SAP on AWS - AWS認定新区分の概要から難易度・勉強方法まで解説!
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SAP on AWS - AWS認定新区分の概要から難易度・勉強方法まで解説!
資格・スキル
アンドエンジニア編集部
2022.07.14
この記事でわかること
「AWS Certified: SAP on AWS - Specialty」は、2022年4月7日にアナウンスされた新試験区分です
SAP on AWSの実務経験1年以上、SAP自体は5年以上の経験スキルを想定しています
基幹業務のクラウド移行を見据えており、今後のニーズの高まりが期待されます

SAP on AWS認定

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SAP on AWS認定は、正式には「AWS Certified: SAP on AWS - Specialty」と言い、AWSが実施する新しい認定資格です。この資格試験では、AWSのクラウドの知識に加えてSAPの経験が求められます。具体的には、SAP on AWSの実務経験1年以上、SAP自体は5年以上の経験が求められます。 【参考】:AWS Certified: SAP on AWS - Specialty

この認定資格は昨年から実施していた英語版ベータ試験が終了し、2022年4月7日にアナウンスされたばかりの新区分です。日本語で受験することができますので、今後の認定拡大が期待されています。 【参考】:Announcing new certification: AWS Certified: SAP on AWS – Specialty

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SAP on AWS認定の試験概要

AWS Certified: SAP on AWS - Specialtyは、SAPワークロードの最適化知識が評価されます。 AWSクラウド上で、AWS Well-Architected Frameworkに準拠したSAPのソリューション設計、SAP ワークロードの実装・移行および運用を想定しています。

受験費用は300USドルで、試験時間は170分です。試験のスコアは、1,000点中750点で合格となります。

SAP概要

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SAPはドイツの企業で、大企業で利用されるビジネスソフトウェアの開発・提供を行っています。基幹ビジネスパッケージに強く、代表的な製品としては、SAP R/3やSAP HANAなどがあります。企業で行う業務の会計・販売・物流・人事などの処理をパッケージ化し提供しており、企業の業務効率化とインテリジェント化をもたらしています。 【参考】:SAP

SAP on AWSとは

SAP on AWSとは、AWSのSAPクラウドサービスを指します。既存業務システムをクラウドへのリフトアンドシフトにより移行を促進しています。移行により、200を超えるAWSサービスを活用し、効率的な業務システムを構築することができます。 【参考】:SAP on AWS

AWSのSAPソリューション

AWSはSAPを活用した業務システムをサービス提供しており、SAP HANA・SAP S/4HANA・SAP BW/4HANA・SAP Business Suite・SAP Hybris・SAP Business One・SAP BusinessObjects、およびSAP のデータベースとモバイルソリューションなどのソリューションに対応します。詳細は、以下のリンクをご確認ください。 【参考】:SAP ソリューション向け AWS

AWS認定概要

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AWS認定は、クラウドサービス事業者であるAWSが設定する公式認定プログラムです。AWS認定では、職種と役割についてAWSクラウドサービスのロールに適合するように設定しており、クラウドプラクティショナー・アーキテクト・デベロッパー・運用などのように想定・を取得したり、汎用的な活躍の場が得られるPROFESSIONALレベルを取得したりするのも認定取得を確実にするための選択分類しています。

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SAP on AWS認定の難易度

AWS認定の難易度は、FOUNDATIONAL・ASSOCIATE・PROFESSIONALレベル認定の3段階と、専門分野に対応するSPECIALTYに分類しています。SAP on AWS認定は、SPECIALTYに分類される認定区分となります。SPECIALTY認定では、特定の領域に特化した専門家向けの認定です。個々の区分ごとに高い専門性が求められます。

PROFESSIONALレベルとSPECIALTYレベルの違い

PROFESSIONALレベルでは、2年程度のソリューションの設計・運用・トラブルシューティング経験者を対象としています。AWSサービス全般について最新サービスをカバーした設計を行う知識を基準としています。SPECIALTYレベルでは、個々に設定された専門領域の専門性が評価されます。

合格スコアはともに750点ですので、難易度はPROFESSIONALレベルとSPECIALTYレベル双方同等で高めと考えられます。違いとしては、PROFESSIONALレベルでは広い知見が求められるのに対して、SPECIALTYレベルでは個々の区分に対して深い専門知識を想定していることが、挙げられます

PROFESSIONALレベルのAWS認定は?

