SQL Serverとは?基礎情報から構築までの手順を解説!
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SQL Serverとは?基礎情報から構築までの手順を解説!
アンドエンジニア編集部
2021.09.28
この記事でわかること
SQL Serverはマイクロソフト社が開発したRDBMSで、Windows環境に最適です
SQL Serverは製品エディションが多くニーズに合わせて選択できます
インストールは簡単で、小規模から大規模まで対応します

SQL Serverとは?

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SQL Serverとは、マイクロソフト社が開発したリレーショナルデータベース管理システム(RDBMS)を指します。データベース操作言語はANSI SQLならびにSybase社と独自に拡張したTransact-SQL(T-SQL)に対応します。

SQL Serverは商用RDBMSであるOracle Database、オープンソースRDBMSのMySQLに次いで3番目の人気を誇ります。 参考:DB-Engines Ranking of Relational DBMS

SQL Serverは初心者の取込みにも注力しており、チュートリアル(解説書)が充実しています。WindowsとLinuxで可能しますのでそれぞれの情報が掲載されています。 参考:SQL Server 技術ドキュメント 参考:SQL Server の初心者向け: 学習用のリソース

SQL Serverの初心者向け基礎用語

始めに、SQL Serverの説明の中で登場する用語を解説しておきます。初心者の方は用語に慣れておきましょう。

まずはDBについて説明します。DBデータベース(DataBase)の略で、必要とされる情報を蓄積・検索する機能を有する情報(データ)の集まりです。同様にDBMSデータベース管理システム(DataBase Management System)の略で、データベースをコンピュータ実装する際に必要とされるDB構築・管理・運用を行うソフトウェアを指します。

続いてRDBMSは、リレーショナルデータベース管理システム(Relational DataBase Management System)の略で、RDBMSがDBMSの主流として用いられています。RDBMSで管理するDBは、データの項目を論理的にテーブル(表)・レコード(行)・カラム(列)で表すモデルを採用しています。

SQL ServerのSQLとは?

SQL ServerのSQLとは、リレーショナルデータベース管理システム(RDBMS)で用いられるデータベース操作言語です。データベース操作言語とはデータの操作や定義を行う言語を指します。

SQLデータベース操作言語であるのに対して、SQL Serverリレーショナルデータベースを管理する管理システム(RDBMS)を意味します。

SQL Serverの特徴

SQL ServerはSybase社との提携により、マイクロソフト社によって開発されました。SQL Serverは、Microsoft Windows上で.NET Frameworkを利用することが可能です。そのため、Windows環境で利用するRDBMSとして高い認知度があります。この点はSQL Serverの特徴でもあり、他のDBMSとの差別化ポイント(違い)とも言えます。

SQL Serverは豊富なエディションが特徴です。システムの規模は小規模なシステムから企業向け大規模システムまで対応可能なため、万能型のRDBMSと言えるでしょう。近年はAzureによるクラウド利用にも強みを持っています。 参考:Microsoft SQL Server 2019

SQL Serverのエディションの違い

SQL Serverは豊富なエディションが特徴です。以下に、SQL Server 2019で利用できる各エディションの違いについて説明します。

Enterprise  SQL Serverの全機能が搭載されているエディションで、大企業の大規模システムに対応します。  高可用性と、高パフォーマンスが特徴です。 ・Standard  Enterpriseの下位エディションとなり、中規模から大規模システムをカバーします。 ・Developer  Enterpriseと同じく全ての機能が使えます。  開発・テスト用途に限定されており、実稼働システムでは使用できませんが無償(無料)で利用できます。 ・Express  エントリレベルの小規模DB向けのエディションです。無償(無料)利用できるのが特徴です。  最大10GBまでのデータサイズで、ウェブアプリケーションやモバイルアプリケーションを想定しています。

SQL Serverのバージョンは?

SQL Serverは製品のバージョン番号とリリース名を持っています。最新のSQL Server 2019バージョン15.0で2019年にリリースされました。それ以前は、SQL Server 2017バージョン14.0で2017年にリリースされています。SQL Server 2016バージョン13.0で2016年にリリースされました。

さらに前のバージョンから見てみると、およそ1~2年の周期で製品リリースが図られていることが分かります。SQL Serverは後方互換性が保たれているため、サポートサイクルに合わせて最新版のSQL Serverに移行することが想定されています。

SQL Serverのインストール方法

installation

SQL Serverのインストール方法は、エディションにより異なります。具体的には無償(無料)版であるDeveloperやExpressマイクロソフト社のダウンロードサイトからダウンロードし、インストール実行します。インストールでは、「基本(B)」「カスタム(C)」「メディアのダウンロード(D)」から種類を指定します。通常は「基本(B)」を選択すれば必要なインストールが完了します。 参考:SQL Server ダウンロード

EnterpriseやStandardではライセンス契約に従い、インストールを行います。ライセンス契約方法はマイクロソフト社に掲載されています。 参考:Microsoft ライセンス SQL Server

その他にもアプリケーションやサービスを利用する際に、意図せずExpressが自動的にインストールされている場合があります。また、SQL Serverのインストール時に.NET Frameworkが自動的にインストールされます。その際、むやみに削除せずに必要かどうか判断するのが良いでしょう。焦って削除してしまうと動作エラーを引き起こす原因となります。

SQL Serverの構築方法

SQL Serverのインストールが完了したら、構築のためにSQL Server Management Studio(SSMS)をダウンロードしましょう。SSMSとはSQL Serverとデータベースを管理する統合環境です。SSMSを用いてデータベース設計やクエリ投入がローカルでもクラウドでも実行できます。 参考:SQL Server Management Studio (SSMS) のダウンロード

モジュールダウンロード後、インストーラを起動することでSSMSのインストールが完了します。

SQL Serverの接続方法

SQL Serverの接続方法ですが、接続はSQL Server Management Studio(SSMS)を使います。SSMSを起動するには「スタートメニュー」「 Microsoft SQL Server Tools 18」「Microsoft SQL Server Management Studio 18」を起動します。

ここで、「サーバーへの接続」または「オブジェクト エクスプローラー」「接続」「データベース エンジン」の順に選択し、サーバーインスタンスへ接続します。 参考:クイックスタート: SQL Server Management Studio (SSMS) を使用して SQL Server インスタンスに接続し、クエリを行う

SQL Serverのデータベースの作り方

データベースの作り方ですが、SQL ServerのデータベースはSQL Server Management Studio(SSMS)で作ります。「オブジェクト エクスプローラー」「新しいクエリ」の順に選択し、クエリウィンドウにCREATE DATABASE文を入力することでデータベースが作成できます。

さらに、クエリウィンドウでCREATE TABLE文を入力することでテーブル(表)が作成できます。以降はINSERT・UPDATE・SELECTを用いて必要とされるクエリを確認したり、スクリプトを作成したりできます。 参考:SQL Server Management Studio でオブジェクトのスクリプトを作成する

SQL Serverをマスターして幅広いアプリケーションで活用しましょう

experience

SQL ServerはWindowsとLinuxで稼働します。なんといっても.NET Frameworkが利用できるため、Windows上での利用価値は高いです。さらに、小規模から大規模まで幅広く対応するため万能なRDBMSです。

SQL Serverの理解が深まったらクライアントPCにデータベースを構築して確認してみましょう。実際に操作することで理解が深まり、おすすめです。

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