします。
ただし、あまりに複雑なものや、機能が多すぎると挫折する可能性がありますので、まずはシンプルな機能のものを作りましょう。
プログラミング言語を決める
プログラミング言語が決まったら、プログラミング言語を選びましょう。プログラミング言語には、それぞれどういったものを作るのに向いているかや、学習にかかる時間などが違います。
そのため、各言語の特徴を把握してから使う言語を決めましょう。ちなみに本記事でも後述にておすすめのプログラミング言語をいくつか紹介していますので、そちらも参考にしてください。
また、もし転職を希望される方は、研修が手厚い企業を選ぶのもおすすめです。なぜなら、そのような企業は実際に働きながら、プログラミングの研修をしてくれるためです。プログラミングのスキルを磨きながら働きたい方は、研修のある企業を探してみましょう。
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実際にプログラミングで開発してみる
プログラミング言語まで決めたら、あとは実際にサイトやゲームを作成してみましょう。実際にコードを書くことで、プログラミングだけでなくサーバ周りの知識も身につきます。途中でもし分からないことがあれば、参考書やe-Learningなどを活用するのもおすすめです。
また、この時に注意してほしいのが開発環境とパソコンのメモリです。開発環境とは、例えばコードを書いたり、そのコードが正常に動くかテストする環境を指したりします。一般的に、この開発環境はデスクトップアプリケーションとしてダウンロードすることが多いです。
しかし、この開発環境をダウンロードし、インストールする際にパソコンの空き容量が必要です。特にゲームを作る場合は多くのメモリを要します。開発環境を整える際は、容量にも意識してください。
おすすめのプログラミング言語について
結論から言うと、作りたいものによっておすすめのプログラミング言語は変わります。そのため、ここではプログラミング言語の紹介と、各言語が何を作るのに向いているかを解説します。作りたいものが決まった方は、こちらも参考にしてください。
JavaScript
JavaScriptはWebサイトや、ブラウザゲームによく使われる言語です。ユーザが直接見るようなクライアント側だけでなく、サーバ側の開発もできるため非常に便利な言語です。Webサイトや、簡単なゲームを作りたい方は、JavaScriptを選んでみましょう。
【参考】:MDN公式 JavaScriptについて
HTML、CSS
上記2つの言語は、Webサイトの静的な要素を作るのに欠かせない言語です。また、これらの言語は正確にはプログラミング言語ではなく、マークアップ言語やスタイルシート言語と呼ばれます。
前述のJavaScriptをはじめとするプログラミングはWebサイトで利用されることが多いです。そのため、Webサイトを作りたい方は、PHPと同時にこちらの言語を学習するのもおすすめです。
【参考】:MDN公式 HTMLについて 【参考】:MDN公式 CSSについて
Ruby
Rubyはスマホのゲームなどで使われる言語です。スマートフォンのゲームが作りたい方は、ぜひこちらをおすすめします。
ただし、サーバ周りの知識も必要になるため、勉強に費やす時間は他の言語と比較すると長くなるかもしれません。じっくりプログラミングに取り組みたい方は、ぜひRubyにチャレンジしてみましょう。
【参考】:Ruby公式
趣味としてプログラミングを学んだら
本記事では、趣味としてのプログラミングでできることや、おすすめの言語について紹介しました。また、プログラミングを趣味として学び、将来プログラマーとして活躍したい方向けにプログラマーの仕事についても解説しました。
まずは、試しにプログラミングで何か作成し、興味が出てきたらぜひプログラマーへの転職もチャレンジしてみましょう。しかし、未経験の場合プログラマーへ転職するのは難易度が高いかもしれません。
なぜなら具体的な実績がないため、自己アピールの方法や経歴書の書き方に悩んでしまう可能性が高いためです。
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