PROFESSIONALレベルには、AWS Certified Solutions Architect - ProfessionalとAWS Certified DevOps Engineer - Professionalの2つの試験区分があります。 【参考】:AWS Certified Solutions Architect - Professional 【参考】:AWS Certified DevOps Engineer - Professional

AWS Certified Solutions Architect - Professionalは、クラウドソリューション設計の上級技術者、AWS Certified DevOps Engineer - Professionalは、クラウドのソリューション開発と運用の上級技術者の認定です

SAP on AWS認定の資格取得パス

SAP on AWS認定の資格取得パスは、他のAWS認定同様に前提条件が設定されていません。しかしながら、SAP on AWS認定のようにいきなり専門性の高いSPECIALTYレベルを狙うのではなく、ベースとなるASSOCIATEレベルのAWS認定を取得したり、汎用的な活躍の場が得られるPROFESSIONALレベルを取得したりすると、認定取得を確実に自分のものとしていくことができるでしょう。

AWS認定試験の申し込み方法

AWS認定は、テスト実施業者であるピアソンVUEとPSIにより実施されており、試験日は受験者の都合に合わせて受験することができます。AWS認定では試験センターとオンライン(オンライン試験監督)から選択します。ピアソンVUE試験センターは、以下のリンクから検索可能です。

【参考】:ピアソンVUE試験センター AWS 認定 ・画面右にある「テストセンターの検索」から検索可能

AWS認定の合格率

AWS認定では合格スコアを設定していますが、実際の受験合格率は公表していません。SAP on AWS認定の場合、1,000点中750点で合格となりますので試験準備をしっかりと行うことをおすすめします。

AWS認定の試験結果

AWS認定の試験結果は、通常受験完了時にテスト画面に表示されます。落ちたかも知れないと心配する間もなく結果が分かります。例外としては、AWS Certified SysOps Administration - Associate、 およびAWS Certified Solutions Architect - Professionalの結果はすぐ表示がされないことがあり、5営業日以内に自身のAWS認定アカウントの過去の試験に反映されます。 【参考】:AWS Certification のよくある質問

不合格時の再受験は受験日から14日経過すると受験が可能となり、受験回数に制限はありません。

SAP on AWS認定の試験勉強方法

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SAP on AWS認定の試験勉強方法ですが、他のAWS認定と同様の進め方で勉強していきます。具体的には、認定試験公式サイト掲載のAWS認定試験の試験ガイドならびにサンプル問題集を利用するのが良いでしょう。関連トレーニングコースのテキストと合わせて受験対策を進めていきます。 【参考】:AWS Certified: SAP on AWS – Specialty (PAS-C01) 試験ガイド 【参考】:AWS Certified: SAP on AWS – Specialty (PAS-C01) 試験問題サンプル

SAP on AWS認定の試験対策

AWS Certified: SAP on AWS - Specialtyの資源ガイドでは、以下の4分野の出題範囲が設定されています。 分野 1: AWS での SAP ワークロードの設計 30% 分野 2: AWS での SAP ワークロードの実装 24% 分野 3: SAP ワークロードの AWS への移行 26% 分野 4: AWS での SAP ワークロードの運用とメンテナンス 20% 【参考】:AWS Certified: SAP on AWS – Specialty (PAS-C01) 試験ガイド

分野ごとに出題比率が設定されており、各出題分野でまんべんなくスコアが獲得できるよう準備する必要があります。

SAP自体の学習方法は?

SAP on AWS認定では、SAP自体の経験が5年以上あることを想定しています。そのため、実務経験なしで挑戦するのはハードルが高い資格です。それでも、机上学習である程度マスターできれば可能性がゼロということではありません。

AWS認定で合格するための勉強方法

AWS認定試験向けの参考書やWeb問題集も数多くありますが、SAP on AWS認定は、登場間もないので、現時点では掲載情報に限りがあります。そのため、ここではAWS認定全般のお話をしたいと思います。情報更新は、以下のサイトのアップデートを確認することをおすすめします。

AWSの公式トレーニングコースとしては、有償・無償のトレーニングともに提供されています。模擬試験も区分に応じて提供されています。 【参考】:AWS Skill Builder

公式サイトではロール・ソリューション別のトレーニングが提供されていますので、必要なロールやソリューション別コースを選択することもできます。サイトでは、各分類に応じたチュートリアルやホワイトペーパーが提供されています。この他、AWSトレーニングコースや、日本語のウェビナー・イベントが開催されており、必要な情報を入手することができます。 【参考】:ロールまたはソリューション別での学習 【参考】:AWS トレーニングと認定イベントの詳細

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基幹業務のクラウド移行で役立ちます

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SAPは基幹業務で利用されているビジネスソフトウェアです。SAP on AWSは、基幹業務をクラウドサービスに効率的に移行します。SAP on AWS認定取得により、SAPとAWSの技術レベルが評価されます。

クラウドサービスの需要拡大により、基幹業務の知見がクラウド利用でも発揮できると考えられます。認定取得はその能力を後押ししてくれますので、スキルアップの挑戦をおすすめします

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