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情シスにおすすめの資格8選!資格を活かして転職する方法も解説
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情シスにおすすめの資格8選!資格を活かして転職する方法も解説
アンドエンジニア編集部
2024.09.12
この記事でわかること
情シスの業務に資格は必須ではないが、資格があると未経験の業務でも任されやすくなる
情シスは幅広い業務を担当するため、IT分野の全般的な知識を理解するのに資格がおすすめ
資格を活かすなら転職エージェントを利用しよう

情シスに資格は必要?

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情シスは、情報システム部門に所属し、社内で扱う情報システムの企画・開発・運用・保守などを行うシステムエンジニアのことを指します。情シスが担当する業務範囲は事業によっても異なりますが幅広いため、資格を取得しても業務や昇進、転職に活かせるのか疑問に思う方もいるのではないでしょうか。

今回は、情シスが資格を取得することのメリットや、おすすめの資格について紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。

システムエンジニア(SE)とはどんな仕事?スキルや年収なども解説
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情シスが資格を持つことのメリット

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まず、情シスが資格を取得することのメリットについて考えてみましょう。情シスの業務内容はPCの不具合やインターネットに接続できないなどのヘルプデスク対応から、IT機器の資産管理、新システムの導入や運用など、企業によって様々です。

そのため、インフラエンジニアやプログラマーのように限られた専門的な知識や技術を身に付ける資格の取得を目指すよりも、IT全般の幅広い知識が身に付く資格を取得しておくと業務に役立てられます。

未経験の業務でも任されやすくなる

情シスの業務範囲は幅広いため、次々に経験したことのない業務を任されることもあります。実務経験があるに越したことはありませんが、資格を取得していれば相応の基礎知識を持っていると判断できるため、信頼して任せてもらえる範囲が広がります。

転職時に有利になる

情シスが取得すべき資格はITの全般的な理解を証明するものであるため、キャリアアップや他の職種へのキャリアチェンジを目指す転職の際にも評価されやすくなります。

転職活動における書類選考や面接では、採用担当者は応募者の普段の働きぶりを直接見ることができないため、書類上の資格の有無も適性や学習意欲の判断材料とする傾向があります。

資格を持っていないと転職できないわけではありませんが、経歴や人柄の評価が同じ場合、資格を持っている人と持っていない人であれば前者を採用する可能性が高まります。

情シスの年収

情シスの年収事情を見ていきましょう。情シスにはキッティング、ヘルプデスクなどのITサポート部門、ネットワーク管理、サーバ管理などのインフラよりの部門、システム導入などサービス部門があり、部門や企業によっても年収にはバラつきがあります。

ここではそれらをまとめて「社内SE」として捉え、一般的な平均年収を紹介します。

社内SEの平均年収は「マイナビエージェント職種図鑑」によると512万円(※2024年9月執筆時点)です。また、経済産業省2017年発表の「IT関連産業の給与等に関する実態調査結果」における「顧客サポート/ヘルプデスク」の平均年収を参考にすると、390万円とされています。

国税庁2020年発表の「民間給与実態統計調査」における民間企業平均年収は433万円なので、社内SEは国内の平均年収と比較すると、ヘルプデスク等のITサポート部門では平均より低く、社内システムの運用や保守部門では平均より高くなる傾向です。

なお、部門内で管理職などのポジションに昇進すればより高い年収を得られる可能性があります。

【参考】:マイナビエージェント職種図鑑/社内SE ※【平均年収 調査対象者】2020年1月~2020年12月末までの間にマイナビエージェントサービスにご登録頂いた方 【参考】:IT関連産業における給与水準の実態① ~ 職種別(P7) 【参考】:民間給与実態統計調査-国税庁

社内SEとは?仕事内容や必要なスキル、メリット・デメリットを解説

情報システム部門で役立つ資格8選

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情報システム部門では、主にITサポート対応やセキュリティ対策、システム運用、システム開発・構築などの業務を行います。そのため、資格を取得する場合もこれらの担当業務に沿った知識を得られる資格を身に付けるのがおすすめです。

ここでは、情シスエンジニアが取得すべきおすすめの資格を8つ紹介します。

ITパスポート試験

ITパスポートは、情報セキュリティなどのIT全般の基礎知識をはじめ、個人情報漏洩や著作権侵害、商標登録侵害などの法的知識を身につけられる資格です。

ITリテラシー向上施策の一環として取得を推進している企業もあり、認知度の高いリテラシー資格として人気です。転職や社内での評価に有利になるという性質のものではありませんが、その分難易度も高くないため、手始めに取得するのにおすすめです。

【参考】:ITパスポート試験

ITパスポートとはどんな資格?メリットや難易度、合格率を解説!

