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プロジェクトマネージャーに向いてる人は?未経験から転職する方法!
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プロジェクトマネージャーに向いてる人は?未経験から転職する方法!

アンドエンジニア編集部
2023.06.23
この記事でわかること
プロジェクトマネージャーに向いている人はコミュニケーションスキルが高く、ストレス耐性に優れ、客観的・論理的思考ができる
プロジェクトマネージャーに向いていない人はコミュニケーションが苦手・ストレスに弱いなどの特徴がある
プロジェクトマネージャーは未経験からでも転職できるが、資格取得等でスキルを高めることが重要

プロジェクトマネージャー(PM)に向いている人とは

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プロジェクトマネージャーに向いている人にはどんな特徴があるのでしょうか。プロジェクトマネージャーの役目は、メンバーを統率してプロジェクトを成功に導くことです。そのため、メンバーをまとめるコミュニケーション力・トラブルに対する問題解決力・冷静な判断ができる論理的思考力などが必要です。

またプロジェクトマネージャーの立場上、経営層・顧客とメンバーとの間に立って調整することも多く、ストレスが多い環境にいます。ストレスに強く、強い精神力を持った人でないとプロジェクトマネージャーの仕事は辛いかもしれません。

なお、前述したプロジェクトマネージャーに必要な素質がないと感じた方でも、諦める必要はありません。コミュニケーション力や論理的思考力などは訓練で身につけることも可能なため、自分の性格や能力に自信がない方でも問題ありません。

プロジェクトマネージャーはIT未経験者でも挑戦可能

プロジェクトマネージャーは「人間関係がしんどい」「ストレスが多く辛い」と感じる一方で、プロジェクトの上流工程を担う大きなやりがいがあり、非常に魅力的な職種です。

プロジェクトマネージャーはプログラマーやシステムエンジニアといったIT職の経験者しかなれないと思われていますが、実はエンジニアが未経験の方でも挑戦可能です。

なんらかのマネジメントの経験がある方であれば、IT知識やプロジェクトマネジメント知識を補うことで、プロジェクトマネージャーとして活躍できるでしょう。企業によっては、未経験からプロジェクトマネージャーを募集しているところもあります。

そもそもプロジェクトマネージャーとは?

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プロジェクトマネージャーの仕事とは、具体的に何をするのでしょうか。プロジェクトマネージャーはシステムの開発から納品までの一連の作業を管理し、顧客との打ち合わせやプロジェクトメンバーへの指示など、仕事の内容は多岐にわたります。

プロジェクトは、顧客から要望を聞きシステム要件を決めるところから始まります。次にプロジェクトの予算・スケジュールなどを決定し、プロジェクトチームを編成します。チームメンバーが実際の作業に入ってからは、スケジュール管理やトラブル対応などを行います。

プロジェクトが終了したあとは評価とレビューを行い、改善点を洗い出して次のプロジェクトに活かします。プロジェクトマネージャーは広い視野で物事を捉え、プロジェクト全体が円滑に進むよう働きかけることが求められます。

プロジェクトマネージャーの役割や向いている人、スキルを解説!

プロジェクトマネージャーの年収

マイナビエージェントでは職種別の年収ランキングを公開しています。そのランキングによると、プロジェクトマネージャーの平均年収は569万円(※2023年2月執筆時点)となっています。これはあくまで平均であり、業種・業界によっては平均年収がさらに高い可能性もあります。

【参考】:職種別平均年収ランキング|求人・転職エージェントはマイナビエージェント 【参考】:検索結果 求人・転職・中途採用|求人・転職エージェントはマイナビエージェント

プロジェクトマネージャーの年収・向いている人・資格・将来性を解説

プロジェクトマネージャーに向いている人の特徴5つ

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数あるITエンジニア職種の中でも、誰もが憧れるプロジェクトマネージャーですが、希望すれば誰でもなれるというものではありません。では、プロジェクトマネージャーに向いている人とはどんな人なのでしょうか。向いている人の特徴を5つ紹介します。

