金融系SEとは?仕事内容や将来...
stock
金融系SEとは?仕事内容や将来性、必要なスキルを徹底解説!
アンドエンジニア編集部
2021.04.07
この記事でわかること
金融系SEとは銀行や保険会社などの金融関連の顧客に対してシステム開発をおこなう職種!
金融システムは今後も多くの場面で必要とされるため、金融系SEの需要や将来性は非常に高い!
金融系SEは、自分が社会の役に立っているという「やりがい」や「責任感」を感じたい人におすすめな職種!

そもそも金融系SEとは?

金融系SEは、金融に関連する企業で利用されているシステムの設計や開発・保守・運用など幅広い業務を担当しているエンジニアのことを指します。金融系SEが担当しているクライアントとしては銀行会社や保険会社、証券会社などが挙げられます。金融業界は業務の大半をシステムを活用していることが多く、IT技術への依存性は高いといえるでしょう。ここからは、金融系SEの詳細や仕事内容について詳しく紹介しましょう。また金融系SEが「キツイ」「ツライ」といわれる理由についても解説します

金融系SEとは

これまでにも説明しましたが、金融系SEとは銀行会社や保険会社、証券会社などの金融関連のクライアントに対して、システム開発をおこなう職種を指します。よって金融系SEは、主に金融業界の方々が日々の業務で活用しているシステムの開発などをおこなっています。

金融系SEが担う業務は担当している金融業界の種類やクライアントによって異なります。たとえば、銀行という区分のなかでもメガバンクだけではなく地方銀行や信用金庫、ネット銀行などがあります。保険会社という区分のなかには生命保険や雇用保険などさまざまな保険を扱っており、証券会社という区分のなかには証券取引や国債取引などをがあります。

金融業界は多くのサービスがインターネットやコンピューターなどのシステムを利用して管理されているため、他の業界と比較するとIT技術への依存度は非常に高い業界といえるでしょう。したがって、金融系SEが担当するシステムは社会インフラとして非常に重要なシステムです。そのため金融系SEは、「やりがい」と「責任感」が感じられる職種ともいえるでしょう。

金融系SEの仕事内容

これまでにも説明しましたが、金融系SEはクライアントや金融業の種類によって仕事内容が変わってきます。ここでは「銀行会社」「保険会社」「証券会社」を担当している金融系SEの業務についてそれそれ紹介しましょう。

1.銀行会社
銀行会社を担当する金融系SEは主に「勘定系システム」と「情報系システム」の開発をおこなうことが多いでしょう。勘定系システムの開発では、預金や引出、貸出などの入金・出金の処理や、利息の計算などをおこなうシステムを開発することが多いです。情報系システムの開発では、勘定系システムで処理がおこなわれたデータや口座情報、外部の信用情報などから、ユーザーが集計や分析できるようにデータの加工や正規化をおこないます。他のシステム開発としては、営業店の事務業務を支援するための営業支援システムの開発など挙げられます。

2.保険会社
保険会社を担当する金融系SEは主に「業務系システム」と「情報系システム」の開発をおこなうことが多いでしょう。業務系システムでは、保険料の支払いや顧客管理、契約管理などをおこなうシステムを開発することが多いです。情報系システムでは、経営や営業を支援するための情報収集や分析、資料作成をおこなうシステムを開発します。

3.証券会社
証券会社を担当する金融系SEは保険会社と同様に、主に「業務系システム」と「情報系システム」の開発をおこなうことが多いでしょう。業務系システムでは、注文や約定、事務処理、顧客管理などを管理するシステム開発することが多いです。情報系システムでは、投資や銘柄、国内と海外の情報共有、営業の支援をおこなうシステムを開発します。

金融系SEが「キツイ」「ツライ」といわれる理由

金融系SEは激務といわれることがよくあります。ここでは金融系SEが「ツライ」「キツイ」といわれる理由について3点紹介しましょう。

1.勤務形態が不規則
金融系SEは勤務形態が不規則になる場合が多いため、激務になることがあります。金融系のシステムは24時間365日稼働させなければならないシステムが多いです。そのため、システムに負荷がかからない夜間や休日に作業をおこなう場合もよくあります。また、システムに不具合が発生した場合は残業による過重労働になることも多く、安定した生活リズムを維持することが難しいといえるでしょう。さらにシステムには納期がつきものであるため、納期間近になると繁忙期となり残業時間が多くなる傾向があります。

2.ミスすることができない緊張感
これまでにも説明しましたが、金融システム24時間365日稼働させなければならない場合が多いです。さらにセキュリティや金融業界の特徴からミスが許されません。たとえば、銀行会社の取引ミスが起きたらニュースにもなる大惨事となるでしょう。したがって、金融系SEには大きな責任やプレッシャーを抱えながら業務をおこなわなければならないため、「キツイ」「ツライ」といわれることがよくあります。たとえば、金融システムの設定を変える業務の場合、トラブルが発生すると影響は広範囲におよぶことから作業には大きなプレッシャーがかかるでしょう。

