プロジェクトマネージャーに向いてる人と向いていない人の特徴は?
プロジェクトマネージャーに向いてる人と向いていない人
プロジェクトマネージャーに向いてる人と向いていない人の特徴は?
アンドエンジニア編集部
2021.09.24
この記事でわかること
プロジェクトマネージャーに向いている人はコミュニケーションスキルが高く、ストレス耐性に優れ、客観的・論理的思考ができる。
プロジェクトマネージャーに向いている人は共感性が高く、人に寄り添える人で、問題意識が高い。
プロジェクトマネージャーになるための資質はこれからでも養い、身に付けることができる。

プロジェクトマネージャー(PM)に向いている人

プロジェクトマネージャー(PM)に向いている人

数あるITエンジニア職種の中でも、誰もが憧れるプロジェクトマネージャー職(PM)ですが、希望すれば誰でもなれるというものではありません。では、プロジェクトマネージャーに向いている人とはどんな人なのか、そしてどのような資質が必要なのでしょうか?

またこの記事では、併せて「プロジェクトリーダーに向いている人」についても見ていきます。プロジェクトマネージャーを目指すエンジニアの方はぜひ参考にしてください。

コミュニケーションが得意

プロジェクトマネージャー(PM)は、プロジェクトメンバー以外にも経営層・利用部門・ベンダー・関係部署・クライアントなど、さまざまな人とコミュニケーションを取ります。相手にとって難しい話でも、かみ砕いて分かりやすく話をしなければなりません。

ITスキルの低い顧客や、ITの専門家である現場のエンジニアまで、さまざまな相手とコミュニケーションをとる必要があります。僅かな会話から、相手の知識レベルや関心事などを見抜き、相手と上手にコミュニケーションを取れる人が向いています。

ストレス耐性があり責任感が強い

プロジェクトマネージャーに憧れるエンジニアが多い反面、「PMやりたくない」という人も少なくありません。それはプロジェクトマネージャーの仕事が辛いことを知っているからです。

プロジェクトマネージャーはメンバーのマネジメントだけでも大変ですが、経営層やクライアントからのプレッシャーや無理難題にも対応しなければなりません。納期や予算面の制約もあり、常にストレスにさらされます

プロジェクトマネージャーはこうしたストレスへの耐性があり、メンタル面が強く、また責任感が強くなければ務まらないでしょう。

客観的、論理的判断ができる

リーダーの中には独善的で、主観的な判断をしがちな人がいます。しかし、プロジェクトマネージャーは常に沈着冷静で、客観的・論理的な思考が求められます。 何故なら、プロジェクトメンバーに加え、さまざまな関係者に対して説明・説得・調整を行う必要がありますが、その際に伝える話に客観性や論理性がなければ、理解や納得を得られません

共感性が高く相手に寄り添える

プロジェクトが行き詰まる原因の1つとして、人間関係のトラブルがあります。メンバー同士の反目・メンバーのメンタル面の問題・経営層の方針とのズレ・関係部署との関係悪化など、人にまつわる問題への対処を求められることが多いです。

プロジェクトマネージャーは相手の立場に立って相手を理解し、相手が何を求めているのかを理解・共感することが求められます。こうした共感性の高さ、相手に寄り添う姿勢はプロジェクトマネージャーに欠かせない資質の1つです。

問題意識が高い

問題とは、理想と現実のギャップから生まれます。常に「こうあるべきだ」という目標が明確にあり、現実を正しく認識することで問題意識が生まれます。プロジェクトは基本的に問題解決・課題達成を求められます。そのためには高い問題意識を持っていることが求められます。

プロジェクトマネージャーは常にあるべき姿のイメージを明確に持ち、そのイメージに向かって不断の努力ができる人が向いています。

プロジェクトマネージャーに向いていない人

プロジェクトマネージャーに向いていない人

ここまで、プロジェクトマネージャーに向いている人について解説しましたが、これらの全ての資質要件を満たしている人はなかなかいないでしょう。続いて、プロジェクトマネージャーに向いていない人についても挙げておきます。

コミュニケーションが苦手

プロジェクトマネージャーの重要な役割に、コミュニケーションがあります。プロジェクトメンバーとのコミュニケーションに加え、経営層・クライアント・関係部署・ユーザー・ベンダーなど、コミュニケーションを行う相手は非常に多いのです。

関係先とのコミュニケーションに齟齬や不足が生じると、プロジェクトそのものの遂行が困難になります。コミュニケーションが苦手という方は、プロジェクトマネージャーには向いていません

何事も自分でやろうとする

責任感が強いのは良い事ですが、何事も自分でやってしまうタイプの人はプロジェクトマネージャーには向いていません。 人に教えるのは面倒だ・他人は信用ならない・任せるのは不安だ、と考えることは誰しもありますが、プロジェクトはあくまでもチーム作業であり、全員の力を合わせなければ目標は達成できません。

プロジェクトマネージャーが「自分が得意な分野だ」と直接タスクに手を出してしまうと、本来の役割であるプロジェクトの進捗管理が疎かになり、プロジェクト運営に支障を来たすことになりかねません。

