JavaScriptのライブラリは何を勉強すれば良いか難しい
JavaScriptは長く活躍し続けている言語のため、ライブラリの数が豊富です。そのため、これからJavaScriptライブラリを勉強する方は、どれから勉強すれば良いか分からない場合が多いのではないでしょうか。
開発内容によってライブラリは使い分けるものですが、ライブラリ初心者の場合、自分が開発したい分野に合わせてライブラリを選択するのも難しいでしょう。
JavaScriptライブラリは需要の高いものから優先して勉強する
JavaScriptライブラリは需要の高いものから優先して学習することをおすすめします。「The State of JS 2021」によると、フロントエンド開発で特に人気が高いJavaScriptライブラリは次の3つです。
- React
- Angular
- Vue.js
プログラミング言語に流行り廃りがあるのと同じように、ライブラリにも人気があるもの・下火になっているものがあります。現状人気が高いライブラリなら、学び終えた頃にも主流で使われている可能性が高いと言えます。
そのため、なるべく需要の高いJavaScriptライブラリを選択することをおすすめします。
【参考】:The State of JS 2021: ライブラリ
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JavaScriptライブラリを学ぶ前に知っておきたいこと
JavaScriptライブラリを学ぶ前に、知っておきたいことについてまとめました。JavaScriptライブラリを開発で導入するメリットや、JavaScriptエンジニアの年収について解説しています。
JavaScriptライブラリを導入するメリット
JavaScriptライブラリを開発で導入することで、生産性が向上するメリットがあります。ライブラリのプログラムを活用すれば自分でコードを書かなくて良いため、プログラミングの時間を削減できます。加えて、テストにかかる時間も減らすことが可能です。
特に有名なライブラリは何度もアップデートが行われているため、バグが少ないうえに性能も高いことが多いです。ライブラリを活用することで、システムの質も高めることができます。
JavaScriptエンジニア(フロントエンドエンジニア)の年収について
フロントエンドエンジニアの年収は「マイナビエージェント職業別年収ランキング」での平均年収は385万円、経済産業省2017年発表の「IT関連産業の給与等に関する実態調査結果」から近い職種のSE・プログラマ(ソフトウェア製品の開発・実装)を参考にすると、平均年収568万円と分かりました。
国税庁2020年発表の「民間給与実態統計調査」における民間企業平均年収は433万円なので、マイナビの調査では民間企業平均年収よりもやや低く、経済産業省ではやや高いということになります。
フロントエンドエンジニアと一口にいっても担当範囲や企業の規模などは異なるため、統計方法によって平均年収に差が出るのではないかと予想されます。JavaScript自体は安定した需要を誇っているため、フロントエンドエンジニアの年収は今後さらに高まる可能性があります。
【参考】:マイナビエージェント職業別年収ランキング ※【平均年収 調査対象者】 2015年〜2016年末までの間にマイナビエージェントにご登録頂いた20代・30代の方
【参考】:IT関連産業における給与水準の実態① ~ 職種別(P7) 【参考】:民間給与実態統計調査-国税庁
JavaScriptの主要ライブラリの特徴
JavaScriptの主要ライブラリの特徴についてまとめました。各ライブラリがどのような開発分野で活躍しているのか、なぜ優秀さが認められているのか、について解説します。
React
ReactはFacebook社(現Meta社)が開発した、UI構築がメインのライブラリです。ソースの可読性の高さや拡張性の高さから多くの企業に人気があります。参考書も多く、初心者でも学習しやすいライブラリと言えるでしょう。
【参考】:React – ユーザインターフェース構築のための JavaScript ライブラリ
Angular
AngularはGoogle社が開発したフルスタックライブラリです。Angularはフロントエンド開発に必要な機能を一通り網羅しているのが特徴です。他のライブラリを併用する必要がなく、Angularのみでシンプルに開発を進めることができます。
Vue.js
Vue.jsはAngularを参考に作られたライブラリです。学習コストが少ないうえに日本語の情報も多いため、初心者におすすめできると言えます。最低限の機能を中心に揃えた軽量なライブラリであり、小規模な開発に特に適しています。
【参考】:Vue.js
JavaScriptライブラリの学習方法
最後に、JavaScriptライブラリの学習方法についてまとめました。ライブラリの仕様を理解し、実務で使えるレベルまでスキルを高める方法を解説していきます。
参考書で学ぶ
上記で紹介した有名なライブラリなら参考書も多く販売されています。参考書でライブラリを学ぶなら、なるべく出版が最新のものを選ぶと良いです。有名なライブラリは何度もアップデートされており、仕様が昔と異なる場合もあるためです。
また、初心者の場合はインストール方法から丁寧に解説されているものを選ぶ方が良いでしょう。
学習サイトで学ぶ
JavaScriptライブラリについて学べる学習サイトも多くあります。学習サイトによっては、基礎だけにとどまらずライブラリを使って実際にアプリを作る手順まで解説しているものもあります。手軽にどこでも勉強できるので、勉強が長続きしやすいのもメリットでしょう。
研修が充実した企業に転職する
独学に自信がない場合は、研修が充実した企業に転職し、JavaScriptライブラリを含めたフロントエンドエンジニアに必要なスキルを1から学ぶ手もあります。
企業の中には研修制度が整っている場合もあり、未経験から知識をつけながら働くことも可能です。未経験からITエンジニアを目指すなら、自分のスキルにあった企業を探してくれる転職エージェントの活用をおすすめします。
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JavaScriptライブラリの知識を活かせる企業に転職したいなら
本記事ではJavaScriptライブラリについて解説しました。どのJavaScriptライブラリを学べば良いのか、お分かりいただけたかと思います。
しかしながらJavaScriptライブラリを習得できても、「JavaScriptライブラリのスキルを活かせる企業に転職するのが難しい」と考える方も多いのではないでしょうか。特に転職活動が未経験の方は、不安を感じる場合が多いでしょう。
企業がどのライブラリを使って開発を進めているかは求人概要を見れば分かりますが、その企業に転職するには当然選考を突破しなくてはいけません。スキルを身につけていても、選考でスキルを最大限にアピールできなくては転職するのは難しいでしょう。
そこでぜひご活用いただきたいのがマイナビIT エージェントです。
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