Linuxの初心者向け資格3選!勉強方法やキャリアパスも解説!
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Linuxの初心者向け資格3選!勉強方法やキャリアパスも解説!
アンドエンジニア編集部
2023.12.01
この記事でわかること
初心者は難易度が低いLinux資格から取得すると良い
初心者におすすめのLinux資格は「LinuCレベル1」「LPIC-1」など
Linux資格保有者はサーバーエンジニアやクラウドエンジニアに転職できる可能性がある

Linux資格はどれを選択すべきか難しい

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Linux資格には多くの種類があるため、どれから挑むべきか分からない方も多いのではないでしょうか。一口にLinux資格といっても、特定ジャンルに絞った資格などさまざまです。また、合格難易度も資格によって幅があります。

自分のスキルレベルや取得したいジャンルに応じて資格を選択することが大切です。

WindowsとLinuxの違いは?具体的な比較ポイントを解説!

初心者にはLinux基礎を一通り取得できる資格がおすすめ

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これからLinuxの勉強を始めようと考える方は、Linuxの基礎知識を一通り取得できる資格から挑むことをおすすめします。たとえば、Linuxコマンドの使い方やサーバの基本用語の意味などについて勉強できる資格が良いでしょう。

基礎知識を取得できる資格なら、転職後にどの仕事の担当になっても知識を活かすことが可能です。たとえばLinuxコマンドの使い方などは、サーバーエンジニアやプログラマー、システムエンジニアなど、どの職種でも覚えておいて損はない知識です。

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Lunuxに関する基礎知識

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Linuxに関する基礎知識についてまとめました。Linuxとはそもそも何なのか、Linuxエンジニアの年収はどの程度なのか、について詳しく解説していきます。

そもそもLinuxとは?

LinuxはWindowsやMacと同じOSの1種で、サーバとして多く使われています。Webアプリなどを運用する場合、何台ものサーバが必要になりますが、Linuxはオープンソースであり無料で使うことができるため運用費用を抑えることが可能です。

また、Linuxはセキュリティ面も高く安心して使うことができるため、多くの企業でサーバとして活用されています。

なぜLinuxが生まれたのか?その歴史や特徴などを詳しく紹介!

Linuxエンジニア(サーバーエンジニア)の年収

Linuxエンジニアに絞った年収情報はないため、参考としてLinuxを活用するサーバーエンジニアの平均年収のデータを記載します。

サーバーエンジニアの年収は「マイナビエージェント職業別年収ランキング」での平均年収は462万円、経済産業省2017年発表の「IT関連産業の給与等に関する実態調査結果」から近い職種のIT技術スペシャリスト(特定技術(DB・NW・セキュリティ等))を参考にすると、平均年収758万円と分かりました。

国税庁2020年発表の「民間給与実態統計調査」における民間企業平均年収は433万円なので、サーバーエンジニアは一般平均年収よりも、やや高めであることが分かります。

Webアプリなどの運用する際は、サーバなどのインフラを管理するエンジニアが必要です。そのためサーバーエンジニアは安定して需要があり、それが平均年収が高い理由の1つと言えます。

【参考】:マイナビエージェント職業別年収ランキング ※【平均年収 調査対象者】2019年12月~2020年5月末までの間にマイナビエージェントサービスにご登録頂いた方

【参考】:IT関連産業における給与水準の実態① ~ 職種別(P7) 【参考】:民間給与実態統計調査-国税庁

Linuxエンジニアとは?年収や必要なスキルを解説!

初心者におすすめのLinux資格

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初心者におすすめのLinux資格をまとめました。各資格の難易度や出題範囲について解説しているので、参考にしてください。

LinuCレベル1

LinuCは代表的なLinux資格の1つで、レベル1はLinuCの中でも1番難易度が低い試験です。LinuCを取得することで、物理/仮想の環境を問わずLinuxシステムの操作や運用ができるエンジニアということを証明できます。試験は101と102に分かれており、両方に合格する必要があります。

LinuCの特徴は従来のLinuxの知識を問われるだけでなく、クラウドや仮想化などシステム開発の現場で必要となる内容も出題範囲に含まれる点です。これからITエンジニアを目指す方にも適していると言えます。

