ネットワークスペシャリストの年収はいくら?資格の難易度や将来性を解説!
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ネットワークスペシャリストの年収はいくら?資格の難易度や将来性を解説!
働き方・キャリアパス
アンドエンジニア編集部
2022.08.16
この記事でわかること
国家資格であるネットワークスペシャリストは難易度の高い試験だが、取得によって大きなメリットを受けられる。
ネットワークスペシャリストの年収は、システムエンジニアやサーバーエンジニアよりも高い。
ネットワークスペシャリストの将来性は高く、活躍できる分野が豊富にある。

ネットワークスペシャリストの年収とは?

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ネットワークスペシャリストは、情報処理技術者試験の1種である「ネットワークスペシャリスト試験」に合格し、資格を保有しているエンジニアを指します。難易度が高いとされる同試験ですが、資格を取得し、晴れてネットワークスペシャリストになれた場合、年収はどの程度見込める職種なのでしょうか。

この記事では、現在ネットワークスペシャリスト試験の合格を目指して学習中の方や、ネットワークスペシャリストへの転職を検討中の方に向けて、ネットワークスペシャリストが得られる年収や試験の難易度、年収をさらに上げる方法などについて解説します。

ネットワークスペシャリストの年収は400〜700万円

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ネットワークスペシャリスト試験は難易度の高い試験ですが、ネットワークスペシャリスト試験に合格することで、どの程度の年収を得られるのかが気になるところです。年収は年齢や企業規模や個社ごとの給与基準によっても大きく異なるため、他の職種との相対比較で確認しましょう。

ネットワークスペシャリストの年収比較

ネットワークスペシャリストの年収について、「マイナビエージェント」を参考に、プロジェクトマネージャーやサーバーエンジニアの年収と比較してまとめました。(※ネットワークスペシャリストはネットワークエンジニアとして検索しています)

職種別の平均年収については以下の通り、ネットワークスペシャリストはシステムエンジニアやサーバーエンジニアよりも高収入を目指せるという結果になりました。いずれも未経験者や新卒を除いた経験者を対象にした年収です。

■プロジェクトマネージャー  670万円 ■システムエンジニア             455万円 ■サーバーエンジニア     462万円 ■ネットワークスペシャリスト 400〜700万円

【参考】:マイナビエージェント:ネットワークエンジニア

【参考】:マイナビエージェント職種別平均年収ランキング

サーバーエンジニアとして活躍できる資格5選と効果的な勉強方法
システムエンジニアがキャリアアップするのにおすすめの資格を解説!

ネットワークスペシャリストの資格手当や報奨金

ネットワークスペシャリストが優遇されるものの1つに、資格手当があります。企業にとって、国家資格や民間資格を有する社員の存在は顧客からの信頼度を高め、受注を増やす上では有利に働きます。

そのため、特にIT系企業では資格取得を奨励する企業が多くあり、ネットワークスペシャリストの資格を取得すると資格手当や報奨金が支給されるケースがあります。

以下は参考例です。

《取得資格》

■CCNP 手当:1万円〜2万円、報奨金:数千円〜数万円

■ネットワークスペシャリスト 手当:1万円〜5万円、報奨金:数万〜数十万円

企業によっては、ネットワークスペシャリストを取得した際の報奨金として30万円ほど支給しているところもあります。資格を取得して転職に活かしたい方は、転職先に資格手当制度があるか否か必ず確認しましょう。

【参考】:マイナビエージェント:ネットワークスペシャリスト試験概要から転職にも役立つケースをご紹介

ネットワークスペシャリスト試験とはどんな資格?

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ネットワークのプロを目指すなら、ぜひとも取得しておきたい資格の1つに「ネットワークスペシャリスト」があります。

一部には「ネットワークスペシャリスト資格は意味ない」という声もありますが、価値があるのか否かも含めて「ネットワークスペシャリスト」資格の取得を目指すエンジニアの皆さんに向け、資格の概要・難易度・CCNPとの違いについて解説していきます。

ネットワークスペシャリスト試験

ネットワークスペシャリスト試験は、情報処理推進機構(通称IPA)主催の国家試験である「情報処理技術者試験」の1つです。

ネットワーク関係の仕事に関わっている方はもとより、ネットワークに精通したネットワークエンジニア、インフラ系のエンジニアを目指している方にもおすすめしたい資格試験です。

【参考】:ネットワークスペシャリスト試験(NW)

