フルスタックエンジニアとは?仕事内容や将来性、必要なスキルを解説
notebooks
フルスタックエンジニアとは?仕事内容や将来性、必要なスキルを解説
アンドエンジニア編集部
2021.02.10
この記事でわかること
フルスタックエンジニアは、システムの開発やWEB開発などエンジニアリング業務における工程すべてを手掛けることができるエンジニア!
フルスタックエンジニアになるには、アプリ・インフラ・クラウドなどの複数の知識やスキルが求められる!
フルスタックエンジニアの需要や将来性、市場価値は非常に高い!

フルスタックエンジニアとは?

image

フルスタックエンジニアとは、システムの開発やWEB開発、保守・運用などのエンジニアリング業務における工程すべてを手掛けることができるようなエンジニアのことです。ではまず、フルスタックエンジニアが生まれた背景について見ていきましょう。

フルスタックエンジニアが生まれた背景

「フルスタックエンジニア」という言葉はもともと海外で使われ始めました。最近になり、日本でも使われるようになりました。

フルスタックエンジニアが求められる場面は、新しく事業やサービスを開始する段階が多いです。現在ではクラウドの急激な普及により、自社でインフラ設備を用意する必要性がなくなりつつあります。「クラウド」とは、インターネットを利用してアプリやデータベースなどのリソースを提供できるサービスの総称のことを言います。「Amazon社」が提供する「AWS」などが有名なクラウドサービスです。

したがってプログラミング環境もクラウドで用意することができるため、ひとりでも高度な開発作業を行うことが可能になりつつあるのです。本来、分担しなければならない業務をひとりでこなすことができる人材は、コスト削減や連携ミスを防ぐことができ、ベンチャー企業やスタートアップ企業などにとっては、魅力的な人材と言えるでしょう。

フルスタックエンジニアの仕事内容

ここからは、フルスタックエンジニアの具体的な仕事内容について見ていきましょう。フルスタックエンジニアについて、一言で言うと「ITエンジニアのなんでも屋」です。

一般的に、ITエンジニアはひとつの専門技術を基とした業務を行うことが多いです。例えば、ネットワークの開発ならばネットワークエンジニア、サーバーの開発ならばサーバーエンジニア、アプリ開発ならばアプリエンジニアという具合です。それぞれの専門分野に対応した担当者をプロジェクトにアサインして業務にあたっていきます。

IT技術は近年急成長を遂げて高度化しており、エンジニアが請け負わなければいけない範囲も拡大しつつあります。例えば、ネットワークエンジニアの業務を一通りこなせるためには、多くの知識と経験が必要です。ひとつの専門分野を極めるだけでも大変です。フルスタックエンジニアの定義は曖昧な部分もありますが、実際のところ2つ以上のスキルを持っているエンジニアのことをフルスタックエンジニアと指す場合もあります。

フルスタックエンジアの強み

ここからは、フルスタックエンジニアの強みについてさらに深掘りして紹介しましょう。ひとつの専門分野だけでなく幅広い仕事をこなせる点がフルスタックエンジニアの特徴です。それだけでも強みと言えるでしょう。具体的なフルスタックエンジニアの強みについて2点紹介します。

1.開発スピードの向上 複数のエンジニアでプロジェクトを進めていると、認識齟齬が生じたり、会議の回数が多くなったりと足並みをそろえることに苦労することがあります。チームで開発を進める場合は、プロジェクト全体を管理するプロジェクトマネージャーと呼ばれるポジションも必要です。そのため、開発遅延が生じるなど、開発のスピードが遅くなることはよくあります。しかし、フルスタックエンジニアひとりで開発を進めることができれば、開発のスピードの向上が期待できるでしょう。また不具合が起きた場合も、チームで会議しながら解決する手間は不要となります。

2.人件費などのコストの削減 フルスタックエンジニアは求められるスキルが異なる工程や、プログラミングの業務をひとりでこなすことができます。一般的に、ひとりで開発することができるので、チームで開発する場合と比較して、人件費の削減が期待できるでしょう。またプロジェクトが完遂した後に、追加開発を依頼する場合も、新規のエンジニアを募集する必要はなく、フルスタックエンジニアひとりで開発することができる場合もあります。

以上のように、フルスタックエンジニア独自の強みがあります。よって、フルスタックエンジニアを採用することによって、開発する企業側にとってメリットが十分にあることが言えるでしょう。

フルスタックエンジニアを目指すためのロードマップを紹介!

フルスタックエンジニアの将来性

image

ここまでに、フルスタックエンジニアの仕事内容や強みについて紹介してきました。ここからは、そんなフルスタックエンジニアの将来性を解説しましょう。

フルスタックエンジニアの需要

これまでも説明しましたが、フルスタックエンジニアは複数のタスクをひとりで担当できるため、多くの企業で重宝されるでしょう。そのため、需要は非常に高いです。特に、スタートアップ企業やベンチャー企業からのニーズが非常に高いです。これらの企業は即戦力を求める傾向が強く、この傾向は今後も続いていくでしょう。

また、クラウドサービスが急激に普及したことによって、専門的なスキルをもっているエンジニアでなくても、サービスの開発、保守・運用ができるようになってきています。これはフルスタックエンジニアにとって、今後有利な状況として働くでしょう。

【保守・運用】仕事内容や将来性、必要なスキルについて徹底解説!

