PMPとは?資格取得の意味は年収アップ?受験資格や難易度も解説
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PMPとは?資格取得の意味は年収アップ?受験資格や難易度も解説
資格・試験
アンドエンジニア編集部
2022.02.06
この記事でわかること
PMPとは、米国の非営利団体PMIによる、プロジェクトマネジメントの知識・スキルを証明する国際資格である
PMPは社内外にプロジェクトマネジメント能力を証明できるため、昇進・昇給・転職で有利に働く可能性がある
PMP試験は高い専門性が問われるため難易度が高いことで知られる

PMPとは?

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PMP(プロジェクトマネジメント・スペシャリスト)とは、米国のPMI(Project Management Institute)により運営されている国際資格です。ここでは、PMPの概要について解説します。

【参考】:PMP ハンドブック

PMPの概要

PMPはプロジェクトマネジメントのスキルを証明する資格です。運営する米国の非営利団体PMIは世界的に活動する団体であり、PMPは世界中で広く通用するグローバルな資格であると言えます。PMIの日本支部は1998年に設立されており、資格や試験に関するサポートは日本で受けられます。

PMPは、PMBOK(Project Mnagement Body of Knowledge)ガイドというガイドブックに則って認定されます。PMBOKガイドは、世界中のプロジェクトから事例を収集し、ノウハウや知識を体系的に整理したものです。PMPを取得するにはまずPMBOKガイドを読み込む必要があります。

PMBOKとは?第7版でPMBOKの内容が劇的に変更された理由

プロジェクトマネジメントとは?

プロジェクトマネジメントとは、あるプロジェクトを期限内に定められたゴールまで導くことです。日常業務で管理職が行うマネジメントは、プロジェクトの遂行過程でも必要です。統率力だけでなく、経営・業務・リスク管理など幅広い知識と技能が求められます。

プロジェクトマネジメントの考え方は、システム開発を行うIT業界のみならずさまざまな業界で用いられます。PMPは幅広い業界で、プロジェクトマネジメント能力を認定する資格として知られています。

プロジェクトマネジメントはいくつかのプロセスに分解でき、PMP試験においても、各プロセスに関する出題がされています。試験に出題される各領域についても、人・プロセス・ビジネス環境に分けられ、それぞれに関する出題があります。

参考:PMP試験の準備

・〇 「PMP試験内容の概要」から「日本」を選択してダウンロードすると試験概要を確認できます

PMP資格を取得する価値は?

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世界で広く認知されているPMPの取得には大きな価値があります。ここでは、PMP資格取得のメリットや、PMP資格を持つ人の年収について紹介します。

PMP資格取得のメリット

PMP取得のメリットには大きく分けて、スキルアップ・キャリアアップ・人的ネットワークの構成の3つが挙げられます。

資格取得に向けて勉強することで、プロジェクトマネジメントのスキルアップが期待できる点はメリットの1つです。実務から得た経験だけでなく、それらと知識とを照らし合わせながら学習することで、より体系的にプロジェクトマネジメントスキルを整理できます。

国際資格であるPMPは、キャリアアップを狙う上でも役立つ資格です。社内外に対してプロジェクトマネジメントの専門能力を証明できるため、昇進や転職にプラスに働くでしょう。資格を取得すると名刺への記載が可能です。

PMPは継続的な学習が求められる資格であり、定期的な勉強会・セミナーへの参加が求められます。その中でプロジェクトマネジメントに携わる仲間と交流でき、人的ネットワークを構成できます。各種研究会活動も進められており、メンバーとして参加することも可能です。

【参考】:PMI日本支部の部会活動

PMP資格を持つ人の年収は?

PMIの調査結果によると、PMP保有者の年収の中央値はおよそ700万円(賞与を除く)であるとされています。PMPの年収は経験年数やプロジェクトの規模によって変わることが分析されており、経験が長く大きなプロジェクトを率いている方が年収が高くなる傾向があります。

PMP資格を保持していない人の年収の中央値がおよそ650万円であることを考えると、資格取得による年収アップが期待できると考えられます。業界・職種によってもPMPの年収は大きく異なり、コンサルティングや保険・金融業界での年収が比較的高い水準です。

【参考】:Project Management Salary Survey 10th Edition

PMP試験について

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PMP試験を受験するには条件があり、受験費用が発生します。ここでは、PMP試験の概要や難易度について説明します。