ネットワークスペシャリスト試験の難易度、合格率

ネットワークスペシャリスト試験は「高度情報処理技術者試験」と規定され、「スキルレベル4」に分類される難易度の高い試験です。令和3年度春期の合格率は12%前後と、かなり狭き門と言えます。出題範囲は多岐にわたり、網羅的であり、マネジメント系やストラテジ系分野の出題もあります。

現役のネットワークエンジニアでも2〜3ヵ月程度は真剣に勉強しないと合格できないレベルと考えてください。

【参考】:情報処理技術者試験 情報処理安全確保支援士試験 統計資料

ネットワークスペシャリストとCCNPの違い

ネットワーク分野の試験としては、ネットワークスペシャリスト以外にCCNPがよく知られています。どちらを受ければ良いのか悩む方もいらっしゃるでしょう。

CCNP(Cisco Certified Network Professional)とは民間資格であり、ネットワーク機器で有名なシスコシステムズ主催のプロフェッショナルレベルの技術者認定試験です。

ネットワークとしては出題範囲が比較的狭く、3科目を別々に受験できる点や自分のスケジュールに合わせて受験できることなどから、受験のハードルはあまり高くはありません。また知名度が高く、企業での評価も高いと言えます。

CCNPの資格は3科目に合格しないと得られませんが、対してネットワークスペシャリストは1回の試験で済みます。CCNPの難易度はネットワークスペシャリストがレベル4に対して、レベル3程度です。

ネットワークスペシャリストは国家資格という点でもCCNPと大きく異なりますが、日本のIT業界での評価はCCNPと同程度と考えて良いでしょう。試験は年1回4月実施の一発勝負です。受験料は7,500円(税込)で、CCNPの受験料が86,240円(税込)なので、比較すると約11分の1です。

【参考】:CCNP

CCNPとは何か?シスコ認定資格の中では中級レベル?

ネットワークスペシャリストのスキルを活かせる仕事

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ここでは、ネットワークスペシャリストのスキルを活かせる主な仕事について見ていきましょう。以下に挙げる仕事がネットワークエンジニアの領域となりますが、全ての分野を担当するネットワークエンジニアもいれば、特定分野で活躍する方もいます。

ネットワークの要件定義

クライアントやユーザーの要望、抱える問題点などからネットワークシステムの構築やリプレイスに関する要件定義を行います。ここでは専門知識に加え、顧客とのコミュニケーション能力が問われます。

ネットワーク設計

顧客の要望や現状分析から見出した問題解決のために、新たなネットワークシステムの設計を行います。ネットワーク以外にも、サーバやOSなどの知識・セキュリティ・アプリケーションに関する知識などが求められます。

ネットワークの障害はシステムに与える影響が甚大であるため、耐障害性を重視した設計が求められ、またネットワーク障害が発生した際の回避策も設計の中に盛り込まれている必要があります。

ネットワーク構築

ネットワーク設計書に基づき、各種ネットワーク機器の導入・設定・配置・接続テストなどを行います。

ネットワーク保守

ネットワークシステムに障害や故障が発生した際に、復旧対応を行います。状況によっては、自ら設置機器の交換を行うこともあります。このフェイズは迅速な対応が求められるため、豊富な経験・知識・判断力が問われます。

ネットワーク監視・運用

多くの場合ネットワークは常に稼働しており、24時間365日の状態監視が欠かせません。基本的にはシステムによる監視が行われ、監視システムが異常と判断した際にネットワーク運用担当者にアラートメールなどが届くようになっています。

また物理的な障害が発生しなくとも、サイバー攻撃によってネットワークがダウンすることもありますので、セキュリティに関する深い知識が求められます。

ITプロジェクトリーダー、マネージャー

ネットワークスペシャリストはソフトウェア開発やプロジェクトマネジメントに関するスキルも求められ、時にはITプロジェクトのリーダーやマネージャーとして活躍するケースもあります。

ネットワークの専門知識以外に、マネジメント系やストラテジ系の経験や知識が求められますので、専門領域外にも常に関心を持ち、積極的に経験することが必要です。

マイナビITエージェント

ネットワークスペシャリストのメリット

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ネットワークスペシャリストはスキルレベル4と難易度が高く、なかなか合格するのが難しい試験ですが、それでも挑戦する人が多いのは、この資格取得に大きなメリットがあるからです。受験資格には年齢や学歴の制限はないため、大学生でも受験が可能です。

