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ITエンジニアに求められるスキルとは?職種ごとにおすすめの資格も解説!
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ITエンジニアに求められるスキルとは?職種ごとにおすすめの資格も解説!

アンドエンジニア編集部
2023.02.07
この記事でわかること
ITエンジニアは未経験からでも比較的転職しやすい職業
ITエンジニアは分野ごとの業務と求められる専門知識が分かる
ITエンジニアの職種ごとに必要なスキルやおすすめの資格が分かる

ITエンジニアに求められるスキルとは

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当記事をご覧になっている読者の方の中には、全くの未経験からITエンジニアへの転職を検討されていて、必要となるスキルを身に着けようとしているけれど何から手をつければよいのか迷っているという方も多いのではないでしょうか。

日本では、IT分野の需要の高まりとは裏腹に少子化やIT教育の遅れなどの影響でIT人材の不足が問題視されており、2020年から小学校でプログラミングが必修科目に組み込まれるなど、国家主導で課題解決に乗り出しています。

特に需要が高まっているのが近年急速に発展を遂げている「ロボット」「人工知能」「ビッグデータ」「IoT」などの最先端分野で、非常に高いレベルの専門知識やスキルを求められるため、現役エンジニアの中でもこれらの最先端分野に精通している人材の数はまだ多くありません。

また、技術の需要が高まっているだけではなく、新型感染症の蔓延を機にリモートワークの普及が急速に進み、パソコンさえあれば働く場所を選ばないという点でもITエンジニアという働き方に注目が集まっています。

ITエンジニアの人気を裏付けるように、転職サイトでもIT分野の人材と企業のマッチングに特化したサービスを展開している企業も増えています。

しかし、一口にITエンジニアといってもプログラマーやシステムエンジニアなど、分野によって呼び方だけでなく求められる知識や技術も千差万別で、ほとんど別の職種と言っても良いくらいの違いがあります。

ITエンジニアになるためには、まずは情報収集をして、自分がIT業界の中でどのようなポジションでどのような仕事をしたいのか、求められるスキルな何があるのか、具体的にイメージするところから始めると迷いや不安を減らすことができるでしょう。

ITエンジニア転職のメリット・デメリットと気を付けるべきこと
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ITエンジニアの職種と求められるスキルやおすすめの資格

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ITエンジニアにはどのような職種があり、それぞれどのようなスキルを求められるのでしょうか。また、転職時にスキルをアピールできる資格はどのようなものがあるのでしょうか。未経験からでも目指しやすい職種に絞って、いくつか例を挙げて解説していきます。

プログラマー

ITエンジニアと聞いて1番先に思い浮かべるのは、プログラマーではないでしょうか。その名の通り、プログラミング言語を用いてアプリケーションやソフトウェアを開発する職種です。

プログラミングのスキルを証明できれば未経験でも評価されやすいですが、プログラミング言語ごとに得意な分野や収入の相場が異なるため、言語の選択も重要です。

おすすめする資格としては、専門としたいプログラミング言語のベンダー資格を中心に取得しておくと評価に繋がります。例えば、機械学習などの分野に進みたい場合に有効なPythonには、Python 3 エンジニア認定基礎試験があります。

【参考】:PSF公式-Python 3 エンジニア認定基礎試験

未経験からプログラマーになれる?転職方法や文系でもなれるのか解説
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システムエンジニア

システムの設計・開発・テストを手掛ける職種で、SEと略されることが多いです。一口にシステムエンジニアといっても業務内容は運用などの下流工程から企画などの上流工程に至るまで多岐に渡っており、求められるスキルも工程によって異なります。

未経験からの場合、システム運用やテストなどの下流工程を担当することが多く、一般的なPCスキルに加えてオフィスツールや簡単なコマンドラインの知識が求められます。

おすすめする資格としては、幅広いIT関連の知識を習得していることを証明できるITパスポートや、上位試験である基本情報技術者試験などの取得を目指すことをおすすめします。

【参考】:ITパスポート試験 【参考】:基本情報技術者試験(FE)

ITパスポート試験の合格率は?受験者層や難易度なども解説!
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インフラエンジニア(サーバーエンジニア / ネットワークエンジニア)

企業のITシステムの基盤となるサーバやネットワークなどの設計や構築を担当する職種です。ネットワーク機器やケーブルを用いて社内ネットワークを構築したり、サーバやストレージなどの機器の初期設定や設定変更を行ったりといった工事作業者のような側面もあります。

インフラエンジニアが業務で扱うOSはLinuxが多いため、LPICやLinuCなどのLinuxOS関連の資格もしくは、CCNAなどのネットワークの専門資格の取得を目指すことをおすすめします。

【参考】:LPIC 【参考】:LinuC 【参考】:CCNA

LinuCとは?LPICとの違い・難易度・試験日・勉強方法を解説
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未経験からITエンジニアを目指すには

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ITエンジニアは学歴や職歴を必須条件として設けていない求人が少なくないため、初歩的な技術を身に付ければ未経験からでも比較的転職しやすい職種だと言えます。しかし、一方で最低限のメディアリテラシーや協調性、自ら能動的に学んで行動しようとするセルフスターターな性質などを強く求められる傾向があります。