PMP試験の受験資格

PMP試験を受験するには、2つの条件を満たしている必要があります。1つ目はプロジェクトマネジメントの実務経験、2つ目は公式なプロジェクトマネジメント研修の受講です。

大学卒業相当の資格を持つ場合は、「3年/36か月のプロジェクトマネジメント経験」が必要です。

・〇旧試験では「4,500時間のプロジェクトを式する立場での実務経験」も必要だったが廃止されました

高校卒業相当の場合は、「5年/60か月のプロジェクトマネジメント経験」が条件です。

・〇旧試験では「7,500時間のプロジェクトを指揮する立場での実務経験」も必要だったが廃止されました

上記の実務経験は、試験の申込日から過去8年以内の経験である必要がある点には注意してください。該当する実務から長く離れる可能性がある場合は、早めに受験しておくことが大切です。

2つ目の受験資格として、PMIが認定する研修の35時間の受講が必要です。現役の CAPM 資格保有者である場合を除きます

該当する研修はPMI支部や各種研修期間などが提供しています。受験実績は受験申請書への記入が必要で、後日受験実績を確認されるケースもあるため、受験を証明できる書類は保管しておきましょう。

PMP試験の受験費用

PMPの受験費用は、PMI会員の場合は405ドル(再受験は275ドル)、非会員の場合は555ドル(再受験は375ドル)です。PMI会員になった方が割安で受験できます。受験資格として必要なPMI認定研修の受講費用は、ものによって20,000〜100,000円程度と料金に幅があります。

PMP資格は3年ごとに更新が必要です。更新費用は、PMI会員は60ドル、非会員は150ドルです。PMI会員は受験費用・更新費用に加え、公式参考書も割安で購入できます。ただし、入会金10ドルと、年会費50ドル(本部の年会費は129ドル)が発生する点に注意しましょう。

参考:PMI日本支部会員制度

PMP試験に受かる気がしない!難易度は?

PMP試験は受験資格としてプロジェクトマネジメントの実務経験を設定しているため、受験する人はプロジェクトマネジメントに関して一定の理解があり、結果として合格率はそれほど低くありません。しかし、難易度はかなり高く、経験があるだけでは合格は難しいとされています。

合格のためには、プロジェクトマネジメントの実務経験を知識・スキルとして体系的に整理する必要があります。次で紹介するような勉強方法でしっかりと学習し、準備をしたうえで試験に臨むことが大切です。

PMP試験の勉強方法

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PMP試験の合格に向けた勉強にはいくつかの方法があります。ここでは、PMBOKガイドを活用する方法と、対策問題・過去問を解く方法について紹介します。

PMBOKガイドを活用する

PMIが発行しているPMBOKガイドは、PMP合格を目指すうえで知らなければならないことを学ぶのに最適です。内容が多く分厚い書籍であるため、外出先などで学習を進めたい人は電子書籍版がおすすめです。まずはPMBOKガイドから学習を始めてみてください。

【参考】:プロジェクトマネジメント知識体系ガイド(PMBOKガイド)第7版+プロジェクトマネジメント標準

対策問題を解いて練習する

PMBOKガイドだけでなく、PMP試験対策用の参考書が販売されているので活用しましょう。なお、PMP試験は問題を公開していないため、過去問を解いて対策することはできません。模擬問題などの対策ができる参考書を用意してしっかり学習しましょう。

参考書選びでは、最新のPMP試験に対応できるかどうかに注意しましょう。とくに日本の参考書は種類が少なく、最新の出題傾向に対応できない場合があります。口コミやレビューなどを参考に、試験範囲を網羅しているかどうかを確認してください。

プロジェクトマネージャーとして活躍するならPMP試験に挑戦しよう

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PMP試験は、プロジェクトマネジメントのスキル・知識を認定する国際資格です。受験資格としてプロジェクトマネジメントの実務経験と、PMI公認の研修の受講が必要です。合格率は比較的高めですが、高難易度の試験であり、合格のためには体系的な学習が必要不可欠です。

PMPはIT業界をはじめさまざまな業界で注目されています。社内外に対してプロジェクトマネジメントの専門性をアピールできるため、昇進・昇給・転職にも有利に働くでしょう。今後、プロジェクトマネージャーとして活躍したいなら、ぜひPMP試験に挑戦してみてください。

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