プロジェクトマネージャーの仕事はタスクをこなすことではなく、全体をマネジメントすることです。

主観や直感で判断する傾向が強い

プロジェクトではメンバーに加え、関係先とも目標が合致している必要があります。関係者全員のベクトルが一致していなければ、プロジェクトの成功はおぼつかないでしょう。

すなわち、プロジェクトマネージャーの言動には客観性があり、論理的であることが求められるのです。そういう意味で、主観や直感を重視するタイプの人はプロジェクトマネージャーには向いていません

ストレスに弱い

プロジェクトマネージャーは精神的に激務と言われます。メンバーを統率し、経営層やクライアントからのプレッシャーを受けながら、関係先とも良い関係を築き、限られた予算と期間内でプロジェクト目標を達成しなければなりません。

プロジェクトマネージャーは非常にストレスフルな仕事です。強靭なメンタルと併せて、気配りや心配りができ、細かいところに目が届く人でなければ務まりません。ストレスに弱いという自覚がある人はプロジェクトマネージャーには向いていません

上昇志向が強い

人は誰しも上昇志向があります。これがあるから成長があり、出世します。しかし、プロジェクトマネージャーは常にメンバーを第一に考えられる人でなければ、チームを統率することはできません

「自分さえ目立てば良い、メンバーは出世のための踏み台だ」というような考えを持った上昇志向が強すぎる人はプロジェクトマネージャーには向いていません。このような人は真っ先に「無能なPM」の烙印を押されてしまうことでしょう。

プロジェクトリーダーに求められる資質

プロジェクトリーダーの資質

ここまで「プロジェクトマネージャーに向いている人、向いていない人」について述べてきましたが、「自分は向いていない」と諦めかけた人もいるでしょう。参考までに、「プロジェクトリーダー」に求められる資質から「向いている人」も「向いていない人」について触れておきます。

プロジェクトリーダーに向いている人

1.強い人 プロジェクトリーダーはチームを率いる覚悟と強さが必要です。時には自分が悪者になってメンバーを守ることも必要です。表向きは強く、内面は繊細で、気配りや心配りができる事も求められます。

2.公平性と優しさを兼ね備えた人 プロジェクトリーダーは、プロジェクトメンバー全員に対して公平であり、優しいことが求められます。特定のメンバーを優遇したり、ひいきしたりすれば、他のメンバーの離反に繋がります。優しさとは、メンバーに対する慈悲の心です。寄り添う気持ちです。

3.柔軟性がある人 プロジェクトとは時に挫折することがあります。経営層やクライアントの要求によって、プロジェクト目標の修正を余儀なくされることもあります。そんな時には、柔軟に軌道修正することが必要です。

また自らに誤りがあれば、謙虚にそれを認め、速やかに対処することです。こうした柔軟性がプロジェクトリーダーには求められます

プロジェクトリーダーに向いていない人

プロジェクトリーダーに向いていない人は、前記の「プロジェクトリーダーに向いている人」の裏返しと考えてください。チームを率いる覚悟が持てない、誰とも公平に接するのが難しい、柔軟性に乏しいような人はプロジェクトリーダーには向いていません。

プロジェクトマネージャーを目指す方法

プロジェクトマネージャーを目指す方法

ここまで記事を読んでプロジェクトマネージャーへの道を諦めた方がいるかもしれませんが、諦めるのはまだ早いでしょう。一般的にプロジェクトマネージャーの平均年齢は、40歳前後と言われています。

今30歳の方なら、まだ10年はあります。その間に必要なスキルや資質を身に付けていけば良いのです。ここでは、プロジェクトマネージャーを目指す方法について解説します。

必要なスキルを身に付ける

プロジェクトマネージャーに必要なスキルは、大別すると「マネジメントスキル」「コミュニケーションスキル」「ITスキル」の3つです。スキルを身に付ける方法としては、実践を通して体得する方法と、学習を通じて身に付ける方法があります。

「自分はプロジェクトマネージャーに向いていない」と考えた方も、必要なスキルを身に付け、自己研鑽を図ることでプロジェクトマネージャーを目指すことが可能です。

資格試験に挑戦する

プロジェクトマネージャーになるために資格を得る必要性はありませんが、資格試験に合格することは知識の習得、自らのスキルの証明となり、転職の際には有利に働きます。プロジェクトマネージャーとして取得が望まれる資格試験は以下の2つが挙げられます。プロジェクトマネージャ試験(PM)は国家資格、PMPは民間資格ですが、どちらも取得すれば大きなアドバンテージを得られるでしょう。

プロジェクトマネージャ試験(PM)

PMP(Project Management Professional)

必要な資質を身に付ける

資質とは、一般的には生まれ持った性質のことを指しますが、先天的な資質もあれば後天的な資質があります。先天的な資質は養うことで更に伸ばすことができますし、後天的な資質は新たに身に付けることも可能です。

コミュニケーションが苦手な人は、コミュニケーション能力を高める勉強や訓練を行ってください。

諦める事はありません。自らの強み、弱みを見極め、弱みを無くす努力をしましょう。手本となるプロジェクトマネージャーを見つけたら、自らそのプロジェクトに加わり、学びましょう。今から目標を定めて努力し、プロジェクトマネージャーとしての仕事のやりがい、高年収をぜひ目指してみてください。

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