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AWS Certified – AWS認定プログラムの概要と試験区分を解説!
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AWS Certified – AWS認定プログラムの概要と試験区分を解説!

アンドエンジニア編集部
2022.07.13
この記事でわかること
AWS認定は、クラウドサービス事業者であるAWSの公式認定プログラムです
難易度は、FOUNDATIONAL・ASSOCIATE・PROFESSIONALとSPECIALTYに分類されます
認定取得により、自身のスキルレベルを対外的に証明できキャリアアップの可能性が高まります

AWS認定(AWS Certified)

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AWSでは自社AWSクラウドサービスの公式資格として、AWS認定プログラムを提供しています。AWS認定プログラムは、AWSクラウドサービスの関連スキルを認定するものです。AWS認定は、役割や専門分野に応じて設定した試験区分を設定しています。AWS認定を取得するためには、該当する試験に合格する必要があります。 【参考】:AWS AWS認定

AWSとは

AWSは最大のユーザ数を誇るクラウドサービスで、Amazon Web Services社により提供されています。世界の地理上の区分をリージョンとしてカバーし、サービス提供しています。提供サービスの種類も200以上となり、主要業務をカバーすることができます。このため実績も多く、一般利用から企業用途、あるいは公的機関のサービス利用も進んでいます。 【参考】:AWS によるクラウドコンピューティング

AWSで何ができるのか?AWSの概要や強みについても解説

認定資格の取得メリット

認定取得のメリットは、自らの能力・スキルを客観的に証明できることです。AWSはクラウドサービス事業者最大手ですので、AWSの公式資格取得者としてお墨付きが得られます。

認定取得によりクラウド運用の設計や開発の機会が増え、社内で人材育成を牽引するリーダーとしての活躍が期待できます。クラウドサービスの専門家としてプロジェクトを推進する機会も期待できるでしょう。もちろん、対外的なアピールも可能となります。

同様に認定取得の学習を通じて得られた専門知識と経験は実業務で活用できますし、AWSクラウドサービスの操作や実践も期待できます。認定技術者専用のグローバルコミュニティや試験割引サービス、ノベルティ販売等を利用することも可能となります。 【参考】:AWS 認定を受ける利点

AWS資格の難易度が異次元?出題範囲や初心者におすすめ試験も解説

資格取得が意味ないと言われる理由

実際の能力は経験がものを言い、資格取得は意味ない、という人もいます。その背景には、AWS認定のようなベンダー資格はあくまでも民間資格に過ぎず、取得が必須というわけでないことが挙げられます。一部の国家資格や公的資格では業務独占資格や名称独占資格がありますが、そういう制限があるわけではありません。

特にベンダー資格には、有効期間が設定されており、取得費用や資格更新の費用が比較的高額であることも影響しています。一般的にベンダー資格は、試験情報が開示されておらず透明性に欠けるという指摘もあります。試験対策で合格しても、必ずしも実務能力と一致しないことも見られます。

AWS認定試験を11種類解説!AWS認定資格に挑戦するメリット

資格取得のメリットとデメリットを比べると

資格取得者は試験に合格するために、計画を立てて勉強し能力を向上させています。そのため、計画性が高く、実行能力に長けているという見方ができます。

そのため、取得が意味ないという懸念のお持ちの場合でも、認定取得に向けた努力は評価されますし、対外的にも認知度向上のメリットが上回ると考えます。特にAWSは、最大のクラウドサービス事業者ですので実力を発揮する場面が多く、活躍の場を広げてキャリアアップする際にも有効でしょう

AWS認定の役割

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AWS認定では、職種と役割についてAWSクラウドサービスのロールに適合するように設定しています。具体的には、クラウドプラクティショナー(実践利用者)・アーキテクト(設計者)・デベロッパー(開発者)・運用(運用管理者)のように想定し、分類しています

AWS認定の想定スキルと難易度

AWS認定の難易度は、FOUNDATIONAL・ASSOCIATE・PROFESSIONALレベル認定の3段階、および専門分野に対応するSPECIALTYに分類しています。AWS認定では、この3段階のレベルに応じて、職種別に試験を設定しています。想定スキルの詳細は、後ほど解説していきます。

試験の更新や新しい認定

AWSでは、実状に応じて定期的に試験内容を見直し更新しています。また新しい認定を追加することもあります。直近の予定では、「AWS Certified Solutions Architect - Associate」が2022年8月30日より新しいバージョンで試験が実施されると予告されています。今後の予定は以下のリンクをご確認ください。 【参考】:近日公開の AWS 認定

AWSの試験申し込み

AWS認定試験は18歳以上であればどなたでも受験できます。試験の受験計画に従いトレーニングを受講した方はもちろんのこと、受験を希望する方はすぐに申し込みが可能です。試験のスケジュールは以下のサイトに掲載されています。 【参考】:AWS 試験のスケジュールを立てる

FOUNDATIONALレベルのAWS認定

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FOUNDATIONALレベルでは、AWSクラウドのコアサービスが説明できることを基準としています。およそ6ヶ月程度の基本操作経験者を対象としており、業界基礎知識が求められます。基礎レベルのため、難易度は低めです。FOUNDATIONALに該当するAWS認定は、以降で解説します。