コミュニケーションが得意

プロジェクトマネージャーは、プロジェクトメンバー以外にも経営層・利用部門・ベンダー・関係部署・クライアントなど、さまざまな人とコミュニケーションを取ります。相手にとって難しい話であれば、かみ砕いて分かりやすく説明しなければなりません。

ITスキルの低い顧客や、ITの専門家である現場のエンジニアまで、さまざまな相手とコミュニケーションをとる必要があります。僅かな会話から、相手の知識レベルや関心事などを見抜き、相手と上手にコミュニケーションを取れる人が向いています。

ストレス耐性があり責任感が強い

プロジェクトマネージャーに憧れるエンジニアが多い反面、「PMやりたくない」という人も少なくありません。それはプロジェクトマネージャーの仕事が辛いことを知っているからです。

プロジェクトマネージャーはメンバーのマネジメントだけでも大変ですが、経営層やクライアントからのプレッシャーや無理難題にも対応しなければなりません。納期や予算面の制約もあり、常にストレスにさらされます。

プロジェクトマネージャーはこうしたストレスへの耐性があり、メンタル面が強く、また責任感が強くなければ務まらないでしょう。

客観的・論理的判断ができる

リーダーの中には独善的で、主観的な判断をしがちな人がいます。しかし、プロジェクトマネージャーは常に沈着冷静で、客観的・論理的な思考が求められます。

客観的・論理的な思考は、プロジェクトメンバーをはじめとするさまざまな関係者に説明・説得・調整を行う際に必要です。相手に話を伝える際に客観性や論理性がなければ、理解や納得を得られません。

共感性が高く相手に寄り添える

プロジェクトが行き詰まる原因の1つとして、人間関係のトラブルがあります。メンバー同士の反目・メンバーのメンタル面の問題・経営層の方針とのズレ・関係部署との関係悪化など、人にまつわる問題への対処を求められることが多いです。

プロジェクトマネージャーは相手の立場に立って相手を理解し、相手が何を求めているのかを理解・共感することが求められます。こうした共感性の高さ、相手に寄り添う姿勢はプロジェクトマネージャーに欠かせない資質の1つです。

問題意識が高い

プロジェクトは問題解決・課題達成が重要なため、プロジェクトマネージャーには高い問題意識を持つことが求められます。常に「こうあるべきだ」という目標が明確にあり、現実を正しく認識することで問題意識が生まれます。問題とは、理想と現実のギャップから生まれるためです。

プロジェクトマネージャーは常にあるべき姿のイメージを明確に持ち、そのイメージに向かって不断の努力ができる人が向いています。

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プロジェクトマネージャーに向いていない人の特徴5つ

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ここまで、プロジェクトマネージャーに向いている人について解説しましたが、これらの全ての資質要件を満たしている人はなかなかいないでしょう。続いて、プロジェクトマネージャーに向いていない人についても紹介します。

コミュニケーションが苦手

プロジェクトマネージャーの重要な役割に、コミュニケーションがあります。プロジェクトメンバーとのコミュニケーションに加え、経営層・クライアント・関係部署・ユーザー・ベンダーなど、コミュニケーションを行う相手は非常に多いです。

関係先とのコミュニケーションに齟齬や不足が生じると、プロジェクトそのものの遂行が困難になります。コミュニケーションが苦手という方は、プロジェクトマネージャーには向いていません。

何事も自分でやろうとする

責任感が強いのは良いことですが、何事も自分でやってしまうタイプの人はプロジェクトマネージャーには向いていません。人に教えるのは面倒だ・他人は信用ならない・任せるのは不安だ、と考える人もいますが、プロジェクトはあくまでもチーム作業であり、全員の力を合わせなければ目標は達成できません。

プロジェクトマネージャーが「自分が得意な分野だ」と直接タスクに手を出してしまうと、本来の役割であるプロジェクトの進捗管理が疎かになり、プロジェクト運営に支障を来たすことになりかねません。

