SQLでできることとは?SQLの活用例や就ける仕事を解説!
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SQLでできることとは?SQLの活用例や就ける仕事を解説!
アンドエンジニア編集部
2021.09.15
この記事でわかること
SQLはデータベース、テーブルの作成や、データの検索・操作などができる
SQLには、DML・DDL・DCLの3種類がある
SQLはExcelと連携させたり、Webアプリケーション開発で使ったりすることで効果を発揮する

SQLでできること

sql

SQLとは、データベースのデータを操作するための言語のことです。データベースの中には数百万件ものデータが格納されている場合もあり、SQLを使えばデータベースの膨大なデータも素速く操作可能です。

今回は、SQLでできることをまとめました。データベースに対して、どんな処理ができるのか、詳しく解説してあります。「SQLがどんなものか分からない」という方は、まずはこちらからお読みください。

データベース、テーブルの作成

SQLではまず、データベース自体の作成ができます。そして、各データベースに格納するテーブルも作成できます。SQLではテーブルのカラム数やカラムの型を指定したり、インデックスを追加したりすることも可能です。また、データベースやテーブルを削除することもSQLでできます。

データの検索

SQLでは、データベースに格納されたデータを検索することも可能です。データベースは、数百万件ものデータがある場合もあり、通常データの検索にはかなり時間がかかります。しかしSQLを使うことで、データの検索が素速く行えます。

また、データの検索条件も細かく指定することが可能です。例えば、特定の数より数値が大きいものを抽出したり、特定の文字列が入ったデータのみ抽出したりなどの柔軟な検索が可能です。さらに、抽出したデータを並び替えたり、抽出件数を指定したりすることもできます。

データの操作

SQLでは、データベースに格納されたデータを変更することも可能です。変更するレコードとカラムを指定し、特定の値に変更したり、削除したりすることができます。ただし、一度変更してしまうと、元に戻すことができません。そのため重大なデータを変更する場合、データベースのバックアップを取っておく必要があるでしょう。

テーブルの結合

SQLでは異なるテーブルを結合させ、1つのテーブルを作ることができます。例えば、「商品ごとの個数が書かれたテーブル」と「商品ごとの値段が書かれたテーブル」を結合させ、「商品ごとの個数と値段が書かれたテーブル」を作ることが可能です。1つのテーブルに結合させることで、各データが見やすくなったり、プログラムにテーブルを効率的に読み込ませたりできます

トランザクション制御

トランザクション制御とは、SQLに備わっている補助機能です。先程解説した通り、データベースのデータを変更すると、もう元には戻せません。細かい修正でバックアップを一々取るのも面倒です。そこで活躍するのが、トランザクション制御です。トランザクション制御によって、SQLの実行結果を確認することができます。実行結果を確認した後、結果を採用するか決めることができるため、この機能を使うことで安全にSQLを使うことができるでしょう。

SQLの種類

sqlでできること

SQLは3つの種類に分かれており、DML・DDL・DCLがあります。この3つの意味について知らない人も多いため、SQLの種類について詳しく解説していきます。

DML

DMLは「Data Manipulation Language」の略です。DMLとは、データを操作するためのSQLのことです。SQLのうち、データの取得・登録・更新・削除といった操作が、DMLに分類されます。データの取得はSELECT文、登録はINSERT文、更新はUPDATE文、削除はDELETE文が使われます。これらの文法を使いこなすことで、データの操作が行えます。DMLはSQLの基本なため、SQLの初学者の多くはDMLから覚えていきます。

DDL

DDLは「Data Definition Language」の略です。DDLとは、データを定義するためのSQLのことです。SQLのうち、データベースやテーブルを作成したり削除したりする操作が、DDLに分類されます。データベースの作成はCREATE文、削除はDROP文、変更はALTER文が使われています。これらの文法を使いこなすことで、データベースそのものの設定が行えます。これらの操作は重大なため、担当者以外はできないよう権限がかけられる場合も多いです。

DCL

DCLは「Data Control Language」の略です。DCLとは、その他のデータベースの操作を行う場合に使うSQLのことです。例えば、GRANT文を使うことで、データベース操作の権限を他者に与えることが可能です。逆にREVOKE文を使うと、権限を奪うことができます。

