フロントエンドでどの言語を選ぶべき?
フロントエンドの開発者を目指す方は、どの言語から勉強すればよいか悩んでしまう人も多いのではないでしょうか。
フロントエンドの言語はさまざまな種類があり、あまりにも難易度の高い言語から手を出してしまうと、勉強の途中で挫折してしまう方もいるかもしれません。
フロントエンドでおすすめの言語はJavaScript
フロントエンドでおすすめのプログラミング言語はJavaScriptです。なぜならJavaScriptは現在多くのサイトで使用されている言語だからです。
特に、Webサイトの中でも動きのある部分はJavaScriptで実装されていることが多く、Webサイトの仕組みを知るためには知識をつけておきたい言語です。さらに、JavaScriptはサーバーサイドの開発も行えるため、幅広いスキルを身につけたい方にとってもおすすめの言語と言えるでしょう。
【参考】:JavaScript 公式
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フロントエンドについて
ここからは、フロントエンドとはそもそも何か、フロントエンドエンジニアの年収について解説します。今後フロントエンドのスキルを磨き、エンジニアになりたいと考えている方はぜひ参考にしてください。
フロントエンドとは
そもそも、フロントエンドとはどこまでの範囲を指すのでしょうか。結論から言うとフロントエンドとは、Webサイトの中でユーザが操作をする部分のことを指します。反対に、データベースやサーバ側の処理は、バックエンドと呼ばれます。
このフロントエンドには、HTMLやCSSといったマークアップ言語と、JavaScriptなどが使用されています。特に、ユーザが操作できるボタンなどの動きは、JavaScriptで実装することが多いです。
そしてフロントエンド部分は、フロントエンドエンジニアが構築することになります。フロントエンドエンジニアはWebサイトの構築に欠かせないため、需要は大きいといえます。
フロントエンドエンジニアの年収について
フロントエンドエンジニアの年収は「マイナビエージェント職業別年収ランキング」での平均年収は385万円(※2023年6月執筆時点)、経済産業省2017年発表の「IT関連産業の給与等に関する実態調査結果」から近い職種のエンジニア/プログラマ(シートの公的機関年収情報から選ぶ)を参考にすると、平均年収592万円と分かりました。
国税庁2020年発表の「民間給与実態統計調査」における民間企業平均年収は433万円なので、フロントエンドエンジニアは一般平均年収よりも、やや低めであることが分かります。
しかし、フロントエンドエンジニアとしてスキルを磨いた後、サーバやバックエンドの知識を身につけることで年収アップを目指せます。未経験からエンジニアを目指す場合には、まずフロントエンドの知識を身につけてから、他の職種へキャリアチェンジを検討するのもおすすめです。
【参考】:マイナビエージェント職業別年収ランキング ※【平均年収 調査対象者】 2015年〜2016年末までの間にマイナビエージェントにご登録頂いた20代・30代の方 【参考】:IT関連産業における給与水準の実態① ~ 職種別(P7) 【参考】:民間給与実態統計調査-国税庁
フロントエンド言語のJavaScriptを学習する方法
フロントエンドエンジニアを目指している方や、Webサイトを構築してみたい人は、ぜひJavaScriptの学習を始めましょう。ここからは、JavaScriptの学習方法を解説します。
基礎知識を身につける
まずは、文法や記述ルールといった、JavaScriptに関する知識を身につけましょう。現在では、JavaScriptの初学者向けの参考書や、公式サイトのドキュメント、学習サイトといったさまざまなサービスがあります。
また、勉強する際には実際にコードを模写するなどして、JavaScriptの書き方を理解することをおすすめします。
実際に簡単なサイトを作成してみる
基本的な文法などが理解できたら、実際に簡単なWebサイトを実装してみましょう。実際にボタンやテキストを入力できるエリアなどを作り、サイトがどのように動くか確認してみましょう。
開発をする中で、時にはエラーが出ることもあります。この時のエラーの解消法などを調べることで、文法のチェックやよくあるミスに気がつくこともできます。
また、あまりにも難しいサイトを作ろうとすると挫折する可能性があるため、Webサイトでよくある機能に絞って実装しましょう。
ライブラリについて学ぶ
JavaScriptでは、さまざまなライブラリが公開されており、効率的に開発を進めるためにはライブラリの活用が欠かせません。例えばjQueryやReact.jsなどは特によく使われるライブラリですので、1度試しに使ってみるとよいでしょう。
また、企業の中には研修制度が整っている場合もあり、未経験から知識をつけながら働くことも可能です。未経験からITエンジニアを目指すなら、自分のスキルにあった企業を探してくれる転職エージェントの活用をおすすめします。
【参考】:jQuery 公式 【参考】:React.js 公式
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その他のフロントエンドの言語について
JavaScriptを学んだ後は、他の言語についても学習を進めましょう。Webサイトでは、HTMLやCSSなど他の言語も併用されていますので、これらの言語も勉強しておくとスキルがより深まるでしょう。
ここからは、JavaScript以外のフロントエンド言語について紹介します。
HTML
HTMLは、マークアップ言語と呼ばれ、Webサイトの静的な部分を構築する際に使われる言語です。JavaScriptのソースコードがそれほど多くない場合、HTMLを記述しているファイルの中に一緒にJavaScriptを書くこともあります。
Webサイトを構築する際、HTMLとJavaScriptを同時に使いながら作業することがほとんどですので、HTMLの勉強も進めるようにしましょう。
【参考】:HTMLについて
CSS
CSSは、HTMLやJavaScriptで作られた部分に対し、色や形などを決める言語です。また、CSSはHTMLで使用した要素のレイアウト調整などでも使用します。
こちらも、HTMLファイルの中に記述することもある言語で、Webサイトの構築には欠かせない言語です。そのため、HTMLやJavaScriptなどのWebサイトの要素となる部分を学習してから、CSSについて学びましょう。
【参考】:CSSの基礎知識について
PHP
PHPはCMSの1種であるWordPressなどで使用される言語です。その他にもECサイトの構築やブログ、SNSなどの構築で使われることが多い言語です。
PHPは、データベースと連携を取ることもできるため、データのやりとりを大量に行いたい場合にはPHPが使用されます。作りたいサイトの種類によっては、こちらも勉強が必要になるでしょう。
【参考】:PHPについて
フロントエンドエンジニアを目指すなら
フロントエンドではさまざまな言語が使われていますが、その中でもWebサイトの動きを実装しているJavaScriptの学習をすることをおすすめします。
しかし、JavaScriptの知識を身につけたからといってすぐにフロントエンジニアになれるとは限りません。特に未経験から転職する場合、どの企業が自分にあっているか見極めるのは非常に難しいでしょう。
そこで利用を推奨するのがマイナビIT エージェントです。
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