では、ネットワークスペシャリストにはどのようなメリットがあるのか見ていきましょう。

年収アップが期待できる

最近は国家資格や有力資格の取得に手当や報奨金を出す企業が増えています。これにより、年収ベースで10万円から20万円ほどアップする可能性があるため、年収アップをモチベーションに受験する人が少なくありません。

転職に有利

クラウドが主流の時代となり、ネットワークに対する期待がさらに高まっています。

一方ではネットワーク技術者の需要増加に供給が追い付かない状況にあり、ネットワークスペシャリストの採用を強化している企業が増えており、即戦力として期待できるネットワークスペシャリストは好条件で転職できる職種の1つと言えます。

活躍の機会が増える

ネットワークスペシャリスト資格を有する人は、ネットワーク以外のマネジメント系やストラテジ系のスキルなど、豊富なスキルを有する人が多いです。さまざまなプロジェクトで必要とされているため活躍の場が多くあり、出世の機会に恵まれる可能性が高いでしょう。

ネットワークスペシャリストとして年収を上げる方法3選

ネットワークスペシャリストとして年収をさらに上げたい場合、どのようにすれば良いのでしょうか?ここでは、3つの方法に絞ってまとめました。

実務経験を積んで上流工程を目指す

ネットワークスペシャリストは業務の特性上、重要なポジションを任されやすい職種です。そういったメリット部分を活かして、上流工程へ進めるように目指すことで高収入が目指せます。ITエンジニアの業界において、下流工程よりも上流工程の方が給与は高くなります。

もちろん、下流工程でも実績・実力・企業によって高収入を目指すことは可能ですが、一般的なIT企業では上流工程の方が高収入を目指しやすい傾向にあります。

CCNPやCCIEなどの資格取得を目指す

ネットワークスペシャリストとしてさらに活躍し、年収を上げるには資格取得が効果的です。先ほど触れたCCNPはもちろん、同じくシスコ技術者認定プログラムの最高位資格であり英語力も問われるCCIEだと、外資系企業の転職も可能で高収入が狙えます。

【参考】:CCIE

好条件での転職を目指す

ネットワークスペシャリストに限らず、ITエンジニアは転職を繰り返すことでより好条件での就職が可能な職種です。特に、希少価値の高いネットワークスペシャリストの資格保有者であれば、慢性的な人材不足である背景も相まって良い企業・良い待遇・良い収入に出会える可能性が高まります。

大手企業では、ネットワークスペシャリストの募集事項に資格を必須条件としているところもあるため、資格取得のみならず、自身のキャリアをどう活かせるかアピールする方法も重要です。

ネットワークスペシャリストの将来性

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ネットワークスペシャリストは難関の試験ですが、その将来性は高いのでしょうか?それとも、AIなどに置き換わっていくのでしょうか?ここでは、ネットワークエンジニアやネットワークスペシャリストの将来性について見てみましょう。

ネットワークエンジニアの将来性は高い

結論、ネットワークスペシャリストの将来性は高いと言えます。クラウド時代が到来し、何もかもがネットワークに依存する社会になりました。有線回線は光回線が主流となり、モバイル通信も5Gと高速通信の時代を迎えました。

しかし一方で、ネットワークへの依存度が高まった結果、ネットワークが止まると経済や生活そのものに重大な支障を生じることになります。したがって、安全なネットワークの確立は非常に重要なテーマとなっているのです。こうした事からも、ネットワークエンジニアへの期待は益々高まっていくことでしょう。

これまでの技術屋が変化する時代

オンプレミス型の自社サーバ・自社ネットワークの時代は終わり、クラウドやネットワークはパッケージとして導入する時代に入りました。またAIなどの技術の進展により、これまで人が行っていたネットワーク保守や監視の世界は次第に自動化が進んでいます。これまで担っていた技術屋の仕事内容が徐々に変わりつつあります。

ネットワークの専門家よりは、ネットワークに強いゼネラリストが求められるようになっています。そうした意味から、ネットワーク以外でもあらゆる分野で強みを発揮できるネットワークスペシャリストへの需要はさらに高まっていくと考えられます。

ネットワークスペシャリストは資格取得と転職で年収を上げよう

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ネットワークスペシャリストは、希少価値の高いネットワークスペシャリスト試験の資格を取得していることはもちろん、CCNPなどの資格も取得することでより高い年収を望めることが分かりました。

また、ある程度実績を積んだ後は、さらなるステップアップとして転職することでより年収をアップさせることができます。しかし、数多くの求人の中から今よりももっと良い条件の企業を自力で探すのは骨の折れる作業です。

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