AWS Certified Cloud Practitioner

AWS 認定 クラウド プラクティショナーは、利用者レベルの資格でAWSクラウド基礎知識が評価されます。受験費用は100USドルで、試験時間は90分です。試験のスコアは、1,000点中700点で合格となります。 【参考】:AWS Certified Cloud Practitioner

ASSOCIATEレベルのAWS認定

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ASSOCIATEレベルは、およそ1年程度の経験者を対象としており、問題解決能力と実施経験がある方を想定しています。AWSを使用したシステムやアプリケーションの構築ならびにデプロイする知識があることを基準としており、難易度は中程度です。ASSOCIATEに該当するAWS認定は、以降で解説していきます。

AWS Certified Solutions Architect – Associate

AWS 認定 ソリューションアーキテクト – アソシエイトは、ソリューション設計を担当する技術者を想定しています。受験費用は150USドルで、試験時間は130分です。試験のスコアは、1,000点中720点で合格となります。 【参考】:AWS Certified Solutions Architect – Associate

AWS Certified Developer – Associate

AWS 認定 デベロッパー – アソシエイトは、クラウドのアプリ開発者を想定しています。受験費用は150USドルで、試験時間は130分です。試験のスコアは、1,000点中720点で合格となります。 【参考】:AWS Certified Developer - Associate

AWS Certified SysOps Administrator – Associate

AWS 認定 SysOpsアドミニストレータ – アソシエイトは、クラウド運用管理者を想定しています。受験費用は150USドルで、試験時間は180分です。出題に、試験ラボの回答形式が含まれます。試験のスコアは、1,000点中720点で合格となります。 【参考】:AWS Certified SysOps Administrator - Associate

PROFESSIONALレベルのAWS認定

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PROFESSIONALレベルでは、2年程度のソリューションの設計・運用・トラブルシューティング経験者を対象としています。AWSサービス全般について最新サービスをカバーした設計を行う知識を基準としているため、難易度は高めです。PROFESSIONALに該当するAWS認定は、以降で解説していきます。

AWS Certified Solutions Architect – Professional

AWS 認定 ソリューションアーキテクト – プロフェッショナルは、クラウドソリューション設計の上級技術者を想定しています。受験費用は300USドルで、試験時間は180分です。試験のスコアは、1,000点中750点で合格となります。 【参考】:AWS Certified Solutions Architect - Professional

AWS Certified DevOps Engineer – Professional

AWS 認定 DevOpsエンジニア – プロフェッショナルは、クラウドのソリューション開発と運用の上級技術者を想定しています。受験費用は300USドルで、試験時間は180分です。試験のスコアは、1,000点中750点で合格となります。 【参考】:AWS Certified DevOps Engineer - Professional

SPECIALTYレベルのAWS認定

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SPECIALTY認定では、特定の領域に特化した専門家向けの認定です。個々の区分ごとに高い専門性が求められます。難易度はPROFESSIONAL認定と同様に、高めの設定です。SPECIALTYに該当するAWS認定は、以降で解説していきます。

AWS Certified Advanced Networking – Specialty

AWS 認定 高度なネットワーキング – 専門知識は、クラウドサービスのネットワーク設計の専門性を評価します。受験費用は300USドルで、試験時間は170分です。試験のスコアは、1,000点中750点で合格となります。 【参考】:AWS Certified Advanced Networking - Specialty

AWS Certified Data Analytics – Specialty

AWS 認定 データアナリティクス – 専門知識は、データレイクと分析の専門性を評価します。受験費用は300USドルで、試験時間は180分です。試験のスコアは、1,000点中750点で合格となります。 【参考】:AWS Certified Data Analytics - Specialty

AWS Certified Database – Specialty

AWS 認定 データベース – 専門知識は、AWSデータベースソリューションの専門性を評価します。受験費用は300USドルで、試験時間は180分です。試験のスコアは、1,000点中750点で合格となります。 【参考】:AWS Certified Database - Specialty

AWS Certified Machine Learning – Specialty

AWS 認定 機械学習 – 専門知識は、機械学習モデルの構築・トレーニング・チューニング・デプロイの専門性を評価します。受験費用は300USドルで、試験時間は180分です。試験のスコアは、1,000点中750点で合格となります。 【参考】:AWS Certified Machine Learning – Specialty

AWS Certified Security – Specialty

AWS 認定 セキュリティ – 専門知識は、データやワークロードのセキュリティ知識の専門性を評価します。受験費用は300USドルで、試験時間は170分です。試験のスコアは、1,000点中750点で合格となります。 【参考】:AWS Certified Security - Specialty

AWS Certified: SAP on AWS – Specialty

AWS 認定 SAP on AWS - 専門知識は、SAP ワークロードの最適化を評価します。受験費用は300USドルで、試験時間は170分です。試験のスコアは、1,000点中750点で合格となります。 【参考】:AWS Certified: SAP on AWS - Specialty

AWS認定を取得し、自身の価値を高めましょう

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AWSはクラウドサービスの最大の事業者です。AWSのサービスを有効活用するためには、クラウドのAWSの知見と実績が求められます。その裏付けとなるAWS認定は、市場に認知されており自身の能力を証明することができます。自身のキャリアアップのためにも有効活用をおすすめします。

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