基本情報技術者試験

ITパスポートと同様のIT全般の基礎的な知識に加え、経営組織論などの企業活動に関わる知識や、アルゴリズムなどのプログラミングの基礎知識を学ぶことができます。

ITパスポートよりも難易度は高くなりますが、その分資格としての評価も高いため、情シスとしては持っていて損はない資格です。

【参考】:基本情報技術者試験

基本情報技術者試験とは?試験概要や合格率、ITパスポートとの違い

応用情報技術者試験

基本情報技術者よりもさらに専門性が高まり、システム設計やプログラム開発にまで踏み込んでいます。

対象者は高度IT人材として必要な応用的知識や技能を習得している人材とされており、例年の合格率も20%前後と難易度が高い試験ですが、受験に制限はないため自信があれば挑戦してみましょう。

情シスとしてプロフェッショナルを目指すなら取得しておきたい資格です。

【参考】:応用情報技術者試験

応用情報技術者試験とは?申し込み方法や合格率、過去問などを解説

マイクロソフト オフィス スペシャリスト(MOS)

MOSは、その名の通りMicrosoft社のオフィスツールであるMicrosoft Officeに関する資格です。文書作成のWord、表計算のExcel、プレゼンテーション・スライド作成のPowerPoint、簡易データベースのAccess、電子メールのOutlookなど、大手企業を中心に職場で実際に使われているツールの扱いについて理解を深められます。

ITヘルプデスク対応などではOfficeの扱いに関する問い合わせも少なくないため、MOSで予習しておけば頼れる人材になれるでしょう。

【参考】:マイクロソフト オフィス スペシャリスト(MOS)

ITIL

ITILは「Information Technology Infrastructure Library」の略で、「アイティル」と読みます。ITILはITシステムのマネジメントやコスト効率の改善などといった知識を幅広く学ぶことができます。情シス部門で管理職クラスになるならぜひ取得しておきたい資格です。

【参考】:PeopleCert/ITIL(R) ファンデーション試験

ITILとは?概要や活用のメリット、構成要素について解説!
【ITIL資格一覧】ITIL資格とは?取得方法や受験料、難易度について解説!

情報処理安全確保支援士試験

情報処理安全確保支援士試験は、サイバーセキュリティに関する専門的な知識や技術を認定する日本で初めての国家資格です。

情シス部門は社内システムのセキュリティを担当することも多いため、有資格者は頼りにされるはずです。

【参考】:情報処理安全確保支援士試験

情報処理安全確保支援士試験とは?難易度・必要な勉強時間を紹介

プロジェクトマネージャ試験

情シス部門の中でもプロジェクト開発を率先して行うPMOを担当する部門では、プロジェクトマネジメントの知識が必要です。

プロジェクトマネージャ試験は、プロジェクトのスケジュール計画、人材確保といったプロジェクトマネジメントに関する総合的な知識を身に付けることができます。

【参考】:プロジェクトマネージャ試験

プロジェクトマネージャ試験の難易度は?合格率やメリットも解説

システムアーキテクト試験

情シス部門の中でも社内システム基盤の設計・構築を行う部門では、システムアーキテクト試験を取得するのがおすすめです。

システムアーキテクトとは、情報システムの構造の設計を行ったり、開発に必要となる要件を整理したり、システムのセキュリティを確保したりといったシステムを実用的で信頼性の高いものにする重要な役割です。

【参考】:システムアーキテクト試験

システムアーキテクト試験とは?難易度・年収・勉強法を解説
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情シス資格を取得して転職しよう

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情シスには多岐にわたる職務があり、IT全般の知識と、担当する業務に必要な知識を身につけられる資格を取得するのがおすすめです。

資格を取得したら、社内での業務に活かして評価を上げていきましょう。資格を取得しても任せてもらえる業務の幅や年収などの評価に繋がらない場合は、転職を検討するのもいいでしょう。しかし、多くの求人がある中で資格やこれまでの経歴を正しく評価してくれる企業を見つけるのは簡単ではありません。

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