プロジェクトマネージャーの仕事はタスクをこなすことではなく、全体をマネジメントすることです。

主観や直感で判断する傾向が強い

プロジェクトではメンバーに加え、関係先とも目標が合致している必要があります。関係者全員のベクトルが一致していなければ、プロジェクトの成功は難しいでしょう。

つまり、プロジェクトマネージャーの言動には客観性があることと、論理的であることが求められます。反対に、主観や直感を重視するタイプの人はプロジェクトマネージャーには向いていません。

ストレスに弱い

プロジェクトマネージャーは精神的に激務と言われます。メンバーを統率し、経営層やクライアントからのプレッシャーを受けながら、関係先とも良い関係を築き、限られた予算と期間内でプロジェクト目標を達成しなければなりません。

プロジェクトマネージャーは非常にストレスフルな仕事です。強靭なメンタルと併せて、気配りや心配りができ、細かいところに目が届く人でなければ務まりません。ストレスに弱いという自覚がある人は、プロジェクトマネージャーには向いていません。

上昇志向が強い

人は誰でも上昇志向があります。上昇志向があるから成長があり、出世します。しかし、プロジェクトマネージャーは常にメンバーを第一に考えられる人でなければ、チームを統率することはできません。

「自分さえ目立てば良い、メンバーは出世のための踏み台だ」という考えを持った上昇志向が強すぎる人は、プロジェクトマネージャーには向いていません。このような人は真っ先に「ダメなプロジェクトマネージャー」の烙印を押されてしまうでしょう。

プロジェクトリーダーに求められる資質

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ここまでプロジェクトマネージャーに向いている人・向いていない人について述べましたが、「自分には向いていない」と諦めかけた人もいるでしょう。ここでは参考までに、「プロジェクトリーダー」に求められる資質から、向いている人と向いていない人について説明します。

PMとPLの役割の違いとは? ―若手エンジニアの疑問にスッキリ回答―

プロジェクトリーダーに向いている人

1.強い人 プロジェクトリーダーにはチームを率いる覚悟と強さが必要です。時には、自分が悪者になってメンバーを守ることもあるでしょう。表向きは強く、内面は繊細で、気配りや心配りができることも求められます。

2.公平性と優しさを兼ね備えた人 プロジェクトリーダーは、プロジェクトメンバー全員に対して公平であり、優しいことが求められます。特定のメンバーを優遇したり、ひいきしたりすれば、他のメンバーの離反に繋がります。優しさとは、メンバーに対する慈悲の心であり寄り添う気持ちです。

3.柔軟性がある人 プロジェクトは挫折することがあります。経営層やクライアントの要求によって、プロジェクト目標の修正を余儀なくされる場合もあるでしょう。プロジェクトが挫折しそうなときは、柔軟に軌道修正することが必要です。

また自らに誤りがあれば、謙虚にそれを認め、速やかに対処することが大切です。こうした柔軟性がプロジェクトリーダーに求められます。

プロジェクトリーダーに向いていない人

プロジェクトリーダーに向いていない人は、前述の「プロジェクトリーダーに向いている人」とは反対の人と考えてください。チームを率いる覚悟が持てない、誰とも公平に接するのが難しい、柔軟性に乏しいような人はプロジェクトリーダーには向いていません。

プロジェクトマネージャーに求められるスキル

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プロジェクトリーダーになるには、その人自身の資質だけでなくスキルも持っていなければなりません。ここでは、プロジェクトマネージャーに求められるスキルを4つ紹介します。

マネジメントスキル

プロジェクト全体を管理する高い管理能力も必要です。計画を確実に実行に移すには、プロジェクト内のあらゆる要素を多角的に俯瞰し、物的・人的資源をどのように使っていくか考えなければいけません。

クライアントの立場や自社の立場、現場の状況などを的確に把握し、プロジェクトの進行に反映していくことが求められます。

コミュニケーションスキルとリーダーシップ

チームメンバーの統率もプロジェクトマネージャーの重要な役割です。メンバー全員が目標を共有し足並みを揃えなければ、プロジェクトは成功しません。

優秀なプロジェクトマネージャーは、メンバー1人1人と適切なコミュニケーションを図りながらチームのモチベーションを高く保ち、リーダーシップを持ってチームを率いることができます。