フルスタックエンジニアの今後の展望

ここまでに、フルスタックエンジニアの需要が高いことを説明しました。ここでは、フルスタックエンジニアの今後の展望について2つ紹介しましょう。

1.フルスタックエンジニアの需要は今後も続く フルスタックエンジニアの需要は、コスト削減や生産性向上の観点より、今後も期待できるでしょう。ひとりのエンジニアが生産性を上げて、効率よく開発することができると、多くのエンジニアを雇用しなくても済むため、人件費が削減されます。また、プロジェクトマネージャーが担う組織のマネジメントやスケジュール管理の必要性も最低限で済むことになるでしょう。

2.スタートアップ・ベンチャー企業での需要が非常に高い スタートアップ企業やベンチャー企業では、予算が他の企業と比較して少ないことが多いです。限られた予算内で開発を行わなければならないため、即戦力で複数の技術をもっているエンジニアを求める傾向があります。したがって、フルスタックエンジニアのように複数の技術をもっているエンジニアの人材は、喉から手が出るほど欲しい存在と言えるでしょう。

以上のように、フルスタックエンジニアは市場価値も高く、将来性も十分にあると言えるでしょう。

フルスタックエンジニアになるために必要な3つのスキル

フルスタックエンジニアになるためには、どのようなスキルを身に付ける必要があるのでしょうか。ここからは、フルスタックエンジニアになるために必要な3つのスキルを紹介しましょう。

1.プログラミングスキル ITエンジニアとして基本的なスキルのひとつであるのが、プログラミングスキルです。ITエンジニアでは、プロジェクトマネージャーのように、プログラミングを行わない業務を行う人もいます。しかし、フルスタックエンジニアの場合、開発スキルを身に付ける必要があるため、プログラミング能力は必須のスキルと言えるでしょう。例えば、JavaやPythonなどのようにIT業界で需要の高い言語をひとつでも習得すると、エンジニアとしての市場価値を高めることができるでしょう。

2.インフラに関するスキル インフラエンジニアの職種の人が扱うOSやミドルウェアのスキルは、フルスタックエンジニアにも求められることがあるでしょう。OSとは、Windows、Linux、iOS、Androidなどのコンピュータ全体を管理、制御する基本ソフトウェアのことです。ミドルウェアとは、OSの機能を強化する役割や、OSとアプリケーションの間の橋渡しを担うソフトウェアのことです。ミドルウェアの例を出すと、Apache、Tomcat、Oracleなどがあります。

3.クラウドに関するスキル コスト削減や開発スピードの向上を実現するために、クラウドサービスを利用する企業が急激に増加しています。そのため、これまでに説明したように、フルスタックエンジニアにとって、クラウドに関するスキルを身に付けることが重要です。クラウドサービスで最も有名なのが、「AWS」と呼ばれる「Amazon社」が提供しているクラウド型のサービスです。「AWS」の経験やスキルをもっている人材はそれだけで重宝されます。

以上のように、アプリ・インフラ・クラウドなどの知識やスキルが求められるのがフルスタックエンジニアです。すべてのスキルを身に付けるのは容易ではありませんが、「アプリ」と「クラウド」など2つでもいいので、複数のスキルを身に付けるとエンジニアとしての市場価値は高まるでしょう。

DX時代を勝ち抜くエンジニアを目指してAWS移行に詳しくなろう!

フルスタックエンジニアの市場価値は非常に高い!

image

フルスタックエンジニアとは、システムの開発やWEB開発、保守・運用などのエンジニアリング業務における工程すべてを手掛けることができるようなエンジニアのことです。ひとつの専門分野だけでなく幅広い仕事をこなせる点がフルスタックエンジニアの特徴で、たくさんの強みがあることを紹介しました。

「ITエンジニアとして市場価値を高める最も有効的な方法は、フルスタックエンジニアになること」と言われることがあるほど、フルスタックエンジニアの需要や将来性、市場価値の高さは安定しています。ひとつの専門的な知識スキルだけでなく、複数の知識やスキルを習得している事実は、それだけでエンジニアとしてのニーズが高くなります。

IT業界は、技術の変化が早いです。その中で生き残っていくためにも、ぜひ「フルスタックエンジニア」を目指してみてはいかがでしょうか。

Twitterをフォローしよう!
この記事をシェア
Twitter
Facebook
LINE
Hatena
アンドエンジニアの公式LINEができました! ピッタリの記事や役立つ情報が届きます!

編集部オススメコンテンツ

eyecatch_visual_coder
Adobe製品を使わない"デザイナー"?「ビジュアルコーダー」が考える、自己満足で終わらないWebデザインとは
三角
2020.06.16

アンドエンジニアへの取材依頼、情報提供などはこちらから

お問い合わせ・情報提供
この記事をシェア
Twitter
Facebook
LINE
Hatena
アンドエンジニアの公式LINEができました! ピッタリの記事や役立つ情報が届きます!

編集部おすすめコンテンツ

アンドエンジニアへの取材依頼、情報提供などはこちらから