プログラマーには文系でもなれる?可能な理由となるための方法を徹底解説!
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プログラマーには文系でもなれる?可能な理由となるための方法を徹底解説!
転職ノウハウ
アンドエンジニア編集部
2022.09.07
この記事でわかること
ITエンジニアの3人に1人は文系出身者となっており、文系出身者の活用が進められている
文系出身者は語学力、コミュニケーション力、ビジネス知識をプログラマーの仕事に生かせる
文系出身者がプログラマーを目指すには弱点のITスキル、プログラミングスキルを身に付けること

プログラマー(PG)に文系は向かない?

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「エンジニア=理系」と思われる方が少なくありませんが、本当にそうでしょうか?エンジニア職で理系出身者が多いというのは事実ですが、実はシステムエンジニア(SE)やプログラマー(PG)には文系出身者が多くいます。

文系大学・文系学部の出身の方は、文系だからといってプログラマーは向かないと諦める必要はありません。この記事では、諦める必要がない理由と、文系出身の方がプログラマーを目指す方法について解説していきます。プログラマーを目指す文系出身の方はぜひ参考にしてみてください。

文系出身のエンジニアは増えている?

近年、文系出身のエンジニアが増えつつあります。元々インフラ系のエンジニアには理系出身が多いですが、文系プログラマーや文系SEも決して少なくはありません。

その理由の1つにIT人材の不足という問題が挙げられますが、適性がなければ企業は無理に文系出身者を採用することはありません。つまり、システム開発においては文系出身者の必要性を認識しているからこそ採用しているのだと考えられます。

IT従事者の3人に1人は文系出身者

ではその実態はどうなっているのか、現在、IT職種の方の専攻分野を調べてみましょう。IPA(独立行政法人 情報処理推進機構)が発刊している「IT人材白書2020」にその答えがありました。

「IT人材白書2020」によれば、IT職種の最終専攻分野で、先端IT従事者の30.2%、先端IT非従事者の34.6%が文系出身という結果が出ています。またSier系の企業では、文系の採用割合が4割前後と言われており、ITエンジニアの採用において文系理系の区分はほとんど意味をなさなくなっていると見られます。

【参考】:IT人材白書2020 - 図表3-4-6」

プログラマーに文系理系は関係ない

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ネット掲示板やSNSなどでは、プログラマーやエンジニアに関して、一部に「文系は使えない」「文系はやめとけ」といった声があります。

確かに、専門性を重視する一部の企業では理系出身者を優先的に採用している例も見られますが、大半のIT企業は出身学部にはこだわっていません。多くの企業で採用時に重視しているのは、理系か文系かというよりは、応募者の適性や将来性です。

文系出身者の強み

プログラミングやシステム開発で求められるのは、数学など理系の知識だけではありません。文系出身者が得意とする分野も重要です。以下、相対的に文系出身者が強みを発揮しているスキルを挙げていきます。

1.語学力や読解力に長けている プログラマーは、システムエンジニアが作成した設計書や指示書を読み解くスキルが求められます。また、調べものをする際に英文のサイトや書物に触れたり、オフショア開発で外国人とコミュニケーションを取ったりする機会もあります。語学力や読解力を生かすことができます。

2.コミュニケーションが得意 チームワークで行うシステム開発では、さまざまな場面でコミュニケーションが重要です。文系出身者はコミュニケーションスキルに長けているとされており、報告・連絡・相談のいわゆるホウレンソウが得意な人が多く、活躍の機会が多くあります。

3.ビジネス関連知識がある 文系出身者は経営学・法律・経済学・財務会計などを学んだ人が多く、システム開発で必要な経営視点を持っている点が強みです。特に、ERP(企業の基幹系システム)の開発に携わる際は、こうした知識が生かせます。

文系出身プログラマーは汎用性が高い

SierなどIT企業では文系出身の学生を多く採用し、プログラマーの経験を積ませた後に適性を見極めながらシステムエンジニアに昇格させたり、あるいは営業部門や管理部門に配置したり、さまざまな分野での活用を進めています。