また、LinuCはCBT方式を採用しており、試験会場だけでなく自宅からもオンラインで受験することが可能なため、受験しやすいのもおすすめできる点です。

【参考】:LinuCについて

【参考】:LinuCシステムアーキテクトについて

LinuCとは?LPICとの違い・難易度・試験日・勉強方法を解説

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LPICも代表的なLinux資格の1つです。LPIC-1を取得することで、Linuxサーバ構築の基礎知識を身に付けることが可能です

LinuCとLPICはよく似た試験で、難易度もほとんど差はありません。ただ、LinuCはクラウドなど今のエンジニアに求められる内容も出題範囲に多く含まれています。LinuCとLPICのどちらを選択するか迷った場合は、「どの分野の知識を重点的に身につけたいか」を考えると良いでしょう。

【参考】:LPIC レベル1

LPICとは何か?勉強方法や3つの試験の難易度について解説!

Red Hat 認定システム管理者 RHCSA

Red Hat 認定システム管理者は世界共通のLinux資格で、すべて実技試験となっているのが特徴です。試験ではシェルスクリプトを作成したり、ファイルなどを処理する基本ツールを使用したりして問題を解く必要があります。

上記2つの資格に比べると難易度は高めですが、実技試験ということもあり実践的なスキルを得られるため受験はおすすめできます。

【参考】:Red Hat 認定システム管理者  RHCSA

Linux資格保有者のキャリアパス例

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Linux資格を獲得すると、どういった職種に就けるのかについて解説します。各職種の仕事内容などについてまとめました。

サーバーエンジニア

サーバーエンジニアはシステムが稼働するサーバを管理する仕事です。システムの種類に応じて、サーバのスペックや処理能力を検討したり、設置したサーバが正常稼働し続けるようにメンテナンスを行ったりします。Linux資格で得たスキルを活かせる仕事と言えるでしょう。

サーバーエンジニアを目指す場合、上記で挙げたLinux資格を取得し、さらに自分でサーバを設置してみるなどして実践的スキルを身につけておくことが重要です。

また、企業のなかには研修制度が整っている場合もあり、未経験から知識をつけながら働くことも可能です。未経験からITエンジニアを目指すなら、自分のスキルにあった企業を探してくれる転職エージェントの活用をおすすめします。

サーバーエンジニアとは?転職する上で役に立つ資格や必要な知識を解説
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クラウドエンジニア

クラウドエンジニアはクラウド上で稼働するシステムのインフラ部分を管理する仕事です。最近では自社にサーバを設置せず、クラウドサービスを使う企業が増えています。クラウドサービスと契約することで、自社内にサーバを置くことなく、契約したクラウドのサーバやデータベースを活用できます。

クラウドエンジニアにはクラウドサービスを正しく使えるスキルが求められます。Linux資格を通じて得たサーバの知識はクラウドサービスを使う際にも活かせるでしょう。

クラウドエンジニアに未経験からなるには資格は不要?適性・スキルも解説!

プロジェクトマネージャー

プロジェクトマネージャーは1つのプロジェクトをまとめ上げる仕事のことです。プロジェクトのスケジュール管理や予算管理、人材確保などを担当します。プロジェクトマネージャーは、サーバーエンジニアなどのエンジニア職で実績を出した人が担当する場合が多いです。

プロジェクトマネージャーに向いてる人は?未経験者でも転職できる?

Linux資格を活かせる企業に転職したいなら

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本記事では初心者におすすめのLinux資格についてまとめました。どのLinux資格から挑むと良いのかお分かりいただけたかと思います。今回挙げた3つの資格は、Linuxの基礎知識を一通り身につけられるため、サーバーエンジニアを始め多くの職種で役立ちます。

しかし、資格を取得しただけでサーバーエンジニアなどに転職できるか不安という方も多いのではないでしょうか。確かに、資格を取得しただけでは必ず選考を通過できるとは限りません。

選考を通過するには、書類選考・面接で保有スキルをアピールし戦力になることをしっかり説明する必要があります。とはいえ、転職活動が初めての場合、スキルをどうアピールすべきか分からない方がほとんどなのではないでしょうか。

そこで利用を推奨するのがマイナビIT エージェントです。 

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アドバイザーは企業側と直接連携を取れるので、求人票に載っていない情報も確認することができます。こちらで、働き方などをしっかり確認の上、応募企業を選んでいくのが良いでしょう。

未経験からのキャリアチェンジは心身ともに本当に大変だと思います。少しでもご自身の負担を減らすべく、エージェントサービスを活用して、失敗のない転職活動に臨んでいただければ幸いです。

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