3.人間関係のストレス
システムにトラブルが発生した場合のクライアントの怒りの矛先は金融系SEに向かいます。金融系SEが応対するクライアントは、銀行会社や保険会社、証券会社などの情報部門の担当者です。たとえば銀行システムに不具合が発生した場合、ユーザーから銀行員、銀行員から社内SE、社内SEから金融系SEへと情報がたどり着きます。よって、最終的に対応しなければならない金融系SEは、メンタル面の観点からも厳しい職種といえるでしょう。また金融系SEは、日々ストレスにさらされることが多いため、職場の人間関係も良くない場合もあります。たとえば、システムトラブルが発生した際には社内で責任をなすりつけあうなど、人間関係が悪化しやすい環境もあるでしょう。

金融系SEの将来性

これまでに金融系SEの詳細や仕事内容について詳しく解説しました。ここからは金融系SEの需要と今後の展望、金融系SEに求められるスキルについて紹介しましょう。

金融系SEの需要と今後の展望

金融系SEの需要は高く、今後の将来性も期待できるでしょう。理由として今後はキャッシュレス化が拡大していくと予想されているためです。また金融系システムの分野はフィンテックやビッグデータ、AIなどのトレンド技術の活用にも積極的であることも要因の1つです。さらに仮想通貨に関しても需要が拡大していくことが予想されています。

他にもスマートフォンの普及など、金融系システムはインターネットサービスが拡大しています。クレジットカードやモバイル決済が現在は主流ですが、SNSを用いた送金や決済もおこなうようなシステムが増えていくことも予想されています。また時代的にも年金に頼ることができない社会構造となっていくので、資産運用を活用する人も増えていくでしょう。

以上から、金融システムが今後も多くの場面で必要とされるため、金融系SEの需要や将来性は非常に高いといえるでしょう。

金融系SEに必要なスキル

ここでは金融系SEに求められるスキルについて3点紹介しましょう。

1.システムエンジニアとしての基本的なスキル
金融系SEもシステムエンジニアの職種の1つのため、最低限のシステムエンジニアとしての基本的な知識やスキルは必要です。たとえば、プログラミング技術やLinuxやWindowsなどのOSを扱える技術があると基本的な業務をおこなうことができるでしょう。またExcelやWordなどの知識やスキルも必要です。金融系SEは業務で事務処理システムの開発に携わる場合が比較的多いので、書類作成などの知見を深めておくと業務をおこなう際に役立つでしょう。

2.臨機応変に対応できるスキル
これまでにも説明しましたが、金融業界は変化が大きい業界の1つです。またシステムトラブルが発生すると、日本だけではなく世界中の多くの方々にも影響する可能性のあるシステムを扱っていることが多く、正確さや几帳面さが求められます。金融業界を支えている金融系SEは、世の中の変化や突発的なトラブルなどに臨機応変に対応できるスキルや柔軟性を兼ね備えている必要があるといえるでしょう。

3.コミュニケーションスキル
コミュニケーションスキルは金融系SEの場合でも欠かせません。金融系SEはクライアントやチームメンバーなど、人と関わる機会は多いです。コミュニケーションスキルがあることによって、クライアントとシステム開発の企画をする段階や、トラブルが発生した際にスムーズに業務をおこなうことができるでしょう。プロジェクトマネージャーという職種もあるように、エンジニアとしての技術だけではなく、システムエンジニアにはコミュニケーションスキルも求められます。コミュニケーションスキルがある人材は業界を問わず必要とされるため、市場価値の高い存在ともなることができるでしょう。

金融系SEは「やりがい」や「責任」が感じられる魅力的な仕事!

これまでに金融系SEの詳細や仕事内容、将来性、必要なスキルについて紹介しました。金融系SEとは銀行会社や保険会社、証券会社などの金融関連のクライアントに対して、システム開発をおこなう職種です。金融システムは今後も多くの場面で必要とされると予想されているため、金融系SEの需要や将来性は非常に高いといえます。今後の金融系SEには、常にアンテナを張り巡らし、新しい知識やスキルを学び続ける姿勢が求められます。

金融系SEは「キツイ」「ツライ」といわれるような場面も多々ありますが、金融系SEのおかげで金融システムは正常に稼働しており、社会が不便なく成り立っている1つの要因となっています。そのため、自分が社会の役に立っているという「やりがい」や「責任感」を感じたい人におすすめな職種といえるでしょう。

この記事をシェア
アンドエンジニアの公式LINEができました! ピッタリの記事や役立つ情報が届きます!