ITスキル

プロジェクトマネージャーは、プロジェクトリーダーやシステムエンジニアと違い管理職に近い役割を持つので、自身が現場で開発を担うことはありません。

しかし、プロジェクトを進めるにあたって基本的なIT知識は必須となります。システムや開発環境についての理解はプロジェクトの管理に活かされます。

ビジネススキル

プロジェクトマネージャーの仕事の1つはクライアントとのやり取りです。システムに関わるビジネス課題を理解し、適切な提案をする必要があります。プレゼンテーション能力や交渉力も求められます。

また、自社の関係部署や上層部とのやり取りや必要書類の作成などもプロジェクトマネージャーに任されます。さまざまな人と良好な関係を築き調整を行うためにもビジネススキルが必要です。

プロジェクトマネージャーを目指す方法

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ここまで記事を読んだ方の中には、プロジェクトマネージャーへの道を諦めた方もいるかもしれません。しかし、諦めるのはまだ早いです。一般的にプロジェクトマネージャーの平均年齢は、40歳前後と言われています。

今30歳の方なら、まだ10年はあります。10年の間に必要なスキルや資質を身に付ければ、プロジェクトマネージャーへの転職も可能です。ここでは、プロジェクトマネージャーを目指す方法について解説します。

必要なスキルを身に付ける

プロジェクトマネージャーに必要なスキルは、大きく分けて「マネジメントスキル」「コミュニケーションスキル」「ITスキル」の3つです。スキルを身に付ける方法としては、実践を通して体得する方法と、学習を通じて身に付ける方法があります。

「自分はプロジェクトマネージャーに向いていない」と考えた方も、必要なスキルを身に付け、自己研鑽を図ることでプロジェクトマネージャーを目指すことが可能です。

資格試験に挑戦する

プロジェクトマネージャーになるために資格を得る必要はありませんが、資格試験に合格することは知識の習得、自らのスキルの証明となり、転職の際に有利に働きます。

プロジェクトマネージャーとして取得が望まれる資格試験には、以下の2つがあります。プロジェクトマネージャ試験(PM)は国家資格、PMPは民間資格ですが、どちらも取得すれば大きなアドバンテージを得られるでしょう。

【参考】:IPA 独立行政法人 情報処理推進機構:制度の概要:プロジェクトマネージャ試験 【参考】:PMP® 試験について|PMI® 試験・資格について|一般社団法人 PMI日本支部

必要な資質を身に付ける

資質とは、一般的には生まれ持った性質のことを指しますが、先天的な資質もあれば後天的な資質もあります。先天的な資質は養うことで更に伸ばすことができ、後天的な資質は新たに身に付けることも可能です。

コミュニケーションが苦手な人は、コミュニケーション能力を高める勉強や訓練を行ってください。

諦めることはありません。自らの強み、弱みを見極め、弱みを無くす努力をしましょう。手本となるプロジェクトマネージャーを見つけたら、自らそのプロジェクトに加わり、学びましょう。今から目標を定めて努力し、プロジェクトマネージャーとしての仕事のやりがいを見つけ、高年収を目指してください。

プロジェクトマネージャー候補として転職する

プロジェクトマネージャー候補を募集している企業もあります。

即戦力のプロジェクトマネージャーを採用するのは敷居が高いため、育成を前提とした採用方針を取っている企業も多いと言われています。

今はまだ勉強中でも、プロジェクトマネージャー候補として入社すれば、実務を通してプロジェクトマネージャーへのキャリアが開けるでしょう。

まずはマイナビITAGENTに無料登録いただいて、キャリアアドバイザーにキャリアや転職に関する相談をしてみてはいかがでしょうか。

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プロジェクトマネージャーは努力次第で未経験から転職できる

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プロジェクトマネージャーに向いている人・向いていない人の特徴やプロジェクトマネージャーになるための方法について解説しました。プロジェクトマネージャーにはプロジェクト全体を管理する役目があり、将来性が高くやりがいも大きい職種です。

当記事で紹介した資格やスキルを取得することで、ITエンジニアが未経験の方であってもプロジェクトマネージャーを目指すことが可能でしょう。

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