また、COMMIT文を使うとトランザクションを確定でき、ROLLBACK文を使うとトランザクションを破棄できます。このように、DCLはSQLにおける、その他の処理を行う場合に使用します。使用頻度は高くないものの、いざという場合に役立つものも多く、やり方を覚えておく必要があるでしょう。

SQLの活用例

first step

続いて、SQLの活用例について解説します。SQLが業務でどんなことに使われているのかまとめました。SQLを習得すると何ができるのか、気になる方はぜひご覧ください。

Excelと連携させる

SQLでまずできることは、Excelと連携させることです。例えば、複雑な計算処理をSQLで作成しておけば、エクセルのデータを自動的に計算させることができます。エクセルの面倒な操作が不要になり、業務が効率化されるでしょう。SQLによって様々なデータを計算させれば、そのデータをマーケティングに活かすこともできます。このように、SQLはExcelを連携させることで力を発揮します。

Webアプリケーションの開発

SQLはWebアプリケーション開発にも使えます。ECサイトやSNSなどのWebアプリケーションでは、膨大なデータを保管しておく必要があります。例えばSNSなら、ユーザーごとの情報を保管し、いつでも変更できるようにしておかなくてはいけません。

SQLを使うことで、データの保管が楽に行えます。データはファイルで保管することも可能ですが、それだとデータの更新に時間がかかり、Webサイトが重くなってしまいます。SQLなら素速くデータを更新でき、Webサイトの使いやすさを維持できます。

Webアプリケーション開発に携わりたいなら、SQLの習得は必須でしょう。

SQLを使う仕事

サーバやクライアントで十分使えるSQLite

SQLを習得することで、どういった仕事につけるのか気になる方は多いでしょう。最後に、SQLを使う仕事についてまとめました。それぞれの仕事内容や、どういった箇所でSQLの知識が役立つのか、詳しくみていきましょう。

バックエンドエンジニア

バックエンドエンジニアとは、Webアプリケーションの裏側の開発を行う仕事です。Webサイトに表示するデータを作成するプログラムの開発を行います。表示するデータを作成する際は、SQLを活用することも多いです。SQLから情報を習得し、それらの情報を元に表示するデータを作成します。そのため、バックエンドエンジニアはSQLの理解が必須と言えるでしょう。

バックエンドエンジニアは、PHPやPythonといったスクリプト言語を使います。SQLはスクリプト言語内で呼び出して使うことが多いです。SQLでデータを抽出し、スクリプト言語でデータを整形してWebサイトに表示します。

データベースエンジニア

データベースエンジニアは、データベースの設計・運用に特化したエンジニアのことです。バックエンドエンジニアはバックエンドの全てを担当しますが、データベースエンジニアはデータベースのみ担当します。昨今、Webアプリケーションが複雑化してきており、データベースを高いレベルで扱えるエンジニアが求められてきています。そのため、こういった専門職が誕生しました。

データベースエンジニアは単に設計を行うだけでなく、データベースの最適化・セキュリティー面・バックアップ方式を検討したりします。

データサイエンティスト

データサイエンティストとは、データを分析し、企業にとって有益な情報を導き出す仕事です。ビッグデータと呼ばれる膨大なデータを分析します。例えば、SNSの書き込みなどです。SNSの書き込みには、企業の商品に関する意見など有益な情報が多く眠っているため、データサイエンティストがそれらのデータを分析します。データを取得する際は、SQLの知識が必要です。

SQLを学ぶメリットは多い!習得して業務に活かそう

programming

本記事では、SQLでできることについて解説しました。SQLを習得すると、どのような業務に携われるのかお分かり頂けたかと思います。SQLはデータベースを更新するための言語です。Webアプリケーションを作るだけでなく、Excelと連携させてデータ分析なども行えるため汎用性が高いと言えます。

また、SQLは長年使われ続けている言語なため、SQLを習得すれば仕事に困りにくく、習得にもそこまで時間はかかりません。エンジニア経験者であればすぐに習得できるでしょう。SQLに興味がある方は、ぜひこの機会にSQLを学んでみてください。

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