このように文系出身者の汎用性の高さが認知され、文系出身者の採用は次第に広がっていますので、プログラマーやシステムエンジニアとして転職を希望される方は目標をしっかり定め、転職エージェントなどを活用しながら前向きに就職活動を進めましょう。

【参考】:文系だってSE(システムエンジニア)になれる!|マイナビAGENT

SIerとは?やめとけと言われる理由や将来性についてわかりやすく解説!
文系のシステムエンジニアは後悔する?向き不向きとキャリアパスとは

プログラマーの仕事内容

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プログラマーはシステムエンジニアの登竜門と言われ、多くのシステムエンジニアは最初にプログラミングを経験します。

プログラマーは、システムエンジニアから示された設計書や指示書に従って、Java・C言語・Python・PHPなどのプログラミング言語を用いてプログラミングを行うのが主な仕事です。また、プログラムの不具合(バグ)を発見し、その修正を行うのもプログラマーの仕事です。

プログラマーの種類

プログラマーが活躍する分野は広く、世の中に存在するあらゆるシステムのプログラミングを行っています。ここではプログラマーが活躍している分野について見ておきましょう。

特に、活躍する分野によって求められる知識やプログラミングスキルが異なるため、プログラマーを目指すなら、興味分野・得意分野と自分のスキル、適性などを考慮して、どの分野を目指すのかを明確にしておきましょう。

▪Web系プログラマー:ショッピングサイトなどWebサイトの開発 ▪パッケージ系プログラマー:PC向けのパッケージアプリの開発 ▪業務系プログラマー:企業で使われる人事・財務会計・販売管理などの業務システムの開発 ▪金融系プログラマー:主に銀行や証券会社などで使用するシステムの開発 ▪通信系プログラマー:ネットワーク機器やコンテンツ配信などに関わる開発 ▪組込み・制御系プログラマー:家電や情報端末などに組み込むプログラムの開発 ▪ゲームプログラマー:ゲーム専用機のソフト、オンラインゲームなどの開発 ▪スマホアプリ開発:iPhoneやAndroidスマホなどのアプリ開発

以上のように、一言でプログラマーと呼んでも、さまざまな分野のプログラマーがいます。どの分野のプログラマーを目指すのか、明確な目標を持ってから就職活動を行うことをおすすめします。

プログラミング言語を一覧でチェック!種類別・難易度別で紹介

プログラマーの年収

プログラマーの年収は「マイナビエージェント 職種図鑑」での平均年収は344万円、経済産業省2017年発表の「IT関連産業の給与等に関する実態調査結果」から近い職種の「エンジニア/プログラマ」では、平均年収592万円です。

また、国税庁2020年発表の「民間給与実態統計調査」における民間企業平均年収は433万円ですので、プログラマーは一般平均年収よりもやや低めであることが分かります。プログラマーとして活躍している方の平均年齢が低いことも理由として考えられます。

マイナビエージェントの調査から、調査対象年齢が20代の方(平均年収322万円)が多いことが分かります。30代の方(平均年収400万円)を見ると、一般の平均年収と差が縮まっています。また、スキルアップしてシステムエンジニアになると一気に年収はアップしますので、プログラマーとしてスキルや実績を積み、将来的にはキャリアアップを目指しましょう。

【参考】:マイナビエージェント 職種図鑑 ※【平均年収 調査対象者】2020年1月~2020年12月末までの間にマイナビエージェントサービスにご登録頂いた方

【参考】:IT関連産業における給与水準の実態① ~ 職種別(P7) 【参考】:民間給与実態統計調査-国税庁

システムエンジニアになるには?資格やプログラミング経験は不要?

