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ITエンジニアに将来性はある!未経験からITエンジニアになる方法とは?
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ITエンジニアに将来性はある!未経験からITエンジニアになる方法とは?

アンドエンジニア編集部
2022.06.05
この記事でわかること
ITエンジニアの多くの職種はAIに代替される可能性は低いと考えられる
将来性の高いITエンジニアとしては、AIエンジニア、社内SE、Webエンジニア、IoTエンジニアなどがある
未経験者におすすめのITエンジニアはプログラマー、システムエンジニア、インフラエンジニアである

ITエンジニアに将来性はある?

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「ITエンジニアはやめとけ」という意見があります。ITエンジニアには将来性がないという噂が、その理由です。一部にはITエンジニアの人気は一過性、或いはAIの発展によってITエンジニアは不要になる、そんな不安を抱く人がいます。

ITエンジニアに憧れ、ITエンジニアへの転職を考えている人にとっては確かに不安な要素です。

この記事では、未経験からITエンジニアへの転職を目指す方に向けて、ITエンジニアの種類と将来性、ITエンジニアの需要動向、未経験からITエンジニアを目指す上で必要なスキルなどについて解説をしていきます。

ITエンジニアの仕事はAIによって代替されにくい

ITエンジニアには将来性がないと、悲観的な見方をしている方の中には、AIの発達によってITエンジニアの仕事がAIに代替される可能性を心配されている方がいるかもしれませんが、ITエンジニアの多くの職種はAIに代替される可能性は低いと考えられます。

総務省発表の「令和元年版情報通信白書」では、「AIの普及により雇用はどのようになるのか」に関して、さまざまな調査から予測をしています。

これによると、今後減る仕事として「一般事務・受付・秘書」を筆頭に「総務・事務・経理等」、「製造・生産工程・管理」、「接客・対人サービス」などが挙げられる一方、増える仕事としては「研究開発・技術系専門職」、「調査分析」などが挙がっています。

ITエンジニアは今後増える仕事の中で、「技術系専門職」に含まれることから、むしろ現在すでに顕在化している「ITエンジニアの不足」にさらに拍車が掛かることを示唆しています。

【参考】:AIの利用が経済や雇用に与える影響|令和元年版 情報通信白書|総務省

デジタルトランスフォーメーション(DX)とは?求められる人材を解説!

ITエンジニアの需給ギャップはさらに大きくなる

IT人材が不足しかもその人材しているというニュースは皆さんご承知の通りですが、実際にはどのような状況なのでしょうか。経済産業省のIT人材需給に関するレポート※では2030年に最大79万人、中間値で45万人、最小値でも約16万人のIT人材が不足するとの予測があります。

需給ギャップが大きければ大きいほど、賃金は上がる傾向があります。マイナビニュース※によれば、転職後の賃金上昇率が高い業種の2位に「インターネット/広告/メディア」、3位に「IT/通信」が挙がっています。この傾向は今後さらに強まっていくと予想されますので、ITエンジニアの将来性が高いことが分かります。

【参考】:IT人材需給に関する調査(概要)P2|IT人材需給に関する調査(概要)

【参考】:転職後「年収上昇ランキング」1位の業種は?|マイナビニュース

将来性が高いと考えられるITエンジニア職種

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ITエンジニアの将来性が高いことについては、各種調査からも明らかになりましたが、職種が20近くあるITエンジニアの中にも差はあります。では、どの職種において将来性が高いのかを見ていきましょう。

AIエンジニア

今注目されているDX(デジタルトランスフォーメーション)とは、デジタル技術の活用によってビジネスモデルの変革を進め、競争における優位性を獲得することです。このDXが日本経済の存亡を左右すると言われていますが、DX推進の鍵として注目されているのが「AI」です。

そこで必要となるのがAI人材(AIエンジニア)ですが、AI人材は圧倒的に不足しています。経済産業省のIT人材需給に関する調査(概要)※によると、AI市場の伸びを中間値で見ても2030年にAI人材の需給ギャップは12.4万人に達するとの予測が示されています。

こうしたデータからも、AIエンジニアの将来性は極めて高いと言えます。

【参考】:IT人材需給に関する調査(概要)P7~P8|(3) AI 人材の需給について|経済産業省

DX推進が捗らない企業が、喉から手が出るくらいに欲しいIТ人材とは

社内SE

DX推進、クラウド化などによって各企業の情報システム部門に対する期待が高まる一方、IT人材の不足が深刻化しており、一般企業がIT人材を中途採用する動きが強まっています。

「IT人材白書2020」(IPA:独立行政法人情報処理推進機構発表)によると、従業員1001名以上企業では「企画・設計など上流の内製化推進」の割合が、2018年度調査の33.3%から、2019年度には47.8%まで急上昇しています。

しかもIT人材の多く(58.2%)は中途採用で確保していることが分かりました。以上から、社内SEは将来性が高い職種と見られます。

【参考】:IT人材白書2020|独立行政法人情報処理推進機構

幅広いIT知識とスキルを求められる「社内SE」について徹底解説!

Webエンジニア

私たちの日常生活において、WebサービスやWebアプリケーションは欠かせないものとなっています。それは企業においても同様です。黎明期には大企業中心だったWebサイトも今や一般商店にまで広がり、商品の注文や予約までスマホから行うのが当たり前の状況になっています。

また一度作成したWebサイトは常に更新する必要があり、Webエンジニアの需要は今後も見込めると考えられます。

Webエンジニアとは何か?その仕事内容や必要性、スキルについて解説!