ITエンジニアのそれぞれの職種のイメージを掴んだり、自分の適正を知ったりするためには転職エージェントに相談してみるのが有効です。

ITエンジニアの年収について

ITエンジニアの年収は職種によって異なります。例えばプログラマーの場合は「マイナビエージェント 職種図鑑」での平均年収は344万円(※2023年1月執筆時点)、経済産業省2017年発表の「IT関連産業の給与等に関する実態調査結果」から近い職種のエンジニア/プログラマを参考にすると、平均年収592万円と分かりました。

国税庁2020年発表の「民間給与実態統計調査」における民間企業平均年収は433万円なので、プログラマーは一般平均年収よりも、やや低めであることが分かります。未経験からでも目指せるプログラマー以外の「マイナビエージェント 職種図鑑」での平均年収は以下の通りです。

■システムエンジニア:431万円 ■サーバーエンジニア:429万円 ■ネットワークエンジニア:380万円

いずれも民間企業の平均年収から比べるとやや低めですが、未経験からでも比較的目指しやすい職種であることや、技術力の証明となる資格を取得することで年収アップを期待しやすい側面があります。資格取得の支援制度や研修制度の充実している企業に就職できれば、平均年収を上回ることも難しくありません。

【参考】:マイナビエージェント 職種図鑑 -プログラマー 【参考】:マイナビエージェント 職種図鑑 -システムエンジニア 【参考】:マイナビエージェント 職種図鑑 -サーバーエンジニア 【参考】:マイナビエージェント 職種図鑑 -ネットワークエンジニア ※上記4件とも【平均年収 調査対象者】2020年1月~2020年12月末までの間にマイナビエージェントサービスにご登録頂いた方

【参考】:IT関連産業における給与水準の実態① ~ 職種別(P7) 【参考】:民間給与実態統計調査-国税庁

ITエンジニアの難しさ

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ITエンジニアは決して楽な仕事というわけではありません。IT技術を取り巻く環境は常に変化し続けていて、それに対応することを求められます。

一般的なPCスキルだけでは足りない

ITエンジニアには、プログラマーならプログラミング、システムエンジニアやインフラエンジニアならネットワークやITインフラの知識や技術が求められるため、一般的なPCスキル以上の知識や技術を求められます。

IT分野以外の知識も求められる

ITエンジニアが扱うのはIT分野の知識や技術だけではありません。ITはあらゆる分野で必要とされているため、例えば大手通信キャリアのシステム開発に関わる場合にはモバイル通信の専門知識が必要になったり、医療機関のシステムに関わる場合には医療関係の知識を覚えなければならなくなったりします。

最先端の技術を学び続ける必要がある

IT技術は日進月歩であり、日々新しい技術が発表され、普及が進んでいます。最前線で活躍するためには現状に満足せず、最先端の技術に対するアンテナを張って学び続ける必要があります。

ITエンジニアのやりがい

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確かに、ITエンジニアは常に高いレベルの知識や技術を求められるなど大変な仕事ですが、それに見合うやりがいのある仕事です。

他業種と比べてキャリアパスが明確

ITエンジニアは他業種と比べてキャリアパスが明確で、昇給や昇格を目指しやすい特徴があります。例えば、システムエンジニアを例にすると、運用やテストなどの下流工程からスタートして、経験を積んだら設計を担当し、最終的には企画のような最上流工程を担当するといったように、下流から上流への流れがあります。

職種ごとのキャリアパスを深く知りたい場合は、IT業界の全体像を把握している転職エージェントへの相談が有効です。

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IT技術は日常生活にも役立つ

PCスキルやプログラミング技術など、ITエンジニアとして培ったスキルは生活レベルでも活用できるものが多くあります。ITが苦手な人から頼りにされることも多くなるでしょう。

例えば、ITエンジニアは課題を解決するために必要な知識を調べる手段としてWeb検索を活用する機会が非常に多く、欲しい情報に素早くアクセスするための検索力が磨かれます。

また、アプリケーションやソフトウェアで発生しているエラーを出力されているメッセージなどから判断して原因の見当をつけ、適切な対処ができるようになります。

身につけたスキルは副業にも活かせる

クラウドソーシングなどではプログラミング技術を中心に、ITスキルを求める募集が少なくありません。本業の中で副業で収入を得る技術を身に着けられるという点は、ITエンジニアのメリットと言えるでしょう。

ITエンジニアを目指すには、職種と求められるスキルについて理解する必要がある

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本記事では、ITエンジニアに求められるスキルについて解説しました。ITエンジニアとして求められるスキルは分野によって異なるため、様々な職種を知った上でイメージを明確化することが大事です

イメージが明確になったら、必要となるスキルを学んだり資格を取得したりといったスキルアップに取り組み、転職先となる企業を選びます。

IT業界未経験からでも応募できる求人の中で、資格取得支援制度や研修制度などが充実している企業を選択して応募すると良いでしょう。未経験採用を実施している企業を探すのであれば、転職エージェントを利用するのもおすすめです。

IT業界未経験の方は、自分がITエンジニアのどの職種に適正があるのか、客観的に判断することが難しいでしょう。転職エージェントは多くの求職者と企業とをマッチングしてきた経験から、相談者の特性や志向を分析して最適な企業や案件を探す手助けをしてくれます。

そこで利用を推奨するのがマイナビIT エージェントです。 

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未経験からのキャリアチェンジは心身ともに本当に大変だと思います。少しでもご自身の負担を減らすべく、エージェントサービスを活用して、失敗のない転職活動に臨んでいただければ幸いです。

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