プログラミングはどうやって勉強すればいい?
プログラミングの勉強を始めたいものの、どうやって勉強すればいいのか分からない方は多いのではないでしょうか。最近のIT化促進やプログラミング教育増加の流れに伴い、1からプログラミングを勉強する社会人も多くいるため、勉強方法に関するコンテンツは数多くあります。
そのため、どれを参考にすべきか分からない人もいるでしょう。
本記事では、プログラミングの勉強方法に関して整理を行っていきます。どのような勉強方法があり、各勉強方法にどのようなメリットがあるのかみていきましょう。
プログラミングの勉強方法は大きく分けて2種類
プログラミングの勉強方法はさまざまなものがありますが、大きく分けると「独学」と「スクール」の2種類です。まず、この2種類のうちどちらを選択するかを決める必要があります。
独学
プログラミングは誰かに教えてもらわなくても、自分で独学していくことができます。最近では分かりやすい教材も増えたため独学のハードルが下がっているためです。
独学の方法は「公式サイトのリファレンスやチュートリアルで学ぶ」「市販の参考書を使う」「有料のオンライン学習サービスで学ぶ」などがあります。
ひとまず基礎のみ習得したい方におすすめなのは、学習サービスを使うことです。学習サービスは要点のみに絞って解説されているため、1周するのに時間もかからず挫折する心配が少ないでしょう。また、教材は図やイラストが使われていることが多く、未経験者でも理解しやすくなっています。
スクール
最近では大人向けのプログラミングを学べるスクールも増えています。スクールでは講師の方に1からプログラミング言語を教えてもらえます。
スクールには「学校のように講師が教室で教える」スタイルと「基本独学で進め、分からない箇所を講師に聞く」スタイルの2種類があります。独学が難しいと感じる方は前者を選ぶと良いでしょう。
ただ、後者の場合でも、講師が学習カリキュラムを立ててくれたり、学習進捗を管理してくれたりするため、メリットは多くあると言えます。
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プログラミングに関する基礎知識
ここでは、プログラミングに関する基礎知識についてまとめました。そもそもプログラミングとは何かや、プログラマーの年収についてみていきます。
プログラミングとは?
プログラミングとは、プログラミング言語を使ってコンピュータへの命令文を書くことです。コンピュータに特定の動作を繰り返すように命令することで、Webアプリや業務システムなどを作成します。プログラミングをメイン業務として行う方はプログラマーと呼ばれています。
プログラマーの年収
プログラマーの年収は「マイナビエージェント職種図鑑」での平均年収は344万円(※2023年4月執筆時点)、経済産業省2017年発表の「IT関連産業の給与等に関する実態調査結果」から近い職種の「エンジニア/プログラマ」を参考にすると、平均年収592万円と分かりました。
国税庁2020年発表の「民間給与実態統計調査」における民間企業平均年収は433万円なので、マイナビの調査では民間企業平均年収よりもやや低く、経済産業省ではやや高いという結果が出ています。
プログラマーの年収自体は低めですが、プログラマーからシステムエンジニアやプロジェクトマネージャーなどの上流工程の仕事に昇格することで、年収も次第に上げていくことが可能です。
【参考】:マイナビエージェント職種図鑑 ※【平均年収 調査対象者】2020年1月~2020年12月末までの間にマイナビエージェントサービスにご登録頂いた方 【参考】:IT関連産業における給与水準の実態① ~ 職種別(P7) 【参考】:民間給与実態統計調査-国税庁
独学でプログラミングを勉強する流れ
続いて、独学でプログラミングを勉強する効率的な流れについて解説します。独学の場合、自分で学習カリキュラムを立てる必要があります。どのような手順で学習するのが効率的なのか知ることで、カリキュラムも立てやすくなるでしょう。
勉強する目的を明確化させる
まずは、勉強する目的を明確化させ、プログラミング言語を決めることが大切です。たとえばWebアプリを作りたいならPHPやPython、家電製品に組み込まれるシステムを作りたいならCやC++などが学ぶ言語の候補です。
ただし、言語によって文法の難易度や覚えることの量は異なるため、初心者の方は簡単な言語から取り組むことをおすすめします。
学習環境を整える
自分のパソコンでもプログラムを実行できるように、必要なソフトをインストールする必要があります。開発環境の整え方は、学習サービスや初心者向けの参考書に基本的には書かれていますが、なるべく最新の情報を参考にすることが大切です。
昔と今では、公式サイトのデザインやインストール方法が変わっている場合もあるためです。
プログラミング言語の文法を覚える
学習環境を整えたら、学習サービスなどの教材に沿って文法を覚えていきます。文法を覚えないことにはアプリも作れないため、実際に手を動かしながら丁寧に覚えていくことが大切です。分からなくなったら、前の単元からやり直すのが良いでしょう。
プログラミング言語のメソッドを覚える
プログラミング言語のほとんどには、メソッドや関数と呼ばれるものが備わっています。メソッドをプログラム内で呼び出すことで、メソッドが持つ機能を利用することが可能です。主要なメソッドの仕様や使い方は覚えておいた方が、効率よくシステム開発を行えます。
簡単なアプリやツールを作成する
簡単なものでも良いので、一通り基礎を終えたらアプリやツールを作ってみましょう。たとえば「フォームに入力した数字を足し算する」のような、1つの機能しかないツールでも問題ありません。ひとまず動くものを完成させ、後で機能を付け足していく方が挫折する心配が少ないでしょう。
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プログラミングの勉強を継続するポイント
独学で勉強してみたものの途中で挫折してしまう、といった場合もあるでしょう。そこで、プログラミングの勉強を継続するポイントについて解説します。
分からない箇所は質問する
プログラミングに関する質問ができるコミュニティサイトがありますので、自分の開発環境と分からない箇所を書き込んで質問してみるのも良いでしょう。特に「エラーが消えない」という問題は、自分で考えてもなかなか解決しない場合が多いです。
延々と悩んでいても上達には繋がりにくいので、「30分考えて分からないなら質問する」などルールを設けて質問サイトを活用してみましょう。
勉強が続かないなら研修が手厚い企業を目指す
どうしても勉強が続かない場合、研修が手厚い企業に転職するのもおすすめです。IT企業の中には、新人を1から育てる方針の企業もあります。企業研修なら勉強にも身が入りやすいですし、分からない箇所も講師に質問できるため、挫折しにくいと言えます。
研修が手厚い企業を目指すなら、エージェントを活用するのがおすすめです。研修が手厚いおすすめ企業をエージェントの担当者が教えてくれます。
プログラミングの知識を転職で活かしたいなら
本記事では、プログラミングの勉強方法についてまとめました。どのような方法でプログラミングを学んでいけば良いのか、お分かりいただけたかと思います。
プログラマーは人手不足のため、未経験者でも事前にプログラミングを学んでいれば、学習意欲やポテンシャルを評価されて採用される可能性は多くあります。しかしながら、IT企業に向けた転職対策の取り方が分からないという方も多いのではないでしょうか。
「勉強したことを面接でどう話せば良い?」「学んだ言語を活かせる企業はどうやって探せば良い?」など、疑問点は多々あるでしょう。
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