ネットワークスペシャリストの試験日はいつ?試験内容や難易度も解説!
thumb_nwspexamday_01
ネットワークスペシャリストの試験日はいつ?試験内容や難易度も解説!
資格・スキル
アンドエンジニア編集部
2022.07.26
この記事でわかること
ネットワークスペシャリスト試験は毎年春期(4月)に実施される
ネットワークスペシャリスト試験には午前Ⅰ・午前Ⅱ・午後Ⅰ・午後Ⅱ試験があり、合格点はそれぞれ60点
ネットワークスペシャリスト試験は合格率10%〜20%前後で難易度が高い

ネットワークスペシャリストの試験日

img_nwspexamday_01

ネットワークスペシャリスト試験は、目的に適した堅牢なものから大規模なものまで多様なネットワークシステムを構築し、運用できるネットワークの技術やスキルを持つことを証明する試験で、ネットワークエンジニアに受験が推奨される試験の1つです。

この記事では、ネットワークスペシャリスト試験を受けることを検討している方のために、試験日や試験内容、難易度などを解説していきます。

ネットワークスペシャリスト試験とは

ネットワークスペシャリスト試験は、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が主催する国家資格の1つです。

共通キャリア・スキルフレームワークでレベル4に位置付けられ、情報処理技術者試験の中でも高度な知識や技能を持つことを認定するもので、ネットワークに関する専門的な知識を持つことを認定します。

【参考】:IPA 独立行政法人 情報処理推進機構:制度の概要:ネットワークスペシャリスト試験

ネットワークスペシャリストの年収、仕事内容、メリットなど徹底解説

ネットワークスペシャリスト試験の試験日

ネットワークスペシャリスト試験は春期(4月)に実施されます。令和元年までは秋期実施でしたが、変更されて現在は春期試験となっています。

参考までに、令和4年度の春期試験は2022年4月17日に行われました。2023年も同じく4月に実施されるものと思われます。

申し込み期間は1月下旬から2月中旬頃までとなっていますので、2023年の詳細な実施日は申し込み期間が近づいたら公式サイトでチェックしましょう。

【参考】:IPA 独立行政法人 情報処理推進機構:スケジュール、手数料など

ネットワークスペシャリスト試験の受験会場

ネットワークスペシャリスト試験の試験会場は各地で行われます。例年全国主要都市で開催され、申し込む時に試験地の地域は選択可能ですが、試験会場は選ぶことができません。実際にどこで受けるかは試験日の約2〜3週間前に届く受験票で確認することになります。

申し込みや制限、受験料

申し込み期間中にインターネットで申し込むことが可能です。年齢、国籍など受験するにあたって制限はありませんが、インターネットで申し込む時に電子メールアドレスが必要となります。 受験費用は7,500円(税込)です。

合格発表のタイミング

ネットワークスペシャリスト試験に合格すると、IPAの公式サイトで合格者受験番号一覧に掲載され、合格証書が簡易書留で送付されます。また、合格者の受験番号は官報に掲載されます。

合格発表は試験日からおよそ2ヶ月後です。

参考までに、令和4年度のネットワークスペシャリスト試験を含む春期試験は2022年4月17日に実施され、合格発表日は6月24日、合格証書発送日は7月11日、官報公示日は7月7日でした。

【参考】:IPA 独立行政法人 情報処理推進機構:情報処理技術者試験:合格発表・成績照会

ネットワークスペシャリスト試験の試験内容

img_nwspexamday_02

ここでは、どのような人材がネットワークスペシャリスト試験の対象となるのか、午前試験と午後試験について、試験の出題範囲など試験の内容について説明していきます。

期待される技術水準や対象者像とは

ネットワークスペシャリスト試験は、システム基盤の企画・要件定義・設計・構築などを行う固有技術の専門家を対象としています。

ネットワーク管理者としてネットワークサービスの活用や情報システム基盤などのネットワーク資源を管理し、ネットワークシステムを効率性・効率性・安全性を考慮して要求を満たす設計や開発、運用・保守を主導的に行うとともに、後進の指導を行う人材が受験することを期待されています。

また、目的に適したネットワークシステムを構築し維持するため、ネットワーク技術やネットワークサービスの動向を捉えて必要な技術を選んで要求仕様を作成し、これに関連する設計技法やコストなどを評価して適切な論理設計・物理設計ができる水準の技術が求められます。

午前試験と午後試験について

ネットワークスペシャリスト試験は、試験日当日の午前中に行われる「午前Ⅰ」「午前Ⅱ」、午後に行われる「午後Ⅰ」「午後Ⅱ」に分けられます。 それぞれ、試験時間、出題形式、出題数および回答数は以下のようになります。

午前I 試験時間:9:30~10:20(50分) 出題形式:多肢選択式(四肢択一) 出題数:30問 解答数:30問

午前Ⅱ 試験時間:10:50~11:30(40分) 出題形式:多肢選択式(四肢択一) 出題数:25問 解答数:25問

午後Ⅰ 試験時間:12:30~14:00(90分) 出題形式:記述式 出題数:3問 解答数:2問

午後Ⅱ 試験時間:14:30~16:30(120分) 出題形式:記述式 出題数:2問 解答数:1問

午前試験では知識を問われる問題が出題されます。午前Iは他の高度試験と共通問題で、それぞれの高度試験に必要とされる共有の知識が問われます。午前Ⅱではネットワークスペシャリストに必要とされる専門的な知識を問う問題が出題されます。

午後試験では技能を問う問題が出題されます。

午後Ⅰは3問の出題のうち2問を選択して解答します。出題文は長文で、読解して空欄に入れる語句や数値を解答したり、30文字以内、40文字以内など指定の文字数で記述解答する問題が出されます。

