バックエンドの言語選びに悩んでいる方は多い
バックエンドの知識を身につけて、エンジニアとして転職やスキルアップを目指している人の中には、どの言語を学べばよいか悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
バックエンドの言語は、それぞれの言語で文法や特徴が異なります。また、未経験でゼロから勉強する場合は、難易度の高すぎる言語を選択してしまうと、途中で勉強が嫌になってしまう可能性もあります。
バックエンドにおすすめの言語はGo
結論から言うと、バックエンドにおすすめの言語はGoです。Goは、Googleやその他のコミュニティが共同で開発したオープンソースのプロジェクトです。
また、このGoは他のバックエンドの言語と比較すると、少ないコードで実装ができるメリットがあります。また、日本でもGoを使用して開発をする企業も増えており、今後さらに需要が高まる可能性を持っている言語です。
【参考】:Go 公式
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バックエンドの基礎知識
ここからは、バックエンドの基礎知識を解説します。そもそもバックエンドとは何かや、バックエンドのエンジニアの年収についてご紹介します。
そもそもバックエンドとは
バックエンドとは、ユーザからは直接見えないサーバーサイドの処理を行うことを指します。例えば、データベースやサーバの構築や導入を行い、必要に応じて運用保守なども担当します。
データベースやサーバに関する知識や、セキュリティの知識など幅広いスキルが求められることが多いのがバックエンドのエンジニアです。
バックエンドのエンジニアの年収について
バックエンドのエンジニアの年収についてみてみましょう。「バックエンドエンジニア」という職種でのデータは該当しないため、本記事ではサーバーエンジニアの年収データを紹介します。
サーバーエンジニアの年収は「マイナビエージェント職業別年収ランキング」での平均年収は462万円、経済産業省2017年発表の「IT関連産業の給与等に関する実態調査結果」から近い職種のエンジニアを参考にすると、平均年収592万円と分かりました。
国税庁2020年発表の「民間給与実態統計調査」における民間企業平均年収は433万円なので、サーバーエンジニアは一般平均年収よりも、やや高めであることが分かります。
サーバやデータベースの管理ができる人材は安定して需要があるため、平均年収も高くなる傾向にあるといえます。
【参考】:マイナビエージェント職業別年収ランキング ※【平均年収 調査対象者】2020年1月~2020年12月末までの間にマイナビエージェントサービスにご登録頂いた方 【参考】:IT関連産業における給与水準の実態① ~ 職種別(P7) 【参考】:民間給与実態統計調査-国税庁
Goの学習方法について
バックエンドでGo言語を学習すると言っても、具体的にどのように勉強すべきか悩まれる方もいるかもしれません。
基本的には、文法などを理解した後に、自分で手を動かしてコードを書くことをおすすめします。ここからは、それぞれの方法について詳しく解説します。
参考書などで文法を理解する
Goに関する書籍は沢山出ていますので、参考書などを使用して文法を理解しましょう。ちなみに、参考書以外にも公式サイトにドキュメントがありますので、そちらを参考にしてもよいでしょう。
ただし、初学者の方の場合、ドキュメントに書かれている表現が難しいと感じるかもしれませんので自分に合う方法で文法を学びましょう。
【参考】:Go 公式ドキュメント
実際にコードを書いてみる
基本的な文法を理解できたら、実際にコードを書いてみましょう。実際にコードを記述し、デバッグを行うことでご自身の知識が正しいか、再度確認することができます。
また、コードを書くためには開発環境を用意する必要があり、環境構築の方法なども学べます。参考書などで知識を増やしたあとは、より実践的なスキルを身につけていきましょう。
アプリケーションを作成する
コードの記述に慣れてきたら、アプリケーションを作成してみましょう。どんな機能を使うか、データベースには何を利用するかなどを学ぶことで、サーバ側の知識も深まるでしょう。
作成したアプリケーションはできれば経験者の方に見てもらい、フィードバックをもらうことをおすすめします。そこで設計にミスがないかなどを確認してもらうとスキルがさらに高まるでしょう。
また、未経験の方に研修を行なってくれる企業や、メンターをつけてスキルを磨く機会を設けてくれる企業もあります。そういった企業を探したい場合は、転職エージェントに相談することをおすすめします。
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その他のバックエンドの言語について
ここまでGo言語について触れてきましたが、バックエンドにはその他の言語もあります。ここからは、その他のバックエンド言語について紹介します。Goの学習を終えてさらに勉強したい場合や、他の言語に興味がある場合はこちらも参考にしてください。
Python
Pythonは、数学や科学的分野のライブラリやフレームワークが非常に充実している言語です。そのため、アプリケーションの開発だけでなく研究などでも使用されています。
AIやデータ分析などの分野でも使用されますが、その場合は、多少数学の知識も要する場面があります。
【参考】:Python 公式
Java
JavaはORACLE社が開発したプログラミング言語で、オブジェクト指向型の言語です。Javaは世界中の人に活用されている言語のため、バグの発生が少ないことが特徴として挙げられます。
またJavaはC#などと異なり、ガベージコレクションと呼ばれる不要なメモリを削除する機能も用意されています。さらに、OSに関わらず開発できることも、メリットといえるでしょう。
【参考】:Java 公式
Ruby
RubyはJavaと同様に、オブジェクト指向型のプログラミング言語です。また、Ruby on Railsと呼ばれるフレームワークが用意されており、Rubyの開発現場ではこのフレームワークを使って開発する企業も多いです。
【参考】:Ruby 公式
バックエンドのエンジニアを目指すなら
本記事ではバックエンドでおすすめの言語についてまとめました。バックエンドエンジニアとして今後活躍したい方は、本記事でご紹介した勉強方法などを参考にして学習してみましょう。
しかし、バックエンドの勉強をしただけで、すぐに転職するのは難しいです。未経験からバックエンドのエンジニアになる場合、技術者向けの経歴書の作成や企業探しなどをする必要があります。しかし、それらを全て自力で行うのはなかなか難しいのではないでしょうか。
そこで利用を推奨するのがマイナビIT エージェントです。
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