文系出身者は弱点を減らそう

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文系出身プログラマーが、仕事が「きつい」と嘆いているのをSNSなどで見かけることがあります。その原因として多いのは、文系出身者はITスキルが不十分である傾向にあるからかもしれません。弱点とされる部分を克服できれば、文系の強みを生かしてさらなる活躍が期待できます。

ここでは、文系出身者が弱点と思われる点と、その対策について考えてみましょう。

文系出身者がやや弱いと思われる点

傾向として、文系出身の方が理系出身者と比較して苦手とされる分野があります。どのような分野を苦手にされているのか、その克服法についても見ていきましょう。

1.IT知識

プログラマーはプログラミングスキル以外にIT知識が求められますが、文系出身者はITについて学ぶ機会が少ないため、どうしても理系出身者よりはIT知識が不足気味になります。プログラミングでは、プログラミングの知識以外にIT知識があると、より良いプログラミングが行えます。また、プログラマーからシステムエンジニアを目指す際には、より深いIT知識が求められるでしょう。

2.プログラミングスキル

理系出身者は大学でプログラミングを学んできた人が少なくありませんので、プログラミングの勘どころを理解している分、新たなプログラミング言語の習得においては文系出身者よりは有利と考えられます。

そうした理由から、文系出身者は理系出身者以上にプログラミングスキルを高める努力が求められます。

文系出身者のスキル不足を補う

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スキル不足だと感じたら、それらを補う必要があります。ここでは「ITスキル不足の解消」と「プログラミングスキル不足の解消」の2点について、おすすめの対策を紹介します。

IT知識の強化

理系・文系に関わらず、スキル不足は資格取得で補うことが可能です。資格試験の勉強を行うことで、IT知識を体系的に学ぶことができます。また、資格取得はスキルの証明となり、転職や就職で大きな力となってくれます。

さらに資格を取得することで、自信が生まれ、いきいきと仕事に向かうことができるでしょう。

おすすめの資格として、以下の2つをピックアップしました。

1.ITパスポート(IP)

「ITパスポート」はIPA主催の国家資格で、ビジネスで必要な情報機器に関する基本知識、システム全般に対する知識、システム化の推進に関する知識などを問う試験です。資格取得によって、基本的なITスキルを有する証明が可能です。

【参考】:IPA 独立行政法人 情報処理推進機構:制度の概要:ITパスポート試験

ITパスポートとは?詳細や必要性、勉強方法について徹底解説!

2.基本情報技術者試験(FE)

こちらもIPA主催の国家資格で、ITパスポートの上位に位置づけられる資格試験です。高度IT人材に必要な基本知識や技能を問う内容の試験です。合格することで、ITエンジニアとしてシステム設計・開発・運用などの分野での活躍が期待されます。

【参考】:基本情報技術者試験(FE)

基本情報技術者試験とは?資格のメリットや学習方法を解説!
プログラマーが資格を取得する意味は?就職や転職に役立つ資格を紹介!

プログラミングスキルの強化

プログラマーにとってプログラミングスキルは必須ですが、難解なプログラミング言語を選択すると習得に時間がかかってしまいます。そこで、構文がシンプルで学びやすく、需要の多い言語として、JavaScriptとPythonがおすすめです。

Web系のプログラマーを目指す方にはJavaScript、汎用的な言語を習得したい方にはPythonを選びましょう。どちらも人気の言語で、教材も豊富にありますので独学でも学ぶことができます。

【参考】:JavaScript | MDN 【参考】:プログラミング言語 Python 総合情報サイト - python.jp

JavaScriptの入門!その概要や文法の基礎について解説!
初心者向けPython:基礎構文や入門情報を丁寧に解説!

文系プログラマーとして転職するなら転職エージェントの活用がおすすめ

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ITエンジニアの不足が深刻化する中、システムエンジニアの登竜門と言われるプログラマー職を目指す方が少なくありませんが、IT業界未経験の文系出身者の方がプログラマーへの転職を目指す場合、そのハードルは決して低くはありません。

ITスキルを高め、プログラミングスキルを身に着けることも大切ですが、さらに企業情報や業界情報の収集、自身の希望に合う求人の探索、面接対策など行うべきことは山積みです。

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