午後Ⅱでは2問の出題のうち1問を選択して解答します。出題は実際のネットワーク構築例に基づいた形式で行われ、長文の出題文章をよく読んで解答します。解答形式はすべて記述式で、文章の空欄に必要な語句や数値を解答したり、30〜50文字程度で専門用語の意味や、あるネットワーク技術が出題文の状況下で採用される理由などについて解答する問題が出題されます。

午前Ⅰ・午前Ⅱ・午後Ⅰ・午後Ⅱすべてにおいて、合格の基準点は60点となります。

午前Ⅰの免除について

午前Ⅰは、以下の条件を満たすことで2年間、科目免除を受けることができます。

応用情報技術者試験に合格している 高度情報技術者試験に分類されるいずれかの試験に合格している 高度情報技術者試験に分類されるいずれかの試験の午前Iで基準点以上を取っている

ネットワークスペシャリスト試験は1日長い時間を使って問題と向き合うこととなります。午前Ⅰの免除が受けられればその分負担を減らして他の問題に集中できるため、条件を満たす場合は活用しましょう。

応用情報技術者試験は難しすぎる?その真偽やメリット、試験対策など

出題範囲

出題範囲は以下の通りとなります。

午前Ⅰ 共通知識 基礎理論、コンピュータシステム、技術要素、開発技術、プロジェクトマネジメント、サービスマネジメント、システム戦略、経営戦略、企業と法務

このうち、技術要素のセキュリティが重点分野となります。

午前Ⅱ コンピュータ構成要素、システム構成要素、ネットワーク、セキュリティ、システム開発技術、ソフトウェア開発管理技術

このうち、ネットワーク、セキュリティが重点分野となります。

午後Ⅰ・午後Ⅱ ・ネットワークシステムの企画・要件定義・設計・構築に関すること ・ネットワークシステムの運用・保守に関すること ・ネットワーク技術に関すること ・ネットワークサービス活用に関すること ・ネットワークアプリケーション技術に関すること ・ネットワーク関連法規・標準に関すること

詳しくは下記ページ内の「ネットワークスペシャリスト試験(レベル4)」シラバス(Ver.4.0)(PDF)をご確認ください。

【参考】:IPA 独立行政法人 情報処理推進機構:試験要綱・シラバス など

過去問題

IPAの公式サイトには過去問題が掲載されています。過去問題は繰り返し解き、傾向を把握し暗記できる内容についてはしっかりと覚えて試験に臨むことで、試験時間を有効に使いましょう。

下記の公式サイト内で、各年度の「問題冊子・配点割合・解答例・採点講評」のリンクから、「ネットワークスペシャリスト試験(NW)」の問題、回答、講評を確認してください。

【参考】:IPA 独立行政法人 情報処理推進機構:過去問題

ネットワークスペシャリスト試験の難易度や合格率は?

img_nwspexamday_03

ネットワークスペシャリストはIPAの情報処理技術者試験の中でも高度な知識・技能を求められる試験で、一般的にも難関試験として知られています。ここではその難易度や合格率について解説します。

ネットワークスペシャリスト試験の難易度

ネットワークスペシャリストは高い専門知識が求められる上級者向けの試験で試験範囲も広く、数年の実務経験を持つ技術者であっても数ヶ月ほどの勉強時間を要するほどの高難易度です。

特に午後試験は時間内に長文を読み解き記述式で解答する問題で、問題文を理解しながら解く必要があるため時間を取られやすいことから、難易度が高いと言われています。

知識や技術だけでなく実務経験も豊富であるネットワークエンジニアでなければついていくのが難しく、基本的な情報処理の知識や実務経験が浅い場合は、まず応用技術者試験や情報処理活用能力検定(J検)などに挑戦して基礎固めから始めることをおすすめします。

ネットワークスペシャリスト試験の合格率

IPAの発表によると、近年のネットワークスペシャリスト試験の合格率は以下の通りで10%〜20%前後となっており、資格試験の中でも難関試験に分類されます。

2022年実施 受験者数    9,495人 合格者数    1,649人 合格率      17.4%

2021年実施 受験者数    8,420人 合格者数    1,077人 合格率      12.8%

2019年実施 受験者数    11,882人 合格者数    1,707人 合格率      14.4%

【参考】:令和3年度4月試験 ネットワークスペシャリスト試験 合格発表 分析コメントと今後の対策

ネットワークスペシャリストにチャレンジしよう

img_nwspexamday_04

ここまで、ネットワークスペシャリスト試験の試験日や試験要項、試験内容や難易度について紹介してきました。ネットワークスペシャリストは出題範囲が広く、特に午後試験は長文の読解力と高いレベルの実務経験や技術が必要な問題が出題される難関試験です。

テキストや過去問題を活用して長期計画で勉強を行い、とにかく多くの問題を解いて傾向や解法を蓄積して試験に臨んでください。自分のネットワークエンジニアとしての実力を試すとともに、技術と知識をさらに向上させる機会にしましょう。

気になる人のTwitterをフォローしよう!
アンドエンジニア公式LINEでは
新着記事やエンジニアに役立つ情報をお届け!
日々のキャッチアップをお手伝いします!
マイナビITエージェント

編集部オススメコンテンツ

Sponsored
IT・Webエンジニアの「よくある転職活動のお悩み」や「転職活動の流れ」とは?
マイナビITエージェント
Sponsored

アンドエンジニアへの取材依頼、情報提供などはこちらから

お問い合わせ・情報提供
エンジニア求人

編集部おすすめコンテンツ

Sponsored
IT・Webエンジニアの「よくある転職活動のお悩み」や「転職活動の流れ」とは?
マイナビITエージェント
Sponsored

アンドエンジニアへの取材依頼、情報提供などはこちらから

Powered by マイナビ AGENT