IoTエンジニア

IoT(Internet of Things)とはモノがインターネットに接続され、スマホなどからリモートで操作できる製品などのことです。IoTエンジニアはインターネットに接続、連携するIoTシステムの設計や構築に携わるエンジニアのことです。

IoTはAIと同様に期待されている分野ですが、IoTエンジニアは慢性的な人材不足の状態が続いています。

IoTエンジニアとは?気になる年収や将来性を解説!

ITエンジニアに必要なスキル

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ITエンジニアは職種が20前後もあり、職種ごとに必要なスキルは異なりますので、ITエンジニア全般に必要なスキルについて確認しておきましょう。少なくとも以下の3つのスキルはぜひとも身に付けておきたいスキルです。不足するスキルがあれば、ぜひスキルの強化に努めてください。

ITスキル

IT技術者であるITエンジニアにとって、ITに関する知識やスキルは必須と考えてください。ITエンジニアに必要な知識としてソフトウェア、ハードウェア、ネットワーク、データベース、セキュリティなどに関する知識です。これらの中で、苦手な分野がある方は、苦手を克服する努力をしてください。

コミュニケーションスキル

ITエンジニアはIT技術を用いて、クライアントの要望に応えることが使命です。そのためにはクライアントの要望をきちんと把握し、その要望に従ってシステムの開発やインフラ整備を行います。クライアントの要望をしっかり理解するにはコミュニケーション能力が欠かせません。

プログラミングスキル

ITエンジニアは全ての職種でプログラミングスキルが必須というわけではありませんが、プログラマーはITエンジニアの登竜門でもあり、どの職種でもプログラミングスキルはあるに越したことはありません。

ある程度のプログラミングスキルがあることによって、システムエンジニアは内部設計書を記述することができます。また案件次第ではITエンジニアが直接プログラミングを行うケースもありますので、プログラミングスキルはITエンジニアの必須スキルと考えてください。

プログラミング言語を一覧でチェック!種類別・難易度別で紹介

ITエンジニアにおすすめの資格

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未経験からITエンジニアを目指す方には、関連資格の取得をおすすめします。希望職種に役立つ資格の取得は、即戦力期待が大きい中途採用では有利に働きます。関連資格を取得し、企業から必要とされる人材になれば、自ずと道は開けます。まずは以下の資格から取得してみてはいかがでしょうか?

ITスキルの証明

国家試験の情報処理技術者試験の内、ITエンジニアを希望する方には最低でも「基本情報技術者試験(FE)」※1の合格をおすすめします。他に難易度は上がりますが、「応用情報技術者試験(AP)」※2を取得しておくと、就職ではかなり有利です。

【参考】:※1 基本情報技術者試験(FE)

【参考】:※2応用情報技術者試験(AP)

基本情報技術者試験とは?資格のメリットや学習方法を解説!
応用情報技術者試験は難しすぎる?その真偽やメリット、試験対策など

プログラミングスキルの証明

すべてのITエンジニアはプログラム言語スキルが求められます。特にソフトウェア開発ではプログラミングは欠かせません。プログラミングスキルを身に付けるなら、広範に利用され、汎用性が高い「C言語プログラミング能力検定試験」をおすすめします。 

「C言語プログラミング能力検定試験」は認知度が高く、スキル証明には有効です。C言語を習得したあとは、C++やJavaを学ぶとよいでしょう。他、AI系エンジニアを目指す方は、Pythonのプログミングスキルがあると、転職ではかなり有利となるでしょう。

【参考】:C言語プログラミング能力認定試験

【参考】:Javaプログラミング能力認定試験

未経験者におすすめのITエンジニア職種

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未経験からITエンジニアを目指す際、その難易度は職種によって異なります。たとえば、経験が求められるITコンサルタントやプロジェクトリーダーをいきなり目指すのは難易度が高いでしょう。ここでは求人情報で「未経験者可」、「未経験者歓迎」が多く見られる職種から、おすすめの職種を紹介します。

プログラマー

プログラマーは、システム開発において、詳細設計書に従ってプログラミングを行うエンジニアです。

プログラマーはシステムエンジニアの登竜門とも呼ばれる職種で、文系出身者も中にはいます。またプログラマーを自社で教育し、育てるという企業が少なくないため、「未経験者優遇」の募集が少なくありません。

システムエンジニア

システムエンジニアはシステムの開発において、要件定義から運用移行まで幅広く担当するエンジニアです。コミュニケーション能力や、経営学や会計知識などがあると有利なことから文系出身者も多くいます。

また「未経験者優遇」の採用も少なからずありますので、未経験者の方にもおすすめできる職種です。

【参考】:SE・システムエンジニア(IT/通信/インターネット) 求人一覧[業界未経験者歓迎]|マイナビAGENT

システムエンジニア(SE)とは?仕事内容や年収、必要スキルを解説!

未経験からITエンジニアを目指すなら

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未経験者がITエンジニアを目指す上で、ITエンジニアの将来性や未経験者におすすめの業種などを中心に解説してきました。

未経験者歓迎の企業は豊富にあり、いざ企業探しをするとなると判断に迷ってしまいます。

そこで利用を推奨するのがマイナビIT エージェントです。

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